アプリで効率よく学ぼう♪ おすすめ単語帳アプリ2019年最新版

単語帳、アプリ、おすすめ、ネイティブキャンプ

英語学習で避けて通れないのが、単語の暗記です。

文法を理解していても、語彙力がなければ英文は読めませんし、テストでの結果は出せません。

単語を覚えるのが大切なこととはわかっているけれど、ひたすら暗記するという作業はとても苦しいものですよね。

そこで、普段持ち歩いているスマホを使用して、単語を覚える方法をご紹介していきます。

アプリを用いた単語学習についてのメリット・デメリットや、おすすめの単語帳アプリについて説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。

単語帳アプリを使うことのメリット・デメリットを徹底比較

単語を覚えるためのアプリには、二種類のものがあります。

一つ目はいわゆる、自分でコツコツと入力をし、オリジナルのものをカスタマイズする暗記カードタイプです。

そしてもう一つは、あらかじめアプリ内に記録されている言葉を、問題を解きながら記録していく単語帳タイプです。

単語帳アプリのメリット・デメリットの比較の前に、これら2つの種類のタイプのもの、どちらを使うのが、英語学習に効果的なのかを考えましょう。

暗記カードタイプではなく、単語帳タイプを選ぼう

暗記カードタイプは自分の苦手な語を厳選して入力していくので、一見効果的に見えますが、手間がかかりすぎるという難点があります。

ノートにペンで書いていくことですら大変ですのに、パソコンやスマホでいちいち入力していくことを考えてみてください。

とても手間や時間がかかるということが想像できると思います。

あくまでも「単語を覚える」ことが目的なのに、「入力をして、単語カードを完成させること」が、結果として目的になりかねません。

このような一から自分で入力するタイプの使用は、あくまで補助的なものにしましょう。

そこで、この記事では、単語帳タイプのアプリをご紹介していきます。

単語帳アプリのメリット

メリットその1
-音声機能があること

紙の単語帳と比較して、アプリの単語帳の最大のメリットは、なんといっても音声機能があることでしょう。

2020年度からは、センター試験が廃止となり、さらに包括的な英語能力が大学受験で求められるようになります。

スピーキングなどにも対応できるよう、綴りや意味を覚えるだけでなく、きちんと発音もできるように練習しましょう。

音声をワンタッチで手軽に再生できる機能があるということは、そのような観点からみてもアプリの大きな魅力の一つです。

メリットその2
-時間制限のある中で問題を解くことで効率アップ!

多くの単語帳アプリは、クイズ形式で問題を解くようになっています。

例えば、「10秒以内に出題された単語の意味を、四つの選択肢から選ぶ」といった、制限時間が設けられた中で意味を答えていくものが多いです。

この「短い時間で思い出す」という能力は、とても重要です。

実際の試験や受験では、一つ一つの単語にじっくり時間をかけて考えることはできません。

フラッシュカードの様に、短い時間で繰り返し問題を解くことは、効率的に暗記ができるのでおススメの方法です。

メリットその3
-アプリが学習記録を管理してくれる

多くのアプリでは、問題を解いていく中で自分の覚えていない言葉を振り分け、記録してくれます。

覚えていない言葉をマーキングしたり、ノートに振り分けたりする手間がかかりませんので、時間の節約にもなり効率的に勉強することができます。

単語帳アプリのデメリット

たくさんメリットがある単語帳アプリですが、同時にデメリットもあります。デメリットについてを以下でご説明します。

デメリットその1
-選択肢から答えを選ぶので、定着が弱い

スマホでの操作という機能上、紙媒体の単語帳と同じ形にならないのは仕様がないことなのですが、多くのアプリでは、答えを選ぶ際に、いくつかの選択肢から選ぶ形式になっています。

これは、答える側からすると手軽で便利な反面、「選択肢」と言うヒントがある中で回答を選ぶので、紙媒体に比べ定着が弱いという難点があります。

また、一つの単語に対し、一つの意味を答えていくので、類義語や対義語、他の用法などについて暗記するのは、紙媒体と比較すると網羅できません。

デメリットその2
-スマホを手に行うので、集中しづらい面がある

どんなところでもスマホさえあれば勉強できる「手軽さ」が売りのアプリですが、その手軽さが同時にデメリットになる可能性もあります。

スマホをいじるということは、他のアプリや友達からの連絡などに気をとられ、集中が続かなくなるという弱点があります。

集中が続かず、だらだらと時間を浪費し、なんとなく「やっている気になる」というのは避けたいものです。

そのための対処方をこの文章の後半でご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

レベル・目的別おすすめアプリ紹介

いよいよ、単語帳アプリのおすすめをご紹介していきます。

レベルや目的別にご紹介しますので、ぜひご自分の目的に合わせて参考にしてみてくださいね。

「英単語アプリmikan 」
(初心者~上級者まで対応)

こちらのアプリmikanは、「中学英語」「大学入試」「TOEIC」「TOEFL」対策など、たくさんのカテゴリーがあります。無料版でも、単語数が一万五千語もあるという驚きの範囲の広さです。

