知っておきたいフィリピン留学の際のお金の知識〜通貨・お金を扱う際の注意点・留学費用を安く済ませるコツ〜

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留学をする際に、必ず知っておきたいのが「現地でのお金事情」ですよね。

今回の記事では、フィリピン留学を検討している方向けに、フィリピン留学に役立つ通貨の知識、お金を扱う際の注意点、そして費用を安く済ませるコツをわかりやすく解説します。

フィリピンの通貨や両替方法、現金とカードの使い分けを知っておくことで、留学中のトラブルを防ぎ、スムーズに生活できます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね!

 

知っておきたいフィリピン留学の基礎知識まとめ

 

まずは留学前に知っておきたいフィリピン留学の基礎知識から見ていきましょう。

フィリピンは東南アジアに位置し、7,000以上の島々からなる国です。公用語は英語とフィリピン語で、英語教育が盛んなため留学先として年々人気が高まっています。

首都はマニラで、政府機関や国際企業が集まるフィリピンの中枢都市です。フィリピン文化だけでなく、スペイン、アメリカ、中国など多様な文化が混在しており、異なるバックグラウンドを持つ人々への理解が深い雰囲気があります。

フィリピンの時差は日本より1時間遅れで、欧米諸国と比べて時差が少ないため、日本人にとって留学しやすい国と言えます。また東京からマニラまで直行便で4〜5時間程なので、休暇を利用した短期留学にも向いていると言えるでしょう。

 

フィリピンの気候


気候は熱帯性で、乾季(12〜5月)と雨季(6〜11月)に分かれます。乾季は暑く乾燥し、雨季は高温多湿で台風の影響を受けやすいです。

観光のハイシーズンは主に乾季の期間で、特に12月〜2月です。この時期は気温が比較的過ごしやすく、湿度も低いため、観光客が多く訪れるピークシーズンとなります。特にクリスマスや新年のホリデーシーズンは、国内外の観光客で非常に賑わいます。

この時期は航空券やホテルが高くなるので、費用を抑えて留学したい人は上記のハイシーズンを避けるのがおすすめです。

 

フィリピンの物価


フィリピンの物価は、全体的に日本よりもかなり安価で、特に食費や交通費、日常生活のコストを抑えることができます。

語学学校の学費も欧米諸国と比べて安く、費用をおさえて質の高いマンツーマンレッスンを受けることが可能。費用を抑えて留学したい方や、コスパよく留学したい方におすすめの渡航先です。

 

フィリピン留学におすすめの都市


フィリピン留学におすすめの都市は、首都のマニラ、リゾート地のセブ、夏の首都と呼ばれるバギオです。

首都マニラは英語教育に力を入れている学校が多く、国際的な交流も盛んであることが特徴。都市生活を楽しみながら英語を学べます。

リゾート地であるセブは、観光地としても有名で、海や自然が豊かな点が魅力。英語学校も多く、観光と勉強を同時に楽しめます。治安も比較的良好で、リゾート留学を希望する人におすすめです。

バギオは、フィリピンの「夏の首都」とも呼ばれ、標高が高く涼しい気候が特徴です。落ち着いた雰囲気があり英語学習に集中できる環境が整っています。自然豊かで治安も良好なので、静かな環境で集中して学びたい人におすすめです。

 

フィリピンの通貨とお金を使う際の注意点

 

フィリピンの通貨は「フィリピンペソ(PHP)」です。

紙幣は「20PHP・50PHP・100PHP・200PHP・500PHP・1,000PHP」の6種類があります。

硬貨は「1PHP・5PHP・10PHP・20PHP」の4種類と、センティモ硬貨が「1・5・25」の3種類あります。

続いて、フィリピンでお金を使う際の注意点を見ていきましょう。

 

フィリピンで両替する際の注意点


現地で両替をする際は、空港は手数料が高めなので少額のみに留めるのが無難でしょう。ショッピングモールの両替所は比較的レートが良いため安心です。

銀行で両替するのも安全な方法ですが、手続きが煩雑で待ち時間が長いことも。

街中の両替所は競争率が高くレートが良い場合が多いですが、信頼できる場所を選ぶことが大切です。利用する際は公認された店舗を選びましょう。

両替を行ったら、レシートを受け取り、金額をその場で確認することが大切です。

また、大きな紙幣は崩してもらうのがおすすめ。20〜100フィリピンペソの少額紙幣を用意しておくことで、現地でスムーズに買い物ができます。1000フィリピンペソ紙幣や500フィリピンペソ紙幣は、使う際に拒否される場合もあるので注意しましょう。

 

