
「1万円はフィリピンペソでいくらになるのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
フィリピンは日本より物価が安いといわれますが、為替レートは日々変動しており、両替するタイミングや場所によって受け取れる金額は異なります。
また、空港・銀行・街中の両替所・ATMなど、両替方法はいくつかありますが、それぞれレートや手数料、安全性はさまざまです。
本記事では、最新の為替目安をもとに「1万円は何ペソになるのか」に加えて、両替するときの注意点も紹介します。フィリピンを訪れる予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピンペソの種類
フィリピンの法定通貨は「フィリピン・ペソ(Philippine Peso)」です。
発行と管理を行っているのは、フィリピンの中央銀行である Bangko Sentral ng Pilipinas(BSP)です。
現在は「新世代通貨(New Generation Currency)」シリーズが流通しており、偽造防止対策や耐久性の向上が図られています。
ここでは、フィリピンペソの紙幣と硬貨の種類をご紹介します。
フィリピンペソの紙幣
フィリピンで主に流通している紙幣は以下の6種類です。
| 紙幣 | 描かれている人物(詳細) |
| ₱50(50ペソ) | セルヒオ・オスメニャ (フィリピンの第2代大統領) |
| ₱100(100ペソ) | マヌエル・ロハス (フィリピンの第3代大統領) |
| ₱200(200ペソ) | ディオスダド・マカパガル (フィリピンの第9代大統領) |
| ₱500(500ペソ) | コラソン・アキノとベニグノ・アキノ・ジュニア (フィリピンの元大統領夫婦) |
| ₱1000(1000ペソ) | ホセ・アバッド・サントス、ビセンチ・リム、ホセフア・リアーネス・エスコダ(大統領代行・将軍・女性解放の先駆者) |
紙幣には、歴代大統領や国家的英雄、フィリピンの自然や動植物などが描かれています。
特に₱1,000紙幣はほとんどがポリマー(プラスチック素材)製で、耐久性が高く、水や汚れに強いのが特徴です。
また、透かし・セキュリティスレッド・ホログラムなどの偽造防止技術が採用されており、観光客でも比較的安心して利用できます。
日常生活では₱100や₱500紙幣がよく使われ、屋台や小規模店舗では高額紙幣(₱1,000)を嫌がられることもあるため、少額紙幣を用意しておくと便利です。
フィリピンペソの硬貨
フィリピンで主に流通している硬貨は以下の7種類です。
ただし、センタボ硬貨は物価上昇の影響により、実際の使用頻度は非常に低くなっています。
日常生活では1ペソ以上の硬貨が中心です。
ジプニーやローカルマーケットではお釣りとして細かい硬貨が渡されることが多いため、1〜10ペソ硬貨をいくつか持っておくと支払いがスムーズになります。
フィリピンペソは1万円でいくら?
1万円をフィリピンペソに両替すると、おおよそ3,600〜4,000ペソ前後になります。
為替レートは日々変動しているため、実際の金額は両替するタイミングによって異なります。
たとえば、1円=0.38ペソの場合は10,000円で3,800ペソ、1円=0.36ペソであれば3,600ペソになります。
このようにわずかなレート差でも数百ペソの違いが生じるため、両替前に最新レートを確認することが大切です。
なお、ニュースや検索で表示される為替相場(市場レート)と、実際に両替所や銀行で提示されるレートは一致しないのが一般的です。
両替所では手数料が含まれたレートが適用されるため、市場レートよりやや不利になることが多いです。
特に日本の空港やフィリピンの空港、ホテルでの両替はレートが低めに設定されている傾向があります。
一方で、フィリピンの都市部にある街中の両替所は比較的良いレートが提示されることが多く、効率よく両替したい場合は選択肢の一つになります。
両替前には「円 ペソ レート」や「JPY PHP」などで検索し、最新の相場を確認しておくと安心です。
滞在日数や現地での支出予定に合わせて、余裕を持った金額を準備するようにしましょう。
【予算1万円】フィリピンでできること
1万円(約3,600〜4,000ペソ前後)の予算で、フィリピンではどの程度のことができるのでしょうか。
日本と比べて物価が安いといわれるフィリピンですが、都市部や観光地では出費がかさむこともあります。
そのため、「1万円でどこまで楽しめるのか」「生活は可能なのか」と気になる方も多いでしょう。
ここでは、食費・交通費・娯楽費といった具体的な支出項目ごとに、1万円でできることの目安をわかりやすく解説します。
食費
ローカル食堂(カレンデリア)や屋台を利用すれば、1食あたりおよそ80〜150ペソ程度で食事ができます。
仮に1日2食をローカルで済ませた場合、1日200〜300ペソほどに抑えることも可能です。
自炊をする場合は、さらに費用を抑えられます。ローカル市場では野菜や肉、米が比較的安く手に入るため、滞在スタイルによっては1万円でも食費をカバーできるケースがあります。
ただし、ショッピングモール内のレストランや海外チェーン店を頻繁に利用すると、予算はすぐに超えてしまうため注意が必要です。
