現在進行形の使い方、これで完璧!

最終更新日:2019-07-28

時計、ドット柄、イラスト

英語は基本的に現在・過去・未来の3つの基本時制があります。

時制とは、動詞がその状態や動作の「時点」を示しており、その時制に合わせて動詞の語形が変化します。

基本時制には、それぞれ進行形、完了形、完了進行形があります。

中学校で習った『現在進行形』

現在の進捗状況を伝えられるとっても便利な文法ですよね。

一見シンプルそうな現在進行形の文法ですが、実は様々なルールがあります。

今回は現在進行形のルールや使い方を紹介します。

 

 

〜基本文法〜

中学英語で習うBe動詞や一般動詞の語尾変化を覚えていますか?

主語や時制に合わせて動詞の語形が変わります。

また、基礎英語では肯定文、疑問文、否定文、命令文、感嘆文などといった英文の基本的な文の形を覚えたと思います。

これら英語のルール(文法)に沿って主語や動詞等の単語を組み合わせて英語の文を組み立てていきます。

現在進行形の作り方を解説します。

現在進行形の形は<主語+be動詞+現在分詞(=動詞ing)>です。

否定の形にする際は<主語+be動詞+not+現在分詞>とbe動詞の後にnotを付けて否定をしましょう。

疑問形も同様に<be動詞+主語+現在分詞>と順番を変えれば良いです。

まずは構成の部分から復習をしていきましょう。

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〜主語+be動詞〜

I=am
(過去形:was)(否定形:wasn’t)

You =are
(過去形:were)(否定形:aren’t /weren’t)

She/He=is
(過去形:was)(否定形:isn’t /wasn’t)

It=is

We=are

They=are

There=単数形でis 複数形でare

現在進行形を理解するために、現在形と現在進行形を比較してイメージしてみましょう。

現在形:She sleeps in bed.
彼女は(いつも)ベッドで眠る。*習慣的

現在進行形:She is sleeping in bed.
彼女はベッドで眠っている。

現在形は今を中心として、過去にも未来にも広がっているイメージです。

そこから現在の習慣的な動作、反復的な出来事、真理や社会通念など時間を超越した事実を示すのに用いられます。

現在進行形は、現在進行している動作や出来事を表しています。つまり、限られた期間内の動作の継続を示しています。

I know them.
私は彼らを知っています。

上記の場合、I am knowing himとしてはいけません。

knowという動詞はもともと状態を表す動詞であり、過去、現在、未来に渡って「知っている」という意味を含んでいます。

現在進行形は、「今に限って知っている」という意味なので、日本語の「知っている」という意味につられないように注意しましょう。

 

〜現在分詞のルール〜

分詞のことは英文法で習ったと思いますが、どういう意味だか分かりますか?

文法解説すると動詞の原形から分かれてできた詞(ことば)という意味であり、動詞の原形を変化させてできた単語になります。

分詞には現在分詞過去分詞があります。

現在分詞とは動詞の原形にingをつけたもので、過去分詞とは動詞の原形にedをつけたものです。
(不規則変化の動詞もあります)

今回取り上げたテーマの現在進行形に使われるのは現在分詞です。

一般的には現在分詞は動詞の後ろにingを付けるだけですが、少しイレギュラーなものもあります。

 

〈一般形 動詞+ing〉

Walk=Walking
Eat=Eating
Teach = Teaching

 

〈eで終わる動詞〉

語尾を発音しないeで終わる動詞にはeを取ってingをつけます。

Have=Having
Take=Taking
Use = Using

 

〈子音+母音+子音で終わる単音節〉

この形のものは最後の子音を2重にしてingをつけます。

Cut = Cutting
Run = Running
Stop = Stopping

 

〈その他特別なもの〉

Die = Dying
Lie = Lying
Tie = Tying

 

〜現在進行形の4つの使い方〜

「動詞 + ing」の形をとる進行形。
英文法解説すると以下のような用法があるので内容を整理しておきましょう。

ここまで文法の構成の部分を紹介しましたが、現在進行形には4つの使い方があります。

形は一緒ですが、前後の文章や単語などで意味合いが変わってきます。

現在進行形とは、名前の通り「今この瞬間に進行していること」を言いたいときに使う表現です。

一方、「毎朝、新聞を読む」「毎晩シャワーを浴びる」のような文は、今この瞬間に起こっていることではないので現在進行形では表現せず、現在形の文章になる事を頭に入れておきましょう。

 

①今現在行なっている事

上記でも説明した一番定番な使い方ですね。

「たった今〜している」という現在進行中の動作を表す時に使います。

(例文)

I’m driving now.
私は今車を運転しているところです。

I’m playing tennis.
私はテニスをしています。

What is he doing now?
彼は今何をしていますか?

