どんな言語でも、相づち無くして会話は成り立ちません。
相づちがない人との会話は
「私の話つまらないのかな?」
「ちゃんと聞いてくれてるのかな?」
と話し手を不安にさせたり、話す気力を無くさせてしまいます。
韓国語で言いたいことを伝える事ももちろん大事ですが、相手の言葉に対して的確な相づちができるというのも重要な韓国語スキルのひとつと言えるでしょう。
そこでこの記事では、参考書には出てこない、日常会話で実際に韓国人がよく使う相づちを、韓国在住歴9年の筆者がまとめてご紹介します!
上手に相づちを入れることができれば、会話はどんどん盛り上がり色々な話を引き出すことができます。
そこでこの記事では、韓国語の会話に必須の相槌フレーズを場面別に紹介します。
韓国語での会話をもっと楽しむために、より多くの相づち表現を知っておきましょう!
※基本となる丁寧語の表現を基準に記載し、各項目の下部にパンマル(友達や年下に対して使うタメ口)を〈〇〇〇〉の形で表示
基本の「はい」「いいえ」
さっそく、韓国語のあいづちの紹介をスタートします。まず使えるようになること必須の「はい」「うん」など、韓国語のあいづちの基本中の基本から始めましょう。
はい
예(ィエー):かしこまった最も丁寧な「はい」
네(ネー):一般的な「はい」
〈응(ウン):うん・응응(ウンウン):うんうん〉
日本では「はいはい」と繰り返して言うと投げやりな印象を与えますが、韓国では「예예」「네네」の様に2回続けて言ってもOKです。
いいえ
아닙니다(ア二ムニダ):かしこまった最も丁寧な「いいえ・違います」
아니에요(アニエヨ):丁寧な「いいえ」
〈아니야(アニヤ)/아니(ア二):ううん・違うよ〉
同意するときの相づち
次に紹介する韓国で使われる相槌は、日本語で言う「そうですね・その通りです」など同意を表す韓国語です。
韓国語の相槌でもっとも覚えたいものの一つが同意を表す表現です。同意の言葉「そうなんです」や「そうだよね」「そっか」と共感することでコミュニケーションをはかり、韓国語でも話し手と聞き手の距離がグッと近くなります。
同意の相槌を使うことによって、会話がポジティブなものにする役目もあるでしょう。
そうでしょう
그렇죠(クロッチョ):そうでしょう
〈그렇지(クロッチ):でしょ〉
例)
「저 식당 진짜 맛있었어요」(チョ シクタン チンチャ マシソッソヨ)
「あのお店本当に美味しかったです」
「그렇죠」(クロッチョ~)
「そうでしょう」
その通りです
맞아요(マジャヨ):(本当に)その通りです・そうなんです
〈맞아(マジャ):その通り・そう〉
「そうそう」のように2回続けて「맞아 맞아」もよく使われます。
例)
「세월이 너무 빨라」(セウォリ ノム パラ)
「時がたつのは早いね」
「맞아요」( マジャヨ)
「その通りです」
「세월(セウォル)」は漢字で書くと「歳月」で月日や時間を表します。
いいですね
좋아요(チョアヨ):いいですね
〈좋아(チョア):いいね〉
2回続けて「좋아 좋아」もよく使われます。
例)
「차 한잔하고 조금 쉬자」(チャ ハンジャンハゴ チョグム シジャ)
「お茶してちょっと休もう」
「좋아 가자!」(チョア カジャ)
「いいね 行こう!」
そうですね
그러게요(クロゲヨ):そうですね
〈그러게(クロゲ):そうだね〉
「그러게 말이에요(そういう事ですね)」を短くしたものです。
例)
「민지가 요새 예뻐진것 같아」(ミンジガ ヨセ ィエッポジンコッ カッタ」
「ミンジが最近綺麗になったみたい」
「그러게. 남자친구 생겼나?」(クロゲ ナムジャチング センギョッナ?)
「そうだね。彼氏できたのかな?」
分かります
알아요(アラヨ):分かります
알아(アラ):分かるよ
例)
「이 이야기 절대로 남한테 하지마」(イ イヤギ チョルデロ ナムハンテ ハジマ)
「この話絶対に人にしないでよ」
「알아 알아」(アラ アラ)
「分かってる分かってる」
もちろんです
물론이죠(ムルロンイジョ)/그럼요(クロミョ):もちろんです
〈물론이지(ムルロンイジ)/그럼(クロム):もちろん〉
例)
「이거 부탁해도 될까요?」(イゴ ブッタクヘド テルカヨ?)
「これお願いしても良いですか?」
「물론이죠」(ムルロンイジョ)
「もちろんです」
「나도 같이 가도 돼?」(ナド カチ カドテ?)
