恋人が交換留学やワーキングホリデーなどで海外留学をすることになり不安に感じている人は多いのではないでしょうか。
海外留学となると必然的に遠距離恋愛となるため、破局してしまうのではと考える人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
この記事では、彼氏・彼女が留学したときに別れてしまう理由や遠距離恋愛を乗り切る方法などについて解説しています。
恋人の留学を控えており、不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
- 恋人が留学するのは反対?賛成?
- 留学中の恋人との関係はどうなるのか?
- 遠距離恋愛で別れる理由や確率は?
- 恋人が留学して寂しい、を紛らわせる方法
- 遠距離恋愛を乗り切る5つの方法
- 相手を近くに感じるための連絡方法
- まとめ
恋人が留学するのは反対?賛成?
彼氏や彼女が海外留学をするとなって不安に感じる人は多いのではないでしょうか。
恋人が留学を目標に努力している姿を見ている場合、応援したいと思う反面、遠距離になってしまうことから反対したい気持ちを持っている人も少なくないと考えられます。
恋人が留学することに対して賛成するのが正しいのか、反対するのが正しいのかは答えがありません。
留学期間中どのように考えるのか、振る舞うのか、コミュニケーションをとるのかといったことをしっかりと考えることが大切です。
留学中の恋人との関係はどうなるのか?
恋人が留学するとなった場合、日本に残される側として気になるのが留学中に恋人との関係がどうなってしまうのかということです。
極端にいうと別れてしまわないかという点が心配でしょうがない人は少なくないでしょう。海外留学となると、アジア圏の場合でも遠距離恋愛となるため、気軽に会いに行くことはできません。
また、留学中に新たな人間関係ができ、恋人に対する想いが変化する可能性もあります。 一方で、留学中であっても恋人との関係を維持し、遠距離恋愛を乗り越えているケースがあるのも事実です。
一概に留学=破局とはなりません。
ただし、どのように関係維持に努めるのかどうかは事前に検討しておく必要があるでしょう。
遠距離恋愛で別れる理由や確率は?
カップルの一方が留学すると必然的に遠距離恋愛となりますが、遠距離恋愛で別れるケースは珍しくありません。
そこで、遠距離恋愛で別れる理由について解説します。
連絡が少なくなる
学校や会社など恋人同士が近くにいればコミュニケーションの頻度は多くなり、週末はいつも一緒にいるなど関わる時間も長くなります。
一方で、遠距離恋愛となると関わる機会が少なくなることからすれ違いが多くなり破局につながる可能性があるでしょう。
また、こまめに連絡を取りたくても留学先の国との時差によってはそれも難しく、結果的に連絡頻度が少なくなることもあります。最初のうちは彼氏・彼女に連絡するために早起き・夜更かしすることもあるかもしれませんが、日常生活に支障をきたす可能性があるため、長続きは難しいでしょう。
連絡を取る機会が減ると、相手への想いも薄くなっていき、最終的に別れることになるかもしれません。
留学先で好きな人ができる
留学をすると世界各国のさまざまな人と出会うこととなります。
そのため、新たな出会いの中で別の好きな人ができてしまい破局するケースもあるでしょう。
恋人のそばにいられず、時差の都合でこまめな連絡も難しい状況となると、日本に残される方はただ恋人を信じることしかできません。
留学を楽しんでいる
留学に熱中したり、楽しんだりしているあまり恋人への想いが薄らいでしまい破局するケースもあります。
例えば、彼女が語学の習得を目指して留学した場合、勉強に集中するあまり彼氏への連絡が疎かになるかもしれません。また、留学先で出会った友達との遊びを優先してしまい彼女の中で彼氏の優先順位が下がることもあるでしょう。
恋人よりも留学への関心が高くなっているために疎遠となり、結果的に破局する可能性があります。
留学が原因で恋人と別れる確率は高い?
日本と海外の遠距離恋愛だと距離が離れすぎているため破局する確率は高いのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際には海外との遠距離恋愛よりも比較的近い距離での遠距離恋愛の方が別れやすいとされています。具体的には、日本と海外の遠距離恋愛ではなく、日本国内での遠距離恋愛などです。
もちろん海外と日本でも別れるカップルはいますし、逆に日本国内同士でもうまく関係を続けているケースもあります。
それでも、海外との遠距離恋愛=破局とすぐに判断する必要はありません。
恋人が留学して寂しい、を紛らわせる方法
ここでは彼氏や彼女が留学して寂しい気持ちを紛らわせる方法を紹介します。
決して特別なことをする必要はありません。
今日からできることを取り上げているためぜひ参考にしてください。
趣味に没頭する
自分の趣味に没頭することで寂しい気持ちを紛らわせることができます。
例えば習い事に取り組む、スポーツをする、料理をする、旅行するなど自分の好きなことに取り組んでいれば楽しさを感じられるため寂しさも和らぐでしょう。
また、趣味に取り組むことで彼氏・彼女と連絡するときの話題にもなるためおすすめです。
仕事や勉強を頑張る
彼氏・彼女が留学先で自分の目標に向かって頑張っているのであれば、日本で同じように自分も仕事や勉強を頑張るのも1つの方法です。
「彼氏(彼女)が英語を頑張っているんだから自分も!」という思いは、社会人であれば仕事の、学生であれば勉強のモチベーションになります。
成果を出すことで周囲の評価も高まり、結果的に恋人がいない中でも充実した日々を過ごすことができるでしょう。
次に会うときまでの目標を決める
彼氏・彼女と次に会うときまでに何か目標を決め、それを達成できるように努力することも寂しさを紛らわせる方法の1つです。