She is not writing an e-mail right now.
彼女は今メールを書いていません。

Someone is kicking the door.
誰かがドアを蹴っている。

kickのような瞬間的な動作を表す動詞では、進行形はその動作の「反復」を表しています。

 

②最近行っている事

最近行っていてまだ続いている事も現在進行形で表現する事ができます。

ただし、進行形は一時的な動作の継続を表しますので「最近(一時的に)〜している」という意味になり、一時的な状況を表しています。

つまり、
最近(一時的に)~している
=今後変更の見込みがある
という意味合いがある事がポイントです。

現在進行形は今を含めた一定の期間行われている行為に適応が出来ます。

「最近」という意味を表すthese daysやnowadaysと一緒に用いられる事が多いです。

(例文)

I’m living in Tokyo for now.
私は今は東京に住んでいます。

She is working at that restaurant.
彼女はあのレストランで働いています。

I’m reading this book.
私は今はこの本を読んでいます。

She’s playing this video game these days.
彼女は最近このビデオゲームをやっています。

 

③確実な未来を表す事

未来の予定を表すものとして will や be going to〜 を頭に浮かべた人も多いでしょう。

しかし、一般的な現在形や現在進行形の形をとっても未来表現をすることができます。

現在形や進行形で未来の予定や計画を表すことができますが、どのような違いがあるか分かりますか?

現在形:Our train leaves at 8:15.
私たちが乗る電車は8時15分に出発する。

現在進行形:I’m leaving for London.
私はロンドンへ向けて出発します。

現在形で表す未来は、今の時点ですでに未来の予定が確定しており、変更の可能性がないことに使われます。
そのため、時刻表やカレンダーなどに使われることが多いです。

また、時や条件を表す副詞節の中では動詞は未来形ではなく「現在形」になります。

I’ll call you as soon as I get to Tokyo.
東京に着き次第お電話します。

when, if, as soon asなどの時や条件を表す接続詞を用いると、それに続く節の中では「実際に成り立つ」と考えられています。

上記の例文では、「東京に着く」ことを実際にあることと考えて、実際に到着した場合には「お電話します」というように内容が関連しています。

ポイントは、未来のような予測ではないのでwillやbe going toを使わない。
そして、未来のことであっても「実際にあること」と考えるので現在形を使います。

 

一方進行形で表す未来は、確定された計画や予定に向かって現在、物事が進んでいるという意味合いで現在進行形を利用することがあります。

next monthやtomorrowなどと近い未来の事を表す表現と一緒に用いる事が多いです。

また、現在進行形で未来を表す場合は「個人的な予定」を表していることが多いです。

(例文)

They are getting married next month.
彼らは来月結婚します。

I’m visiting my brother when I go on a trip to Osaka.
私は大阪に旅行しているうちに兄のところを訪れる予定です。

My father is leaving Japan next week.
私の父は、来週日本を出発する予定です。

What are you going to do this Sunday evening?
今週の日曜日の夜何をしますか?

 

④繰り返し行われている事

「いつも〜している」「〜しすぎだ」と言った表現をする時にも現在進行形は使用できます。ここでのポイントは「いつも」を表すalwaysを使用する事です。

何度も何度も繰り返される事によって、いつもしているという感覚で、現在進行形を用います。

つまり、「いつも~してばかりいる」という意味から何かがしょっちゅう起こるということで、この表現は苛立った感じや少しうんざりしている、非難したい気持ちや習性のニュアンスがあります。

(例文)

You are always losing your notebook.
あなたはいつもノートをなくすね。

She is always playing.
彼女はいつも遊んでいる。

He is always complaining about his job.
彼はいつも仕事の文句を言っている。

You are always forgetting your homework.
あなたはいつも宿題を忘れる。

 

〜現在進行形にしない動詞〜

ここまで、文法構成や使い方について説明をしましたが、ここが現在進行形のややこしい部分です。

とても便利な現在進行形ですが、ルール上動詞の中でも進行形にしないものや、意味によって進行形には出来ないものがあります。

細かい違いについて説明していきます。

 

〈進行形にしない動詞〉

①状態を表す動詞

be動詞/have/seem/resemble/want/belong toなど

 

②知覚、感覚などを表す動詞

see/taste/look/notice/hearなど

 

③感情などを表す動詞

like/love/hate/respect/fearなど

 

④認識、思考などを表す動詞

think/understand/know/believe/meanなど

 

上記の動詞は、そのような状態が続いていることを表す「状態動詞」と呼ばれます。

状態動詞はそのものが「〜である、〜している」と継続的な意味を持っているので、基本的には進行形にはしません。

 

〈動詞の意味によって進行形に出来るものと出来ないもの〉

上で述べた状態動詞であっても「意思」を伴った意味で使われる場合には、進行形にも用いることがあります。

言い方によって出来るものと出来ないものがあるので確認していきましょう。

 

× He is having a pen.
のようにhaveは「持っている」という意味の場合は進行形にしてはいけません。

「持っている」は継続的な状態を表すからです。

しかし
I am having lunch.
のように「一時的な状態」を表す場合は進行形にする事ができます。

同様に Why are you smelling the meat? Is it bad?
なぜお肉のにおいをかいでいるのですか?腐っていますか?

What is she thinking about?
彼女は何を考えているのですか?

She is behaving like her mother all the more.
彼女はますます母に似てきている。 のように、一般的に「状態」を表す動詞は通例進行形にしませんが、「一時的な状態」を表す時は進行形にすることが出来るのです。

 

まとめ

現在進行形は「~している」という意味であり、現在行っていることや(一時的な)動作の継続になります。

そこから派生し、未来に向かって物事が進んでいるという意味から未来形を表したり、繰り返し行っていることから非難の気持ちを表したりすることもできます。

状態動詞の場合、その単語そのものが「~している」という意味を含んでいるため、基本的に進行形にはできませんが「意思」を伴った意味で使う場合、例外があります。

このように進行形にはさまざまなルールがあるため、きちんと理解して現在形と現在進行形を使い分けるようにしましょう。

 

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