セブ島のスパルタ式で英語を学びたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
セブ島は、北米やイギリス、オーストラリアなどの語学学校の方針と少し異なる、マンツーマンレッスンを中心としたスパルタ式の語学学校が多いです。
この記事では、セブ島留学のスパルタ式が人気な理由を解説します。
スパルタ式が向いている人や語学学校の選び方も紹介するので、ぜひ内容を確認してみてください。
- スパルタ式語学学校とは
- セブ島英語留学でスパルタ式語学学校はなぜ人気?
- スパルタ式語学学校が向いている人
- スパルタ式語学学校が向いていない人
- スパルタ式語学学校の選び方
- セブ島でおすすめのスパルタ式語学学校
- まとめ
スパルタ式語学学校とは
スパルタ式の語学学校とは、校則が厳しい上に授業時間が長く、英語学習に集中できる環境が整っている語学学校です。
学習環境とスケジュールが徹底的に管理されているので、短期間で英語力の向上が期待できると人気です。
スパルタ式の語学学校には、以下の特徴があります。
・平日の外出禁止や門限がある
・義務自習や単語テストなどがある
・母国語の使用が禁止されている
・出席管理が徹底されている
・1日のレッスン時間が8時間以上ある
フィリピンの語学学校ではマンツーマンレッスンが基本ですが、それに加え私生活の制限などもあることで、より効率的に英語を学ぶことが可能です。
規則などが緩めに設定されている「セミスパルタ式」を採用している学校もあります。
セブ島英語留学でスパルタ式語学学校はなぜ人気?
セブ島への英語留学でスパルタ式が人気な理由は、以下の3つです。
・とにかく勉強量が多い
・学習環境が管理されている
・規則正しい生活を送れる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
とにかく勉強量が多い
スパルタ式が人気なのは、とにかく勉強量が多いからです。
多くのスパルタ式の学校では、1日に8時間以上の授業が組まれています。
中には早朝や夜間にも授業を行い、1日の授業時間が10時間を超える語学学校もあります。
授業後には数時間の自習が義務付けられていることが一般的で、とにかく勉強量が多いです。
その分、一般的な語学学校に通うよりも早く英語力が向上すると言われています。
学習環境が管理されている
スパルタ式が人気な理由には、学習環境が管理されていることも挙げられます。
平日の外出禁止や母国語の使用禁止など、学習に集中できる環境が整備されているのがスパルタ式の特徴です。
校則だけでなく、毎日のように単語テストやエッセイの作成も義務付けられています。
インプットとアウトプットのどちらも強制されているので、短期間で効率的に英語を学べます。
規則正しい生活を送れる
規則正しい生活を送れることも、スパルタ式が人気な理由です。
厳しいスケジュールと規則により、規則正しい生活習慣が自然と身につきます。
人間は一般的に、最初はやる気があっても徐々に置かれた環境に慣れてきて、勉強のモチベーションが落ちてきます。
規則正しい生活が身についていれば勉強がルーティンとなり、学習時間を確保し続けられるでしょう。
スパルタ式語学学校が向いている人
スパルタ式の語学学校が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
・短期間で集中的に英語力を向上させたい人
・自己管理が苦手な人
・明確な目標がある人
それぞれについて、詳細を確認していきましょう。
短期間で集中的に英語力を向上させたい人
短期間で集中的に英語力を向上させたい人には、スパルタ式の語学学校がおすすめです。
スパルタ式では厳しい規則と学習スケジュールの中で学習を進められるので、短期間でも英語力の向上が期待できます。
特に春休みや夏休みに短期留学する学生や、仕事の長期休暇で留学する社会人などはスパルタ式の学校が向いています。
留学期間が数週間~2ヶ月程度しか取れなくても、スパルタ式の学校を選ぶことで着実に英語力を向上させられるでしょう。
自己管理が苦手な人
自己管理が苦手な人も、スパルタ式の語学学校が向いています。
事前にスケジュールと規則が厳しく決められているので、自己管理しなくても勉強時間を確保できます。
スパルタ式の学校では、授業時間だけでなく自習時間も決められています。
自分1人だとついついサボって自習ができないという人でも、強制的に自習しなければならないので、学習を怠る方が難しいです。
明確な目標がある人
スパルタ式の学校に向いている人には、明確な目標がある人も挙げられます。
明確な目標がある人は、その分学習に対するモチベーションも高いので、スパルタ式の環境との相乗効果が期待できます。
TOEICなどの英語資格のスコアやビジネスで英語を使う予定があるなど、自分の目標を学校にはっきりと伝えることで、より効率的なカリキュラムを組んでもらうことが可能です。
勉強のモチベーションが高ければ講師の指導にもより熱が入るので、量だけでなく質も上げられます。
スパルタ式語学学校が向いていない人
スパルタ式の学校が向いていない人には、以下の特徴があります。
・勉強だけでなく観光も楽しみたい人
・厳しい規則が苦手な人
・自分のペースで学習を進めたい人
それぞれについて詳しく解説していきます。
勉強だけでなく観光も楽しみたい人
スパルタ式の学校が向いていない人には、勉強だけでなく観光も楽しみたい人が挙げられます。
