「エモい」は英語でなんて言う?エモいの意味から例文まで紹介!

エモい、英語、ネイティブキャンプ

Twitterを使っていると、時々聞いたこともないような新しい単語に出会うことがあると思いますが、中でも「エモい」という言葉を見かけたことがある方は多いでしょう。

SNS以外でも、日常会話をしている時に、何かにつけて「エモい」を連発する人が時々います。

ちなみに、これはあくまでも傾向ですが、性別関係なく、「エモい」を使いがちなのはバンドマン、またはロックバンドが好きな方達が多いです。

しかし、この言葉の正確な意味や使い方をきちんと理解していないため、なんとなく雰囲気で汲み取ったり、使ってみたりしている、という方も少なくないでしょう。

このような新種の単語は、どういったシチュエーションで使うべきか、ということをしっかり把握した上で使うのが無難ですし、間違った使い方をして誤解を生んでしまうようなことは避けるべきです。

今回は、「エモい」という言葉のそもそもの意味や使い方、それに相当する英語表現まで紹介したいと思います!

「エモい」ってそもそもどういう意味?

まずは、「エモい」がそもそも何を意味する言葉なのかをWikipediaで調べてみたところ、

エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本のスラング。

感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「哀愁を帯びた様」、「趣がある」などに用いられる。
Wikipedia引用)

ということがわかりました。

「エモい」は、元々は「Emo」という音楽ジャンルからきています。

「Emo」は激情的・感動的であり、激しいロックサウンドをベースとしながらも、哀愁のある美しいメロディアスな曲調、心情を吐露するような感傷的な歌詞が特徴の音楽ジャンルです。

「エモーショナル・ハードコア」や「エモコア」といった名前で知られており、現代のアメリカのパンク・ロック・バンドの多くに模倣されている音楽スタイルです。

また、研究者、大学教員、メディアアーティスト、実業家など、多方面で活躍中の落合陽一さんも「エモい」という言葉をよく使います。

彼にとってのエモいは、「ロジカルの対極にある、一見ムダなもの。いとおかし。」とのことです。

落合氏はとても影響力のある有名人の一人で、彼の発信をフォローしている人たちも影響を受けて「エモい」という言葉をSNSなどで使っているようです。

なお、「エモい」という言葉自体は、音楽シーンにおいては1980年代からすでに使われていたと言われていますが、一般的な若者言葉としては2007年頃から広まっていきました。

また、三省堂による、その年を代表する言葉で、今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを選ぶ「今年の新語」にて、なんと 2016年に2位にランクインしています。

一般的な若者言葉としては、感動した瞬間や、悲しい、寂しいという感情の代用で使われたり、それら複数の感情が交じってなんとも言い表せない感情を一言で表すのに使われたりします。

そのため、「エモい」の対象となるものは音楽をはじめ、風景や写真など様々です。

何かひとつの明確な意味があるわけではなく、どちらかと言えば、今の感情を表せる明確な言葉・ベストな言葉が見つからない時に活躍する言葉です。

以下は、日本語で「エモい」を使った時の例文と、解説です。

「エモい」の例文

・このバンドの曲、エモいわー。

聞いている曲のメロディーが単純に美しくて感動する、曲の歌詞が自分の現在置かれている状況と重なって感傷的になる、過去の大切な記憶に紐づくような曲でノスタルジックになる、といったような意味で使われています。

・今日の夕日がすごくエモい。

夕日そのものが綺麗・美しい、ポジティブネガティブに関わらずその日、何か感傷的な出来事があり、その時の気持ちが夕日に照らされたドラマチックな感情になっている、というニュアンスが込められています。

・先生からの手紙を読んでいたらエモくなってきた。

先生との過去の思い出が手紙を読むことで回想され、その思い出全体に対して色々な感情が込み上げてきている、懐かしいノスタルジックな感情になっている、という感覚が読み取れます。

・長年使ってきたスマートフォンが壊れた、エモっ。

長年連れ添ってきたものへの「別れ」に対する寂しさ、感謝などの感情、もしくはその別れ自体の光景に対して使われます。

・今日の卒業式はエモかった。

感動的なスピーチがあった、過去3年間の思い出が全て回想された、これからの旅立ち、別れなどなど、それぞれのことに対して、もしくはこれらが合わさって感傷的であった様を表すのに使われています。

「エモい」は英語でなんて言う?

「エモい」に相当する英単語は、以下の3つです。

・emotional(形容詞)

感情的な、感情に動かされやすい、感激しやすい、などの意味で使われます。

・emotion(名詞)

感情、感動、感性、などの意味です。

・emo(名詞)

エモ系ロックバンド、大げさに悲観している人、よりエモーショナルな人に対して使われます。

そのほかで似た表現も見て行きましょう

・nostalgic
名詞: nostalgia

遠い懐かしさ、失われた者などに対して思いを馳せ、恋しさを抱く様を表すのに使われます。

・sad
名詞: sadness

哀しい、しんみりとした感情を表すのに使われます。

・sentimental
名詞: sentiment

感傷的な、感情的な、涙もろい、のようなニュアンスを出したい時に使われます。

また、参考までに、以下は、英語学習者の方が疑問に思いがちな
「feeling」「emotion」の違いです。

・feeling

「感情」を表すもっとも一般的な単語であり、単純に「気持ち」という意味で使います。
「good feeling」「mixed feeling」など、形容詞によって様々な種類の感情を言い表すことができます。(動詞で使う時も考え方は同じで、「feel good」「feel sleepy」のように表すことができます。)

・emotion

「emotion」は強い感情、感動、つまり「strong feeling」であることを表します。
「feeling」は形容詞で感情の種類を表すのに対し、「emotion」は「strong emotion」「great emotion」のように形容詞で感情の強さの度合いを表すことができます。

「エモい」を英語で説明しよう

最後に、「エモい」を外国人に英語で簡単に説明するための例文を、レベル別にご紹介します。

初級編

“エモい” is Japanese slang. It means “emotional”. It was selected as the second most important word from the Kotoshi no Shingo 2016, announced by a Japanese publishing company called "Sanseido".

「エモい」は日本語のスラングです。「emotional」を意味します。三省堂という日本の出版社によって発表された2016年の「今年の新語 2016」で二位に選ばれました。

中級編

“エモい” comes from the English word “emotional”. It not only means “emotional”, but also “nostalgic”, or “sentimental”. A lot of young Japanese people use this word everywhere these days, like “This song is ‘エモい’.”

「エモい」は英語の「emotional」からきています。「emotional」だけではなく、「nostalgic」、または「sentimental」も意味します。近頃は、「この曲はエモい」のように、多くの日本人の若者がこの言葉をあらゆるところで使っています。

上級編

"エモい" comes from the rock music genre "Emo", which combines traditional hard rock with personal and emotional lyrics. It emerged from the mid-1980's hardcore punk movement in Washington, D.C.

「エモい」は、パーソナル、エモーショナルな歌詞と正統なハードロックが組み合わさった「Emo」という音楽ジャンルからきています。80年代半ばにワシントンDCで起きたハードコアパンクムーブメントから出てきました。

まとめ

今回の記事のまとめです!

・「エモい」とは、感動した瞬間や、悲しい、寂しいという感情の代用で使われる言葉である

・「エモい」は「emotional」からきた言葉である

・「エモい」は英語で「emotional」「emo」「nostalgic」「sad」「sentimental」などである

いかがでしたでしょうか。「エモい」の他にも、様々なスラングが日々生まれています。

SNSなどでよく見かけるネットスラングなども、もともとは英単語のことが多いので、この機会に気になっている言葉を調べてみてはいかがですか?

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