COVID-19で大変な状況ではありますが、選手の方々はこの日のために厳しいトレーニングを積んで準備しています。選手のために熱く応援したいですね。そして、せっかく開催されるのなら私たちも楽しんじゃいましょう。
ご存知の通りオリンピックは世界的な大会ですので、日本だけでなく様々な国に発信され、それぞれの国にいるたくさんの人が注目しています。インターネットをはじめ、多くのメディアで英語で書かれた記事を目にするかもしれません。
あるいは、外国の友人とオリンピックの話をするときに、盛り上がることができるように今回は、オリンピックに関する英語便利表現をご紹介します。
さぁ、ここでオリンピックに関する英語をマスターして、この夏はグローバルに盛り上がりましょう!
- オリンピックの英語スペルとは...単数・複数の違いは?
- オリンピックの競技の結果・表彰などのシチュエーション毎での英語
- ボランティアにも!オリンピックで使える英語例文
- ■ボランティアの時に使える英語例文
- ■オリンピック関連の話をする時のフレーズ
- オリンピックを英語を駆使してさらに楽しもう!
オリンピックの英語スペルとは...単数・複数の違いは?
オリンピックという言葉は皆さんよくご存知だと思いますが、スペルはきちんと書けるでしょうか。
オリンピックの「リ」はRなのかLなのかなど、少しあやふやなところがあるかもしれません。オリンピックとパラリンピックを併せて覚えてしまいましょう。英語のスペルではこのように書きます。
パラリンピック:Paralympics
英語で発音するときは、RとLの使い分けも気をつけましょう。
日本人が思うよりネイティブスピーカーにはわかってしまうようです。また、パラリンピックのParaの方はRなので気をつけましょう。両方とも単語の最初は大文字です。
さて、気づいた方もいるかもしれませんが、オリンピックとパラリンピックの最後に”s”がついているんです。
実は、オリンピックとパラリンピックという単語には、2つの使い方(用法)があるんですね。それが、①名詞として使われる場合と、②形容詞として使われる場合です。
さきほど出てきたのは、名詞として使われています。その時には、複数形の”s”がつきます。ところが、形容詞として使われる時には”s”はつかないのです。
下の例を見るとわかりやすいです。ちなみに、オリンピックもパラリンピックも最初の文字は大文字になるのは、名詞的に使う場合も形容詞的に使う場合も同じです。
①名詞として使う場合
Tokyo Olympics (東京オリンピック)
Athens Paralympics (アテネパラリンピック)
②形容詞として使う場合
The Olympic games (オリンピックを正式名称で呼ぶ場合の名前)
The Paralympic athlete (パラリンピックのアスリート)
The Olympic medalists (オリンピックのメダリスト)
文章の中で使うことができるように、例文でご紹介しましょう。
東京は2021年オリンピックの開催国だ
彼女はリオデジャネイロ パラリンピックの出場を果たした
彼はオリンピックで3回メダルを獲得した人だ
彼女は100メートルの銅メダリストだ
競技名などと合わせて文にできると表現の幅が広がります。自分の好きな競技名を付け加えながら使ってみるとより実用的に活用することができます。
オリンピックの競技の結果・表彰などのシチュエーション毎での英語
次に、オリンピックの競技の結果や表彰の時などシチュエーション毎に使える英語表現をご紹介します。
オリンピックをはじめスポーツでは、普段学校では習わない英単語や表現も出てくるので要チェックです。
海外ではスポーツ観戦が盛んな国も多くあるので、スポーツの英語表現を知っておくとどこへ行っても会話に困ることが少なくなるかも知れません。オリンピックを機にスポーツの様々な表現を覚えてしまいましょう。
■オリンピック全体で出てくる英語表現
オリンピックの開会式閉会式などは特に全世界で注目されています。英語での記事にもなったりと何かと話題になりやすいので覚えておくと良いかもしれません。
開会式:opening ceremony
閉会式:closing ceremony
国際オリンピック委員会 IOC:International Olympic Committee
夏季オリンピック大会:the Olympic Summer Games
オリンピックの参加拒否:the boycott of the Olympics
オリンピックの聖火:the Olympic flame
オリンピック開催地:the site of the Olympics
聖火リレー:torch relay 聖火ランナー:torch bearer/torch runner
4年一度:every four years, once every four years
■競技名の英語
カタカナで表現される競技も多いですが、中には日本語になっている競技もあるので、その競技の英語をご紹介します。
陸上競技:Athletics
体操:gymnastics
新体操:artistic gymnastics
馬術:Equestrian
近代五種:Modern Pentathlon
ボート:Rowing
射撃 :Shooting
7人制ラグビー:Rugby sevens
■競技中に出てくる英語表現
競技中に出てくる英語表現です。
意外に英語でどうやって表現するんだ、とわからないことも多いと思います。(私がそうでした)日本語と全然違ったりする場合もあるので、これを機に覚えてしまいましょう。
相手チーム:opponent, opposing team
反則:foul
フライング:false start
※フライングは和製英語です。flying startだと、英語で「飛ぶような良いスタート」という意味になるので注意です
棄権:Default, withdraw, drop out of a race
失格:Disqualification
■結果・表彰で出てくる英語表現
表彰などで発表されるときは英語でもアナウンスされることが多いです。
下のような単語やフレーズが出て来ますので、覚えておくと英語のアナウンスも聞き取れてしまいますね!
