韓国語学習におすすめの超短期留学!効果とメリット・デメリット

韓国語学習におすすめの超短期留学!効果とメリット・デメリット

 

韓国語の勉強をしている人の中には韓国旅行に行ったことがある人も多いかと思います。
そして、旅行に行って自分が知っているとか話せる韓国語で会話を実際にしたことがある人もいるかも知れません。

そうした経験や韓国語を学習していることから、韓国に留学して韓国語を学んでみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

ですが、仕事をしている社会人の場合、長期留学は仕事を辞めなければいけなりません。
留学後の再就職や新しい生活を始めることに対するリスクを負うことになるため、ハードルが高くなかなかできないというのが実情だと思います。
そのため、したい気持ちはあっても諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。

ところが、韓国留学は短期留学も可能です。
とは言え、短期留学の場合でも夏休みなど学生の休みの時期に開講されることが普通で短期とは言っても3週間程度です。

そうなるとやはり社会人や家庭の事情などでそれだけの期間留学することは難しい人にとっては留学できませんが、さらに超短期の留学も可能です。

超短期留学とは、数日から1週間程度の旅行のついでや有給休暇を利用した留学のことです。

今回は、この超短期留学を活かして韓国語を伸ばす方法についてご紹介していきたいと思います。

 

超短期留学に向いている人

 

冒頭で触れた通り、留学と言っても半年から年単位で学ぶ長期留学、数週間から数カ月程度の短期留学、そして数日から1週間程度の超短期留学のようにいくつかのコースがあります。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、それらを踏まえた上で超短期留学に向いているのは中級者から上級者です。

何を求めて、何に価値を感じて留学するかにもよりますが、最短で成果を感じることを重視する場合であれば、初心者や初級者にはあまりおすすめできません。

その理由は、初心者や初級者がそれなりの成果を感じるまでには時間が掛かるためです。
そのため、ごく短い期間で学ぶ超短期留学の場合、ハングルも分からない本当の初心者であれば、やっと文字が何となく読めるようになった程度で留学が終わってしまいます。

また、ハングルを覚えることはわざわざ韓国に行ってまでやらなくても日本でも十分にすることができます。

初級者であれば、ほとんど話せない状態で超短期留学をしても暗記して知っている簡単なフレーズ程度の表現が口から出てくるようになるとか、韓国人と話すことに少し慣れた程度で終わります。

これらのことに価値を感じるのであれば初心者や初級者でも超短期留学をしても良いと思いますが、それなりの成果を求めるのであれば中級になってからの方が良いでしょう。

 

超短期留学のメリットとデメリット

 

まずは、超短期留学のメリットとデメリットを挙げてみます。

 

メリット

 

留学準備の手間がない

 

長期留学の場合、長期で日本を離れるために役所で諸手続きをしたり、身辺整理などする必要があります。
留学の手続きも自分でできないとなれば数あるエージェントからどこが良いか探すことから始まりその後のやり取り等にも時間や手間がかかります。

また、学生ビザの取得や住居探しなど学校以外のことでやることもあります。
これらの現地で生活するための準備は小さなことから挙げると割とたくさんあり手間がかかります。

ですが、超短期留学の場合であれば旅行の延長の感覚で良いので、長期留学であればしなければならない諸々の準備は必要がありません。
そのため、勉強以外の雑事に煩わされることがなく勉強に集中できます。

 

留学費用が掛からない

 

長期留学の場合、学費はもちろんですが現地での生活費も必要になります。

韓国の物価は旅行で行くと日本より少し安いと感じるかも知れませんが、住むとなるとソウルなど都市部では日本と比べても大差はありません。

場合によっては日本よりも高くつくものあり、私自身はソウルに住んでいたことがありますが生活費が安いと思うことは全くありませんでした。

超短期留学であれば、旅行費用に学費など学校に関わる費用だけプラスすれば良いので留学費用も大して掛からず金銭的な負担がありません。

 

プライベートレッスンを受講できる

 

長期留学の場合は多くの学校では通常グループレッスンを実施しており、プライベートレッスンを受講できません。

学校やコース、レベル、そして入学する時期によって多少の違いはあるものの、ひとつの教室に大体10人から15人くらいの学生がいて授業を受けることになります。

ですが、超短期留学であればプライベートレッスンで自分が好きな時間数を決めて受講するということも可能です。

仮に長期留学でプライベートレッスンを受けられるとしても、プライベートレッスンになると受講料が上がるため、長期となるとかなりな学費を用意しなければならないです。

一方、超短期留学であれば多少受講料は上がっても短い期間なのでさほどの負担にはなりません。

 

デメリット

 

