煮る・焼くは英語で?料理に使う英語表現を覚えよう!

煮る・焼くは英語で?料理に使う英語表現を覚えよう!

料理をする人は、海外の料理を作ってみたいと思うこともあるでしょう。海外の料理の本格的なレシピは、英語で書かれていることも多いはず。そんな時に、レシピをすらすら読めると良いですよね。

また、外国人のお友達と料理を作るときも、料理に関する英語がわかればお互い説明がしやすいはずです。自分で料理をしない人も、料理に関する英語表現がわかれば料理好きの友達の話が理解できるようになるでしょう。

そこで今回は、料理に使う英語表現をご紹介します。こちらを参考にして、ぜひ料理に使う英語表現をマスターしてくださいね。

調理器具を表す英語表現

料理をするときは包丁や鍋など、あらゆる調理器具を使います。まずは、そんな調理器具を表す英単語を集めてみました。

•調理器具:cooking tool

•台所用品:kichenware

•包丁:kitchen knife

•ピーラー:peeler

•スライサー:slicer

•泡立て器:whisk

•計量カップ:measuring cup/graduated cup

•まな板:cutting board/chopping board

•フライパン:frying pan/skillet

•深鍋:pot

•浅鍋:pan

•中華鍋:wok/Chinese pan

•圧力鍋:pressure cooker

•フライ返し:turner

•菜箸:kitchen chopsticks

•おたま:ladle

•へら:spatula

•しゃもじ:rice scoop

•コンロ:cooking stove/cook-top

•オーブン:oven

•電子レンジ:microwave

•炊飯器:rice cooker

•調理台:cooking table/kitchen counter

台所周りにある用具・用品などは他にもありますが、ひとまずこれくらい知っていればレシピを読むのには困らないでしょう。

意外と英語がそのままカタカナで日本語になっているものや、単純な名前のものが多く、覚えやすいですよね。

調味料を表す英語表現

料理をするときに必ず使うことになる調味料。こちらも一通り覚えておくと、料理に関する会話がしやすくなりますし、レシピも読みやすいでしょう。

こちらも料理によく使う調味料の英単語をリスト化しました。自分が使いそうなものから覚えていってくださいね。

•調味料:seasoning/condiment

•香辛料:spice

•塩:salt

•胡椒:pepper

•砂糖:sugar

•醤油:soy sauce/soya sauce

•酢:vinegar

•味噌:miso/soybean paste

•だし:stock

•ナンプラー:fish sauce

•ハーブ:herb

•バジル:basil

•ナツメグ:nutmeg

•オレガノ:oregano

•ケチャップ:ketchup

•マヨネーズ:mayonaise

•ウスターソース:Worcestershire sauce

•タルタルソース:tartar sauce

•ドレッシング:dressing

日本人が日常的に使いそうな調味料というと、このくらいでしょうか。まだまだ日常的に使う調味料はあるでしょうけれど、ひとまずこの位知っておけば、スムーズに料理に関する話ができるはずです。

「調味料」はseasoning?condiment?

上記のリストのとおり、「調味料」を表す英単語は2種類あります。これは、どちらを使っても良いというわけではなく、どの調味料なら「seasoning」で、どの調味料が「condiment」なのかというのが、なんとなく決まっています。

「seasoning」で表すことができる調味料は、調理中に使う塩や胡椒などです。それがなければ、料理の味が決まらない調味料だと考えるとわかるでしょうか。ですから、醤油や味噌もseasoningの仲間になります。

「condiment」は逆に調理後に、自分好みに味をプラスするためにかけるソース系のものです。ケチャップやマヨネーズは、condimentの代表格。わさびやマスタードなどもそうですね。

とは言え、ケチャップやマヨネーズが調理中に調味料として使われることもあるでしょうし、そこまでハッキリ区別されているものでもありません。迷ったら「調味料」はseasoningとしておくか、それぞれの調味料の固有名詞を使うと良いでしょう。

調理方法・行程を表す英語表現

調理器具や調味料だけ理解できても、調理方法が理解できなければ料理は仕上がりません。調理方法・行程を説明するときに使う英語表現も覚えておくことが大事です。

ここからは、調理方法・工程に関する英語表現もご紹介していきます。

切る動作の英語表現

まずは包丁で何かを切るときのことを表す英単語をまとめてご紹介します。

•切る:cut

•薄切りする:slice

•刻む(粗みじん切り):chop

•細かくみじん切りする:mince

日本語でも「この人参切っておいて」と言われて「薄切り?みじん切り?」なんて聞くことがありますよね。英語でも、切り方に関する細かい表現があります。

ですから、「cut」だけではなく、薄切り・みじん切りくらいの英表現は覚えておくと便利です。

調理において大事な動作なので、会話例文も作ってみました。

(例文)

A: Can you cut these carrots please?

B: Sure, but how? Slice or chop?

A: Could you mince them?

(和訳)

A: この人参を切ってもらえますか?

B: もちろん。でもどうやって?スライス?粗みじん切り?

A: 細かいみじんぎりにしてもらえる?

混ぜたり漬けたりする英語表現

切る以外にも、料理をするときには混ぜたり和えたりさまざまな工程があります。こちらについても、いくつか単語を覚えておきましょう。

•混ぜる:stir

•かき混ぜる:beat

•おろす:grate

•すりつぶす:mash

•漬け込む:marinate

単純に材料をなじませるために混ぜるなら「stir」、泡立て器などでかき混ぜるなら「beat」となります。

mashやmarinateは日本語でも使う言葉(マッシュ・マリネ)に似ているので、覚えやすいでしょう。

焼いたり揚げたりする英語表現

焼いたり揚げたりするのは、調理の基本。種類もたくさんあるので、微妙な違いとともに覚えておきましょう。

•炒める:stir fry

•揚げる(揚げ焼き程度):fry

•揚げる(しっかり揚げる):deep fry

•オーブンで焼く:roast

•フライパン・網などで焼く:grill

ステーキをじゅうじゅう焼くなら「grill」、野菜炒めは「stir fry」、天ぷらの場合は「deep fry」、揚げ焼きくらいの軽めな感じなら「fry」、オーブンを使って焼くなら「roast」というようにイメージすれば、覚えやすいのではないでしょうか。

煮る・茹でる動作の英語表現

焼いたり揚げたりも基本的な調理の工程ですが、煮たり茹でたりすることもよくありますよね。

煮る・茹でるについても、ニュアンス別にご紹介します。

•煮込む:stew

•弱火で煮る:simmer

•茹でる:boil

•弱火で茹でる:poach

ぐつぐつ煮るなら「stew」で静かにことこと煮るなら「simmer」というイメージです。

茹でるはほとんどの場合「boil」を使いますが、ぼこぼこと沸騰させずに弱火で茹でるなら「poach」。ポーチドエッグのポーチなので、イメージしやすいでしょう。

料理に関する英語表現まとめ

料理に関係する英語表現は、まだまだあります。今回ご紹介したものを覚えたら、今度は自分がよく使う調味料や調理器具についても、英語でなんというのかを調べてみましょう。

特に料理が好きな人は、ネイティブキャンプのレッスンでも料理の話をしてみてはいかがでしょうか。使いながら英語表現を覚えられますから、良い練習になるでしょう。


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