【日付の英語】年・月・日・曜日や順番、読み方を解説

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英語で年・月・日付・曜日をスムーズに表現できますか?

たとえ言えても、書くときにはどう書けばいいかわからないという人もいるかもしれません。

しかし、ビジネスシーンや日常英会話で、日付を使うことは多くあります。

ビジネスレターや契約書には作成日や期間を記載がつきものですし、プライベートでも会う日を約束したりと日付は日常的に使われています。重要なポイントはイギリス英語とアメリカ英語では日付の英語表記の順番が異なる点です。

そこでこの記事ではこれらを正確に言えるよう、さらにきちんと書けるように日付関連の英語について解説します。


【保存版】英語の年・月・日付・曜日の書き方・読み方まとめ! ネイティブキャンプTOPバナー

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英語で日付の読み書きができますか?

カレンダー、年号、令和、英語で年号、平成、昭和、ビジネスメール

まずは、英語の会話で日付を言えるようになっておきましょう。

海外の人と知り合うと、自分の生まれた年や誕生日などについて話すこともあります。

そんなときにスラスラ言えるとかっこいいですよね。

誕生日をきちんと伝えられれば、当日に口頭で、またSNSやテキストで誕生日メッセージをもらうこともあるでしょう。逆に外国人の友達にこちらからお祝いメッセージを送ることもできます。

このように、英語で生年月日を言えたり書けるとコミュニケーションに役立ちます。

英語で年の書き方・読み方

日付を英語で言うとdate、英語で曜日はa day of the weekと表現します。

英語で生年月日を伝えるときの書き方ですが、典型的な表現パターンがあります。なお、生年月日の英語表記はbirth date、そしてBDまたはDOB(date of birth)のように略されることがあります。必ず年の表記が関係してきます。

例えば、外国への入国時の書類などでは必ずありますので、ぜひ覚えてください。

なお、日本では西暦と令和などの日本年号が存在しますが、英語での年の書き方は、西暦のみを使います。ぜひ覚えたいパターンとしてはin+yearであり、例えば2024年であればin 2024とします。以下、例文でも確認しましょう。

例えば1980年生まれの場合は
Nineteen eighty”となり、前半と後半の数字を二分割にした言い方になります。

「1980年生まれです。」と言いたいときは、

I was born in nineteen eighty.
となります。

また、2000年は”Two thousand”、2005年生まれなら”Two thousand and five”となり、1980年生まれの場合と規則が異なるパターンがあります。

西暦(年)の英語での表記にはルールがある

年によって読み方に違いがありますが、ある程度慣れてくると感覚でわかってくると思います。いくつか例を出してみましょう。

  • 780年 seven eighty
  • 1900年 nineteen hundred
  • 1905年 nineteen oh-five
  • 1985年 nineteen eighty-five
  • 2000年 two thousand
  • 2005年 two thousand and five
  • 2010年 two thousand ten/ twenty ten
  • 2017年 twenty seventeen/ two thousand seventeen

1900年のように、下2桁がゼロの場合は、hundredと表記します。
1600年なら、sixteen hundredです。

1905年のように、上2桁の次にゼロが来る場合は、ゼロをohという発音で表します。
アルファベットのOのことですね。

英語では、ゼロをオーと言うことがしばしばあります。

2005年のように、中にゼロが2つある場合は、
two thousand and five
というように、2000と5に分けて読みます。

2010年や2017年は、2分割するtwenty ten/twenty seventeenでも、
two thousand ten/two thousand seventeen
でもいいようです。

どちらかというと、

  • 2010年は、two thousand ten
  • 2017年はtwenty seventeen
がよく使われるように思いますが、どちらでも通じます。

英語で月の書き方・読み方

ここでは、英語で年月のみ使う場合のためにも12ケ月すべての表記を紹介します。月の書き方・言い方には規則はほぼありません。

  • 1月 January
  • 2月 February
  • 3月 March
  • 4月 April
  • 5月 May
  • 6月 June
  • 7月 July
  • 8月 August
  • 9月 September
  • 10月 October
  • 11月 November
  • 12月 December