「私も一緒に行っても良い?」
「그럼~」(クロム~)
「もちろん」
私もです
저도요(チョドヨ):私もです
〈나도(ナド):私も〉
2回続けて「나도 나도」もよく使われます。
また、「나두(ナドゥ)」と発音する人もいます。
例)
「아~ 피곤해!」(ア~ピゴネ!)
「あ~疲れた!」
「나도~」(ナド~)
「私も~」
ですよね
그러니까요(クロニッカヨ):ですよね
〈그러니까(クロニッカ):だよね〉
本来は「だから・なので」の意味で使われる接続詞ですが、この様に相づちとしてもしばしば使われます。
例)
「처음부터 말해줬으면...」(チヨウムブト マルヘジョッスミョン…)
「最初から言ってくれれば…」
「그러니까요...」(クロニッカヨ…)
「ですよね…」
それな
〈내 말이(ネ マリ):それな〉
「내 말이 바로 그 말이야 私が言いたいのはまさにそれ」を略したもの。パンマルなので目上の人には使えません。
例)
「걔 이야기 너무 길어」(ケ イヤギ ノム キロ)
「あいつ話超長い」
「내 말이~」(ネ マリ~)
「それな」
問いかける相づち
会話はキャッチボールとも言われます。相手が話したことに対して「そうなんですか?」など韓国語でもリアクションを取れるようになりたいですね。
この相槌によって、相手は自分の話をしっかりと聞いてもらっていることを感じることができます。これは、日本語でも韓国語でも同様ですね。
そうなんですか?
그래요?(クレヨ?):そうなんですか?
〈그래?(クレ?):そうなの?〉
例)
「내일은 비가 온대요」(ネイルン ピガ オンデヨ)
「明日は雨だそうです」
「그래요?」(クレヨ?)
「そうなんですか?」
そうでしょう?
그렇죠?(クロッチョ?):そうでしょう?
〈그렇지?(クロッチ?):でしょ?〉
語尾を下げると「そうですよね」で同意の意、語尾を上げると「そうですよね?」と確認するときや、相手に同意を求めるニュアンスになります。
例)
「이집 맛이 떨어진것 같아」(イチプ マシ トロジンコッ カッタ)
「この店味が落ちたみたい」
「그렇지? 나도 그렇게 생각했었어」(クロッチ? ナド クロッケ センガクヘッソッソ)
「でしょ? 私もそう思ってた」
本当ですか?
진짜예요?(チンチャエヨ?)/정말이에요?(チョンマリエヨ?):本当ですか?
〈진짜?(チンチャ?)/정말?(チョンマル?):ホント?〉
嘘でしょう?
거짓말이죠?(コジンマリジョ?):うそでしょう?
〈거짓말이지?(コジンマリジ?):うそでしょ?〉
거짓말は[거진말(コジンマル)]と発音します。ハングル通りの発音でないので注意しましょう。
例)
「저 두사람 사귀고 있다던데?」(チョ トゥサラム サキゴ イッタドンデ?)
「あの2人つきあってるらしいよ?」
「진짜? 거짓말이지?」(チンチャ?コジンマリジ?)
「ホント? 嘘でしょ?」
驚いたときの相槌
あいづちを韓国語でうつとき、驚きの気持ちをこめてリアクションが取れると会話が盛り上がります。
ここでは、嬉しいとき、悲しみに驚いたときなど、韓国語でのリアクションに使える相槌を挙げていきましょう。
そうなんですね
그렇군요(クロックニョ):そうなんですね
〈그렇구나(クロックナ):そうなんだ・なるほど〉
例)
「멀리 이사가게 됐어요」( モリ イサカゲ テッソヨ)
「遠くに引っ越すことになりました」
「그렇군요…」(クロックニョ…)
「そうなんですね…」
まさか
설마(ソルマ):まさか
例)
「걔가 너한테 거짓말 한거야」(ケガ ノハンテ コジンマル ハンコヤ)
「あいつがお前に嘘ついたんだよ」
「설마 그럴수가...」(ソルマ クロルスガ…)
「まさかそんな…」
まあ!
어머나!(オモナ!)・어머!(オモ!):あらまあ!・まあ!
どちらも女性だけが使う、驚きを表現する感嘆詞です。
例)
「저 임신했어요」(チョ イムシン ヘッソヨ)
「私妊娠したんです」
「어머! 축하해요!」(オモ! チュッカヘヨ!)
「まあ!おめでとうございます!」
わ~!
헐(ホル):わ~!・げっ!・えっ!
