フィリピンでの1万円の価値はどれくらい?カテゴリ別の価値をじっくり紹介

フィリピン通貨、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

留学先での生活費は、学習環境と同じくらい気になるポイントですよね。

フィリピンでの日本円1万円にはどれくらいの価値があるのか、という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、現地での生活をイメージできるように、1万円がフィリピンでどのくらいの価値を持つのかを詳しく解説します。
2025年10月時点の最新の為替レートやカテゴリ別の物価、フィリピンで1万円をうまく活用するコツなどについても紹介します。

フィリピン旅行や留学を控えている方は、ぜひ最後までお読みください。

フィリピンでの1万円の価値

以下では、フィリピンでの日本円1万円の価値について、2025年10月現在の最新の為替レートを参照しながら見ていきます。
フィリピンの通貨であるフィリピンペソの基本情報についても紹介しているので、あわせて確認してください。

2025年10月最新!フィリピンペソの為替レート

2025年10月28日現在、1フィリピンペソ(PHP:以下ペソと表記)は約2.6円なので、1万円分だとおよそ3,850PHPに相当します。

ちなみに、日本国内では成田空港や関西国際空港などの銀行や両替所にて、日本円からペソへ両替できます。

しかしながら、どの金融機関で両替するかで両替できる金額が異なるため、注意が必要です。

例えば、2025年10月28日現在、みずほ銀行の為替レートでは、1PHP=2.71円(TTS)である一方で、JCBカードの基準レートは2.601円と、為替機関によって若干の差があります。

両替の際はできるだけ低い金額で換金できる場所を選びましょう。

また、フィリピン国内にある銀行や公認両替所のほうが、日本の空港よりもレートが良い傾向が高いです

両替は、空港・市内・銀行など複数の場所でレートや手数料を比較した上で、納得できる場所を選びましょう。
街中の公認両替所はレートが良く、手数料込みの表示が基本となっているため、明朗なレートでの両替がしやすいです。

為替レートは日々変動するため、必ず最新情報を確認した上で換金してくださいね!

フィリピンの通貨の基本情報

フィリピンの通貨はフィリピンペソ(PHP)で、ペソと補助通貨のセンタボ(Centavo)の2種類で構成されています。

「100センタボ=1PHP」となりますが、現在ではセンタボ硬貨を使う場面はほとんどなく、ペソの硬貨や紙幣を使うのが主流です。

日常の買い物や交通機関の支払いでは細かい紙幣やコインが重宝されるため、両替後は小額紙幣を意識的に用意しておきましょう。
紙幣と硬貨の種類はそれぞれ以下の通りです。

■️紙幣

・20PHP(オレンジ色)
・50PHP(赤色)
・100PHP(青紫色)
・200PHP(緑色)
・500PHP(黄色)
・1,000PHP(青色)

■️硬貨

・センタボ(100センタボ=1PHP)
・1PHP
・5PHP
・10PHP
・20PHP

センタボは額が小さすぎるため用いられることは少なく、お釣りとしてももらえないことが多いです。

フィリピンで1万円あればできることをざっくり紹介

以下では、1万円=約3,850PHPがあればフィリピンでどんなことができるのか、ざっくりとご紹介します。
フィリピンで1万円あればできることをあらかじめ知っておくと、予算設計がしやすくなります。

・地元のレストランにて10食以上の食事
・タクシーで10〜15回ほど市内移動
・カフェでのドリンク10杯以上
・マッサージやネイルなど、ちょっとした娯楽を複数回
・1ヶ月分程度のSIMカードやモバイル通信費

項目別の物価目安もまとめたので、合わせて参考にしてください。

項目 費用相場
大衆向け屋台・食堂(1食) 45PHP(117円)
ローカルなカフェのコーヒー(1杯) 100PHP(260円)
ローカルなバーのビール(1杯) 50PHP(130円)
水(500ml) 20~25PHP(52~65円)
野菜 28PHP~(73円~)
肉(kgあたり) 100PHP~(260円~)
魚(kgあたり) 100PHP~(260円~)
果物(kgあたり) 80PHP~(208円~)
タクシー(初乗り) 40PHP(104円)
映画 300PHP(780円)
マッサージ(1時間) 500PHP(1,300円)
ゲストハウス(1泊) 300PHP(780円)
中流ホテル(1泊) 900PHP(2,340円)

以下の章では、フィリピンで1万円あれば何ができるのかをカテゴリ別でさらに詳しく見ていきます。

カテゴリ別・フィリピンでの1万円の価値①:食事編

フィリピンの外食費は日本と比べて非常にリーズナブルで、地元の食堂(カレンデリア)では1食あたり約50〜100PHP、ファストフードやレストランでも200PHP前後で満足のいく食事ができます。

