「怖い」の英語表現!ニュアンスや怖さの度合いで使い分け

怖いの表現もたくさんある?

「怖い」の英語表現!ニュアンスや怖さの度合いで使い分け

「怖い」ってよく使う言葉ですよね。

日本語では「怖い」と一言で表せますが、実は英語はニュアンスや怖さの度合いで、表現の仕方が変わります。

そこで今回は「怖い」を表す英語表現を、例文と一緒に詳しく解説していきます!

怖いの英語表現1:afraid

「怖い」を表す一般的な表現です。

恐れているものや、怖くて苦手なものに対して使えます。

『主語 + be動詞 + afraid + of』で表現することが多いです。

【例文】

I’m afraid of spiders.

(私はクモが苦手。)

My dog is afraid of thunder.

(私は犬は雷を怖がります。)

Don’t be afraid of making mistakes.

(失敗を恐れるな。)

怖いの英語表現2:frightened

ギョッとする怖さや、びっくりして怯えた様子を表す表現です。

恐怖の度合いは”afraid”と同じですが、急な出来事にびっくりして怯えるようなニュアンスが含まれます。

『主語 + be動詞 + frightened 』または『主語 + get + frightened 』で表現します。

【例文】

I was so frightened when the police called.

(警察から電話がかかってきた時、本当に怖かったよ。)

He was frightened when he saw a spider.

(クモを見た時、彼はギョッとしていた。)

I got frightened and wanted to run away.

(怖くてその場から逃げ出したかった。)

ネイティブスピーカーはよく、”to death”と組み合わせて「死ぬほど怖い」と表現します。

【例文】

I was frightened to death!

(死ぬほど怖かった!)

逆に誰かを「怖がらせる・ぎょっとさせる」と言いたい時は、動詞”frighten”を使います。

【例文】

I hope I frighten them at the Halloween party!

(ハロウィーンパーティーでみんなを怖がらせたい!)

怖いの英語表現3:scared

怖いと感じるもの全般に使える英語表現です。

お化け屋敷でお化けがでてきて「キャー!怖い!」というな状況や、「彼女をデートに誘いたいんだけどフラれるのが怖い‥」など、日本語の「怖い」に1番近い表現です。

『主語 + be動詞 + scared 』または『主語 + get + scared 』で表現します。

【例文】

I’m scared of my dad.

(私は父親が怖い。)

What are you scared of?

(あなたが怖いと感じるものは何ですか?)

I’m scared to ask her on a date.

(彼女をデートに誘うのが怖い。)

I get scared easily.

(私は怖がりです。)

“scared”もよく”to death”と組み合わせて「死ぬほど怖い」と表現することが多いです。

【例文】

I’m scared to death of the dark!

(暗闇が死ぬほど怖いの!)

「I'm scary」は「私は怖い人です」?

物や事などを「怖い」と言いたい時は”scary”を使って、”This movie is scary.(この映画は怖い。)”のように表現します。

よくある間違いで、 「I’m scary」と言ってしまうと、「私=scary」つまり「私は怖い人です」という意味になってしまいます。

自分が怖さを感じている場合はscaredになるので注意しましょう。

【例文】

That’s scary!

(それは怖い!)

This movie is really scary.

(この映画、本当に怖いよね。)

怖いの英語表現4:terrified

我を忘れてしまうくらい、強い恐怖を感じた時に使える表現です。

“scared”や”frightened”よりも、怖さの度合いが強いです。

『主語 + be動詞 + terrified』または『主語 + get + terrified』で表現します。

【例文】

I'm terrified to see blood.

(私は血を見るのが怖い。)

I got terrified when I heard a terrible story.

(恐ろしい話を聞き、私は怯えた。)

I was terrified when I found a big spider in my house.

(家で大きなクモを見つけた時、私は強い恐怖を感じた。)

また、名詞形は”terror”といい、「恐怖」を意味します。

「テロリスト」もこの”terror”からきており、かなり強い恐怖を表す単語です。

【例文】

Her face was rigid with terror.

(彼女の顔は恐怖で強張っていた。)

My brother has a terror of fire.

(私の弟は火を恐れている。)

怖いの英語表現5:freak ~out

思わず声をだしてしまうような怖さや、驚きでパニック状態になった時に使える表現です。

日本語の「ビビった」や「パニくった」という表現も「freak〜out」を使って表現できます。

誰かに急に驚かされて、「びっくりして息が止まるかと思った!」というシチュエーションで

You’re freaking me out!