こちらは男女共に使います。びっくりした時や、嫌な事を見聞きした時によく使われます。
例)
「저기 사고 났나보다」(チョギ サゴ ナッナボダ)
「あそこ事故ったみたい」
「헐… 」(ホル…)
「わっ…」
なんてこと・どうしよう
어떡하죠?(オットカジョ?):どうしましょう
〈어떡해(オットッケ):なんてこと・どうしよう〉
「어떡해(オットッケ)」は、「どうする」を意味する「어떡하게 하다」が縮約されたものです。
良くない話を見聞きして同情の気持ちを表現する「なんてこと」や、嬉しい時や困った時の「どうしよう」に当たります。
例)
「어머님이 입원하게 됐어요」(オモニミ イボンハゲ テッソヨ」
「お母さんが入院することになりました」
「어머… 어떡해...」(オモ…オットッケ…)
「まぁ…なんてこと…」
ありえない
말도 안 돼요!(マルド アン デヨ!):ありえません!
〈말도 안 돼!(マルド アン デ!):ありえない!〉
直訳「言葉にもならない」を「ありえない」の意で使います。
例)
「남자친구가 내 생일 까먹었어」(ナムジャ チングガ ネ センイル カモゴッソ)
「彼氏が私の誕生日忘れてたの」
「말도 안 돼!」(マルド アン デ)
「ありえない!」
ここで少し余談!
下記記事で韓国語の尊敬語についてご紹介しています!これを理解すれば韓国語力がワンランク上に上がります!
返事に困ったとき
内容によっては、同意ができないような韓国語の会話になったとき、返事に困ってしまうこともあるでしょう。そんなシーンの相槌を紹介します。そんなシーンの相槌も知っておくと便利ですね。以下、紹介します。
さあ…
글쎄요(クルッセヨ):さあどうですかね
〈글쎄…(クルッセ…):さあ…〉
返事に困って言い淀んだ時、覚えておくと便利なフレーズです。答えたくない質問をされ、答えをはぐらかすのにも使えます。
良く分かりません
잘 모르겠어요(チャル モルゲッソヨ):よく分かりません
〈잘 모르겠다(チャル モルゲッタ):よく分かんない〉
잘が無いと、バッサリと会話を断ち切るイメージですが、잘を追加するだけでぐっと柔らかい表現になります。困ったときの返答に、必ず覚えておきたいフレーズです。
分からなかったとき
さらに、相手が言ったことが分からなかった、理解できなかったとき、韓国で使われる相槌を紹介していきましょう。
何ですって?
뭐라고요?(ムォラゴヨ?):何ですって?
〈뭐라고?(ムォラゴ?):何だって?〉
もう一度言ってください
다시 말해주세요(タシ マルヘジュセヨ):もう一度言ってください
〈다시 말해줘(タシ マルヘジョ〉:もう一度言って
その他の相づち
다행이네요(タヘンイネヨ):良かったですね
〈다행이다(タヘンイダ):良かったね〉
너무하네요(ノムハネヨ):ひどいですね
〈너무하다(ノムハダ):ひどい〉
대단해요(テダネヨ):すごいです
〈대단하다(テダナダ):すごい〉
万能相づち「아이고~!」(アイゴ~!)
「わぁ!まぁ!やれやれ!なんてこった!あちゃー等々」
この言葉はドラマや映画で耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
驚いたとき、飽きれたとき、悲しいとき、嬉しいとき…様々な感情をひと言で表すことが出来る、まさに万能相づちですが、使いすぎると相手は馬鹿にされている気分になるので気を付けましょう。
ここでまた少し余談!
新しい言語を習得するときの大きな壁の一つ「発音」。下記記事で「発音」の正しい身に付け方をご紹介しています♪ぜひ参考にしてください♪♪
韓国語の相槌 まとめ
一口に韓国語の相づちと言っても、シーン別にこんなに沢山の表現があるんですね。
相づち表現を身につける私のおススメの学習方法は、韓国のトーク番組を見ることです。
自然な相づちの入れ方のタイミングをネイティブ同士の会話から学ぶことができるので、効果的ですよ。
韓国語がまだあまりサクサクと話せない状態でも、うまく相槌を取ることがコミュニケーションの秘訣になります。豊かな表情とともに相づち表現の幅を広げて、韓国語での会話をもっともっと楽しみましょう♪

韓国蔚山市在住10年目、2児の母です。2011年語学留学中のLAで知り合った韓国人男性と結婚。それを機に無謀にも韓国語が全くできない状態で韓国での生活を始める。2019年より自身がゼロから学習してきた経験を元に、韓国語学習に関する執筆活動を開始。最近は、辛さの奥にある韓国料理の魅力を再発見し、趣味で韓国料理を学び、好きが高じて国家資格「韓食調理技能師」を取得しました。