花の英語名一覧!花の種類や花言葉、使えるフレーズなどを紹介

花の英語名一覧!花の種類や花言葉、使えるフレーズなどを紹介

私たちの生活の身近にあるお花お花の種類や特徴について英語で説明する機会もあるかと思います。今回の記事では、お花の種類の英語名や、花言葉や花にまつわるフレーズ・イディオムを紹介していきます。普段の生活にぜひ役立ててくださいね!

沢山の種類のお花……英語で言えますか?

花の英語名を詳しく見ていく前に、お花の種類を英語で言えるかどうか考えてみましょう。普段よく目にする花や、日本の春夏秋冬の風物詩といえる花を思い浮かべてください。

すぐに思いつくものもあれば、パッと思いつかないものもあるのではないでしょうか?花は身近にあるものですが、参考書などで詳しく解説されていないことも多いです。

しかし、外国人とお互いの国の文化について話すときに話題になることもあるので、英語での表現方法を知っておくと会話の幅が広がります。それではに関する英語を詳しく見ていきましょう。季節ごとに分けて、花の英語を一覧にしています。

花の英語名一覧1:春の花

まずは春の花からご紹介します。花の英語の一つ目は桜です。

日本を代表する花「桜」は英語で”cherry blossom”といいます。”cherry”には「桜の木」、”blossom”には「花」という意味があります。桜の木に咲いている花は一つだけではないので、会話のなかでは”cherry blossoms”のように複数形で使うことが多いです。

日本を代表するもう一つの花「梅」は、英語で”plum blossom”もしくは”Japanese apricot blossom”といいます。こちらも会話のなかでは”plum blossoms”や”Japanese apricot blossoms”のように複数形で使うことが多いので注意してくださいね。

ほかにも春の花には次のようなものがあります。

チューリップ:tulip

たんぽぽ:dandelion

ツツジ:azalea

パンジー:pansy

スミレ:violet

ハナミズキ:flowering dogwood

マリーゴールド:marigold

胡蝶蘭(コチョウラン):phalaenopsis orchid

アヤメ:iris

芝桜:moss phlox

スズラン:lily of the valley

ラン:orchid

勿忘草(ワスレナグサ):forget-me-not

カーネーション:carnation

花の英語名一覧2:夏の花

続いて、夏の花を見ていきましょう。お花の英語をみていくと、季節を感じられることが分かります。外国人はガーデニングなど花好きの人が多く、話題にぴったりです。

梅雨の時期に見る機会の多い「紫陽花(あじさい)」は、英語で”hydrangea”といいます。日本の花というイメージが強いかもしれませんが、海外でも見ることができ、海外のあじさいの方がサイズが大きいといわれています。

夏といったらイメージするのが「ひまわり」ではないでしょうか?英語では”sunflower”といいます。”sun”は「太陽」の意味なので、夏の強い日差しから連想しやすいかと思います。

そのほかにも、夏の花には次のようなものがあります。

ラベンダー:lavender

朝顔:morning glory

昼顔:bindweed

ユリ:lily

ダリア:dahlia

バラ:rose

カスミソウ:baby’s breath

睡蓮(スイレン):water lily

蓮(ハス):lotus

撫子(ナデシコ):dianthus pink

ハイビスカス:hibiscus

千日草(センニチソウ):globe amaranth

夏の花として耳にする機会が多い「朝顔」は”morning”という単語が使われていますが、「昼顔」については”afternoon”を使っていません。

花の英語名一覧3:秋の花

続いて、秋の花を見ていきましょう。

甘い香りが特徴の「金木犀(キンモクセイ)」は、英語で”fragrant olive”といいます。こういう表現は花英語を知ったときの面白さに繋がります。キンモクセイの匂いを嗅ぐと、秋の訪れを感じるという方もいるのではないでしょうか?良い香りと、オリーブの木が咲かせる花と似ていることから”fragrant olive”と表現されるともいわれています。

鮮やかな色が印象的な「秋桜(コスモス)」は、英語で”cosmos”といいます。この英単語には花の種類としての意味だけでなく、「宇宙」や「秩序ある体系」といった意味もあります。

そのほかにも、秋の花は英語で次のように表現されます。

萩(ハギ):bush clover

菊:chrysanthemum(略称:mum)

