Rinasan

Rinasanさん

2023/07/24 14:00

親しき中にも礼儀あり を英語で教えて!

どんな親しい間柄でも無作法なことをすると険悪になる可能性がある時に「親しき中にも礼儀あり」と言いますが、これは英語でなんというのですか?

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naomickey

naomickeyさん

ネイティブキャンプ英会話講師

2024/05/10 00:00

回答

・Familiarity breeds contempt.
・Even close friends should respect each other.
・Good manners make good neighbors.

Even in close relationships, you need to mind your manners. After all, familiarity breeds contempt.
たとえ親しい関係でも、礼儀を守る必要があります。なぜなら、親しき中にも礼儀あり、ということは親しさが軽蔑を生むということですから。

「Familiarity breeds contempt.」は、「馴れ合いは軽蔑を生む」という意味の英語のことわざです。親しい関係が長く続くと、相手の欠点が見えてきて軽蔑するようになるというニュアンスが含まれています。例えば、長く一緒に仕事をしている同僚や、長年の友人に対して感じる飽きや不満を表す時などに使えます。しかし、このフレーズはネガティブな意味合いが強いので、使用する際には適切な状況と相手を選ぶべきです。

Even close friends should respect each other. If we forget manners, it may lead to a bad relationship.
「親友だろうと互いを尊重すべきです。無作法をすると、関係が悪化する可能性があります。」

Even the closest relationships can be soured by rudeness. Remember, good manners make good neighbors.
親しい関係でも、無礼な行為によって悪化することがあります。よく覚えておいてください、親しき中にも礼儀あり。

Even close friends should respect each otherは、親しい友人間でさえ敬意を持つべきであるという状況や議論の際に使う言葉です。一方、Good manners make good neighborsは、適切な行動や礼儀が良好な隣人関係を作るという意味で、新しい環境やコミュニティに適応する際や、隣人間のトラブルを解決する際に使うフレーズです。両方とも敬意や礼儀の重要性を強調していますが、使用するシチュエーションや対象が異なります。

Kyoko

Kyokoさん

ネイティブキャンプ英会話講師

JapanJapan

2023/09/17 00:55

回答

・Love your neighbor, yet do not pull...

語数の関係で回答欄には書き切れませんでしたので,下の説明でご確認ください。
そして漢字ですが「親しき仲」と書くのが一般的です。この「仲」とは relationship 「(人間との)関係」のことです。「親しい関係にあっても節度はわきまえなさい。礼儀を欠くと関係を悪くしますよ」という意味ですね。

長くなりましたが,英語で言うと
*Love your neighbor, yet do not pull down your hedge.

このままの意味は「あなたの隣人を愛しなさい。ですが,あなたの周りの垣根は取り払ってはいけませんよ」という意味になります。「垣根」というのが「礼儀を保つ」ということなのでしょう。馴れ馴れしくなりすぎるのもよくありません。

Love your neighbor と do not pull down your hedge という2つの命令文が yet という接続詞でつながっている,という構造になっています。

・neighbor    「隣人」「近所の人」
・yet       「しかしながら」
前文との対比を表す接続詞です。

・pull down    「取り壊す」「取り払う」
・hedge      「垣根」「生け垣」

以下は例文です。
*You should be more careful of your language. Love your neighbor, yet do not pull down your hedge.
*もっと言葉遣いに気をつけた方がいいわよ。親しき仲にも礼儀ありよ。

・be careful of~     「~に注意する」「~に気をつける」
・more         「(より)もっと」(副詞)
副詞や形容詞を修飾して比較級を作ります。more careful でcareful の比較級になっています。
・language       「言葉遣い」

参考になりますと幸いです。

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