
留学や旅行先として大人気のフィリピン!透き通る海のセブ島や、活気あふれる首都マニラは、英語が通じやすいのも魅力ですよね
フィリピンで使われる通貨はフィリピン・ペソ(PHP)。紙幣や硬貨(コイン)の種類もさまざまで、慣れないうちは戸惑うことも。
通貨の使い分けや、為替レートはいくらか、どこで両替するのが一番おトクか、などを知っておくことで、現地でのお金の管理はよりスムーズになるでしょう。
お金にまつわるトラブルを回避するためにも、ぜひ最後までご覧いただき、フィリピンペソに関する知識を深めてみてください。
フィリピンの公式通貨は「フィリピン・ペソ(Philippine Peso)」で、通貨コードはPHP>、通貨記号は「₱」です。補助通貨単位として「センタボ(Centavo)」があり、1ペソ=100センタボとなります。
フィリピンの通貨はフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)が発行・管理しており、フィリピン国内でのあらゆる支払いは、原則としてフィリピン・ペソで行われます。為替レートは日々変動するため、渡航前や両替のタイミングで最新の情報を確認しましょう。
ちなみに2025年10月31日現在のレートでは、1フィリピン・ペソが約2.62円となっており、1,000ペソが約2,620円に相当します。
例えば、1,000ペソですとローカル食堂での一食が約100ペソ〜300ペソですので4〜6人分の食事にあたります。
日本国内で「ペソ」といえばメキシコペソも有名ですが、フィリピンのペソは別の通貨ですので、為替レートを調べる際などには間違えないように注意する必要があります。
また、フィリピン旅行中に現地でお土産を買ったり食事を楽しむ場合は、基本的に日本円やドルを使えるお店は限られているため、フィリピンの通貨事情を押さえておくことが大切です。
フィリピン国内ではお金の扱いに慣れていない観光客をターゲットにしたトラブルも報告されています。事前にフィリピンペソに関する情報を入手しておくと安心です。
フィリピンペソの紙幣や硬貨の種類とは?
フィリピンペソには大きく分けて紙幣とコイン(硬貨)の2種類があります。
さらに、フィリピン・ペソには6種類の紙幣(20, 50, 100, 200, 500, 1000ペソ)と、複数のデザインの硬貨(1, 5, 10, 20ペソとセンタボ)があります。
複数のデザインがあるため、初めての方には少々紛らわしいかもしれません。
ここでは、主な種類や見分け方についてご紹介します。
フィリピン・ペソの紙幣、全6種類
フィリピン・ペソには6種類の紙幣、20ペソ、50ペソ、100ペソ、200ペソ、500ペソ、1000ペソが主に流通しています。
新旧のデザインが混ざって流通しているので、デザインが違うお札を受け取ることもありますが、どちらも問題なく使えるお金なので、慌てないでくださいね。
フィリピン・ペソの紙幣はカラフルなので色で覚えやすいですが、支払いの際は色のイメージだけでなく、必ず額面の数字をしっかり確認するクセをつけましょう。
デザインにはフィリピンの歴史的な英雄や、世界遺産にもなっている美しい自然、野生動物などが描かれており、その背景を知るのも旅の楽しみの一つです。
現地での支払いのときは、できるだけきれいな状態の紙幣を受け取るように心がけましょう。破れていたり、ひどく汚れていたりする紙幣は、お店で使えないことがあるので気をつけましょう。
フィリピン・ペソの硬貨(コイン)とセンタボ
フィリピンペソのコインは、1ペソ、5ペソ、10ペソなどがあり、さらに補助通貨のセンタボ硬貨として、1センタボ、5センタボ、10センタボ、25センタボなども流通しています。
1ペソ=100センタボという関係で、日本円の「円」と「銭」のようなものです。物価の上昇にともない、現在ではスーパーの価格表示で見かけるくらいで、実際の支払いで使う機会はほとんどありません。
ただし、公共交通機関の交通費を支払う場合など、細かいお金が必要な場面は少なくありません。
タクシー代やジプニー(フィリピンの乗り合いバス)の運賃などをきっちり払いたい時には、補助通貨のセンタボを持っておくと便利です。
現地ではお釣りがもらえない状況に直面することもあるので注意しましょう。
フィリピン通貨の為替レートはいくら?
