【2025年】フィリピン留学完全ガイド!主要エリア・費用・成功のコツを解説

フィリピン留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「英語をしっかり学びたいけど、費用も抑えたい」

そんな方に選ばれているのがフィリピン留学です。日本から約4〜5時間とアクセスしやすく、マンツーマンレッスンが主流。さらに、リゾートも満喫できるのが大きな魅力です。2025年現在も人気は健在で、社会人・学生問わず多くの日本人がフィリピンを留学先に選んでいます。

本記事では、留学先として人気の主要都市、かかる費用、成功のコツまで、フィリピン留学の最新情報を網羅してご紹介します。

フィリピン留学をお考えの方はぜひ参考にしてください!

フィリピン留学の主要エリア5つ

フィリピンには多数の留学都市がありますが、中でも人気が高いのは次の5つのエリアです。

都市 特徴 学校数 こんな方におすすめ
セブ ・リゾート地
・治安が良い
・語学初心者
・勉強もレジャーも楽しみたい方
バギオ ・山間部で涼しい
・治安が良い
集中して英語を学びたい方
マニラ ・フィリピンの首都でインフラが整っている 比較的インフラが整っている環境で学びたい方
クラーク ・元米軍基地があった地域
・欧米人が多く住む
ネイティブスピーカーの英語を学びたい方
イロイロ ・フィリピン有数の教育都市
・治安が良い
日本人が少ない環境で学びたい方

セブ

セブは日本人に最も人気の留学先であり、実際に留学生の8割以上がセブを選んでいるデータもあるほど。語学学校が多いため、他の地域に比べて選択肢が豊富です。自由な校風の学校や食事が美味しい学校など、さまざまな学校から留学先を選べます。

マリンレジャーも豊富。ショッピングモールもたくさんあるので、勉強もレジャーも楽しみたい方におすすめです。

バギオ

「フィリピンの軽井沢」とも呼ばれるバギオは、年間を通して涼しく過ごせるエリアです。マニラから車で5時間ほどと行くのに時間はかかりますが、治安も良く人気の留学先です。

スパルタ式の学校が多く、平日は外出制限があるなど、学習に集中できる環境が整っています。短期間でしっかりと英語力を伸ばしたい方にぴったりです。

マニラ

フィリピンの首都、マニラ。近代ビルが立ち並び、目覚ましい発展を遂げている都市です。地方都市に比べるとインフラが整っており、ショッピングセンターも多くあるため、生活するのに困ることはないでしょう。

軽犯罪が多発しておりやや治安には注意が必要ですが、快適に暮らしたい方に適しています

クラーク

かつて米軍基地があった名残で、今でもアメリカ人が多く暮らしているエリアです。そのため、クラークにある語学学校には、英語圏出身のネイティブスピーカー講師が多く在籍しています。

ネイティブスピーカーの発音や自然な表現を身に付けたい方におすすめです。

イロイロ

イロイロは、セブ島近くのパナイ島の中心都市。日本からの直行便はないため、マニラから国内線で移動することになります。

イロイロはフィリピン有数の教育都市治安の良さが魅力ですが、日本人にはあまり知られていないこともあり、日本人留学生は多くありません。日本人が少ない環境で英語漬けの生活がしたい方におすすめです。

フィリピン留学にかかる費用

2025年現在、円安や物価上昇の影響を受けて、フィリピン留学にかかる費用はやや高めになっています。とはいえ、欧米留学と比べると圧倒的にリーズナブルなのがフィリピン留学の魅力です。

以下は、留学期間別に見た費用の目安です。フィリピン留学は最短1週間から留学できますが、しっかりと英語を学びたいのであれば1ヶ月〜3ヶ月可能であれば半年の留学がおすすめです。

2週間 1ヶ月 半年
学費(滞在費を含む) 約11万円 約21万円 約90万円
入学金 約15,000円 約15,000円 約15,000円
教材費 約3,000円 約4,000円 約17,000円
生活費 約2.5万円 約4.5万円 約27万円
航空券 約5.5万円 約9万円 約9万円
その他費用(保険料・ビザ・SSP) 保険料:約1万円
ビザ:—
SSP:約16,000円
保険料:約3万円
ビザ:—
SSP:約16,000円
保険料:約10万円
ビザ:約60,000円
SSP:約16,000円
合計 約23万円 約41万円 約147万円