彼岸花(ヒガンバナ):red spider lily

サルビア:salvia splendens

ガーベラ:garbera

百日草(ヒャクニチソウ):zinnia

花の英語名一覧4:冬の花

最後に冬の花を見ていきましょう。

日本を代表する花の一つである「椿(ツバキ)」は、英語で”camellia”といい海外でも人気です。

華麗で大きな花が印象的な「牡丹(ボタン)」は”tree peony”といいます。カジュアルな言い方として”peony”だけで使われることも多いです。

そのほかの冬の花は次のように表現されます。

スイセン:narcissus

マーガレット:marguerite

柊(ヒイラギ):ocmantus heterophyllus

アネモネ:anemone

シクラメン:cyclamen

ナズナ:shepherd’s purse

山茶花(サザンカ):sezanqua

花言葉で気持ちを伝えよう!花言葉の英語表現

日本語と同じように、英語にも花言葉があります。「花言葉」は英語で”languages of flowers”といいます。花の名前を言えるだけでなく花言葉を英語で言えるようになると素晴らしいですね。おしゃれな英語フレーズとしても花に含まれる意味が分かると楽しいです。

それでは花言葉の英語表現や例文をチェックしていきましょう。

・バラ(rose)

バラには「愛」や「美」といった意味があり、色によって異なる花言葉を持っています。

赤:I love you.(あなたを愛しています。)

白:I am worthy of you.(私はあなたにふさわしい。)

ピンク:gratitude(感謝)、happiness(幸福)

・パンジー(pansy)

パンジーには「think of me(私を思って)」「memories(思い出)」「merriment(陽気さ)」といった意味があり、バラと同様に色によって花言葉が異なります。

紫:You occupy my thoughts.(あなたのことで頭がいっぱい。)

黄:remembrance(記憶)

白:thoughts of love(愛の思い)

・チューリップ(tulip)

チューリップには、「perfect lover(理想の恋人)」「fame(名声)」といった意味があります。チューリップの花言葉も花の色によって意味が異なるので、比べてみると面白いかもしれません。

赤:declaration of love(愛の告白)、eternal love(永遠の愛)、believe me(私を信じて)

黄:hopeless love(望みのない恋)、unrequited love(報われぬ恋)、brightness(明るさ)

白:ask for forgiveness(許しを請う)、purity(純粋)

紫:royalty(王者の風、気高さ)

ピンク:caring(優しさ、思いやり)、attachment(愛着、愛情)、happiness(幸福)

そのほかにも、次のような花言葉があります。

・ダリア(dahlia)

elegance(優雅)、dignity(威厳)

・ハイビスカス(hibiscus)

delicate beauty(繊細な美)

・ラベンダー(lavender)

distrust(疑惑)、devotion(献身的な愛)、silence(沈黙、静寂)

・ラン(orchid)

 beauty(美)、love(愛情)、refinement(上品、優雅)、beautiful lady(美しい淑女)

・マリーゴールド(marigold)

grief(悲嘆)、jealousy(嫉妬)、despair(絶望)

花にまつわるかっこいい表現も!花に関する英語フレーズ・イディオム

最後に、花に関する英語フレーズ・イディオムをご紹介します。花の英語を知ると同時に、お気に入りのお花が使われるイディオムを一緒に覚えてはいかがでしょう。

花に関する英語フレーズには次のようなものがあります。

・お花見:cherry blossom viewing party

We enjoyed the cherry blossom viewing party last weekend.

先週末、お花見を楽しんだ。

・生花:flower arrangement

I learn flower arrangements once a week.

私は週に1度、生花を習っている。

・花粉症:hay fever

I suffer from hay fever every year.

毎年、花粉症に悩まされている。

花粉症については”flower”という単語は使われていないので注意が必要です。

また、花に関する英語イディオムには次のようなものがあります。

come up roses

バラ(roses)を使ったイディオムで、「成功する、うまくいく」といった意味を持ちます。

Everything in my life is coming up roses.

私の生活のすべてが順調にいっている。

・come up smelling like a rose

こちらもバラ(roses)を使ってイディオムで、「思わぬ幸運に恵まれる」「見事に立ち直る」という意味です。

She made mistakes at work, but somehow she came up smelling like a rose.

彼女は仕事でミスをしたが、思わぬ幸運に恵まれた。

・gild the lily

こちらはユリ(lily)にまつわるイディオムで、「余計な手を加える」という意味です。”glid”には「金箔をかぶせる」「金色にぬる」などといった意味があります。

You would be gilding the lily.

もう十分だよ。

これは、すでに十分完成しているものにさらに手を加えようとしている際に使われることが多いです。

花に関する英語を覚え、普段の生活に役立てよう

今回学習したの英語名のなかで、特によく使われるものを復習しましょう。

・桜:cherry blossom

・梅:plum blossom/Japanese apricot blossom

・あじさい:hydrangea

・ひまわり:sunflower

・キンモクセイ:fragrant olive

・コスモス:cosmos

・ツバキ:camellia

・ボタン:tree peony/peony

花を表現する英語は可愛いものや美しい響きのものなどたくさんあります。花の英語名やフレーズ・イディオムを短期間ですべて覚えるのは難しいですが、日常生活でよく出てくる花の種類から少しずつ覚え、普段の生活に役立ててくださいね。