「合コン」の英語表現ご紹介♪♪ 海外の「合コン」事情!?

Matchmaking party

合コンを英語で言うと

日本では「出会いの場」としておなじみの合コン。

初対面の男女がパートナーを探すために飲み会をする合コンですが、英語でなんと表現したらいいのでしょうか?

「合コン 英語」で検索してヒットした単語を検証してみましょう。

・Matchmaking party

 直訳すると、自分とマッチする相手を見つけるためのパーティー。日本の合コンに最も近い形式のカジュアルな出会いの場。

・Group blind date

 友人の紹介などで見知らぬ相手同士がデートをするblind date、これをグループ(複数人)で行うという意味。

・Speed dating party

 アメリカ発の大ヒットドラマ「Sex and the City」にも出てきたこちらのパーティは、1対1で話す時間があり、どんどん相手を交代してその場でスピーディーなデートをするシステム。

合コンというよりも、婚活パーティに近い印象です。

このあたりが合コンに近い表現だと思います。

つづけて、「how to say gokon in English」という英語でも検索してみたところ、wikipedia に以下のような記事がありました。

Group dating is a modern pattern for dating where a group of single men and a group of single women organise a night out, with the hope of forming romantic partnerships. It is most popular in Japan, where it is known as gōkon.

In other cultures, group dating is becoming more popular as a safe alternative to single dating (especially blind dating), also helping to ease tension, because both parties will feel more comfortable having the company of their friends.

参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Group_dating

Gokon という日本語のまま表記されているのが面白いですよね。

この記事によると、日本の合コンのようなスタイルは、近年では他の地域でも人気になっているようです。

その理由は、見ず知らずの人と緊張したお見合いのようなblind dateに比べて、合コンの方が安全でリラックスできる出会いの空間だからとのこと。

以上の内容をまとめると、合コンにまつわる英語表現は、「Group dating」が日本の合コンには最も近いようです。

とはいえ、海外での出会いといえばバーなどで1対1で気になる相手に直接声をかけたり、友人同士で集まったパーティで仲良くなるスタイルが主流です。

5対5などきっちり男女の数をそろえて出会いの場をセッテングするのは、シャイな日本人の特徴といえるでしょう。

合コンしようよ!って英語でなんて言う?

日本在住の外国人は日本の文化に馴染みがあるため「Gokon」を知っている人もいるでしょう。

気軽に合コンに誘うには、こんなフレーズを使ってみたらいいかもしれません。

・Let’s have a group date! (グループデートしようよ!)

「group date」の部分を、先ほどご紹介した 「Matchmaking party」
「Group blind date」
「Speed dating party」
と入れ替えても使えます。

そのほかにも、シンプルに「パーティしようよ」と誘うと大人数でワイワイ盛り上がるイメージが共有できます。

・Let’s party ! (パーティしようよ!)

date という表現があると真剣なパートナー探しの意味合いが強くなるので、party と言い換えることでカジュアルな集まりに誘うことができます。

・Why don’t we have a party this weekend ? (今週末、パーティしない?)

・Why don’t you come to the party tomorrow ? (明日、パーティーに一緒に行かない?)

「Why don’t we ~?」
「Why don’t you ~?」
なども「〜しない?」という意味の、カジュアルなお誘いの表現として定番です。

ちなみに上記のように誘われたら「Sure!」(もちろん!)や「Sounds good!」(いいね!)などの返事がネイティブっぽくておすすめです。

合コンで使える便利な英語フレーズ

ここでは、合コンや出会いの場ですぐに使える便利な英語フレーズをまとめてご紹介します。

長い文章よりも短い表現のほうが会話がテンポよく進むので、以下の一言表現を丸暗記して実践するのがおすすめです。

・はじめに

カジュアルな自己紹介にチャレンジしてみましょう。

Hi nice to meet you. (どうもはじめまして)

I am Ayumi. (あゆみです)

Please call me Ayu. (あゆって呼んでください)

まずはあいさつ、そして名前を覚えてもらうことから。

初対面で緊張していると、なかなか名前を覚えるのが難しいですよね。

緊張しているのは相手も同じ、そんな時は自分の名前を何度か繰り返して伝えると覚えてもらいやすいです。

英語での会話はニックネームをつけることがよくあるので、例えばケンタロウならケン、マイコならマイなど、2文字のニックネームを考えてみてください。

I like watching movies. (映画を観るのが好きです)

How about you ? (あなたは?)

