湯たんぽって英語で説明するには?海外にはあるの?

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皆さまこんにちは!

突然ですがみなさんは、冬に「湯たんぽ」を使いますか?

「湯たんぽ」は、最近ではあまりなじみがないかもしれませんね。
ちなみに漢字では「湯婆(ゆたんぽ)」と書きます。

こちらの記事では「湯たんぽ」について、英語を交えながらご紹介していきます。

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湯たんぽの説明

まずは、「湯たんぽ」を英訳すると
hot-water bottle/bagです。

“hot-water bottle””hot-water bag”、どちらも使いますが、”hot-water bottle”は本体が通例ゴム製の湯たんぽを指すことが多いです。素材によって使い分けましょう。

次に湯たんぽについて英語で説明する表現をご紹介します。

①材質

・湯たんぽには、ゴム製、プラスチック製、金属製などいくつかの異なる材質のものがあります。
→There are different kinds of hot-water bottles such as rubber, metal, plastic, etc.

・最近では、充電式の湯たんぽもあります。
→Nowadays there are even rechargeable hot-water bottles.

※words
・ rubber ゴム
・plastic プラスチック
・metal 金属
・rechargeable 充電式(の)

②容量

・湯たんぽのサイズは商品によって様々です。
→The size of hot-water bottles varies.

・湯たんぽのサイズは、1ℓ以下の物から3ℓ以上の物まであります。
→The size of hot-water bottles ranges from less than 1ℓ to more than 3ℓ.

※phrases
・range from~to... ~から...に及ぶ
・less than 〜以下
・more than 〜以上

③保温時間

・湯たんぽの平均持続保温時間は、4〜6時間程度です。
→The average duration of heat insulation of a hot-water bottle is about 4 to 6 hours.

・保温性の高いケースを使うと持続保温時間も長くなります。
→If you use a heat retaining case for a hot-water bottle, the duration will be longer.

※word
・duration 持続時間(期間)

④適正温度

・湯たんぽの中に入れるお湯の適正温度は70〜80度です。
→The proper temperature of hot water which is put into a hot-water bottle is from 70 to 80 ℃.

・80度以上のお湯を入れてしまうと、低温やけどをする可能性もあります。
→If you put hot water which is over 80 ℃ in it, there’s a possibility that you could get low-temperature burn.

少し難しい単語も登場しましたが、湯たんぽを知らない人に英語で説明するとき、是非使ってみてください!

ところで「湯たんぽ」は、海外にもあるのでしょうか?
それとも、日本独自の製品なのでしょうか?

「湯たんぽ」という名前からして、日本独自の物だと思いますよね。

しかし正解は・・・!?

“yutanpo”という英単語になじみがないことからも想像して頂けるかと思いますが、実は「湯たんぽ」は海外にもあるのです。

むしろ、日本よりも「湯たんぽ」が浸透している国もあるくらいです。(ちなみに海外で使われる湯たんぽは、主にゴム製の物が多いそうです。)

日本では「湯たんぽ」よりも、“コタツ”、“ホットカーペット”、“エアコン”などで暖をとる方が多いのではないでしょうか。

他にも最近では断熱材が使われた高い断熱性を持つ住居も人気ですよね。暖房器具の歴史が移り変わり、技術が発達した今、暖の取り方は多様化してきていますね。

ちなみに、私は時代の波に反し、冬になるといつまでエアコンを点けずに過ごせるかという無意味な自分との戦いを始めます(笑)

モコモコ靴下やヒートテック、布団など電気を使わずに暖を取れる物(主に衣類)を駆使し、時にお水の代わりに白湯を飲んで戦っていますが、2月まで我慢出来たことはありません(笑)

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湯たんぽの使い方を英語で説明

先程、湯たんぽは海外でも存在すると書いたのですが、ここフィリピンは常夏の国なので、もちろん湯たんぽが使われることはありません。

そういった国の人に「湯たんぽ」の使い方について英語で説明出来るよう、フレーズ集をご紹介します。

今回は3パターン全て、内容を同じにし、言い回しのみを変えてみましたので是非3パターン全てマスターしてください!
※3パターン全てに、下記の事項を必ず入れています。

・湯たんぽとは、体を温めるための道具であること。
・湯たんぽは、中にお湯を入れて使うこと。

①湯たんぽとは、体を温かくするために使われる道具で、中にお湯を入れて使います。
→A hot-water bottle is a container that makes us warm. We put hot water in it so that we can use it.

・“make O C”で、「OをCにする」となります。また、5大文型の第5文型、“SVOC”の型でもあります。

②湯たんぽとは、体を温めるための道具で、使い方としては、中にお湯を入れます。
→A hot-water bottle is a container for warming us up. One way of using a hot-water bottle is putting hot water in it.

