英語が話せる人の共通点!英語をペラペラになるためステップとは

英語が話せる人の共通点!英語をペラペラになるためステップとは

英会話を習っている人、英語学習を続けている人の多くが、「頑張って勉強しているけど、いつまで経ってもペラペラにならない」という悩みを抱えているのではないでしょうか。

今回はそんな悩みを持った方のために、
・英語が話せる人の共通点
・英語がペラペラになるためのステップ

について解説いたします。

英語を話せる人の共通点とは?性格は関係ない?!

解説に入る前に、まずは英語を話せる人の共通点を考えてみましょう。

あなたにとって身近な人で英語がペラペラな人を思い浮かべてみてください。

帰国子女の人、日々の業務で英語を使っている人、海外に住んでいる人/住んでいた人、パートナーが外国人の人、英会話を長く習っている人、国際交流イベントによく参加している人。

様々なケースがあると思いますが、これらは言い換えると
英語を使う環境に身を置いている
・長く英語に触れている
・とにかく行動に移している

という特徴でもあります。

そしてまたこれらの要素も、
とにかく英語に触れる時間を多くする
という一言で言い表すことができます。

これはつまり、英語を話せるようになるためには「性格」ではなく「環境」が大事だということです。

日本で生まれ育てば、特殊な場合を除いてどんな性格の人でも日本語を話せるようになります。

いわゆる帰国子女の人が日本語も英語も喋れるのは、性格ではなくて環境による影響が大半を占めます。

性格を変えるのは難しいかもしれませんが、環境を変えるのは今すぐにできることです。

次の章からはそういった環境づくりをすることができる人の具体的な共通点についてご紹介していきます。

共通点1:目的が定まっている(必要に迫られている)

英語が話せる人の1つ目の共通点は「目的が定まっている」ことです。

目的がハッキリしていると、多くの場合その目的を達成するための目標を設定しやすかったり、また期日があったりもします。

例えば、海外に留学して専門分野を研究したいという目的がある人は、英語力の証明としてTOEFLなどのテストで必要なスコアを目標に、願書提出という期限をもって英語学習に取り組みます。

そのため現時点での英語力がどの程度で、目標を達成するためには何が足りないのか、何をすべきなのかという分析をする必要があります。

そして、その分析によって何をすべきかが明確になっているので、迷いがなくより集中できる環境を自分自身で作ることができます。

また、そうした必要に迫られると「やらなきゃ」という意識が働き、意図せずモチベーションの維持にも繋がります。

さらに、なにかしらの期日があるものに取り組んでいる時は「締切効果」も期待できます。

テストの終盤、7月31日の夏休みの宿題、期日直前のレポートや仕事、こういった状況でいつも以上の集中力を発揮できるのは締切効果によるものと言われており、インプットの吸収率が上がります

共通点2:英語は手段であると認識している

突然ですが次の文章の括弧には、重要と大切のどちらが入るでしょうか。

これは父からもらった(  )な時計です。

ほとんどの人が、「重要」ではなく「大切」の方がふさわしいと感じるのではないでしょうか。

私たちは厳密な違いが分からなくても、似たような意味の単語を使い分けています。

同様に英語を話している人が、英文法や類義語の違いを完全に理解しているとは限りません。

そういった意味で、英語がペラペラな人に共通することは「英語は手段であると認識している」ことです。

コミュニケーションを取ることが第一の目的であり英語を話すことは手段に過ぎないので、文法が完璧である必要はありません。

英文法などの学習がおろそかでも構わないという意味ではなく、分からないところにこだわり過ぎないということが重要です。

また、英語が手段であるということに関してもう一つ言えることは、そもそも日本語でできないことは英語ではもっとできないということです。

具体的には、面接で突拍子もない質問をされた時に日本語でもとっさに返すのが難しかったり、日頃ニュースをチェックしない人が社会情勢について聞かれても答えに詰まってしまったりするなどです。

あるいは、日常生活でも特に興味のない人とは話が続かなかったり、仲の良い友人でも興味のない話題なら話は盛り上がらなかったりするでしょう。

そういった時に必要となるのは、いわゆるコミュニケーション力であり、英語力・英会話力とは別の能力であるということを認識していなければなりません。

共通点3:実際に行動している

英語がペラペラな人の3つ目の共通点は「実際に行動している」ことです。

自転車に乗れるようになった人は、自転車の乗り方を習うスクールに通ったのではなく、乗れるようになるまで練習したからではないでしょうか。

そういう意味では、(ネイティブスピーカー並みは難しいとしても)喋れるようになるまで練習すれば、誰でも英語を話すことができるようになります。

ただし、ここで重要なのは「何を」練習するかです。

英語の勉強をしているのに英語が喋れるようにならないというのは、大げさに言えば、野球の試合をたくさん見ているのに全然野球がうまくならないと言っているようなものです。

