こんなにたくさん!takeの用法の総まとめ!例文を確認して使いこなそう!

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takeのさまざまな用法

中学英語で習う基本動詞”take”には、実はさまざまな用法があることをご存知ですか?

「物をとる」「写真を撮る」といった代表的な”take”の用法以外にも、日常生活のあらゆる動作を”take”を使って表現することができます。

今回の記事では、そんな便利な動詞”take”の用法についてまとめました。例文を用いながら使い方について詳しく解説していくので、ぜひ英語学習の参考にしてみてくださいね。

連れていく

“Take”には「連れて行く」という意味があります。

”take+(人・物)+ to +(場所)”で表すことができ、あらゆるシーンで使うことができる便利なフレーズです。

I'll take her to a new restaurant tonight.

彼女を今夜新しいレストランに連れて行くんだ。

Can you take me to the station?

駅まで連れて行ってくれない?

I took his dog for a walk this morning.

午前中に彼の犬を散歩に連れて行った。

We have to take him to the doctor.

僕たちは彼を医者に連れていかなければいけない。

時間をかける

次に、”take”には「時間をかける」という意味もあります。

“take+(時間)”で、どのくらい時間がかかるかを表現できます。

It’ll take some time.

少し時間がかかる

Fried chicken will take about 20 minutes.

フライドチキンは20分ほどかかります。

It won’t take long. I’ll be back in 15 minutes.

長くはかからないよ。15分後には戻ってくるね。

It’ll take a while. Go ahead and I’ll catch up.

少し時間がかかりそう。後で追いつくから、先に行ってて。

It takes about 30 minutes by car from ABC station.

ABC駅から車で30分かかります。

また、「〜するのに時間がかかる」と動作と合わせて伝えたい時は、“It takes time to〜”で表現することができます。”to”の後には動作・行動を指す動詞の原形がきます。

It takes time to go to the office.

会社まで時間がかかるんだよね。

It took time to figure out a solution.

解決策を考えるのに時間がかかりました。

It takes time to succeed, be patient.

成功には時間がかかる。我慢強くあれ。

It takes time to lose weight.

減量には時間がかかります。

「30分かかった」など、具体的にどのくらい時間がかかったかを伝えたい時は、”It takes +(かかった時間)+ to”で表すことができます。

また、「誰が〜するのに時間がかかった」と言いたい時は、”It takes +(人)+(時間)+ to”で表現します。

It took me 3 hours to finish it. I’m exhausted!

それを終わらすのに3時間もかかったんだ。すごく疲れた!

How long did it take you to arrive there?

そこに着くまでどれくらいかかったの?

It took Mike 2 weeks to prepare the presentation.

マイクはそのプレゼンテーションの準備に2週間かけた。

It’ll take me more than 3 days to check those documents.

その書類をチェックするのに3日以上はかかるだろう。

案内する

“take +(人)+ around”で、「連れて回る・案内する」という意味で使うことができます。

I’ll take you around Kyoto.

京都を案内するよ。

I’d like to take you around my city. You’ll like it.

私の街を案内したいです。きっと気に入りますよ。

He took me around NY.

彼がニューヨークを案内してくれました。

Can you take me around Tokyo?

東京を案内してくれないかな?

”show +(人)+ around 〜”も「案内する」を意味する類似表現です。

I’ll show you around the school.

校内を案内するよ。

I’m going to show her around Kyoto this weekend.

今週末、彼女に京都を案内する予定だよ。

Could you show me around the office?

オフィスを案内してもらえますか?

似ている

「似ている」と表現する時に使えるフレーズが、”take after”です。

「彼女は母親似だ」など、子供が親や親戚などの年上の血縁者に似ていると表現したい時に使うことができます。

He takes after his grandfather.

彼は祖父に似ている。

You take after your mother.

あなたはお母さんに似ているね。

I take after my dad.

私は父親似です。

”take after”は子供が親や親戚などに似ている時に使える表現のため、「彼は友達のマイクに似ている」など家族以外に使うことはできないので注意しましょう。

また、子供が親や年上の親戚に似ているなど、上の年代の血縁者に似ていることを表すため、「(母親が)娘にそっくり」や「兄弟が似ている」という使い方はできません。

「兄弟がそっくり」「芸能人に似ている」と言いたい時は、以下のような表現ができます。

look alike

顔や外見などが似ていると言いたい時は、”look alike”を使って表現できます。

He and his brother really look alike.

彼と彼の弟はとても似ている。

You guys look alike.

君たちは似ているね。

My sister and I look alike. I’m sometimes mistaken for her.

姉と私はそっくりで、たまに姉と間違えられます。

また、”look like ◯◯”で、「◯◯に似ている」と表現することもできます。

You look like your brother.

君はお兄さんに似ているね。

She looks like a famous actress.

彼女は有名な女優に似ています。

People often tell me I look like my older sister.

姉に似ているとよく言われます。

Mike doesn’t look like his brother.

マイクはお兄さんと似ていない。

similar

”similar”「似ている」を表す形容詞です。「見た目が似ている」と言いたい時は、”look similar”と表現します。

見た目の他にも性格や趣味、好みが似ていると言いたい時にも使うことができ、その場合は”have similar ◯◯”と表現します。

They look similar.

彼らは似ている。

They have similar characters.

彼らは性格が似ている。

We have similar tastes in music.

僕たちは音楽の趣味が似ている。

Ayaka and I have similar tastes in food.

アヤカと私は食の好みが似ている。

起こる、開催される

“take place”で、イベントや会議が「起こる・開催される」と表現することができます。

あらかじめ企画・計画されていたことが行われるという意味で使われるのが一般的ですが、事故や事件が起こる時にも使うことができます。

The tournament will take place on Saturday.

そのトーナメントは土曜日に開催される。

The 2024 Summer Olympics will take place from 26 July to 11 August.

2024年夏季オリンピックは、7月26日から8月11日の間開催される予定です。

Where is the event going to take place?

そのイベントはどこで開催されますか?

The wedding will take place next weekend.

結婚式は来週末に行われる。

好きになる、はまる

“take to ◯◯”で、「◯◯を好きになる」という意味を持ちます。

◯◯の部分には、「you / him / her」と人を指す代名詞がくる他、「サッカー観戦」「本」など物や事を表す名詞をいれることができます。

He has taken to you.

彼はあなたのことを好きになっているよ。

She has taken to the video game.

彼女はあのゲームにハマってるんだ。

I’ve taken to my job.

自分の仕事を好きになってきたよ。

He took to basketball once he saw the game.

彼はそのゲームを観て、バスケットボールが好きになった。

takeの用法 まとめ

いかがでしたか?今回は「take」の用法について解説をしました。

【takeの用法 まとめ】

・連れていく

・時間をかける

・案内する

・似ている

・起こる、開催される

・好きになる、はまる

今回紹介したように、基本の単語”take”にはたくさんの用法があり、日常会話で幅広く使用されています。

このような「動詞+前置詞(もしくは副詞)」で作られる句動詞を覚えることで、会話の幅を一気に広げることができます。ぜひ今回紹介した”take”の使い方を覚えて、英会話に活かしてみてくださいね!

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