多くのことを学ぶことができない

 

超短期留学の場合、数日から1週間程度と勉強できる時間が少ないため学べることにどうしても限りがあります。

あれこれと学ぼうと思ってもできないですし、できたとしてもすべてが半端になっていまいます。

 

学生生活を満喫することができない

 

長期留学の場合、勉強する時間以外にも友達と遊ぶとか食事をしたり、旅行に行ったりなど学生生活を楽しむ時間があります。

ですが、超短期留学の場合、勉強以外に通常の旅行と同じく買い物をしたり、観光をしたりしようとすると学生生活を楽しむということはできず、忙しく過ごすことになります。

 

韓国人と知り合うことが難しい

 

韓国語を話せるようになったら韓国人の友達が欲しいと思って勉強している人もいるかと思います。

そういう人であれば現地に行って友達を作りたいという希望もあると思いますが、超短期留学で友達を作るのはかなり難しいと思います。

日本にいる時から友達を探していて宛があるとか、友達が紹介してくれるといったことであれば可能かも知れません。

ですが、まったくそういうことがない場合、現地に行ってすぐに友達を見つけられることはほとんどないと思った方が良いです。

 

超短期留学の効果的な活用法

 

ここからは、超短期留学の効果的な活用法についてご紹介します。

 

プライベートレッスンを受ける

 

超短期留学の最大のメリットはプライベートレッスンを受けられることだと個人的には思います。

通常のグループレッスンを受けるメリットもありますが、グループの場合、講師の目がひとりひとりの学生に行き届かない、また一人一人の要望に完全にあったレッスンをすることもグループであるためできません。

これがプライベートレッスンの場合であれば、マンツーマンなのでしっかりと習うことができますし、自分のリクエストにあったレッスンをしてもらうことも可能です。

 

自分で学ぶことを決めて留学する

 

超短期留学では私立の語学学校で通常のグループレッスンに入って学ぶこともできます。ですが、それだと通常の長期コースのほんの一部、一週間だけ学ぶようになってしまい留学体験をした感じで終わってしまいます。

既に触れた通りですが、超短期留学の場合はプライベートレッスンを受けられることが最大のメリットですので、プライベートレッスンを受けることを強くおすすめします。

プライベートレッスンでは、自分のリクエスト通りのレッスン内容をしてもらうことができるので、グループレッスンのように決められたカリキュラムをこなすのではなく、自分で何を学ぶのか決めて事前にリクエストしておくと良いです。

数日から1週間程度なのでたくさんのことを学ぶことはあまり効果的ではありません。

中級者や上級者であれば、これまで勉強してきた経験から自分の得意不得意を把握していて、学ぶべき課題もある程度分かると思います。

それを基に、自分の苦手な部分を改善するとか、日本でなかなかできない会話に集中するなどひとつかふたつ程度に学ぶことを絞った方が良いです。

 

学んだことは直ぐに実践する

 

これは超短期留学に限った話ではありませんが、日本で勉強する場合と比べて留学して学ぶ場合の最大の違い、メリットは学んだことを直ぐに実践するチャンスがあることです。

学校で自分がリクエストしたことを学び、学校の外で直ぐに実際に使ってみてできる限り練習を増やすことで会話力がどんどんつきます。

そして、実際に使ってみることで頭では理解しているけど、実際に話してみようとするとできないなど次の課題も見えてきます。

その課題をまた学校のレッスンで習い、また実践で使ってみるというサイクルを繰り返せば短い期間でも会話力が向上していきます。

 

超短期留学と日本での勉強を組み合わせる

 

超短期留学で学んだらそれで終わりにするのではなく、課題を日本に持ち帰り日本で継続的に学ぶと効果的です。

超短期留学であれば、一回だけに限らず、また同じように超短期で留学できる機会も作りやすいと思います。

日本でできることは日本でして、韓国では現地でした方が良いことにできるだけ集中すると短い留学期間の中で時間を有効利用でき学習効果も上がります。

 

まとめ

 

ここまで韓国への超短期留学について書いてきました。
超短期留学であれば、社会人など長期での留学は難しいと諦めていた人でも留学ができる可能性があると思います。

日本にいても韓国語を習得することはもちろんできますが、やはり現地で学ぶからこそ学べることもあります。

それは、実際に韓国人に話してみることや、生活の中で実際に韓国語を使うことを通して教科書などの教材では学べないことを実体験で学べることです。

また、現地で実際に韓国語を使って通じる成功体験を積むことは、長い時間がかかり人によっては継続が難しい韓国語学習を続けるモチベーションのキープにもなります。

機会があればひとりでも多くの方に超短期留学を試して欲しいです。


 

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