英語に限ったことではありませんが、何事もインプットだけでは上達が見込めません。

アウトプットにもフォーカスしましょう。

もしあなたが「英語を喋れるようになりたい」のであれば、「英語を喋る」練習をする必要があります。

国際交流のイベントに参加してみる、アプリやSNSを使って日本語を勉強したい外国人に連絡を取ってみる、英会話スクールでとにかく会話の量を増やす、色々な方法があります。

とにかく、”Let’s take action”、行動に移すことです。

共通点4:間違えを恐れない

最後に、英語を流暢に話せるようになるためには「間違えを恐れないこと」、”fearlessness”が必要です。

先ほどご紹介した「実際に行動する」ことと似ていますが、実際に行動に移すためにはとにかく失敗を恐れないことです。

先ほどの自転車の例で言えば、転ぶのが怖くて練習をしなければ、一生自転車に乗ることはできません。

確かに、既に習ったことを間違えたり、特に人前でミスをするのは恥ずかしかったり嫌な思いをするものです。

しかし、もし本当に英語をペラペラ話せるようになりたいと思うなら、むしろ失敗したら自分を褒めるぐらいのつもりで、とにかくたくさん英語を話す機会を作りましょう。

実際にミスしてしまった時は不必要に落ち込まずに、しょうがないと気持ちを切り替えて次に進むことも大事です。

英語を話していてミスをしてしまったら、それはチャンスです。

そのミスを克服すれば、あなたの英語力アップに繋がるからです。

英語を話すための2ステップ

ここまでは英語が話せる人の4つの共通点についてお話してきました。

この章では、それらを踏まえた英語を話すための具体的なステップについてご紹介いたします。

英語を生活の中に組み込むこと、1つ目のステップは「英語を生活の中に組み込むこと」です。

ここで注意が必要なのは、いわゆるスキマ時間に英語学習をすることではありません。

これは通勤時間にリスニング教材を聞くなどといったことではなく、普段の生活の中でしているこことを日本語ではなく英語でするということです。

最も簡単で、かつ効果のある方法は実際に英語圏に住むことだと言えます。

留学やワーキングホリデーの機会があれば、ぜひ活用してはいかがでしょうか。

それが難しくても、日本にいながらできることを考えてみてください。

もし英会話友達がいれば、連絡は日本語ではなく英語でする。

音楽が好きだったら、洋楽を聞くようにする。

スマホの設定言語を英語にする。

無理のない範囲で、できることから始めましょう。

英語を勉強するのではなく、英語で何かをすることが英会話上級者への第一歩だと言えます。

小さなことから始める

続いて、英語がペラペラになるための2つ目のステップは「小さなことから始める」です。

どんな人でも、いきなり英語がペラペラ喋れるようになるわけではありません。

動画で見る有名人も初心者、初級者・中級者の段階を経て、英語がペラペラになっています。

普通、自転車に乗る練習をする時はまずは補助輪付きで始めて、慣れてきたら補助輪なしにチャレンジするのではないでしょうか。

英検の勉強をしている人はいきなり1級を受けるのではなく、まずは2級、準1級に合格することを目標にするのではないでしょうか。

まずは自分なりの最終ゴールを設定して、そこまでの小さな関門を設けましょう。

例えば海外ドラマを字幕なしで見ることが最終目標なら、最初のうちは日本語の字幕で見る、次に英語字幕で見る、分からなかった時に字幕を見るといったステップが考えられます。

また、そうした小さなステップを一つずつクリアしていくことが自信に繋がります。

ある日目が覚めたら急に英語を話せるようになっていたなんてことはありえません。

一つずつ小さな積み重ねを、どれだけ続けられるかが語学学習においては重要です。

“little and often fills the purse”

(「塵も積もれば山となる」)

の意識で頑張りましょう。

英語を話せる人の共通点まとめ

今回は、
・英語が話せる人の共通点

・英語がペラペラになるためのステップ
についてご紹介いたしました。

共通点をまとめると、

・目的が定まっている(必要に迫られている)
・英語は手段であると認識している
・実際に行動している
・間違えを恐れない
の4つが挙げられます。

ペラペラになるためのステップは、

・英語を生活の中に組み込むこと
・小さなことから始める
の2つです。


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