恋人に事前に「次会うときまでに●●する」と宣言しておけば、連絡を取る時の話題にもなります。また、恋人に成長した姿を見せたいという想いがモチベーションとなり頑張れる人もいるでしょう。
自分だけの目標を決めるのではなく、お互いに目標を設定し、目標を達成できるようにお互いが支え合う形を取るのもおすすめです。
遠距離恋愛を乗り切る5つの方法
ここでは遠距離恋愛を乗り切るための方法を5つ紹介します。
これから彼氏・彼女が留学する予定で、遠距離恋愛になる予定だけど不安があるといった人はぜひ参考にしてください。
定期的に会話する機会を作る
遠距離恋愛を乗り切るためには、定期的にコミュニケーションをとる機会を設けることが大切です。留学をすると日本とは異なる生活、文化に加え、日々たくさんの刺激を受けるため、どうしても恋人に対する優先順位が下がってしまいます。
そうなると破局がどんどん近づくでしょう。 このような事態を回避するためにも、事前にコミュニケーションをとるタイミングを決めておき、定期的に会話できるようにしておくことが大切です。
例えば「日曜日の日本時間の20時に電話する」と決めておく形です。相手の声を聞けることが安心感につながり、遠距離恋愛への不安を小さくしてくれるでしょう。
自分の思いを正直に伝える
留学中の恋人に対して「留学を楽しんでいるはずだからあまり自分のことで邪魔したくない」と思う人もいるかもしれませんが、そうなると自分自身がどんどん苦しくなるだけです。
そのため、自分の思いを正直かつオープンに伝えることは非常に重要です。SNSにアップされる写真を見て不安に感じたり嫉妬したりしているのであればその気持ちを伝えてみてください。
そのうえでそれに対してどのように対処するのかを考えることができれば、信頼関係をより深めていくことができるでしょう。
気楽に考える
遠距離恋愛になることで色々なことを考えてしまうかもしれませんが、いくら考えても状況が変わるわけではないため、気楽に考えることも大切です。
例えば、連絡がなかなか返ってこない時なら「何をしているんだろう」と不安になるのではなく「きっと友達と楽しんでいるんだろうな~」と考えてみてください。
自分ではどうしようもないことで不安になって悩むよりも、気楽に考えて悩んでいる時間を他のことに充てられるようにしましょう。
次に会う日を決める
彼氏・彼女が留学から帰国し、対面できる日に何をするのか具体的に決めるのもおすすめです。
「帰国直後のデートは●●へ行く」「彼女に久しぶりの日本食を楽しんでもらうためにお店を予約しておく」など具体的なプランが決まれば、その日を楽しみにしながら遠距離恋愛期間を過ごすことができます。
一緒に何かする
彼氏・彼女と一緒に何かをすることも遠距離を乗り越えるためにできることの1つです。
遠距離恋愛とはいっても、近年ではさまざまなコミュニケーションツールがあり、インターネット環境があればビデオ通話もできます。
例えば、ビデオ通話をした状態で一緒にご飯を食べる、同じ映画を視聴するなどさまざまなことができれば、寂しさを感じにくいでしょう。
相手を近くに感じるための連絡方法
以前までであれば海外との連絡手段は国際電話が主流であり、通話料金の高さから気軽に恋人とやり取りをすることは難しい状況でした。
しかし、昨今ではスマートフォンが普及し、どの国でもインターネットが利用できることから以下のような連絡方法を活用できるようになりました。
・LINE
・Zoom
・Instagram など
日本と海外をつなぐ連絡方法の王道ともいえるのがLINEです。
テキストでのやり取りや通話はもちろん、ビデオ通話もできるため相手の顔を見ながらコミュニケーションを取れます。声だけ聞くのと、相手の顔を見ながら声を聞くのとでは相手との心の距離感が異なります。
相手のことをより身近に感じられる連絡方法だといえます。
また、Zoomも相手の顔を見ながらコミュニケーションを取れます。
Zoom飲み会が流行ったように、日本と海外をZoomで繋いで一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりすることもできるでしょう。
そのほかにも、現地での生活を楽しんでいる様子を共有したいのであればInstagramの活用もおすすめです。
動画や写真で留学生活の様子を伝えることができるため、日本にいる恋人に「楽しそうでよかった」といった安心感を与えられます。
まとめ
今回は彼氏・彼女が留学した時にどうなるのか解説しました。
留学によって日本と海外での遠距離恋愛となりますが、遠距離恋愛が必ずしも破局につながるわけではありません。LINEやZoomなどを使いながらこまめにコミュニケーションをとる、ビデオ通話を活用して一緒に何かをするなど工夫することで遠距離恋愛を乗り切ることは十分可能です。
また、趣味や仕事・勉強に没頭して寂しさを忘れるのもおすすめの方法です。恋人との遠距離恋愛を控えている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

◇経歴
・イギリスに半年間留学
・イギリスでサッカーの指導者ライセンスを取得(指導の試験などは全て英語)
◇資格
・特になし
◇留学経験
・イギリス:2013年4月〜9月、The English Studio
・ドイツ:2019年9月〜、大学院留学(英語ではなくドイツ語です)
◇海外渡航経験
イギリスにはサッカーの指導を勉強するために留学しました。半年間現地の日系チームに所属し、指導者として活動しながらイギリスの指導者ライセンス取得に向けてコースにも参加していました。また、平日は語学学校に通い、英語の勉強をしていました。
◇自己紹介
ドイツの大学院に留学中のライターです。イギリスに半年間の留学経験があるほか、ドイツには現在も留学中で6年目を迎えています。現在はドイツ語学習がメインですが、英語も勉強しなおしており、語学力をさらに伸ばすことを目標にしています。