おうち時間が増えたことで、スキルを伸ばそうと新たな勉強を始めた人も多いのではないでしょうか。
そんな方々の中にも、英語学習を始めたという方も多いかもしれませんが進捗はいかがですか?自分の英語力や英会話は、上達していますでしょうか。特に語学スキルに関しては、苦手意識が強いとなかなか会得できない・自分の語学スキルが伸びていないと感じることが多いのです。
新しいスキルや勉強を始める前に、どうして伸びないのかという原因や伸びない人の共通点を知っておくことで、いざ始める際に役立つことも多いのでぜひ参考にしてみてください。
英語力が伸びない……原因や共通点は?
英語力が伸びない原因や共通点を紹介していきます。
英語を勉強していて、自分の英語力を伸ばすためにどうすればいいか分からなかったとき、英語が伸びる人の共通点などはよく紹介されていますが反対に英語が伸びない人についてを述べているものは少ないです。
伸び悩んだとき、改めて自分の勉強法や英語の発音などを含めた英語学習法に着目してみると、意外と抜け穴や間違っている方法などが見えてくる可能性があります。
知識を増やすことで停滞期や英語勉強法の改善点が見えてくるかもしれません。その意外な着目点や抜け穴を見つけるためにも、伸び悩んだときや停滞するときに備えて伸びない原因や共通点を知っておくといいでしょう。
英語が伸びない原因6個!
どうしても集中できない時や伸び悩むときは来るものです。そんな時に改めて振り返ってほしい原因をご紹介しています。
どれかに当てはまったら、一旦立ち止まってみましょう。
継続できていない
何事もそうですが、継続することは最低限必要なことです。
英会話スクールに通っている、独学で勉強している‥英語勉強法に関係なく継続できているでしょうか?語学は、特に継続が必要なスキルなのです。活用することで脳は覚えようとします。
さらに、ここでいう継続は毎日を指します。「続ける」という事がちゃんとできていますか?5分だけでも毎日続ける=継続するということができていないことが原因かもしれません。
短期間で成果を求めすぎている
何事もそうですが、短期間で全て会得しできるものではありません。
1の継続すると同じく長い期間を視野に入れて学習していくものですが、数カ月で分かるようになるだろうと思っている人がいればそれは間違いです。
英語を会得している人でも、日々勉強しています。自分の英語力の維持のため、さらなるスキルアップのため・・短期間ではなく長期的に少しずつ積み重ねていくことを覚えておきましょう。
さらに、成果を求めすぎているのも伸びない原因かもしれません。
勉強した分だけ成果が得られるという考えは捨てましょう!なにごとにも、停滞期があると思いますが英語を勉強していても同じようなことが起きます。
何も頭に入ってこない、集中できてない‥こうした停滞期が来ることでせっかく始めた学習を止めてしまう人が多いのです。英語力の伸びは勉強した時間に比例するという訳ではなく、少しずつ段階的な伸びになることを認識しておく必要があります。
目的が明確ではない
自分が英語を勉強することに対して、目標は掲げていますか?いわゆる、ゴールを決めているかどうかということです。資格のように試験に合格する!という目標を持つのと同じように、英語学習でも目標をしっかりと定めましょう。
英会話スクールに通っている場合は、あるレベルにまでクラスアップできるまで続ける。TOEICや英検などの試験の階級や点数を目標にする。といった、具体的なゴールを定められているかどうかもポイントです。
アウトプット不足になっている
英語力を上げるためには、インプットだけが重要ではありません。
得た知識やスキルは必ずアウトプットを行うようにしましょう。これができていないと、英語が伸びない原因にもなるのです。なぜかというと語学は、何度もアウトプットして反復させることで覚えていくことが、一番手っ取り早い学習法だからです。
アウトプット=使うことで、自分の知識も増えていき耳も英語に慣れていきます。
私たちも、ひらがなや漢字を覚える時はドリルを使って何度も何度も反復練習しましたよね。英語もそれと同じです。アウトプットする機会、作れていますか?