2月のFebruaryの発音がちょっと難しいと感じる人もいます。

カタカナだと「フェブラリー」と言いますが「ラ」の部分はそんなに単純ではありません。

発音例などを聞いて練習してみましょう。

年月を記すときですが、例えば2024年5月であれば英語ではMay 2024になります。月の表記は最初のレターはMayのように必ず大文字にしましょう。

月の英語表記は略すことも

月の名称は、略語を使って短縮することがよくあります。

簡潔に伝えるためにも、ビジネスメールなどで省略表記を使うことは問題ありません。

  • 1月 January → Jan.
  • 2月 February → Feb.
  • 3月 March → Mar.
  • 4月 April → Apr.
  • 5月 May → May
  • 6月 June → Jun.
  • 7月 July → Jul.
  • 8月 August → Aug.
  • 9月 September → Sep.
  • 10月 October → Oct.
  • 11月 November → Nov.
  • 12月 December → Dec.

12月5日であれば “Dec. 5”と書きます。

ピリオドをつけるのは、略していることを示しています。
Mayは短いので略しません。また、JuneとJulyも略さないことも多く、その場合はピリオドを入れずに書きます。

英語での日付の書き方・読み方

最後は日付の言い方です。英語で日付の読み方を書けるようになることはビジネスでもプライベートでも必須になります。会社内やクライアント、または個人的な付き合いにおいても予定に関するやりとりは頻繁にあるからです。

1日~3日、21日~23日、31日の日付表記は不規則

日付は、1日~3日まで、21日~23日、31日が不規則になっています。

  • 1日 first
  • 2日 second
  • 3日 third
  • 21日 twenty-first
  • 22日 twenty-second
  • 23日 twenty-third
  • 31日 thirty-first

日付の後に”th”を付けて書く

この他の日付については、全て規則どおりになっていて、数字の後に接尾辞であるthをつけます。

ただし、発音の関係で、5日・25日、8日・28日、12日だけ少し違います。

  • 5日 fifth
  • 25日 twenty-fifth
  • 8日 eighth
  • 28日 twenty-eighth
  • 12日 twelfth

その他の規則通りの日付は、下記のようになります。

いくつか日付をピックアップして紹介していますが、他の日付も同様にthをつけるだけになっています。

  • 4日 Fourth
  • 11日 eleventh
  • 15日 fifteenth
  • 20日 twentieth
  • 26日 twenty-sixth

発音上は同じなのですが、TwentyやThirtyのように、yで終わる数字については、表記は”Twentie”のように、yを解体したように書きます。

英語で日付を言う場合の前置詞

これを踏まえて、例えば1980年4月20日生まれだとすると、こういう風に言います。

My birthday is April twentieth.
私の誕生日は4月20日です。

My birthday is twentieth of April.
私の誕生日は4月20日です。
(上記と意味は変わりません)

I was born on April twentieth, nineteen eighty.
私は1980年4月20日に生まれました。

ここで気をつけたいのは、1980年生まれというだけなら、born in 1980になるのですが、日付まで言う場合は、前置詞はonになります。

これは、1980年のいつ生まれたという日が特定されているからです。

英語で曜日の書き方と略し方

それでは、曜日の書き方と略し方も一緒に覚えておきましょう。

  • 月曜日 Monday → Mon.
  • 火曜日 Tuesday → Tue.
  • 水曜日 Wednesday → Wed.
  • 木曜日 Thursday → Thu.
  • 金曜日 Friday → Fri.
  • 土曜日 Saturday → Sat.
  • 日曜日 Sunday → Sun.