フィリピンペソと日本円の為替レートは毎日変動しています。
「WISE.COM(日本円からフィリピン・ペソ)」を参考にすると、10,000円をフィリピン・ペソに両替した場合、3,819ペソになります。(2025年10月31日現在)
フィリピンの物価は日本のおよそ3分の1から半分ほどといわれています。ローカル食堂なら、500ペソ(約1,310円)で4〜5食分楽しめることもあり、上手に過ごせば食費を抑えられます。
ただし、輸入品や都市部のレストラン・カフェなどは日本と同じくらいの価格になることもあるため、シーンによって差がある点には注意しましょう。
旅行や留学前に「1万円でどれくらいのペソになるか」を把握しておくと、現地での買い物や食事をするときの金銭感覚もつかみやすくなりますよ。特にフィリピンは経済成長が続いており、世界経済やドルの動きの影響を受けてレートが変わりやすい傾向があります。そのため、出発前から為替をこまめにチェックしておくと、よりお得に旅の準備ができます。
さらに、両替方法によって受け取れる金額が大きく変わることもあります。銀行、両替所、オンラインサービスなどでレートや手数料を見比べ、最適な方法を選ぶことがポイントです。
日本円からフィリピンペソへの両替方法
日本円をフィリピンペソに両替する方法は複数あります。
それぞれの両替所やサービスによって手数料やレートが異なるため、自分の状況に合った方法を選択しましょう。
ここでは主な方法と注意点をまとめました。
①日本国内の銀行や両替所で両替する
渡航前に国内の銀行や空港の両替所などでフィリピンペソを用意するのは、最も安心感のある方法です。レートに含まれる手数料が比較的高いため、まとまった金額を両替すると、現地で両替するより数千円単位で差がつくこともあります。国内でしっかり比較するようにしておきましょう。もし利用するなら、現地到着後にすぐ必要になる交通費や軽食代として、少額にとどめておくのがおすすめです。
銀行によっては取り扱っていない場合もあるため、事前に電話や公式サイトなどで確認してから訪問しましょう。
②フィリピンの空港で両替する
セブやマニラの国際空港に到着したら、まず空港内の両替所を利用するのが手軽で便利です。深夜や早朝の到着便でも営業しているカウンターが多く、すぐに現地通貨が手に入る安心感があります。
外国人向けサービスが集まる場所では競争があり、比較的有利なレートになる傾向があります。到着ロビーに複数の両替所が並んでいるので、いくつか見比べてレートの良いところを選びましょう。
③フィリピン市内の両替所で両替する
最もお得なレートで両替できる可能性が高いのが、市内のショッピングモールなどにある公認の両替所(Money Changer)です。特に「SMモール」や「アヤラ・センター」といった大型モール内にある両替所は、レートが良く、安全性も高いため旅行者に人気があります。
ただし、一部の場所では偽札に注意が必要です。
また、夜間に到着する場合や治安面を考慮する場合、できるだけ大きなショッピングモールの両替所を選びましょう。
④クレジットカードでキャッシングする
現地ATMでクレジットカードを利用してキャッシングする方法もあります。
為替レートが良いケースもありますが、カード会社や銀行の手数料が上乗せされるため、総額で割高になることも。
利用限度額や利息が発生する可能性もあるので、事前にカード会社へ海外キャッシングについて確認しておくと安心です。
クレジットカードを使うことでフィリピン国内で手軽に現金を得ることができますが、紛失や盗難のリスクもあるため、注意しながら利用しましょう。
⑤国際送金を利用する
長期留学などでまとまった生活費が必要な場合、国内の銀行から海外送金、またはオンライン送金サービスを利用できます。
送金には手数料がかかり、為替レートにも差が出るためチェックは必須です。
送金先口座がフィリピンの銀行であればペソで受け取れますが、着金時のレートや追加手数料がかかることがあるため、事前に詳細を確認しておいてください。
海外送金には時間がかかるケースもあるので、余裕を持って手続きをする必要があります。