英語を勉強すれば、書く・聞ける・喋るができるようになると思っている
英語の勉強と一言にいっても、分野が3つに分かれていると思ってください。英語の勉強=書くことができるし、喋ることができるし、聞くこともできるではありません。
この3つを得るためには、それぞれの分野でしっかり勉強する必要があります。実際に、喋ることはできるけど書くことは苦手という方や聞くことはできるけど喋ることができないという方も実際多いのです。
ひと言に英語といっても、勉強する分野が分かれていることも知っておきましょう。
文法をしっかり勉強していない
最後は、文法です。継続もアウトプットも必要だけれど、それらを行うのにまず必要なのは文法です。
英語をスタートする時、まずは文法から勉強し始めるはずです。例えば、This is a pen/これはペンですという文章はどういう成り立ちでこの文章になっているのかを知って、英単語を配置する基準やルールという基礎を日本では中学英語で習います。
この文法が分かっていなければ、喋ることも書くこともままなりません。私たちが当たり前のように喋っている日本語も文法がありますので、海外の方で日本語を学ぶ際にはこの文法を当たり前のように学びます。
この文法があるからこそ、会話が成り立ち英会話として外国人の方とコミュニケーションが取れるのです。日本語と英語では文の配置がまるで逆なのですが、そこが語学を学ぶうえで面白い点ではないでしょうか。
英語を喋れたらいいなという憧れだけでは、会得することは難しい語学ですが英会話ができればとても素晴らしいコミュニケーションができます。
英語学習で伸び悩んだり停滞して集中力が切れたりして続かない方は、まず伸び悩んでいる原因を分析してみましょう。
英語を伸ばすのに必要なこととは
これまで、伸びない人の共通点や原因をご紹介してきました。では、気になるのは英語を伸ばすのに必要なこととはなんでしょうか。
ずばり、ご紹介してきた6つの原因の逆をすることが必要ということです。
2.短期間ではなく、長期間で成果を段階的に得ると考える
3.目的(ゴール)を具体的に決める
4.アウトプットを実践する
5.英語を分野別に捉え、分野ごとの学習をする
6.文法と基礎をしっかり勉強する
この6つは、英語学習以外でも必要なポイントだと思いますので覚えておくといいですよ!
そしてもう1つ必要だと思うポイントとして、質と量を理解することです。原因の2に挙げている、成果を段階的に得るという点はこの質と量をきちんと理解しておくことで大きな差が出てきます。
継続と同じですが、5分を毎日続けている方と週1回10分を続けている方では大きな差が出てくるでしょう。さらに、5分の継続の質をあげることで更に差が出てくるのです。
例えば、リスニングはただ聞くだけではなくそれを真似してスピーキング力も同時に鍛えることも可能です。さらには書き取りながら読み上げることで、文章の流れや配置を覚えることも可能です。
こうして、量が少なくても質をあげるこれをしっかり理解することも大事なポイントです!
色々とご紹介してきましたが、伸びる人の共通点はこちらにも記載していますのでぜひ目を通してみてくださいね。
英語が伸びないという悩みから脱却しよう!
語学を勉強するということは、長期戦と思っておく必要があります。
資格を取るのも変わりがないですが、母国語とは違う英語を使うということは脳にも大きな疲れをもたらします。
英語は、日本語と文法の成り立ちが逆であったり過去や進行形で単語のスペルが違ってしまったり、熟語は複数の英単語を組み合わす必要があったりと難関は多いと思います。
しかし、まずは基本的な基礎である文法から学び始めて自分の英語力のレベルに合った参考書を使ったり、英会話スクールのクラスに入るなど徐々に段階を上げて行くことをおススメします。
継続は力なり。まさにこの言葉の通りで、かなりの長期戦を見込んでおきましょう!
そして筆者の私も、英語を勉強していて痛感したのは、アウトプットを積極的に行うことです。どうしても間違いは恥ずかしいと思ってしまいがちです。
でも、覚えておいて欲しいのは間違ってもいいのです。間違うことははずかしいことではありません。ということです。
先ほどもお伝えした通り、英語は母国語ではありません。そのため、確実な100%の英語を喋ることは難しいのは当たり前です。間違ってもいいから、アウトプットをするという気持ちが何よりも大切なのです。
喋る英語が、中学校英語でもいいのです。むしろ、基礎レベルの英語を喋ることでコミュニケーションが広がるのですから、無理して難しい単語を使う必要はありません。
相手に伝わること、そして伝えようとすることが何よりも大切
難しい・苦手というイメージがあるかもしれませんが、楽しんで勉強できる方法はたくさんあります。
英語でアニメを観る、映画を観るでも構いません。知っている物語の英語の絵本を購入して読む・声に出す・書き出すなども立派な英語勉強法です。
それでも大変なら、英会話スクールに通うのも一つの方法です。自分に合った方法をぜひ見つけて、英語を勉強してみてくださいね。

◇経歴
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪。
当初は1年で帰国するはずが、留学生活がとても充実していたため結果的に3年滞在。
その後は、外資系アパレルで英語を使う仕事に就き英語を活用し働く。
現在も英語のラジオやスポーツ実況などは英語で聞きつつ、英語力の維持に努めながら仕事に活かす。
◇海外渡航経験
オーストラリア3年留学。
現地のアパレル・レストランのアルバイト
その他、バリ・香港などの経験
◇自己紹介
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪し3年滞在。
当初1年で帰国する気満々で渡豪するも現地の生活があまりにも楽しく、結局3年滞在するという自由人。
現地に永住するか悩んだ末、日本での社会人経験を積むべく帰国。
その後は英語を活かし、外資系アパレルなどで仕事をしつつこのコラムを執筆中。
邦楽より洋楽が好きで、留学の3年間で染みついた海外志向は抜けないねと友人に指摘される程わりと思考は海外向け。
美味しいもの・楽しいことが大好きな関西人で、人と喋ることも好きなくせに割と家にいるのが好き。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.