つまり、1万円あれば、カレンデリアであれば30〜70食、レストランでも15〜20食ほど楽しめる計算になります。

留学生の多くが平日は寮の食事を中心にして、週末は外食を楽しむというスタイルで生活しています。

カテゴリ別・フィリピンでの1万円の価値②:交通編

現地の移動手段として定番のジプニーは1回の乗車でおよそ10〜15PHP、タクシーの初乗り料金は40PHP前後なので、短距離の市内移動なら100PHP以内で済むことも多いです。

1万円あれば、タクシーで30回前後、ジプニーならなんと200回以上利用できる計算です。

日々の移動に困ることはほとんどないと言えるでしょう。

カテゴリ別・フィリピンでの1万円の価値③:日用品・生活用品編

洗剤や歯ブラシ、シャンプー、トイレットペーパーなどの日用品は、日本よりやや安めの価格帯で、例えば、シャンプーは100PHP前後、歯ブラシは20〜40PHP程度で購入できます。

スーパーやコンビニで日用品をまとめ買いしても、1万円で1〜2ヶ月分をまかなうことも可能です。

現地のドラッグストアやディスカウントショップを活用すれば、さらに節約できるでしょう。

カテゴリ別・フィリピンでの1万円の価値④:娯楽・観光編

フィリピンには、美しいビーチやショッピングモール、スパやマッサージといったリラクゼーション施設が豊富にあります。
映画館のチケットは約300PHP、1時間のマッサージは500PHP程度なので、週末に1回映画+マッサージ+軽食を楽しんでも、1回あたり1,000PHP程度で済みます。

つまり1万円あれば、2〜3回の充実した週末を過ごすことも可能!

観光地への小旅行もバスやフェリーを使えば数千ペソでできるので、余暇をコスパ良く楽しめます。

フィリピンと日本の物価を比較

以下では、フィリピンと日本の物価を比較してみました。フィリピンの物価を考える際に、参考にしてください。

食費・交通費の違い

日本と比べると、フィリピンでは食費・交通費ともに安い傾向にあります。

たとえば、外食1食にかかる費用は、日本のレストランなら平均800〜1,200円程度ですが、フィリピンでは200PHP(約515円)以内に収まることがほとんどです。

交通費も、日本では電車の初乗りが150〜200円に対し、フィリピンではジプニーで15PHP(約38円)程度。
タクシー移動も短距離なら100PHP(約257円)前後で済むため、日常的な移動コストをとても安く抑えられます。

学習コスト(授業料・教材など)

フィリピンの語学学校ではマンツーマン授業が一般的でありながらも、学費は日本の英会話教室より圧倒的に安価です。

2〜3万円の月謝で毎日複数コマの個別指導が受けられる学校も多く、教材費もシンプルな英語学習書であれば数百ペソで購入できます。

現地で英語漬けの環境に身を置きながら、コストパフォーマンスの高い学習ができるのは、フィリピン留学ならではの魅力です。

フィリピンで1万円をうまく使うコツ

最後に、フィリピンで1万円をうまく使うコツを3つ紹介します。
現地の感覚を早く掴んでおくと、お金の無駄遣いを避けられるので、ぜひ参考にしてください。

現地の物価感を早く掴む

1万円あればフィリピンで何ができるかを知るためには、現地の物価感をできるだけ早く把握することが欠かせません。

まずはスーパーや市場を覗いて、日用品や食材の値段をざっくり把握することからはじめましょう。

到着初日に、現地の方と一緒に買い物に行ってみるのもおすすめです。
現地の相場感覚が自然と身に付くため、予算の調整がしやすくなります。

目的地情報を事前に確認する

タクシーや公共交通機関で移動する際は、ルートや目的地の情報を事前に把握しておきましょう。

地図アプリでよく使う目的地を事前に確認しておくと、ぼったくられるリスクも低くなります。
さらに、滞在先の住所や近くのランドマークを英語で言えるようにしておくことも重要です。

タクシー移動で困らないために、簡単な英語フレーズを渡航前に練習しておくのもおすすめです。

ローカルなお店を活用する

買い物や外食はできるだけローカルなお店を利用するのがおすすめです。

ローカルなレストランやマーケットを活用するだけで出費をぐっと抑えつつ、現地ならではの体験が楽しめます。
また、平日限定の割引の有無や学割が利用できるかどうかも積極的にチェックしましょう。

日常の中のちょっとした工夫が、留学生活をより豊かにしてくれます。

まとめ

フィリピンで日本円1万円の価値を最大限に活かすためには、最新の為替レートや現地の物価相場を知っておくことが必要です。
何にどれだけのお金をかけるのか、手元にあるお金で何ができるのかを考えながら生活する癖をつけておくのがおすすめです。

また、フィリピン留学や旅行でお金に関して損をしないように、英語で交渉するスキルを身につけておくことも必要です。

特にタクシーなどに乗る際は、目的地の住所や付近の目標になるランドマークなどを英語で言えるようにしておくと安心です。

本記事を通じて、あなたのフィリピン旅行や留学がより充実したものになることを祈っています!

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