国内・海外で両替する際の注意点
フィリピン通貨(ペソ)へ両替する際は、レートだけでなく安全面や手数料にも気を配りましょう。
まず大切なのは、必ず正規の両替所や銀行を利用すること。路上で「いいレートで両替するよ」と声をかけられても、偽札や詐欺のリスクが非常に高いため、絶対に応じないようにしましょう。
両替する際は、必ずその場で、受け取った現金を一枚ずつ数え、レシートの金額と一致しているか確認します。手元に戻ってからのトラブルは基本的に対応してもらえないため、窓口でチェックする習慣を付けましょう。
また、フィリピンでは50,000フィリピンペソ、または10,000米ドル相当額を超える現金を、申告なしに持ち込んだり持ち出したりすることは法律で禁止されています。長期滞在や大きな資金移動が必要な場合は、事前に手続きと所持金額を確認しておきましょう。
さらに、両替所のレート表示や手数料体系はわかりにくい場合が多く、「手数料無料」と書かれていても、レートに手数料が上乗せされていることがあります。高額紙幣(例:10,000円札)をまとめて両替するか、小分けにするかでレートが変わることもあるため注意が必要です。
できるだけお得に両替したい場合は、複数の両替所を比較し、銀行や両替サービスの公式レートをチェックする習慣をつけましょう。少し手間をかけるだけで、旅の費用を賢く節約できます。
フィリピン通貨の使い方とお金管理のポイント
フィリピンに留学や旅行で滞在する際は、フィリピン通貨(ペソ)の使い方や、上手なお金管理の方法を知っておくことが大切です。
まず、都市部のマニラやセブなどでは、公共交通機関を利用すれば1回あたり数十ペソで移動できるため、交通費は比較的安く抑えられます。ただし、タクシーや配車アプリ(Grabなど)を頻繁に使うと、移動コストは高くなるため予算に余裕を持ちましょう。
ショッピングモールや現地のレストランではクレジットカードが使える場所も増えてきていますが、個人商店や屋台など現金しか利用できない場面も少なくありません。そのため、カード+一定の現金を用意し、状況に応じて使い分けるのが安心です。
また、両替したペソをすべて持ち歩かず、宿泊先のホテルのセーフティボックスを活用して現金を保管するなど盗難対策も重要です。長期滞在する場合は、現地の銀行口座や国際送金先を確保したりするなど、必要に応じて資金を引き出せる環境を整えておくと安心です。
留学で長期滞在する場合は、国内の情報をこまめに収集し、為替レートや相場の変動を意識しながら送金や両替のタイミングを見極めることが大切です。少しの差でも長期では大きな金額の違いにつながります。
まとめ
フィリピンの通貨であるフィリピンペソは、補助通貨「センタボ」を含む硬貨や紙幣の種類、そして為替レートや相場がこまめに変動するため、しっかりと基本情報をつかんでおく必要があります。
旅行や留学などで現地を訪れる際は、日本円からフィリピンペソへの両替方法や手数料、利用する両替所の場所、クレジットカードの使い方など、事前に確認をしておくと安心です。
正しい情報をもとに計画的なお金の管理をすることで、フィリピンでの生活や滞在を充実したものにしましょう。
現地のレート変動や銀行手数料など、注意点を押さえながら上手にお金を使いこなすことが、海外での生活をより豊かにしてくれるはずです。
◇経歴
サラリーマン時代のヨーロッパ駐在時に約4年間とその前後数年間
◇資格
電気工学英文翻訳講座終了
◇留学経験
なし
◇海外渡航経験
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、中国にて
新規工場立ち上げ、及び海外安全規格取得など
◇自己紹介
国立高専卒業後、産業機器メーカー在職中にベルギー工場及びフランス工場立ち上げのため、約4年間のヨーロッパ滞在経験があります。
2007年に脱サラし、現在はブロガーやウェブライターとして生計を立てています。
海外顧客との打ち合わせが必要なため、趣味と実益を兼ねて断続的に
オンライン英会話を利用しています。
時間がある時は、リスニングスキル向上のために海外ドラマを
観るように心がけています。