これさえ知っていれば安心!~ 「奢る」を英語で言ってみよう~

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レシートと小銭


皆さん、こんにちは。

突然ですが皆様。
どんな時に奢りますか?
あるいは、奢って貰いますか?

デートや会社の飲み会、男気じゃんけんなど、奢る機会、奢って貰う機会はそれぞれあるかと思います。

ということで今回は、様々なシチュエーションで使える「奢る」の英語での表現をご紹介させて頂きます!

特に男性の皆さん、気になっていた方多いのではないでしょうか?
「海外の女性に奢りたいけど、なんて言うのか分からない」と思っていた方、必見です。
これからご紹介するフレーズを使って、是非意中のお相手と素敵なデートをして下さい!

では、さっそくですがご紹介していきます。

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①「奢る」の英語表現

 Can I buy you a drink?

→(バーなどで)お酒(飲み物)をご馳走させて下さい。
直訳をすると、“あなたにお酒を買ってもいいですか?”となります。
また、聞いた話によると、Can I buy you a drink?という表現は
“あなたの時間を頂く代わりにお酒をご馳走させて下さい。“
という考えから来ているのだとか。
とても素敵ではないですか?
そんなことを言って貰えたら、Why not?(もちろん!)と即答ですね(笑)

 I’ll buy you a drink.

→(バーなどで)一杯(お酒を)奢るよ。
こちらも、シチュエーションとしては一つ上でご紹介したフレーズと同じようにイメージして頂ければ分かりやすいですね。
日本のバーなどでも、「一杯奢るよ、何が飲みたい?」など聞かれることがありますよね?
ニュアンスとしては、そのように「一杯奢るよ、何が飲みたい?」といったカジュアルな感じです。
一つ前にご紹介したフレーズの方が、少しかしこまった表現です。
両者共に、レストランなどで食事をする際には使われません。

しかし、実はこのフレーズは使い回しの利く表現となっています!
I’ll buy you a drink.“a drink”の部分を他の物に変えると、応用して様々なことに使い回しが出来るので、様々なシチュエーションで使うことが可能です。
例えば、“I’ll buy you lunch.”
これで、昼食を奢るよ。という風に変化します。

 I’ll get it.

→私が払うよ(奢るよ)。
こちらは、会計の際に使える表現です。
itというのは「お会計」を指します。
このフレーズは、友達や同僚との食事やデートなどで
「今回は私が払うよ!」というようなニュアンスのカジュアルな表現です。
なので、フォーマルな場面(接待など)では避けましょう。

I got it/this.

→私の奢りです。
こちらは、ニュアンスとしては、「私に任せて(私に払わせて)。」という感じです。
男性の方は二人で食事に行った際に、
お会計の際にお金を出そうとしている女性に対して
“I got it.”
とサクッと言えると喜ぶ女性も多いのではないでしょうか。

そして、実はI got it.には“奢る”という意味でもう一つ使い方があります。
先に支払いを済ませておき、
「もう(すでに)払ったよ。」
という使い方です。
例えば、定番ではありますがデートの際に、女性がお手洗いに行っている間にお会計を済ませ、さあ、お会計!となった時に
“I got it.“
とサラッと言われたらグッとくる女性おそらく沢山います。
是非、試してみて下さい(笑)

余談ですが、私は友人の誕生日祝いで食事に行くと帰り際に、
「トイレ行かなくて平気?(笑)」と聞き、無理やりお手洗いに行って貰い、
その間にお会計を済ませたりします。
もちろん魂胆はバレバレで、スマートさは完全に無視ですが(笑)
大事なのはあくまで気持ちです!

This is/It’s my treat.

→(私が)奢ります。
treatというと「扱う」や「処理する」などといった意味を思い浮かべますが、
実はtreatという単語自体に動詞で(人に)「奢る」、「ご馳走する」
あるいは名詞でも「奢ること」という意味もあるのです。
また、one’s treatで、「奢ること」という意味になります。
そして、This/Itはお会計を指します。
つまり、This is/It’s my treat.で、「私の奢りです」=「(私が)奢ります。」
となりますね。
こちらは、これまでにご紹介した物と比べると、丁寧な表現です。
ニュアンスとしては、“ご馳走する”というイメージです。
こちらはお仕事(接待など)でご飯に行く際などフォーマルな場面でも使えます!
ちなみに、I got itは「奢る」という意味ももちろんあるのですが、
他にも、「分かりました」「了解です」「任せて下さい」という意味で使われることも多くあります。
I got itは様々な場面として使えるので、「奢る」という意味での使い方以外も覚えておくといいでしょう!

 I’ll treat you.

→(私が)奢ります。
こちらはもう言わずもがなですね。直訳通りです。
ちなみに、I’ll treat you.こちらも使い回しが出来ます。
例えば、I’ll treat you to dinner.で、「夕食を奢ります」となります。
このように、“I’ll treat you+to+名詞“で
〜を奢ります。となります!

It’s on me.

→奢るよ。
直訳すると、「それは私の奢りです。」「私の方で払います。」
と少し固い訳となりますが、実際には「奢るよ!」というようなニュアンスで
先ほどご紹介したThis is/It’s my treat.よりもカジュアルな表現です。
友達や同僚との食事などでよく使われる言い回しですので、
覚えておくと便利です!

さて、ここまで「奢る」の英語表現をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本語で表すと同じ「奢る」でも、英語だと様々なニュアンスが含まれており、
シチュエーションなどによって使い分けが必要です。
そのため、特にビジネスの場面での利用において、
カジュアルな表現であるのか
フォーマルな表現であるのか
適切な表現を使えるようになりましょう。

②「割り勘」の英語表現

① では、「奢る」の英語表現をご紹介しましたよね。
「あれ、じゃあ割り勘で払いたい時はどうしたらいいの?」
思った方いらっしゃると思います。
特に友達同士での食事など、割り勘することの方が多いですよね。
ということで、「割り勘」の英語表現もしっかりとマスターしましょう!

bill split/bill-splitting

→割り勘
billには「請求書」「お勘定」という意味があります。
splitには動詞で、「分ける」「分割する」
名詞で、「割れ目」という意味があります。
とは言いましても、bill split/bill-splittingは共にこの形で使われることはあまりありません。
bill split/bill-splittingを応用し、
“Let’s split the bill.”
(お勘定を分けよう)=「割り勘にしよう。」
といったように使います。

ちなみに、店員さんにお会計を別々にしたいという旨を伝えたい際には、
“split”でなく “separate”という単語を使います。
“Please separate the bill.”
「お会計を別々にして下さい。」
といったように使います。
the billの代わりに、「勘定書」「領収書」という意味を持つcheck
を使っても問題ありません。
またアメリカでは、カード社会なのでクレジットカードであってもお会計を分けることが出来ます。
なので、お会計を分けて貰うという“Please separate the bill.”
の表現はとてもよく使えますのでアメリカに行く際には是非使ってみて下さい!

最後に、女性向けにデートなど男性がご馳走してくれる際に気を付けなければいけないことをシェアします(笑)
「お財布を出そうとしない」「あるいは逆に割り勘を無理やりしようとする」
などだそうです。

お財布を出そうとしないというのは、一般的によく言われるNG行動の一つですが、
割り勘をしようとするというのもやり過ぎは良くないのだとか。
感謝の気持ちもしっかり持ちつつも、相手の男性をたてることも忘れずに。
その辺りを見極めることが大切ですね。
私もよく割り勘をしようとしてしまうので、気を付けなければなと思いました。