カレンダーなどでは、曜日は短縮形のほうがよく使われています。
日本でも、月曜日を「月」と略して書くような感じで似ていますね。

こちらも、月の場合と同じく略であることを示すピリオドが必要です。
カジュアルな場ではそれほど気にする必要はありませんが、ビジネスの場で略称を使う場合には気をつけておきましょう。

日付表記の順番が違う!アメリカ式とイギリス式

ビジネスメール、ビジネスマン、サラリーマン、キャリアウーマン、パソコン

英語で日付を書く場合は、年・月・日がどのような「順番」かがポイントです。

冒頭で、イギリス英語とアメリカ英語では日付の英語表記の順番が異なることを述べました。国によって表記の順序に違いがあるため、このことを知らないと日にちと月が入れ替わった間違った情報によって、締切に間に合わなかった、会うべき人と会えなかったなんてことも起こる可能性があります。

したがって、年月日それぞれの言い方を覚えるだけでなく、英語の日付や曜日をセットに伝えるときの書き方を理解することが重要です。

アメリカとイギリスでは語順が違うので、自分が誰を相手にビジネスをしているかということも意識する必要があります。カナダはイギリス式もアメリカ式も使い、オーストラリア・ニュージーランド・アイルランドはイギリス式となっています。地域的なもの、過去の歴史が影響しているもと色々です。

また、ヨーロッパ諸国、アジア圏と英語を使って仕事をする場合は、イギリス式の場合が多いようです。

日本では、西暦を使った場合の日付はこのように書きますよね。

フォーマルな書き方、そしてスラッシュ(/)を使用したカジュアルな表記を併せて紹介します。スラッシュはピリオド(.)に置き換えられます。

フォーマル:2020年5月1日

カジュアル:2020/05/01

全て年ー月ー日の順番です。米国式だとこうなります。

フォーマル:May 1, 2020 または May 1st, 2020

カジュアル:05/01/2020

月ー日ー年という順番です。月日と年の間にはカンマを入れる点も確認ください。

ところが、英国式だと以下のパターンになります。

英国式だとこうです。

フォーマル:1 May 2020 または 1st May 2020

カジュアル:01/05/2020

イギリス式表記だと、日ー月ー年という順番=日と月が米国式とは入れ替わるパターンになります。カンマが絶対必要ということではないことも押さえましょう。ちなみに、曜日を加えたい場合は、Friday, 1st May 2020のように先頭に持ってきます。

アメリカ式に慣れていると、イギリス式を使うときに混乱しますし、逆もそうです。混乱させないために、月を数字ではなくアルファベットで書くフォーマルな書き方を、常に使うというのもアリでしょう。

カジュアルな書き方は、仕事の上では使えないというわけではなく、社内メールやそれなりにつきあいのある社外の人でも使ってしまって大丈夫です。

ただし、ビジネスマナーとして、ビジネス文書や請求書などといった重要なものについては、必ずフォーマルな書き方を使うようにしましょう。

また、月の名前をローマ字で綴るときには、頭文字は大文字だということも覚えておいてください。

英語での日付の書き方の順番に気をつけて


海外留学の締めくくりなどで、TOEICにチャレンジするという受験者の方も多いかもしれませんが、英語での日付表記に注意しましょう。

例えばオーストラリアではTOEIC受験の手続きスケジュールでイギリス式の日付表記を目にすることがあります。
参考として、オーストラリアのTOEIC日程一覧を見てみると、このように記載されています。

  • Friday 12th April
  • Friday 10th May
  • Friday 7th June

やはり、曜日ー日付ー月名の順で記載されていますね。

日本では休日にTOEICが開催されていますが、オーストラリアでは金曜日に開催されているという点も興味深いです。

ここでは月の名称が書かれているので間違えることは少ないかと思いますが、
04/06/2019
といった数字の羅列で案内されるケースはアメリカ式なのかイギリス式なのか注意してくださいね!

日付を英語で書くときのまとめ

英語での年月日や曜日の表記は、ビジネスの場においては基本中の基本。

外国人の友達との英会話でも、一緒に出かける日や誕生日などについて日付に関して話すことはよくあるでしょう。

そういったときに、さらさらっと日付を言えると会話がスムーズになります。

曜日については、日本でもカレンダーなどでよく目にするのですぐに覚えられるかもしれませんが、文中や書類上での表記方法はあやふやになりがちですよね。しかし、使えば使うほど慣れるものです。

アメリカ式とイギリス式の違いも含め、しっかり覚えてビジネスの場で活用してください。