現金とクレジットカードの併用がおすすめ


フィリピンでもクレジットカード払いが年々一般的になっていますが、地方都市や田舎では現金しか使えない場合が多いです。また、屋台や市場、公共交通機関も現金のみ対応しているので、現金を用意しておく必要があります。

ただし、フィリピンではスリや置き引き、窃盗などの犯罪が多いため、多額の現金を持ち歩くのも危険です。カード決済可能な場所ではクレジットカードを使い、現金とカードを併用するのがおすすめです。

 

フィリピン留学でかかる費用  


フィリピンは欧米に比べて物価が安く、アメリカ留学やイギリス留学の2分の1程の費用で留学が可能です。

留学費用は学校のタイプや受講するコース、滞在期間や都市によって変わりますが、一般的な目安を以下の表にまとめました。

 

留学期間

費用の目安

2週間

15〜25万円

1ヶ月

25万〜40万円

3ヶ月

60万〜90万円

6ヶ月

120万〜180万円

1年

240万円〜350万円

 

何にどのくらいお金がかかるのか、具体的な項目を見ていきましょう。

 

航空券代


日本とフィリピンの往復航空券代は、4〜8万円ほどが目安です。

航空券の価格は時期によって変動するので、ハイシーズンを避けたり、価格比較サイトを利用したりすると、航空券代を安く抑えることができます。

 

学費

フィリピンでは、授業料と寮滞在費がセットになっていることがほとんどで、食事付きであることも多いです。

学費の目安は、1ヶ月15〜25万円ほど。学費は、受講する授業のコマ数や部屋の人数によって変動します。3〜5人部屋など、複数人数の共有部屋を選択すると、費用を大きく抑えることができます。

 

生活費


生活に必要なお金には、食費・交通費・通信費・娯楽費などが入ります。生活スタイルによって異なりますが、1ヶ月3〜5万円程が目安です。

現地で観光やショッピングなどを楽しみたい場合は、多めに用意しておく必要があります。

 

ビザ関連


フィリピン留学では、滞在期間に応じた手続きが必要となります。

 

費用項目

内容

費用目安

SSP申請費

観光ビザでフィリピンに滞在する場合に合法的に現地で勉強するために必要な特別就学許可証

約16,000〜19,000円

ACR-Iカード費

59日以上フィリピンに滞在する外国人に取得が義務付けられている

約9,800円

ECC

半年以上フィリピンに滞在する人が、ビザ延長や犯罪歴の有無などを証明するために必要な出国許可証

約6,624円


詳しくはこちらの記事にまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

 

https://nativecamp.net/blog/20250121_study_abroad_philippines_visa

 

海外旅行保険


万が一に備えて、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

海外旅行保険の費用は、1ヶ月で1〜2万円ほどが目安です。短期留学であればクレジットカード付帯の保険でカバーできる場合もあるので、確認しておくと良いでしょう。

 

フィリピン留学で節約をするためのコツ


最後に、「できるだけ費用をおさえて留学したい!」という人向けに、フィリピン留学で節約するためのコツをお伝えします。

 

現地SIMカードを利用


通信費は、現地のプリペイドSIMカードを購入するのが一番お得です。費用は1ヶ月1,500〜2,000円ほどで、安価でインターネットを利用できます。

 

外食のしすぎに注意


フィリピンは外食が比較的安いですが、高頻度で外食をすると意外と大きな出費になるので要注意。また観光客向けのレストランは日本と変わらない価格帯なので、事前に確認してから入るようにしましょう。

寮で食事をしたり、休日はキッチンを利用して自炊したりなど、外食ばかりにならないようにすることで、滞在中にかかるお金を節約できます。

 

交通費をおさえる


フィリピンは日本に比べてタクシーが安いですが、頻繁に利用すると出費が大きくなります。タクシーを使う際は友人と相乗りするなど工夫して利用するのがおすすめです。

バスやトライシクル(荷台つきのバイク)を利用すると、もっと安く交通費を抑えられます。

ジプニーも安いですが、盗難やスリが多いので、利用する際は注意が必要です。一人での利用は避け、誰かと一緒に乗るようにしましょう。

 

買い物はローカルな店を利用


日用品や衣服などを買う際は、ショッピングモールではなく地元のマーケットやローカルなお店を利用すると、安価で買い物ができ、生活費を節約できます。

また、短期留学であれば日本から必要な日用品を持っていくのがおすすめです。

 

まとめ


いかがでしたか?

今回の記事では、知っておきたいフィリピン留学の際のお金の知識について詳しく解説しました。

事前にしっかり知っておけば、トラブルを回避しスムーズに留学生活が送れるはず。フィリピンでの英語学習は、費用対効果が高く、成長のチャンスも豊富です。これから留学を考えている方は、ぜひ参考にして、計画的に準備を進めてくださいね。

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