(びっくりした!)

というフレーズがよく使われます。

【例文】

This ride freaked me out!

(この乗り物怖かった!)

Are you freaking out?

(ビビってるの?)

He is freaking out because he left his wallet in the shop.

(彼はお店に財布を忘れてしまってすごくパニくってる。)

怖い気持ちを表す以外にも、怒って興奮状態にある時や、嬉しすぎて何も考えられないなど、我を忘れるほどの強い感情を抱いた時に使えます。

【例文】

She is going to freak out if I lose this important document.

(もし私がこの重要な書類をなくしてしまったら、彼女は激怒するだろう。)

The concert was awesome! I freaked out!

(コンサート最高だったよ!すごく興奮した!)

怖いの英語表現6:horrified

ゾッとする恐怖を感じた時や、背筋が凍るような怖さを表現したい時に使えます。

日本語でも「ホラー映画」など「ホラー」という言葉を使いますが、この”horrified”は”horror”の派生語です。

“afraid”や”scared”より怖さの度合いが強い時に使える表現です。

『主語 + be動詞 + horrified 』または『主語 + get + horrified』で表現します。

【例文】

I was horrified when she told me what had happened.

(彼女から何が起きたか聞いた時、私はゾッとした。)

When she approached the tunnel, she was horrified.

(彼女はそのトンネルに近づいた時、恐怖に襲われた。)

We were horrified to hear the news.

(私たちはそのニュースを聞いてゾッとした。)

怖いの英語表現7:creepy

奇妙なものや、不気味なものに対して使える形容詞です。

ゾンビ映画や怪しい廃墟などの、気味の悪い物を表す時に使える他に、変質者などの怪しい人を表現する時も”creepy”を使います。

【例文】

I heard a creepy story.

(気味の悪い話を聞いた。)

I found a creepy old house close to my house.

(家の近くに古い不気味な家を見つけた。)

I saw a creepy guy in the neighborhood and called the police.

(近所に変質者がいて、警察に通報した。)

怖いの英語表現8:spooky

「気味の悪い、幽霊がでそうな」を意味する形容詞です。

“creepy”と似ていますが、”sppoky”は幽霊がでそうな雰囲気や、心霊現象に対する「気味が悪い」を表します。

お化け屋敷は「spooky house」と言います。

※「スポーキー」と言いたくなりますが、「スプーキー」と発音するので注意!

【例文】

There is a spooky lake in my town.

(私の町にはお化けが出そうな湖がある。)

I couldn’t sleep after my mom told me a spooky story.

(お母さんが怪談話をした後、私は寝れなかった。)

This place is so spooky at night.

(この場所は夜になるとすごく気味悪いよ。)

怖いの英語表現9:fear

「恐怖・恐れ・不安」を意味する名詞です。

人や物に対する恐怖に限らず、将来起こり得ることへの恐怖や、失敗を恐れる気持ちなどに対しても使えます。

「have + a fear of 〜」や「feel fear 〜」と表現します。

【例文】

I have a fear of insects.

(虫が怖いんだ。)

When do you feel fear?

(どんな時に恐怖を感じますか?)

また、fearは動詞としても使うことができ、「恐れる・怖がる」を意味します。

【例文】

I used to fear being alone at home when I was a kid.

(子供の頃は家で1人でいるのが怖かった。)

He feared my experiment would fail.

(彼は実験の失敗を恐れた。)

「私は○○恐怖症です」と言いたい時は

「have + a fear of 〜」を使って「○○恐怖症」と表現することができます。

【例文】

My dad has a fear of heights.

(私の父は高所恐怖症だ。)

他にも、恐怖症は英語で”phobia”といい、「have + a phobia of 〜」でも表現できます。

【例文】

I have a phobia of dots.

(私はブツブツ恐怖症です。)

怖いの英語表現まとめ

いかがでしたでしょうか?

「怖い」の英語表現は、ニュアンスや怖さの度合いで表現が変わります。

今回解説した「怖い」の英語表現を覚えて、自分の伝えたいニュアンスに合わせて使い分けていきましょう!

英語は実際に自分の口で喋ってみることで、覚えた表現が定着していきます。

今回覚えた表現を、早速英会話で使ってみてくださいね!


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