「how」の使い方をわかりやすく解説！疑問文や感嘆文での使い方

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みなさんは、基本単語「how」を使いこなせていますか？

疑問文で使ったり感嘆文で使ったりと、「”how"にはいろいろな使い方があって難しい…」と、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「How」の使い方をわかりやすく解説していきます。ぜひ英語学習の参考にしてみてくださいね。

疑問文のhow

まず最初に解説していくのが、『疑問文のhow』です。

「how」を文頭におくことで、「どのように／どのくらい」を尋ねる疑問文を作れます。

いくつかの例をあげて解説していきます。

How + 動詞

「How + do + 主語 + 動詞」の組み合わせで、「どうやって◯◯するの？」と、”方法”を尋ねることができます。

How do you go to work?
どうやって会社に行っているの？

How did you know it?
どうやってそれを知ったの？

How did you come here?
どうやってここまで来たの？

How did he buy it?
彼はどうやってそれを買ったの？

How do you get rid of stress?
どうやってストレス解消していますか？

また、「Do」を「can」や「should」など他の助動詞に置き換えることも可能です。

How can I meet him?
どうしたら彼に会える？

How can we make a good presentation?
どうやったら良いプレゼンテーションができる？

How should I say it?
なんて言ったらいいんだろう？

How should I use it?
これをどうやって使うべき？

How + be動詞 + 名詞

次に、「How + Be動詞 + ◯◯（名詞）」で、「◯◯はどうですか？」と”状況”を聞くことができます。

挨拶として使える「How are you?」が代表的な例です。

「How are you?」以外にも、「how」を使った挨拶フレーズには以下のような言い回しがあります。

How are you doing
元気？

How’s your day going?
今日はどんな感じ？

How was your day?
今日はどうだった？

How have you been?
元気にしてた？

また、挨拶として使う以外にも、「How is the weather?（天気はどうですか？）」「How was the trip?（旅行はどうでしたか？）」など、日常会話で幅広く使うことができます。

How was your test?
試験はどうだった？

How is the progress?
進捗はどうですか？

How was your weekend?
週末はどうでしたか？

How is getting a job going?
就活はうまくいってる？

How + 形容詞 / 副詞

「How + 形容詞 / 副詞」の形で、「どのくらい◯◯ですか？」と聞くことができます。

形容詞・副詞を入れ替えるだけで多様な表現ができるので、ぜひ覚えておきましょう。

How long have you been living here?
どのくらいここに住んでいますか？

→「How + long」で「期間」を尋ねることができます。

How many books do you have?
本を何冊持っていますか？

→「How + many」で「数」を尋ねることができます。

How much money do you need to be happy?
幸せになるにはどのくらいのお金が必要ですか？

→「How + much」で「数えられないものの量や程度」を尋ねることができます。

How often do you come here?
ここにどのくらいの頻度で来ますか？

→「How + often」で「頻度」を尋ねることができます。

How old is this building?
この建物はどのくらい古いですか？

→「How + old」で「古さ」を尋ねることができます。

How far is it from your house to the office?
家から会社までどのくらい遠いですか？

→「How + far」で「距離」を尋ねることができます。

How difficult was the test?
そのテストはどのくらい難しかった？

→「How difficult」で「難しさ」を尋ねることができます。

How big is one portion?
1人前はどのくらいの大きさですか？

→「How big」で「大きさ」を尋ねることができます。

How important is it?
どのくらい大切なことですか？

→「How important」で「大切さ」を尋ねることができます。

間接疑問文のhow

続いて、間接疑問文で使う「how」について解説をしていきます。

間接疑問文とは、「how」を使った文が目的語として埋め込まれている文章のこと。間接的に「どのように」「どのくらい」を表します。

例えば、「I don’t know how long it takes.（私にはどのくらい時間がかかるか分かりません）」という文章は、

①I don’t know（私は分かりません）
②how long it takes（どのくらい時間がかかるか）

という2つの文章から作られています。

「I don’t know」だけだと、「私は分かりません」という意味になり「何が」分からないのかが分からないですよね。「何が」にあたる目的語が必要です。

そこで、「how」を使った文章②を付け足すことで「どのくらい時間がかかるのか」が「私には分からない」と、意味の通じる文章になります。

間接疑問文の場合、「how」の後ろは「主語 + 動詞」の語順になるので注意しましょう。

Do you know how much money she had?
彼女がどのくらいお金を持っていたか知っていますか？

I want to know how much he loves her.
私は彼が彼女をどれだけ愛しているか知りたい。

I watch how much I drink.
お酒を飲む量を気をつけている。

You have to know how important it was.
それがどれだけ大切なことだったか、君は知る必要がある。

She told me how she studied French.
彼女はどうやってフランス語を勉強したかを話してくれた。

Just tell her how you feel!
彼女に自分の気持ちを伝えなよ！

It depends on how much it is.
どれくらの価格かによる。

感嘆文のhow

「How + 形容詞 / 副詞 + 主語 + 動詞」で、「なんて◯◯なんだ」と驚きの感情を表現できます。

ポジティブなことからネガティブなことまで、感情を強調したい時に使います。

How beautiful you are!
君はなんて美しいんだ！

How interesting this story is!
この話はなんて面白いんだ！

How fast he runs!
彼はなんて走るのが速んだろう！

How wonderful you are!
君はなんて素晴らしいんだ！

また、主語と動詞を省略して「How + 形容詞」のみで表現するのも一般的です。

How cute!
なんて可愛いの！

How cool!
かっこいい！

How rude!
なんて失礼なんだ！

How sad.
なんて悲しいんだ。

感嘆文は常に肯定文の形で使い、否定文にはなりません。

×How not cute this is!
◯How ugly this is!

その他のhowを使った表現

最後に、その他の「how」を使った表現を紹介していきます。

how + to 不定詞

「how + to 不定詞」で、「〜のやり方・方法」を表します。

日本語でも方法・やり方を書いた本を「ハウツー本」と呼びますよね。この「ハウツー」は英語の「how to」からきています。

英語では、そのような「◯◯の方法」という意味で使える他、「どのように〜するのか」など広い意味で使うことができます。

I want to learn how to swim.
泳ぎ方を習いたい。

She knows how to cook Okonomiyaki.
彼女はお好み焼きの作り方を知っている。

I don’t know how to write a report.
どうやってレポートを書けばいいか分からない

He knows how to cheer me up.
彼は私を元気づける方法を知っている。

I don’t know how to say “thank you” in Spanish.
スペイン語で「ありがとう」の言い方が分かりません。