名前の次は趣味について話しましょう。

映画や音楽などは話がふくらむ万国共通の話題です。

また、自分から話すことが続いたら「How about you ?」「And you ?」などの一言をはさむと、相手の話題に切り替えることができます。覚えておくと便利なフレーズです。

ちなみに、年齢や仕事、出身地などは聞かれない限り話題にしません。

日本人は年代や所属について知りたがることがありますが、英語での会話はその人自身の趣味や個性について話すことが一般的です。

・盛り上がってきたところで

会話が盛り上がってきたところで、あいづちの一言表現を使いながらフィーリングが合うことをアピールしてみましょう。

I like it, too !(私も好きだな!)

That’s true. (その通り)

Right! (だよね!)

Absolutely (絶対そうだよね)

男性なら全体を、女性なら外見の一部をとりあげて褒めると効果的だといわれます。

You are so fun! (あなたって面白いね!)

You are so cool. (あなたってイケてる)

I like your style. (あなたのファッションセンス、好きだな)

Your hair is very beautiful. (あなたの髪はとてもきれいだね)

初対面の相手とのコミュニケーションで大切なのは、同意することと褒めること。

簡単な表現でポジティブな会話を楽しみましょう。

・最後に

さらに仲良くなるために、別れ際に連絡先の交換や次の予定を積極的に聞いてみてください。盛り上がった会話の後なら、喜んで応じてくれるでしょう。

It was nice to see you today. (今日はあなたに会えてよかった)

Do you use Instagram? (インスタ使ってる?)

Let’s exchange contacts. (連絡先を交換しようよ)

Any plans this weekend? (週末は予定ある?)

Let’s hang out next time. (今度いっしょに遊ぼう)

最近の連絡ツールの主流はInstagramで、電話番号やFacebookよりも連絡先の交換がしやすいそうです。

タイムラインで好みや交友関係も分かるし、DM機能でメッセージを送ることもできます。

SNSはあまり使ってない、という人はこの機会にぜひアカウントを作成してみてはいかがでしょうか。

友達づくりはもちろん、海外セレブの人気アカウントをチェックしたり、英会話学習のアカウントなど、実践的な英語を学べる便利なツールでもあります。

合コンの語源

ここまで合コンにまつわる英単語や英語フレーズをご紹介してきましたが、そもそも「合コン」ってどういう意味かご存知ですか?

「合同コンパ」の略称だということまではなんとなく想像がつくと思います。

この「合同コンパ」もともとはいくつかあった「コンパ」のなかのひとつだったのです。

「会社、会合、交際、交友」を意味する英語「company」に由来して明治時代の大学生が始めたといわれる「コンパ」。

当時は学生寮の中で集まって、お菓子などをつまみながら座談会をすることを意味しました。

主に大学生が親睦を深める目的で始まった「コンパ」は、仲間内で集まって飲み会を開くことから、男女の出会いの場へと変化していきました。

複数の学生グループが集まってコンパ(飲み会)を開く「合同コンパ」が、現在では男女の出会いのための飲み会を意味する「合コン」になりました。


ここで少し余談!

日本語では日常的に使っている言葉でも、「英語だとどうやって表現するんだろう?」という言葉はたくさんありますよね。下記にそんな悩みを解決するブログ記事をピックアップしたのでぜひご覧ください♪♪


合コンは日本の文化?

日本では「合コンに行く」というと、独身の男女が集まって飲み会をして、みんなで盛り上がって楽しみながら出会いを見つけるイメージがあります。

合コンのほかにも、お見合いパーティや婚活イベントなど、日本人は協調性や集団行動を好むのが特徴的です。

それに対して、海外ではバーやクラブで気になる相手がいたら声をかけたり、友人同士が集まるパーティで仲良くなった相手をデートに誘ったりと、自由気ままに出会いを求める傾向があります。

合コンで外国人と英語で話す機会があれば、先ほどご紹介した一言フレーズをどんどん使って積極的に会話を楽しんでみてください。

シンプルな表現から少しずつ英会話を身につければ、国際恋愛をすることになったり、将来のパートナーから愛の言葉が毎日のように届けられるかもしれません。

こんな風に未来の可能性がふくらむことも、英語学習のモチベーションにつながりますね。

恋愛や出会いにまつわる会話は、海外のドラマや音楽でも頻繁に出てくるのでぜひチェックしてみてください。