不気味だけど気になってしまう「オカルト」の英語表現ご紹介

occult

オカルト映画やオカルト番組、オカルト情報、オカルト伝説など、「オカルト」という用語を目にしますが、英語では何というのでしょうか。

そもそも「オカルト」って日本語になっているけど、日本語の意味も曖昧なまま使っている人も多いと思います。

そこで今回の記事では日本語の「オカルト」の意味を確認し、英語では何というかについて語源にも遡って解説します。

オカルト好きな人には、英会話で使えそうな英語の例文も紹介します。

「オカルト」を英語でいうと?

「オカルト」って英語で何というのかを知る前に、質問です。「オカルト」って何だと思いますか?

オカルト映画やホラー映画がありますが、両者に違いはあると思いますか?

あるとすればどう違うのでしょう。

まずは「オカルト」とは何を意味するのかをしっかり理解してから、英語でどういうのかを学びましょう。

日本語で「オカルト」とは?

実は私もなんとなく「オカルト」という言葉を使っていましたが、検索して意味を調べてみるとgoo国語辞典には、次のように定義されていました。

1)超自然の現象。神秘的現象。

2)目に見えないこと。隠れて見えないこと。

神秘的現象も「オカルト」というのですね。

要するにオカルトとは、私たちが認識できる自然現象から外れた現象のうち、怖いことも美しいことも含むということのようです。

「私たちの認識」というのがキーワードで、大雑把に言えばそこから外れるものをオカルトといいます。

暗くて見えない場面で起こる不可解な現象や、目に見えないものが引き起こす現象は私たちの認識を超えた現象ととらえ、それを「オカルト」という言葉で表現するようです。

英語で「オカルト」とは?

英語で「オカルト」は「occult」といいます。

発音が日本語とは違うので要注意です。

アメリカ英語では「オカルト」の「オ」が日本語の「ア」に近い音になり、イギリス英語は「ア」よりはやや「オ」に近い音に聞こえます。

念のためoccultの意味を英英辞典で調べてみると

relating to mysterious or supernatural powers and activities

(参考:https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/occult Cambridge Dictionary

となっており、日本語のオカルトの意味と同じでした。

英語がカタカナの日本語になった言葉は、ときどき英語の意味とは異なることがあるので、念のため調べて意味を確認しておくほうが良いでしょう。

オカルトの語源

オカルトはラテン語「occulere」の過去分詞形「occulta」が語源になっています。

ラテン語の「occulere」は目で見えないものや触れることができないものに対して使われた言葉です。

「オカルト」の関連用語

「オカルト」の他に、「ホラー」「スピリチュアル」「スプラッター」などの関連用語がありますが、それらの違いを説明します。

「オカルト」と「ホラー」の違い

「オカルト」と混同しがちな「ホラー」ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

「オカルト」(occult)の意味は、超自然現象・神秘的現象や目に見えないことでした。

これに対して「ホラー」(horror)の意味は恐怖やぞっとするほど嫌なもののことをいいます。

この二つの意味は重なる部分があります。

「オカルト」には恐怖を感じたりぞっとすることもあったりして、それはホラーと重なります。

例えば有名なホラー映画である『エクソシスト』は、悪魔に取りつかれた少女の身体に異変が起こり、人間では考えられないような奇妙な動きをするなどして、観る人の恐怖心を煽ります。

悪魔が起こす数々の現象は超自然の現象と言えるので、『エクソシスト』はオカルト映画でもあるのです。

これに対してオカルトには神秘的現象も含まれ、そこには恐怖以外にも不思議・感動・美の意味も含まれています。

ここがホラーの意味と違うところです。

「オカルト」と「スピリチュアル」の違い

日本語としての「スピリチュアル」の意味は、おおむね「精神世界」を指すことが多いと思われます。

「精神世界」とは、肉体や物質以外のものであり、心や死後の世界(霊)、宗教などのことを指しています。

「オカルト」の意味と被るところは、「目に見えないもの」「神秘的現象」です。

これらの言葉も、一部重なる意味があるため、混同しやすいのだと思います。

英語「spiritual」の意味を辞書で調べると

「精神(上)の、精神的な、霊的な、宗教上の」

(参考:https://ejje.weblio.jp/content/spiritual Weblio英和辞典・和英辞典)

となっていて、似たような意味ですが、日本は宗教を信じている人が他国に比べて少ないという状況から、「宗教上の」という意味合いで使われることは少ないと思います。

「オカルト」と「スプラッター」の違い

スプラッター映画というジャンルがあります。

この「スプラッター」とは「水などの液体がばちゃばちゃと跳ねる」ことを意味しています。

そこで血が飛び散るような殺人事件のシーンがある映画はスプラッター映画と呼ばれています。

このような映画は見るのが怖いので、「恐怖」の意味で「オカルト」と重なるのかもしれませんが、どちらかというと「ホラー」に近いといえます。

スプラッター映画は幽霊などの超自然的な存在による殺人というより、人間によるものだからです。


ここで少し余談!

