英語が話せるようになったら、外国人と恋に落ちるようなこともあるかもしれませんね。
恋愛英会話には、英語によるコミュニケーションを極める上でとても役に立つフレーズがたくさんあります。
今回は、洋画に登場する素敵な告白シーンもご紹介しながら、告白に使える英会話フレーズを見ていきたいと思います。
「告白する」って英語でなんて言う?
それではさっそく、「告白する」の英語表現について見てみましょう!
ask 人 out
「人を誘い出す」という意味のフレーズです。
「デートに誘う=好意を示す」ということですから、「告白」のニュアンスで使われます。
confess my love
辞書で「告白する」を調べると一番に出てくるのがconfessでしょう。
ただ、これだけでは「真実を告げる」という意味の幅広い「告白」になってしまうため、後ろにloveを付けることで「愛の告白」というニュアンスを追加するといいでしょう。
似たような表現として、confession my feelingというのもあります。
tell 人 how I feel
直訳すると「私がどう感じているかを伝える」となりますね。
告白のニュアンスで使われるフレーズです。
同様の表現で、
tell 人 that I like him/her
彼/彼女に好きだと伝える
というのもあります。
want to go out with you
“go out”には、「出かける」という意味だけでなく「デートに行く」という意味があります。
そこで、「デートに行きたい」と伝えることで告白のニュアンスを出すことができるのです。
fell in love with you
「あなたに恋をしました(恋に落ちました)」と伝えることで、告白の意味合いを出します。
「フォーリンラブ」という言い方は日本語でもしますよね。
have a confession to make
「告白したいことがある」という意味の言葉ですが、「告白する」のニュアンスでよく使われます。
クリスチャンの方々が教会で行う告白にも使われる表現ですので、比較的幅広い意味を持つフレーズだと覚えておきましょう。
ここで少し余談!
一目惚れを英語でどのように表現するの?そんな一目惚れに関して説明している記事を載せておきます!
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
相手の心を動かす!英語の告白フレーズ
それでは続いて、英語の告白フレーズを見てまいりましょう。
洋画の具体的なシーンと合わせてご紹介しますので、使い方をイメージしながら見ていってくださいね♪
I like you very much.
あなたがとても好きです。
一番シンプルですが、はっきりと好意が伝わるフレーズですね。
very muchをつけることで、特別な「好き」であることが伝わります。
こちらのフレーズは、映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の中で登場していました。
Very inarticulately is that, in fact, perhaps, despite appearances I like you very much. I like you very much just as you are.
僕のこれまでの態度から、とてもそうは思えないだろうけど、君が好きだ。ものすごく。ありのままの君が。
それまではかなりそっけない態度をとっていた男性でしたが、実はそれが「好き避け」だったことが判明する、かわいらしいシーンです。
likeには幅広い好意が含まれるので、前後の文脈もとても大切です。
just as you are
ありのままの君
という表現もとても素敵ですので、告白の時に言われたらうれしいですよね!
You’re the girl of my dreams.
あなたは私の夢見た人だ。
相手に対して、「自分の理想の(夢に描いた)人です」と伝えることで、告白の意思を示します。
自分のことをしっかり分かった上で、こんなことを言ってもらえたら本当にうれしいですよね。
こちらのフレーズは、映画「50回目のファーストキス」に登場していました。
事故により記憶障害を患ってしまい、このままでは恋人に迷惑がかかってしまうと考え別れを決意した女性に、男性が再度告白するシーンです。
You erased me from your memories because you thought you were holding me back from having a full and happy life. But you made a mistake. Being with you is the only way I could have a full and happy life. You’re the girl of my dreams… and apparently, I’m the man of yours.
君は僕の記憶を消してしまったんだよ。君といることで、僕が充実した幸せな人生を送れなくなるんじゃないかって考えたから。でも君は間違っていたんだ。だって君といることだけが僕が幸せになる唯一の方法だから。君こそが僕のずっと夢見てきた相手なんだ・・・それにどうやら、君にとっての僕もそうみたいだね。
“I’m the man of yours.” は直訳すると 僕は君にとってのthe manだ。 となりますね。
恋愛英会話において”the man”や”the one”という場合は、「運命の人、その人にとってただ一人の相手」という意味になります。
不用意に使ってしまうと、「ずいぶん自信満々だな!」と思わせてしまうかもしれませんが、今回のシーンのように、「どう考えてもお互いしかいない!」というような状況になったら効果的なフレーズでしょう。
You’re perfect.
あなたは完璧な人です。
どこが好き、というレベルではなく、もう「完璧!」と言われることなんて滅多にないですよね。だからこそ本当にうれしい言葉だと思います。
こちらのフレーズは、映画「ラブ・アクチュアリー」の中に登場していました。
To me, you are perfect. And my wasted heart will love you.
僕にとって、君は完璧な人だ。報われない僕の心は、君を愛し続けるよ。
自分の親友と結婚した女性のことを心底愛してしまった男性が、玉砕覚悟で挑む愛の告白フレーズです。
“wasted”という単語は「無駄な」という意味ではなく、ここでは「消耗した・衰弱した」というニュアンスで使われており、どれほど深い愛情だったかを伝えるキーワードとなっています。
I’m involved with you.