・“one way of using ○○”で、「○○の使い方」という意味です。
このように、使い方を説明したい際には“one way of using ○○”というフレーズが適切なのですが、逆に、使い方が分からないことを言う場合や使い方について質問する場合には、” how to use ○○”と言います。

どちらも日本語に訳すと同じ意味ですが、英語では微妙にニュアンスが違いますので注意してください。

③湯たんぽとは体を温めるための道具で、中にお湯を入れて使います。
→A hot-water bottle which is a container for warming us up is used by putting hot water into.

・関係代名詞which以下で、先行詞a toolの説明をしています。

be動詞の“is”が二回出てくるので混乱してしまいますが、文章全体の動詞は、二回目に出てくる“is”なので、訳を取り違えないよう注意しましょう。

いかがでしょうか?
特に、①で出てきた5大文型(今回出てきた“SVOC”の型以外の4つも併せて覚えておきましょう。)と関係代名詞(関係代名詞の用法は他にもあるので是非使い方を知っておきましょう。)は英語においてとても大事な文法事項なので、しっかりと押さえておきましょう。

湯たんぽ以外の暖房器具

ここからは、湯たんぽ以外の暖房器具の英単語や関連した英会話表現をいくつかご紹介させて頂きます!

カイロ
heat pad / hot pack / warm pad / pocket warmer

カイロには上記以外にも様々な言い方があります。

なんとなく日本語での意味が想像出来るのではないでしょうか?
また、カイロの中でも特に「使い捨てカイロ」は、”disposable heat pad”と言います。

基本的な文法ではありますが、名詞に形容詞を加える場合には、基本的に形容詞+名詞の順です。
(マメ知識ですが、スペイン語では語順が逆になり、形容詞+名詞となります。)

※word
disposable [形]使い捨ての

コタツ
Kotatsu

コタツは近年海外でも流行っているそうですが、日本独自の物なので英語でも”Kotatsu”と言います。

他には”Sushi”もそうですよね。

このように、海外でもよく知られているがかつて日本独自だった物は、”Sushi”のように英語でもそのままローマ字読みで言います。

このようにして日本独自の物を見分けましょう。

日本語→英語のたとえだと分かりにくいという方は、逆に英語→日本語の物を考えてみましょう。

例えば、「ハンバーガー」。
これはもともと外国から来ている物ですが、特に日本語独自の言い換えはありませんよね?このような感じで日本語→英語も考えると分かりやすいです。

電気あんか
electric foot warmer

まず、皆さま「電気あんか」とは何か知っていますか?

私はこの言葉自体初めて聞きました。
電気あんかとは、電気ヒーターを内蔵した保温力の高い暖房器具です。電気毛布とは違いますが、寝る前にベッドの足元に入れておいて、足(foot)を温める(warm)ために使うことが多く、英語でも”footwarmer”と言います。

エアコン
air conditioner

エアーコンディショナー、略して「エアコン」と日本語にもなっていますよね。
是非正式名称を覚えておきましょう。

ホットカーペット
electric heating carpet  ×hot carpet

「ホットカーペット」は英語でも”hot carpet”だと思っていた方も多いのではないでしょうか。

”hot carpet”と言っても通じない可能性があるので注意しましょう。

最近では、ホットカーペットが床に内蔵されているかの如く、床暖房のついた住宅も多くありますよね。床暖房を点けたらもう最後です。

私はよくペットと一緒に床暖房を点けて寝転がり、そのまま寝ちゃうことも・・・(笑)

暖炉
fireplace

直訳すると「火の場所」ですね。これもなんとなく連想出来るのではないでしょうか?

日本では、あまり暖炉のある家は多くないですが、海外の映画やドラマを見ていると、暖炉のある家がよく登場しますよね。

暖炉がある生活というだけで部屋に一気にこなれ感が出る気がしませんか?

私は将来絶対に暖炉のある家に住むと心に決めております(笑)

ストーブ
stove

こちらはそのままですね。スペルに注意しましょう。

焚き火
bonfire

「焚き火をする」を英語で言う場合には、make a bonfireと言います。

焚き火でなく、普通に火を起こす際はmake a fireと言います。

なお、make以外にも様々な動詞(build,lightなど)も使えます。

ちなみに、火(というよりかは炎です)に関する豆知識です。
炎は、内側(内炎)よりも外側(外炎)の方が熱いのです。

炎に手を近づける時など思った以上に熱く感じた経験がある人は多いのではないでしょうか?

原因はこれです。

このように、暖をとるための道具や器具には、“hot”“warm”が使われることが多いです。

そのおかげもあり、英語を見て意味を想像しやすい単語や表現が多かったですね。

寒い時期に海外旅行に行く機会などがあれば、今回ご紹介した英単語・熟語を是非使ってみてください!

それぞれの国の生活について海外の方と情報交換をすると楽しいですよ♪

いかがでしょうか?

英語では、1つの単語で複数の意味をカバーする物が多くあるので難しいですよね。

是非少しずつ一緒に語彙力を増やしていきましょう。では、今回はここまでとさせて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました!