
オーストラリア最大の都市、シドニー
世界遺産でも有名なオペラハウスを思い浮かべる方も多いでしょう。
シドニーはオーストラリアの主要観光地の1つですが、「お土産を選ぶ際は何がいいだろう」と悩む方もいると思います。せっかく海外旅行に行ったなら家族や友達、職場の同僚など色々な人にお土産を渡したいですよね。
今回はシドニーで買えるオーストラリアならではの美容・食品・雑貨・ばらまき用まで、様々なジャンルのおすすめ商品を【購入できるお店・価格・おすすめのシーン】24選でご紹介します。
お土産選びはこの記事でバッチリです!
※価格はすべて2025年10月時点の目安です。為替や販売状況により変動する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- オーストラリア・シドニーお土産選びの3つのポイント
- ばらまき用プチプラお土産おすすめ5選
- 美容コスメ系お土産おすすめ4選
- グルメ食品系お土産おすすめ5選
- 雑貨系お土産おすすめ8選
- 空港で買える限定お土産おすすめ2選
- シドニーのお土産はどこで買う?目的別のおすすめ購入場所
- お土産を日本へ持ち帰る際の検疫・免税で注意すべき品物
- まとめ
オーストラリア・シドニーお土産選びの3つのポイント
シドニー旅行中、「限られた時間の中でも、いいお土産を選びたい!」という方のために、3つのポイントをご紹介します。おすすめのお土産を選ぶうえで意識したいのはこの3つです。
1. 予算感
ばらまき用なら、チョコレートやキーホルダーなどで1つA$4〜8が目安。美容系のクリームやバームなどは、1点A$10〜20くらいを目安に、家族や仲の良い友人にぴったりです。
2. 買う場所をあらかじめチェック
スーパー、ドラッグストア、空港など、それぞれで手に入るものが違います。特にオーストラリアの代表的なスーパー「Coles(コールス)」と「Woolworths(ウールワース)」は、お土産探しにも便利なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
3. 渡す相手の顔を思い浮かべて選ぶこと
職場、家族、友達など、相手によって選ぶものも変わってきますよね。シーンや関係性に合わせて選ぶと、より気持ちが伝わります。
この3つを頭に入れておけば、シドニーでのお土産選びがもっとスムーズになるはずです。
ばらまき用プチプラお土産おすすめ5選
シドニーで気軽にまとめ買いできるばらまき用のお土産として、ビスケット(クッキー)やミニ雑貨もおすすめです。
ここでは、配りやすくコスパ◎なお菓子を5つ厳選しました。
こちらでご紹介するお土産は、どれもスーパーなどで手に入りやすく、価格や購入できるお店情報もあわせてまとめていますので、お土産選びの参考にしてみてくださいね。
※オーストラリアでは、日本でいう「クッキー」よりも薄焼きでサックリしたビスケットが主流です。本記事では「ビスケット」という呼び方で統一してご紹介します。
Caramello Koala(チョコレート)
「Caramello Koala(キャラメロコアラ)」は、オーストラリアの有名な動物の1つであるコアラの形をしたチョコレートです。
1袋に12個のチョコレートが個包装で入っています。
コアラ型のミルクチョコレートの中に、とろっとしたキャラメルクリームが入っているのが特徴。
またコアラの他にもオーストラリアならではのワラビー型(商品名:Caramilk Wallaby、外側がホワイトチョコレート)もありますよ。
購入できるお店:Coles・Woolworths
価格目安:A$6(12個入り)
おすすめシーン:職場や学校で配るばらまき用に最適
おすすめポイント:コアラ型ミルクチョコレートにとろ〜りキャラメル。見た目も可愛く万人受け!
RED ROCK DELI(ポテトチップス)
オーストラリアで人気のポテトチップス、 「RED ROCK DELI(レッドロックデリ)」。
農業大国であるオーストラリアの厳選されたジャガイモが使用されていて、粗めカットのザクザク食感がたまらないプレミアムなポテトチップスです。
箱入りであれば色々な味が入っていますし、荷物に入れたときに中身が粉々になるのを防ぐことができます。
購入できるお店:Coles・Woolworths・シドニー空港内のショップ(WHSmith、Hudsonなど)
価格目安:A$9(10袋入り箱)
おすすめシーン:ホームパーティーや女子会などの集まり用(ばらまき)ギフト
おすすめポイント:素材感あふれるザクザク食感&豊富なフレーバーが人気
SHAPES(ビスケット)
定番ビスケット「SHAPES(シェイプス)」のバラエティパック。無難なビスケットは食べやすく、サイズ感もちょうど良いので配りやすいでしょう。
またオーストラリア名物ベジマイト(ペースト)を使用した、ベジマイト&チーズ味(8袋入り:A$5)もあります。
ベジマイトの味はかなり独特で苦手な方も多いですが、ビスケットであればほとんどクセを感じません。
さらにベジマイトバージョンは、ビスケットの形がオーストラリアの形になっている点もお土産にぴったり。
購入できるお店:Coles・Woolworths
価格目安:A$6.50(15袋入り)
おすすめシーン:甘いものが苦手な人向けのばらまきギフト
おすすめポイント:ベジマイト&チーズ味はオーストラリアならではの珍味!
Jumpy’s(コーンスナック)
「Jumpy’s(ジャンピーズ)」はオーストラリアの有名な動物、カンガルーの形をしたコーンスナックです。
日本のお菓子に例えるなら「おっとっと」のような食感、濃厚なチキン味でさらにグルテンフリーのスナック。
ただし包装は箱ではないので、荷物の中で砕けないように注意が必要です。
購入できるお店:Coles・Woolworths
価格目安:A$4(5袋入り)
おすすめシーン:子ども会から女子会まで、幅広いシーンで大活躍!
おすすめポイント:カンガルー型で楽しく、グルテンフリーなのも嬉しいポイント
NESCAFÉ Tim Tam(モカコーヒー)
オーストラリアの定番人気チョコレート菓子「Tim Tam(ティムタム)」と「NESCAFÉ」がコラボした「モカコーヒー」は、ご当地感と特別感ありです。
コーヒー好きの方へのお土産におすすめ。味もオリジナル・キャラメルチョコレート・ホワイトチョコレートの3種類があります。
チョコレートの風味とフォームのふわふわが楽しめるコーヒーです。
購入できるお店:Coles・Woolworths・シドニー空港内のショップ(WHSmith、Hudsonなど)
価格目安:A$7.60(8スティック)
おすすめシーン:コーヒー好きへのプチギフトに最適
おすすめポイント:Tim Tamチョコレートとコーヒーが融合した限定コラボ品!
美容コスメ系お土産おすすめ4選
オーガニック先進国として知られるオーストラリアでは、肌にやさしいナチュラルコスメが豊富。日本と比べて手頃な価格帯の商品も多く、コスパ重視の女性にも大好評です。
自然派の友達や美容にこだわる方がもらって嬉しい、厳選アイテムをピックアップしました。
Moo Goo(スキンケアクリーム)
「Moo Goo」はオーストラリアの酪農家から生まれたスキンケアブランドです。
原料は天然由来のものにこだわり、敏感肌の方から小さなお子様まで安心して使うことができます。
ヘアケア・ボディケア・スキンケア・日焼け止めなど幅広い商品ラインナップ。パッケージも牛乳パックをイメージしていて可愛らしいのがポイントです。
購入できるお店:Mecca・ドラッグストア
価格目安:A$18(100g)
おすすめシーン:敏感肌の友人やママ友へのプレゼントに
おすすめポイント:天然由来成分で安心。牛乳パック風のパッケージも可愛い!
LUCAS PAPAW OINTMENT(万能軟膏)
オーストラリアではあらゆる肌トラブルを解決してくれる軟膏として定番の「LUCAS PAPAW OINTMENT(パパウ軟膏)」。
クイーンズランド産の新鮮なパパイヤを使用して作られる自然由来の塗り薬です。
100年以上の歴史がある優れもので、日焼けによる炎症・虫刺され・ニキビ・保湿など、とにかく柔軟に活躍してくれます。
唇や体、髪にも使えて、べたつきがなく香りも良し。25g入りの小さいサイズなら約A$4.50〜と手頃な価格で買えるのも嬉しいポイントです。
購入できるお店:Coles、Woolworths、Chemist Warehouse、Pricelineなど
価格目安:A$8〜10(25g)
おすすめシーン:旅行中の緊急ケアや日常の万能軟膏として
おすすめポイント:虫刺され・日焼け・保湿に大活躍。歴史ある定番アイテム
Go-To Skincare リップクリーム
植物由来のナチュラルコスメブランド「Go-To Skincare」のリップクリーム「Lips!」。
ホホバオイル・ミツロウ・アーモンドなどの成分による高い保湿力が特徴で、乾燥によるひび割れが気になる方にもおすすめです。
1つ15gで値段はA$15と、お土産にもちょうど良い価格。
主に主要なショッピングセンターにある、オーストラリアの大手コスメショップ「Mecca」というお店で購入することができます。
購入できるお店:Mecca
価格目安:A$15(15g)
おすすめシーン:女性上司や姉妹へのちょっと特別なギフトに
おすすめポイント:高保湿&可愛いパッケージで喜ばれる一品
Frank Body コーヒーココナッツボディスクラブ
オーストラリアではコーヒー豆を使ったスクラブが注目を集めています。
特におすすめなのがメルボルン発祥のブランド「Frank Body」のコーヒーココナッツスクラブ。
細かく挽いたコーヒー豆スクラブが肌のざらつきを滑らかにし、ココナッツオイルが保湿してくれます。
コーヒーの香りも楽しめるので、コーヒー好きにもおすすめの美容アイテム。コスメショップ「Mecca」で手に入りやすいアイテムです。
購入できるお店:Mecca
価格目安:A$11(100g)
おすすめシーン:コーヒー好きや、バスタイム好きな友人への贅沢ギフトに
おすすめポイント:コーヒーの香り&ザクザクのスクラブでクセになる使い心地
グルメ食品系お土産おすすめ5選
シドニーで「おいしいお土産」を探しているなら、ぜひチェックしてほしいのがこちら。健康志向のアイテムから、ちょっとユニークなご当地フードまで、オーストラリアならではの味を楽しめるグルメなお土産を集めました。
マカダミアナッツ
オーストラリアは「マカダミアナッツ」の栽培に適しているため、原産地として有名です。
またオーストラリア産マカダミアナッツは、栄養価の高さと豊かな風味で世界中で人気があります。
原産地の高品質なマカダミアナッツ、という情報と一緒にプレゼントしてはいかがでしょうか。
購入できるお店:スーパー/お土産ショップ
価格目安:A$12(200g)
おすすめシーン:健康志向の方やワインのおともに
おすすめポイント:濃厚なコクと栄養価の高さが自慢
カンガルージャーキー
パッケージに「AUSTRALIA APPROVED」のマークがあるカンガルージャーキーなら、肉製品でも安心して日本に持ち込むことが可能。
「え?カンガルー食べるの?」と少し驚く方もいるかもしれませんが、オーストラリアではスーパーでカンガルーの生肉が普通に買えるように、一般的に食べられています。
オーストラリアでしか食べられないのでぜひ試してみてください。
低脂肪・高タンパクなのが特徴です。
購入できるお店:スーパー
価格目安:A$10(50g)
おすすめシーン:珍しさ重視の好奇心旺盛な友人に
おすすめポイント:低脂肪・高タンパクのヘルシースナック
マヌカハニー
濃厚な味わいに加え、風邪や細菌感染の予防にも効果があるといわれている貴重な「マヌカハニー」。
生産地はオーストラリアとニュージーランドが重要です。
日本でマヌカハニーといえば高級ハチミツでなかなか手が伸びませんが、生産地であるオーストラリアで買えば手頃な価格で手に入れることができます。
購入できるお店:スーパー/ドラッグストア
価格目安:A$20(250g)
おすすめシーン:健康志向の家族や恩師への高級ギフトに
おすすめポイント:風邪予防にも◎ 高級感あるパッケージで贈りやすい
Tim Tam(チョコレートビスケット)
オーストラリアの国民的スイーツ。サクッと軽いビスケットにチョコレートがコーティングされており、誰にでも喜ばれる定番プチギフトです。
「Tim Tam Slam」の遊び方も一緒に教えてあげると盛り上がります。
購入できるお店:スーパー
価格目安:A$5(10枚入り)
おすすめシーン:定番×プチプラの安心ギフトに
おすすめポイント:「Tim Tam Slam」のやり方も一緒に教えると喜ばれる!
Vegemite & Cheese ビスケット
オーストラリア名物ベジマイトをマイルドに楽しめる 「Vegemite & Cheeseビスケット」。
クセが少ないので、珍味好きな人へのちょっとしたチャレンジ向けのお土産として最適です。
購入できるお店:スーパー
価格目安:A$5(8袋入り)
おすすめシーン:珍味好きな人へのチャレンジお土産に
おすすめポイント:ベジマイトの風味をマイルドに楽しめる逸品
雑貨系お土産おすすめ8選
「形に残るシドニーのお土産がほしい」 「日常使いできるものがいい」という方におすすめ。
シドニーのお店で見つかる雑貨は、普段使いにもぴったり。 雑貨好き女子へのお土産には、コアラ型クリップやアートポーチが喜ばれます。
シドニーらしさが詰まった、可愛い&ユニークな雑貨アイテムを揃えました。女子にも喜んでもらえてばらまきお土産にも使えそうな雑貨アイテムです。
コアラ・カンガルー形クリップ
オーストラリアといえばやっぱりコアラとカンガルー。多くのお土産ショップに置いている「コアラもしくはカンガルーのクリップ」が特におすすめです。
小さいクリップが12個入ってA$6とコスパが良く、他のお土産に挟んでプラスすればオーストラリア感がさらに増して喜ばれますよ。
また荷物の中でかさばらないのもポイント。
購入できるお店:お土産ショップ/シドニー空港免税店
価格目安:A$6(12個入り)
おすすめシーン:デスク周りを可愛く彩るプチギフト
おすすめポイント:さりげないのにオージー感あふれるばらまきのお土産
STUBBY(ビールホルダー)
「STUBBY(スタビ)」と呼ばれる瓶ビールの冷たさを保つためのホルダー。
加えて水滴がついても、瓶を持つときに滑らない効果もある便利品です。
もちろんビール以外の飲み物にも使えるでしょう。またオーストラリアらしいデザインがお土産にぴったりです。
購入できるお店:お土産ショップ
価格目安:A$8
おすすめシーン:ビール好きな友人や上司への実用ギフトに
おすすめポイント:冷たさキープ&滑り止めで大好評
エコバッグ(保冷ジッパーつき)
今や「エコバッグ」は買い物時の必需品として浸透しています。
オーストラリアでしか買えないデザインのエコバッグは、お土産としても実用的ながら貴重で喜ばれること間違いなし。
2大主要スーパーのColes、Woolworthsでも可愛いデザインで、さらにジッパーと保冷機能がついているものなどもありますよ。
購入できるお店:Coles・Woolworths
価格目安:A$5〜10
おすすめシーン:エコ志向の方や主婦層への実用的ギフトに
おすすめポイント:保冷機能つきのデザインは日本ではレア!
アボリジニアートグッズ
アボリジニとはオーストラリアの先住民で、彼らが点描で描くアートは独特で魅力的です。
ほとんどのお土産ショップで 「アボリジニアート」のグッズを扱っていて、工芸品からマグカップやポーチ、折りたたみ傘など様々なアイテムがあります。
購入できるお店:ギャラリーショップ/シドニー空港「The Galleries」「Duty Paid Shops」
価格目安:A$12〜25(ポーチ・マグカップなど)
おすすめシーン:アート好きな友人や文化体験が好きな方に最適
おすすめポイント:一点ものアートで特別感UP!
アボリジニドットアート コースターセット
オーストラリア先住民アートの伝統技法 「ドットペインティング」を施した木製雑貨コースター4枚セット。
ティータイムやデスク周りのアクセントにぴったりです。
購入できるお店:ギャラリーショップ(ザ・ロックス周辺)・シドニー空港免税店
価格目安:A$20(4枚セット)
おすすめシーン:女子会のティータイムギフトや、ホームパーティーのプチギフトに最適
おすすめポイント:ひとつずつ形・柄が異なる一点もの感が嬉しい!
ミニブーメランのインテリア雑貨 オーナメント
伝統的な形をミニチュア化した木製ブーメランに、カラフルなアボリジニ柄をプリントしたインテリア雑貨。
壁掛けやクリスマスツリーのオーナメントにも使えます。
購入できるお店:お土産ショップ(ダーリングハーバー周辺)・空港ショップ
価格目安:A$12
おすすめシーン:センスが光るインテリア雑貨として友人へのギフトに◎
おすすめポイント:飾るだけでお部屋が一気にオージー感!
シドニーオペラハウスモチーフのパーティー雑貨(ペーパーナプキン)
オペラハウスやハーバーブリッジをポップにデザインしたパーティー雑貨、 ペーパーナプキン20枚セット。
テーブルコーデを華やかに彩ります。
購入できるお店:セレクト雑貨店
価格目安:A$8(20枚入り)
おすすめシーン:ホームパーティーや女子会のおもてなしに!
おすすめポイント:SNS映えする柄でテーブルが一気におしゃれに!
オパール風ガラスのキーリング雑貨
オーストラリア産オパールをイメージしたキラキラガラスビーズを使用したキーリング雑貨。
バッグチャームにもなり、普段使いにも◎。
購入できるお店:セレクト雑貨店
価格目安:A$15
おすすめシーン:女子友へのプチギフトや自分用お土産に
おすすめポイント:光を受けて揺れるたびに七色に輝く幻想的な一品
空港で買える限定お土産おすすめ2選
「時間がないけど、ちょっと特別なお土産を選びたい」 そんなときに便利なのが、空港の免税店や空港内のショップ。
シドニー空港免税店ならではの限定セットやトラベルサイズコスメをピックアップ。
買い忘れたときの駆け込みお土産としても頼りになる存在です。
免税限定チョコレート×ワインセット:軽くて割れにくく、ちょっとしたお土産にもぴったり
Moo Goo&Lucas Papaw トラベルセット:人気コスメのミニサイズ。旅行好きの友人におすすめ
シドニーのお土産はどこで買う?目的別のおすすめ購入場所
シドニーのお土産を購入する際の参考となるよう、以下の目的別におすすめの購入場所を紹介します。
・とにかく安く大量に買うならPaddy's Market(パディスマーケット)
・ばらまき菓子や食品はColes/Woolworths(スーパー)
・おしゃれな雑貨やコスメを買いたい女子はQVB/The Rocks(ショッピングエリア)
・買い忘れた場合はシドニー空港の免税店
シドニーでお土産を購入する際は、上記の場所で目当ての品物を探しましょう。
とにかく安く大量に買うならPaddy's Market(パディスマーケット)
職場や友人へのばらまき土産を、とにかく安く大量に確保したい場合はPaddy's Market(パディスマーケット)がおすすめです。Paddy's Marketはシドニー中心部のチャイナタウンに位置し、雑貨・衣料品・食品、そしてお土産物が所狭しと並ぶ巨大な市場です。最大の魅力は、圧倒的な価格の安さにあります。
例えば、カンガルーやコアラがデザインされたキーホルダー・Tシャツなどのお土産が、他の観光地エリアと比べて安価に販売されています。同じ予算でも、より多くの人へのお土産を揃えられるのがPaddy's Marketでお土産を購入するメリットです。ただし、Paddy's Marketは水曜から日曜のみ営業と営業日が限られている点に注意が必要です。
ばらまき菓子や食品はColes・Woolworths(スーパー)
ばらまき菓子や食品を探しているならば、Coles(コールス)またはWoolworths(ウールワース)がおすすめです。上記のスーパーはシドニー市内の至る所に店舗を構えており、観光の合間やホテルへ戻る途中に気軽に立ち寄れる利便性が魅力です。観光客向けのお土産店と比べて価格が安定しており、地元の人々が日常的に購入している品質の確かな商品が手に入ります。
シドニー土産の定番であるTim Tamは、スーパーであれば日本未発売の限定フレーバーやお得な大容量パックが見つかる可能性が高いです。他にも、以下のようなお土産におすすめできる様々な品物がColesとWoolworthsには揃っています。
・マヌカハニー
・オーガニックの紅茶
・オーストラリア産の塩・スパイス
個包装のお菓子も充実しているため、ばらまき用のお土産を探すには最適です。
おしゃれな雑貨やコスメを買いたい女子はQVB/The Rocks(ショッピングエリア)
よくあるシドニー土産ではなく、デザイン性が高くておしゃれなアイテムを選びたい女子にはショッピングエリアがおすすめです。具体的には、歴史的建造物であるQVBやシドニー発祥の地とされるThe Rocksが最適です。
上記のエリアには、Paddy's Marketやスーパーで見かける品とは一線を画すアイテムを扱う専門店が集まっています。例えば、QVBは世界で最も美しいショッピングセンターの1つとも称される場所です。荘厳な建物の中には洗練されたアパレルショップやオーストラリア発の高級チョコレート店、デザイン雑貨店などが軒を連ねています。
一方、石畳の道が続くThe Rocksでは、週末に開催されるマーケットが特におすすめです。地元のアーティストが手掛けた一点物のアート作品やアクセサリー、シドニーの自然派コスメなど上質なアイテムに出会えます。
買い忘れた場合はシドニー空港の免税店
もし、お土産を買い忘れた場合はシドニー国際空港の免税店を利用しましょう。出国審査を終えた後の出発エリアには、シドニーやオーストラリアの主要なお土産を幅広く取り揃えたショップが充実しています。
マカダミアナッツなどの定番品はもちろん、オーストラリアワインやオパールなどのジュエリーまで一通り揃っているのが特徴です。免税価格で購入できるため、特にお酒や高級化粧品などは市内よりもお得になるケースもあります。
ただし、注意点としてPaddy's Marketやスーパーマーケットと比較した場合、お菓子などの一部の商品は価格が割高です。また、品揃えも限られているため、特定のフレーバーやデザインを探すのには向きません。
お土産を日本へ持ち帰る際の検疫・免税で注意すべき品物
お土産を日本へ持ち帰る際の検疫・免税で注意すべき品物として、以下の2つがあげられます。
上記の品物を日本にお土産として持ち込む際は、検疫や免税上の扱いに注意しましょう。
カンガルージャーキーなどの肉製品
シドニーのお土産として、カンガルージャーキーやビーフジャーキーなどの肉製品は非常に人気があります。しかし、上記の肉製品は原則として日本国内への持ち込みが固く禁止されています。もし知らずに持ち込もうとした場合、空港の検疫カウンターで廃棄されてしまうため注意が必要です。
理由はBSEや口蹄疫などの伝染病が日本へ侵入するのを防ぐために、動物検疫所が非常に厳しい規制を敷いているためです。ただし、肉製品であってもオーストラリア政府が発行する安全保証文言と「AUSTRALIA APPROVED」の承認マークがあれば持ち込みは可能です。
参考:Bring animal products into Japan from overseas|動物検疫所
マヌカハニーなどのハチミツ
オーストラリアはマヌカハニーの産地としても知られており、健康効果への期待からシドニー土産として選ぶ方も多いでしょう。マヌカハニーのようなハチミツは肉製品とは異なり、日本への持ち込みが可能ですが注意すべき点が2つあります。
1点目が空港での検疫です。日本の動物検疫ではミツバチの伝染病を防ぐため、巣やハチの死骸・幼虫が混入している可能性のあるハチミツは検査対象となります。お土産として安全に持ち帰るためには巣が入ったものではなく、適切に処理・ろ過された瓶詰めの製品を選ぶようにしてください。
2点目は免税の扱いです。マヌカハニーを含む個人用のお土産は、海外での購入価格の合計額が20万円以内であれば基本的に免税となります。しかし、高級なマヌカハニーを大量に購入するなどで上記の免税枠を超えれば、帰国時に日本の消費税や関税が課せられる可能性があります。
一般的な量の購入であれば問題ありませんが、シドニーでのお土産選びの際は免税枠を意識しておきましょう。
参考:Bring animal products into Japan from overseas|動物検疫所
参考:Procedures of Passenger Clearance :|Japan Customs
まとめ
シドニーで買えるお土産を選ぶコツは、渡す相手に合わせて、ジャンル別にアイテムを揃えることです。
ばらまき用のお菓子はColesやWoolworthsのプチプラ商品、美容系コスメはMeccaなどのドラッグストア、グルメ食品はスーパーやショッピングモール、雑貨は空港免税店やお土産ショップで見つかります。
どこで何を買えばいいか市街地のショップからシドニー空港免税店までのルートをイメージしておくと、慌てずにお気に入りのお土産が手に入るはずです。
ぜひこの記事を参考に、シドニー旅行の最後までお土産選びを楽しんでください。
※価格はいずれも2025年10月時点の目安です。最新の価格・在庫状況は、各お店の公式サイトまたは店頭でご確認ください。
◇経歴
幼少期から英会話スクールに通い、大学は英語専攻に進学、社会人を経験した後にオーストラリアで1年ほどワーホリをしました。
◇資格
英検準2級、現在IELTSの受験勉強中
◇留学経験
オーストラリアの語学学校で2ヶ月英語を学びました。
◇海外渡航経験
オーストラリアでワーホリ(約1年)、現在フランス人のパートナーとフランス滞在中
◇自己紹介
オーストラリアでのワーホリを1年経験しました。
その時に出会ったフランス人の彼と現在フランスに住んでいます。
彼との会話は英語です。以前ライティングの仕事をしていた経験を活かし、Webライターとして活動しながら、英日翻訳家になるための勉強もしています。