優勝者:winner
準優勝者:second-place competitor
表彰台:three-tiered rostrum
国旗:national flag
国歌:national anthem
■その他の場面で使えそうなフレーズ
その他、オリンピックに関連してよく出てくる表現をピックアップしてみました。
英会話やニュースでも頻出なフレーズがあります。また、最後には、観戦している時に叫ぶことができそうなフレーズもご用意しましたので、是非覚えて実際のオリンピック・パラリンピック観戦の時に使ってみてください。
国際オリンピック大会が開催される:the Olympic games are held.
オリンピックの出場権を獲得する:win a ticket to the Olympics.
オリンピックの公式なスポンサーになる:be registered as one of the official sponsors of the Olympics.
全世界に放映される:be televised all over the world, be shown on TV all over the world
〇〇の記録を破る:break the record of ◯◯
〇〇国が△△国を破る:〇〇 defeat △△
その調子でいけ!:Keep going!
よくやってくれた!:They did it!
日本を応援しています。:I’m rooting for Japan national team.
ボランティアにも!オリンピックで使える英語例文
オリンピックのボランティアやオリンピックについての話題を話す時の例文をご紹介します。
コロナの影響でどこまで海外の方が来られるかは不明ですが、それでもオリンピックシーズンは、もしかすると電車などで英語で質問される可能性もあるでしょう。
もしくは困っている方を見かけるかもしれません。そういった時などに使えるフレーズをご用意しました。
■ボランティアの時に使える英語例文
まずは、”Hello”や”Hi”と話しかけてから会話を始めるのがよいでしょう。
あとは、話しかけるのが気恥ずかしく、顔がこわばってしまうときもあるので、なるべく笑顔を心がけましょう。英語が少し苦手でも、笑顔は世界共通ですからね。相手も心をひらいてくれると思います。
話すときはできるだけはきはきとゆっくりしゃべりましょう。
特に英語を少し苦手感じている方は、相手に発音をはっきり伝えることができるように気をつけると、少し文法が違ったりしても上手く相手が汲み取ってくれることが大いにあります。
困っている人がいた時のひとこと
Do you need any help?
なにか助けが必要ですか
地下鉄で迷っている人がいるときに使えるフレーズ
プリペイドカードのスイカやパスモも地下鉄で使うことができます
東京には13本の地下鉄があります
競技の日時や場所について聞かれた時のフレーズ
A:We want to see the Tennis Women’s singles quarterfinals.
女子テニスシングルス準々決勝が見たいです。
B:It’s August 10th, from 9:00 am to 13:00 am at the New National Stadium Japan.
それは、8月10日、9時から13時までで、新国立競技場で行われます
※この情報は実際のオリンピックの情報とは異なります。
ここでまた少し余談!
下記記事では、NBAに関する英語をご紹介しています!バスケットボールの最高峰リーグであるNBAを、英語実況で楽しみましょう♪
■オリンピック関連の話をする時のフレーズ
英語を話す友人などと話す場合に使うことのできるフレーズ
どんな競技が好きですか
開会式は7月23日に開催される
オリンピックであなたの国はいくつくらいメダルを取ることができると思いますか。
B:Well, I guess we will win aboutbetween 10 to 20 medals.
10-20個くらいはとれるんじゃないかなと思っています
ここでまた少し余談!
下記記事では、テニスに関する英語をご紹介しています!テニスについて詳しくない人もオリンピックをきっかけに観戦してみてはいかがでしょうか?
オリンピックを英語を駆使してさらに楽しもう!
オリンピックでよく使われる英語表現を見てきました。
オリンピック開催している間は、日本のメディアだけではなく、世界中のメデイアが情報発信をしています。
一つ英語の勉強の方法としておすすめは、まずはテレビやネットニュースなどで日本語で情報を得ることができるので、その後に英語でオリンピックの情報について調べて英語の記事を読んでみると、内容もある程度わかっているので、スムーズに英文の記事を読むことができますよ。
コロナの影響で海外からの観戦者は多くはないかもしれませんが、もし地下鉄や会場付近などで海外から来た方が困っていたら、勇気を持って話しかけてみましょう。
わかる範囲で力になってあげるだけでも十分良いと思いますし、もしわからない場合は近くの人やインフォメーションセンターなどが近くにあれば、そういった信頼できる場所に案内してあげるのがよいでしょう。
この記事でオリンピックの英語全てはご紹介できませんが、これをきっかけに是非オリンピックに向けて英語をさらに向上させていけたらいいですね。さぁ、オリンピックも英語学習も楽しんできましょう!この記事が少しでもあなたのお役に立ちましたら幸いです。

神奈川県で生まれ、現在は千葉県在住。上智大学卒。大学時代に船上書店で働き、世界各国を訪れ、英語と様々な文化を学ぶ。その後、外資系IT企業での勤務を経て、現在はフリーランスとして活動中。趣味は、コーヒーとパン作り。いつかカフェを開きたいと願っている。性格は前向きで少し抜けているところがあるらしい。TOEIC925点、TOEFL92点、英検準一級。現在は英検一級取得のため勉強中。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.