下記記事では、「便利」の英語表現をご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

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いろんな「おばけ」を英語で

「オカルト」には超自然の現象という意味があることから、「おばけ」の類もオカルトに入ります。

ところで「おばけ」って英語で何というのでしょう?

「おばけ」に関する言葉には、幽霊、亡霊、生霊、怪物、妖怪などがありますが、それぞれに対応する英語はあるのでしょうか。または英語独特の単語は存在するのでしょうか。

「オカルト」にちなんで、いろんな「おばけ」の英語を紹介していきます。

「おばけ」って何?

ウィキペディアによると、「お化け(おばけ)とは、本来あるべき姿やあるべき姿から大きく逸脱し、変化した姿のこと」と定義されています。

この意味からすると、「おばけ」=「幽霊」というわけではなさそうです。

「おばけ」はもっと広い意味で、「得体のしれない気味の悪いもの」の総称といえそうです。

「おばけ」に相当する英単語

「おばけ」や「幽霊」に相当する英語は「ghost」「spook」「specter」「phantom」です。

英英辞典でそれぞれの意味を見てみると

●Ghost:the spirit of a dead person(亡くなった人の魂)

●Spook: a ghost(幽霊)

●Specter: a ghost, any object of fear or dread(幽霊、恐ろしい物体)

●Phantom: specter(幽霊、恐ろしい物体)

幽霊とは「亡くなった人の魂のことで、亡くなった後成仏できなくてでてきたもの」と考えられています。

英英辞典によると上記単語4つの意味からは、日本語でいう「おばけ」よりも「幽霊」に近いのかもしれません。おばけに最も近いのはspecterのような気がします。

「霊」又は「悪霊」に相当する英単語

「霊」に相当する英単語は 「wraith」
「bad spirit / evil spirit」
「soul」
です。

同じように英英辞典でそれぞれの意味を見てみると

●Wraith: the apparition of a person living or thought to be alive, supposed to appear around the time of his or her death(生きている人の魂、またはまだ死んだことを知らない人の霊)

これは日本では生霊や亡霊などと呼ばれています。

●Bad spirit / evil spirit: a spirit tending to cause harm(害を及ぼす恐れのある霊)

日本語では悪霊と呼ばれています。

●Soul: the immaterial part of a person(人間の非物質的な部分)

日本語では霊や魂のことを指します。

その他、オカルトに関連する用語

●Demon: an evil spirit or force(邪悪な魂または力)

これは日本語では悪魔や鬼のことを指します。

●Zombie: a dead person whose body is made to move by magic(魔力で動かされている死体)

日本語でいうゾンビのことです。

●Monster: an imaginary or ancient creature that is large, ugly, and frightening(大きくて醜く恐ろしい架空もしくは古来の生き物)

日本語でもモンスターと言いますが、怪物のことです。

●Goblin: a small ugly creature in children’s stories that likes to trick people(子どもの読み物に出てくる、人間に悪さをする小さくて醜い生き物)

日本では妖怪に近いと言えます。実は日本の妖怪は良い妖怪や悪い妖怪などバラエティに富んでいて、日本独自のものと言われています。

オカルト好きが英会話で使えるフレーズが学べる本

オカルトが好きな人向けの月刊誌『ムー』から、『ムー公式 実践・超日常英会話』という本が出版されていて、その本の中にはマニア向けの英語表現が紹介されていて面白いです。

本の中から例文を1つ紹介します。

I saw lots of small discs emerging from a huge cigar shaped UFO.

(巨大な葉巻型UFOから小型の円盤が次々と発進していくのを見た。)

<『ムー公式 実践・超日常英会話』 宇佐 和通 (著) 学研プラス>


ここでまた少し余談!

下記記事では「ワンマン」の英語表現をご紹介しています!良く聞く言葉ですが、英語でなんと表現するのか分からないですよね。。でも大丈夫です!下記記事で一緒に学んでいきましょう♪♪

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英会話でオカルトについて話そう

特にオカルト好きではなくても、怖い話や不思議な話に興味を持つ人は多いと思います。

英語でオカルト話ができると、各国の様々な話が聞けるので面白いと思います。

日本の妖怪は独特だと説明しましたが、「Goblin」ではなく妖怪をそのまま「Yokai」と言って詳しく説明しても楽しそうです。

小学生に人気の『妖怪ウォッチ』や昔からの人気テレビ漫画『ゲゲゲの鬼太郎』、その他にもドロロンえん魔くん』、『妖怪人間ベム』、『怪物くん』など、たくさんの漫画があるので、英会話で妖怪話のネタはつきることなく続くでしょう。

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