機能としては大きく分けると、「テスト」と「カードめくり」という二つの問題形式があります。

テスト機能は、自分で設定した時間内に、四問の選択肢から答えを選んでいきます。

制限時間内で問題に取り組み、十問正解するごとにランクが上がる方式なので、通学時間などの短い時間にも簡単に勉強することができます。

また、mikanのキャラクターが正解するごとにコメントをくれたり、レベルが上がるごとに変身していくなど、ゲーム的要素が高く楽しんで取り組めます。発音機能もあるので、音を確認できる点もよいですね。

デメリットとしては、一つの単語に対し、一つの日本語訳しか出てこないため、複数の意味を覚えられないということが挙げられます。

大学入試やTOEIC,TOEFLなどで出てくる単語は複数の意味を持つ単語も多いので、他の意味については自分でフォローアップしていく必要があります。

また、制限時間内でスピーディーに解くことが要求されるので、スマホ操作に慣れていない人や、じっくりと問題に向き合いたい人にとっては落ち着いて学習できないというデメリットがあります。

「私の英単語 大学受験編」
(大学受験対策レベル)

次におすすめのアプリが、「私の英単語 大学受験編」です。

こちらは、大学入試に必要な単語が基礎(900語)・頻出(800語)・難関(550語)に分かれて計2300語網羅されています。

このアプリの良い点は、問題を解いていって間違えた単語が自動的に記録され、わからない単語だけを繰り返し復習することができる点です。また、例文も載っているので、実際にどんな文で使われるかを確認できます。

このアプリは、TOEIC対策用もありますので、TOEIC試験を受ける方にはそちらもお薦めです。

TOEFL対策には
「TOEFLテスト英単語3000」

このアプリは無料版で2000語、有料版で3000語を網羅しています。このアプリの特に素晴らしい点は、様々な問題形式があるところです。

例えば、
・英語を聞いて正しい単語を選ぶ
・英語を聞いて正しい日本語訳を選ぶ
・英語を聞いてその英語を書く

など、従来の単語帳とは問題形式が異なっています。

TOEFLを受ける方の多くが、留学や英語を専門的に学びたい方だと思います。

このアプリは、単語を暗記しながらリスニングの力も同時に高めてくれるので、英語力全体の向上に役立ちます。また、発音だけでなく発音記号が載っている点や、複数の訳に対応している点も優れています。

番外編 ネイティブキャンプにもある、単語力アップのための便利な機能

ネイティブキャンプ自体は単語帳のみに特化したサイトではありませんが、スピーキングを楽しみながら単語量を増やしていくための便利な機能があります。

先生との会話を楽しんだ後に、メッセージボックスやコメントボックス内に先生が書いてくれた単語を、単語帳に記録することができます。

実際に話したり、聞いたりした単語を復習することの効果は絶大です。語彙力アップにつながりますので、この機能はぜひフル活用してみましょう。

継続は力なり~単語を暗記する一番の秘訣は続けること~

英語力を高めるためには、語彙力の強化は必須です。

単語は覚えるまでに時間がかかるので何度も繰り返す必要がありますが、中々それが続かず苦戦する方も多いことと思います。

ここでは、アプリを使っての学習を、継続していくための方法についてご紹介いたします。

目的の明確化の必要性

みなさんの英語学習の目的は何でしょうか。

大学受験に合格したいという人もいれば、英語が話せるようになって外国の人と交流したいという人など、様々な目的があることと思います。

英語学習を継続していくにあたり、皆さんに心掛けてほしいのが、ぜひ「英語を上達させてどうなりたいか」、目標とする姿をできるだけ具体的にイメージすることです。

大学入試に向けてという方は、憧れのキャンパスにいて、やりたい勉強をしている自分の姿を想像してください。

「海外の人と交流したい」という漠然とした目標のある方は、「外国の人とスポーツバーで談笑できるようになりたい」といったような、より具体的な場面をイメージすることを心がけてください。

この、「目標を具体的にイメージすること」は、学習を続けていく上で大きなモチベーションになります。

物理的に集中できるようにスマホを管理する

先にお話したよう、アプリを使うということは、スマホをいじることですので、他のアプリを開かずに、集中して取り組む必要性があります。

かといって、LINEやInstagramなど現在使っているアプリを全て削除することは現実的な方法ではありません。

そこで、ぜひ取り入れてほしいのが以下の二点です。

①通知をオフにする
②勉強を妨げるアプリはフォルダに管理する

(ホーム画面ですぐ開ける状態にしない)

①に関しては、勉強に集中する間は通知を全部切ってしまいましょう。そうすることで、集中を妨げられることなく取り組めます。

②に関しては、一見簡単な方法で効果がないように見えるかもしれませんが、フォルダの中にアプリを入れて、簡単に見えないように管理するだけで、意外と開かないようになります。

ホーム画面で手軽に開ける状態をあえて作り出さないことで、集中できる環境を作り出すようにしましょう。

まとめ

ここまでアプリについてたくさんご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

英語学習を続けていくうえで大切なことは「目標を明確化」し、「自分に合った学習教材を選ぶこと」です。

単調な単語の暗記をアプリで楽しみながらできるというのは、本当にメリットの多い学習方法の一つです。

ぜひ、ご自分にあったお気に入りのアプリを見つけ、単語力の増強に役立ててくださいね。