君に夢中だ。
“involved”には「深入りする、深く関わる」という意味がありますが、恋愛においては「夢中になる」という意味でも用いられます。
こちらのフレーズは、映画「タイタニック」の中に登場していました。
But I’m too involved now. You jump, I jump, remember?
でも僕は君に夢中になりすぎたんだ。君が飛ぶなら僕も飛ぶ。いいね?
「私のことはほっといて!」と言いながら海に飛び込もうとするヒロインに、レオナルド・ディカプリオ扮するジャックがこのフレーズを言うんですよね。
そしてあの有名な、船首で両手を広げるシーンへと移っていくわけです。
最高にロマンティックな展開ですね!
このinvolvedには、恋愛の「夢中」というニュアンスに加え、「ほっといて!」という言葉に対する「ほっとけないよ!(もう君と深く関わりすぎたから)」というニュアンスもあります。
またまた少し余談!
ドキドキは英語でどう表現するの?そんなドキドキに関する英語表現を紹介する記事を載せておきます!
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
カードに思いを託すなら?英語のメッセージで告白しよう
それでは続いて、メッセージカードで告白する場合に使える英語フレーズについてご紹介しましょう!
I’m in love with you.
あなたに恋をしています。
“be in love with <人>”で、「<人>に恋をしている」という意味になります。
シンプルで伝わりやすく、とてもいいフレーズですよね。
メッセージカードを開いて、このフレーズが目に飛び込んできたら、「わあ!」とびっくりしてしまいそうです。
I want you to go out with me.
あなたとデートしたいです。
はじめに「告白する」の英語表現でご紹介した”want to go out”の表現ですね。
「あなたと出かけたい」というニュアンスなので、メッセージカードを見て好意的な反応をもらったら、スムーズにデートのお誘いができそうです。
XOXO(キス&ハグ)
これはちょっと小悪魔的な告白ですね。
まだお付き合いしていない段階でメッセージカードにXOXOと書いたら、なんだか謎めいた感じを演出することができます。
海外ではキスやハグが挨拶なので、必ずしも恋人同士のものというわけではありませんが、やはりメッセージの最後にこれがついていると、「あれ、こちらに気があるのかな?」と思ってしまうものです。
「軽い親愛の情で書いたのか?いや、それにしてもちょっと意味深だな・・・」と相手を惑わせるメッセージになるでしょう。
I think of you as more than a friend.
あなたのことを友達以上に思っています。
「愛してる!」「好きだ!」といった言葉を使うのが苦手な日本人にとっても使いやすいフレーズなのではないでしょうか。
“think of <人>”で「<人>を思う」ですから、これに”as(~として)”を付けることで、「<人>を~だと思う」という意味にすることができます。
「友達以上」を意味する”more than a friend”も、恋愛英会話ではよく聞くフレーズですので、併せて覚えておきましょう!
I can’t get over you.
君を忘れられない。
これは、過去一度付き合ったことのある相手に対する告白フレーズですね。
「忘れる」という意味の言葉では、”forget”が最も馴染みある表現かと思いますが、”get over”で「(別れを)乗り越える=忘れる」というニュアンスを出すこともできるんですね。
まっすぐにこうした言葉でアプローチされたら、心が動いてしまいそうですね!
番外編:英語でプロポーズするときのフレーズ
ここでは番外編として、英語でプロポーズするときのフレーズについて触れてみたいと思います。
まず、結婚を意味する”marry”の扱いには迷う方が多いですよね。
ここで一度整理しておきましょう!
marry:結婚する(動詞)
be married:結婚している(形容詞)
marriage:結婚(名詞)
特に、“be married”は、「結婚”されて”いる???」と受動態のように感じて迷う方が多いので気を付けましょう!
というわけで、英語のプロポーズフレーズですが、王道は間違いなくこの一択ですね!!
Will you marry me?
洋画や海外ドラマで何度となくプロポーズシーンを見ている女子たちは皆、このフレーズに憧れているのではないでしょうか。
こちらのフレーズは、映画「Sex and the City」の中でビッグがキャリーにプロポーズするシーンで登場します。
Carrie Bradshaw, love of my life… Will you marry me?
キャリー・ブラッドショー、運命の女性・・・。僕と結婚してくれますか?
“love of my life”とありますので、「自分の人生をかけた愛=人生でただ一人の運命の女性」だというニュアンスが伝わってきます。
日本語のプロポーズだとここまでロマンチックなセリフを言うことはなかなかないと思いますが、英語だとしっくり来ますね!!
英語の告白フレーズについてご紹介してまいりました。
参考になるものはあったでしょうか?
シャイな日本人にとっては使いにくいものもあったかもしれませんが、国際恋愛をすることになったら、相手からこのような言葉がどんどん飛んでくるかもしれません♪
海外ドラマや洋画でイメージを膨らませつつ、こうしたフレーズもぜひ覚えていってくださいね!!
高校時代イギリスに短期留学し、大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。金融機関勤務を経て、2017年結婚を機にフリーランスとしての活動を開始。現在はオンライン英会話スクールNativeCampで講師を務めるほか、TOEICコーチとしても活動(直近スコア915点)。趣味は海外旅行。