留学費用のうち、大きな金額を占めるものについて、以下に詳細に説明します。

学費

フィリピン留学では、語学学校の寮に滞在することが一般的なので、学費には授業料と滞在費が含まれています。授業料は学校やコースによって変動します。滞在費(寮費)も、部屋のタイプや学校の方針によって価格に差がありますが、相部屋にすると費用は抑えられます。

また食事付の学生寮がほとんどですが、授業がない日は食事が提供されないこともあるため、学費にどこまで含まれるのか事前に確認しておくとよいでしょう。

生活費

現地でかかる生活費としては、以下のような項目が挙げられます。

水道代・電気代(寮費には含まれないことが多い)

通信費(SIM購入・Wi-Fi利用料など)

外食やカフェ、ショッピングなどの娯楽費

寮で食事が提供されない日の食費

フィリピンは日本に比べて物価が安いため、バギオ・クラーク・イロイロは4万円程度、セブ・マニラは5〜6万円程度用意しておけば、十分に留学生活を楽しめるでしょう。

渡航費

フィリピンへの航空券は往復で5万円〜9万円ほどですが、時期によってはさらに安く購入できます。出発日をずらせるのであれば、1月〜2月のオフシーズンや、航空券のセールの時期を狙って航空券を購入するとよいでしょう。

セブの人気校3選

この記事では、留学先として人気の高いセブとバギオにある、おすすめの語学学校を厳選してご紹介します。安定して運営されている大型の語学学校、口コミで高評価の語学学校を中心に集めました。

まずはセブでおすすめの人気校3選をご紹介します。

学校名 学校の特徴 生徒数 日本人の割合 日本人スタッフ
English Fella1,2 ・敷地が広い
・スパルタ式の学習方法も提供
Fella1:100名
Fella2:200名
Fella1:20〜30%
Fella2:20〜40%
常駐
EV ACADEMY ・老舗の語学学校
・元祖スパルタ校ならではのカリキュラム
300名 約40% 常駐
SMEAGキャピタルキャンパス ・治安のよいエリアにある
・コースが充実している
300名 約60% 常駐

English Fella1,2

第一キャンパス第二キャンパスも広々とした敷地に、ジム・カフェ・プールなどが揃っています。キャンパスによってスパルタ式とノンスパルタ式を採用しており、自分に合った学習スタイルを選べます。日本企業の研修にも使われており、社会人にも人気の語学学校です。

EV ACADEMY

EV ACADEMYは2004年に開校した、セブ島で初めてスパルタ式を導入した語学学校。現在はスパルタ式とセミスパルタ式を選択できるようになっており、2024年時点では学生の約3割がスパルタ式を、7割がセミスパルタ式を選択しています。2017年に新設された校舎は、清潔感があり快適です。

多彩なコースも特徴で、一般英語からビジネス英語まで用意されています。特に、IELTSコースはハイスコアを目指す留学生から人気のコースとなっています。

SMEAGキャピタルキャンパス

世界10カ国以上の留学生と交流できる大規模校なSMEAGキャピタルキャンパス。英語初心者から上級者まで、15段階ものレベルに対応したコースを提供しています。

留学生は治安の良いエリアにある、コンドミニアムを改良した建物で生活できます。寮では日本人シェフ監修の日本食も提供され、毎日の食事が楽しみという学生もいるほどです。

バギオの人気校3選

続いて、バギオでおすすめの人気校3選をご紹介します。

学校名 学校の特徴 生徒数 日本人の割合 日本人スタッフ
PINES メインキャンパス カリキュラムや講師の質が好評 280名 約30〜40% 常駐
Baguio JIC メインキャンパス ・スパルタ専門校
・本気で勉強したい方におすすめ
130名 約40〜70% 常駐
BECI シティキャンパス ・社会人限定の学校
・スピーキングに特化したプログラムあり
50名 約20〜40% 常駐

PINES メインキャンパス

PINESはコースによってメインキャンパスチャピスキャンパスの2つのキャンパスに分かれています。メインキャンパスは一般英語コースの留学生向けとなっています。カリキュラムと講師陣の質が高いと評判の学校です。

Baguio JIC メインキャンパス

Baguio JIC メインキャンパスは、IELTS対策に定評があります。スパルタ式のカリキュラムが特徴で、短期間でも結果が出るよう講師がしっかりとサポートしてくれます。