スパルタ式では1日のほとんどが学習スケジュールで埋め尽くされており、自由な時間がほとんどありません。
セブ島は観光地としても人気で、マリンアクティビティをはじめとする様々なアクティビティがあります。
土日でも充分楽しめますが、現地の生活感を平日にも味わいたい人にはスパルタ式は向きません。
厳しい規則が苦手な人
厳しい規則が苦手な人にも、スパルタ式の学校は向いていません。
スパルタ式では、門限や外出制限、母国語の使用禁止など、厳しい規則が設けられていることがほとんどです。
規則が厳しい分、スパルタ式の学校には少し殺伐とした雰囲気があります。
集中して勉強するには最適ですが、楽しみながら自由に勉強したい人にはストレスの溜まりやすい環境です。
自分のペースで学習を進めたい人
自分のペースで学習を進めたい人も、スパルタ式の学校を選ぶかどうかよく検討しましょう。
スパルタ式では授業数が多く、自由に勉強する時間が少ないです。
スパルタ式の学校では早朝から夜遅くまで授業がある場合も多く、スケジュールが決められています。
自主的に考えながら勉強したい人には窮屈に感じられるでしょう。
スパルタ式語学学校の選び方
スパルタ式の語学学校を選ぶ際には、以下の3つを確認しましょう。
・カリキュラムや規則が自分に合うか
・施設の環境やサポート体制が整っているか
・費用が予算に合っているか
詳細を解説していきます。
カリキュラムや規則が自分に合うか
スパルタ式の学校を選ぶ際は、カリキュラムや規則が自分に合うかを確認しましょう。
自分の目的に合ったコースがあるか、授業時間や内容は自分の求めているものかをまずチェックします。
スパルタ式という名前でも規則の内容が学校によって異なるので、自分が頑張れそうな程度の規則か検討しましょう。
施設の環境やサポート体制が整っているか
施設の環境やサポート体制が整っているかも、スパルタ式の学校を選ぶ上で重要です。
通常の語学学校に比べて学校施設に滞在する時間が長いので、施設の紹介写真などで快適に過ごせるかどうか確認しておきましょう。
体調を崩した場合や事故にあった場合などのサポート体制が整っていれば、より安心です。
費用が予算に合っているか
スパルタ式の学校を選ぶ際は、費用が予算に合っているかも大切です。
スパルタ式と一概に言っても、寮の種類やコースによって授業料が大幅に異なります。
留学エージェントなどを利用して複数の学校から見積もりを取り、比較検討しましょう。
セブ島でおすすめのスパルタ式語学学校
セブ島でおすすめのスパルタ式語学学校は、以下の3つです。
・English Fella 1
・CG ESL スパルタ校
・EV Academy
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
English Fella 1
English Fella 1はセブ島の郊外にあり、広い敷地の中に木々があるビレッジタイプのキャンパスが人気です。
平日の外出禁止や日曜日の夜に自習制度があるなど、セブ留学の中でも最も厳しい規則があると言われており、徹底的に勉強したい人におすすめです。
他の学校ではあまり見られない、一般英語と資格試験対策の2つを同時に学べるコースもあります。
CG ESL スパルタ校
CG ESL スパルタ校は、ヨーロッパ風のキャンパスとプールなどのスポーツ施設が特徴的な語学学校です。
英語学習を最優先する校風で、平日の外出禁止や母国語禁止などの厳しい規則と1日10コマの授業があります。
その分、週末は外出が許可されており、メリハリをつけて学習できます。
EV Academy
EV Academyはセブ島ではじめてスパルタ式を導入した語学学校です。
プールやジム、カフェが完備されている上にスパルタかセミスパルタかを選択できるので、快適さを重視しながらも徹底的に英語を学べます。
スピーキングに特化したコースや資格試験対策コースなど、豊富な授業内容から自分にあったものを選べます。
まとめ
この記事では、セブ島留学のスパルタ式が人気な理由について解説しました。
スパルタ式の語学学校では学習環境が管理されているため勉強量が多く、短期間でも効率的に英語力を上げられます。
スパルタ式の語学学校が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
・短期間で集中的に英語力を向上させたい人
・自己管理が苦手な人
・明確な目標がある人
スパルタ式は校則が厳しすぎて不安という人には、セミスパルタ式がおすすめです。
スパルタ式よりも規則が緩いものの、学習時間をしっかり確保できます。
事前に詳しく情報を調べて、自分に合ったカリキュラムや規則の学校を選びましょう。

◇経歴
学習塾での英語指導経験、英語を使用した外国人への日本語指導経験あり
◇資格
TOEIC 835点、英検準1級
◇留学経験
フィリピン・セブ、3週間、IDEA ACADEMIA
◇海外渡航経験
旅行で台湾、韓国、語学留学でフィリピンへの渡航経験あり
2025年8月にニュージーランドへ移住予定
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
小学校のALTがきっかけで英語に興味を持ち、英語の専門学校へ入学。
在学時から学習塾で子供たちに英語を指導してきました。
現在は日本語教師として英語で外国人に日本語を教えながら、私生活では海外移住に向け英語を勉強中。