BECI シティキャンパス

BECIは2002年に開校した語学学校で、シティキャンパスは22歳以上限定の社会人向け語学学校です。静かな環境で落ち着いて学べるほか、仕事での利用可能なブースがあったり夜間コースがあったりと、働きながら学べるのも特徴です。

スピーキングに特化した「SP(Speaking Prescription)」プログラムが特徴の一つ。生徒のスピーキングの様子を録画して文法やイントネーションなどを徹底的に分析し、スピーキングの弱点を明らかにすることで最短距離での克服を目指します。なお、BECIスパルタキャンパスなら年齢制限はありません。

フィリピン留学のメリット3選

フィリピン留学のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。

まずはフィリピン留学のメリットを3つご紹介します。

費用が安い

フィリピン留学の一番のメリットは留学費用が安いことです。もともと物価も安いため、欧米留学の半額以下で留学できるともいわれています。1ヶ月の留学で、すべて含めて「40万円ほど」というのはリーズナブルな価格でしょう。

マンツーマンレッスンが多い

欧米の語学学校ではグループレッスンがメインであるのに対し、フィリピンの語学学校ではマンツーマンレッスンが多いのが特徴です。自分のペースで学習できるのがマンツーマンレッスンの魅力。発話量も増えるので短期間でのスピーキング力向上が見込めるでしょう。

講師がフレンドリー&英語が聞き取りやすい

フィリピ―ノ・ホスピタリティという言葉があるように、フィリピン人は訪れた外国人に対して優しく接してくれることが多いようです。また、フィリピン人の英語は欧米英語に比べるとゆっくりとクリアなため、英語初心者にも聞き取りやすいといわれています。

フィリピン留学のデメリット3選

メリットがある一方で、デメリットもあります。フィリピン留学のデメリットを3つご紹介します。

インフラが不安定なところがある

フィリピンでは、シャワーでお湯が出ない、Wi-Fiがつながりにくいなどのトラブルはよく起こります。停電や洪水なども頻繁に起こるため、慣れないうちはストレスに感じることがあるかもしれません。

治安が悪いエリアがある

日本に比べるとフィリピンは治安面に注意が必要です。都市によっても異なりますが、スリや詐欺などの被害に遭う日本人がいるのも事実です。比較的治安の良いエリアもあるので、語学学校を選ぶ際に確認しましょう。

もちろん、比較的安全といわれているセブ市内でも、夜間の一人歩きや危険な場所付近ではトラブルに遭う可能性があります。留学中はある程度の警戒心を持った行動を心がけましょう。

欧米人の割合は少なめ

フィリピンへの留学は、日本や韓国からなどアジアからの留学生が圧倒的に多くなります。そのため、欧米人と友達になったり、ネイティブスピーカーと友達になったりすることは少ないでしょう。

一方で、生活様式が似ているアジア人同士で寮生活を送るので、あまりストレスを感じずに生活できるともいえます。

留学を成功させる3つのポイント

充実した留学生活を送るために、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

出発前に基礎英語を学んでおく

留学生活をスムーズに進めるためにも、基礎的な英語は日本で学んでから行くとよいでしょう。中学生レベルの英単語や英文法を勉強しておけば、現地で実践的な英語を効率良く学ぶことができます。

帰国後のキャリアを考えておく

「留学の経験をどう活かすのか」をしっかりイメージしてから留学しましょう。具体的にイメージをしておけば、「留学して終わり」を防げますし、現地での生活も有意義なものとなるはずです。

留学エージェントの活用も検討する

留学エージェントは留学のプロです。希望を言えば、それに合った留学プランや語学学校を紹介してくれます。留学前の英会話レッスンをしてくれるところ、留学中や留学後のキャリアプランを一緒に考えてくれるところ、留学中のトラブルに対応してくれるところもあります。

初回の相談は無料という留学エージェントが多いので、いくつかの留学エージェントに相談して自分に合ったところを見つけるとよいでしょう。

まとめ

フィリピン留学は、費用を抑えつつ、集中的に英語力を高めたい人に最適な選択肢です。リゾートやレジャーも楽しめる環境で、英語初心者や初めての海外留学にもぴったり。

都市選びや学校選び、事前準備をしっかり行えば、あなたの留学はきっと実りあるものになります。ぜひ本記事を参考に、自分に合ったプランを見つけてください。

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