日用品・生活用品
フィリピンでは、日用品や生活用品も比較的安価に購入できます。
たとえば、ミネラルウォーター(1.5L)は約20〜40ペソ、シャンプーやボディソープは小容量タイプであれば数十ペソから販売されています。
スーパーやドラッグストアでは日常的な消耗品が手に入り、ローカルブランドを選べば費用を抑えることが可能です。
一方で、輸入品や日本製の商品は価格が高くなる傾向があります。
ショッピングモール内の大型スーパーでは、日本とあまり変わらない価格帯の商品もあるため、予算1万円でやりくりする場合は、購入する商品を選ぶことが重要です。
短期滞在であれば必要最低限の生活用品に絞ることで、数百〜1,000ペソ程度に収めることも十分可能です。
節約を意識すれば、日用品費も含めて1万円の範囲内で生活することは現実的といえるでしょう。
交通費
フィリピンの市内交通は比較的安価です。
ジプニーやローカルバスであれば1回10〜20ペソ程度で移動できます。
日常的な移動が中心であれば、1ヶ月でも数百ペソ程度に収まることもあります。
一方、タクシーや配車アプリを頻繁に利用すると出費は増えます。
短距離移動を公共交通機関に限定すれば、1万円の予算内でも無理なくやりくりできるでしょう。
娯楽・観光
映画館のチケットはおよそ150〜250ペソ程度、カフェでのコーヒーは100〜200ペソ前後が目安です。
観光地の入場料も100〜500ペソ程度の場所が多いため、回数を絞れば十分楽しめます。
ただし、ダイビングやアイランドホッピングなどの本格的なアクティビティは数千ペソ単位の費用がかかるため、1万円の予算では難しい場合があります。
低予算で楽しみたい方は、ビーチ散策や市内観光、公園巡りなどを中心に計画するとよいでしょう。
フィリピンで両替するときの3つの注意点
フィリピンで円からペソへ両替する際は、「どこで替えるか」だけでなく、「どのように替えるか」も重要です。
為替レートの差や手数料の有無、安全面への配慮によって、実際に受け取れる金額やリスクは大きく変わります。
ここでは、現地で両替する際に特に押さえておきたい3つの注意点を解説します。
事前にポイントを理解し、無駄な出費やトラブルを防ぎましょう。
空港やホテルのレートは割高になりやすい
フィリピンの国際空港やホテルでも日本円からペソへの両替は可能ですが、一般的に市内の両替所と比べると為替レートは不利に設定されていることが多いです。
利便性が高く、到着後すぐに利用できるというメリットはありますが、その分レートに手数料が上乗せされているケースがあります。
表示上は「手数料無料」と書かれていても、実際にはレート自体が低めに設定されていることも珍しくありません。
そのため、到着直後は交通費や軽食代など最低限の金額のみを空港で両替し、まとまった金額は市内の両替所で行う方法が効率的です。
特にショッピングモール内にある両替所は比較的競争があるため、レートが良い傾向にあります。
両替前には当日の為替相場を確認し、提示レートとの差を把握してから判断することが大切です。
受け取った金額はその場で必ず確認する
両替後は、カウンターを離れる前に必ず受け取った金額をその場で確認しましょう。
基本的に正確に処理されますが、人為的な入力ミスや数え間違いが起こる可能性はゼロではありません。
特に高額紙幣(₱1,000など)が複数枚含まれる場合は、枚数を一枚ずつ丁寧に確認することが重要です。
万が一、不足や誤りがあった場合でも、その場であれば修正対応を受けられる可能性がありますが、店舗を離れてしまうと証明が難しくなります。
また、紙幣の状態もあわせて確認し、大きな破れや極端な汚れがないかをチェックしておくと安心です。
落ち着いて金額を確認することは、トラブル防止の基本といえます。
必要以上に多額の現金を持ち歩かない
フィリピンでは現金決済が主流の場面も多いですが、必要以上の現金を持ち歩くことは防犯上のリスクになります。
観光地や繁華街ではスリや置き引きが発生することもあるため、1日に使う予定の金額だけを財布に入れ、残りは安全な場所に保管するのが基本です。
宿泊施設にセーフティボックスがある場合は活用し、バッグやポケットに大量の現金をまとめて入れておくことは避けましょう。
また、滞在日数に応じて両替を数回に分けることで、万が一の紛失や盗難時の被害を最小限に抑えられます。
1万円でフィリピンを楽しんでみよう
1万円(約3,600〜4,000ペソ前後)は、日本円に換算すると決して大きな金額ではありませんが、フィリピンでは使い方次第で十分に楽しむことができます。
ローカル食堂を中心にすれば食費は抑えられ、ジプニーやバスを活用すれば交通費も低コストに収まります。
映画鑑賞やカフェ巡り、市内観光なども、回数を絞れば無理のない範囲で楽しめるでしょう。
もちろん、高級レストランでの食事やリゾートアクティビティを頻繁に利用する場合は、1万円では足りない可能性があります。
しかし、ローカルな文化や日常の暮らしに触れることを目的とするなら、限られた予算でも十分に充実した時間を過ごせます。
大切なのは為替レートを事前に確認し、両替場所を選び、支出の優先順位を決めておくことです。
計画的に使えば、1万円でもフィリピンの魅力をしっかり体験できます。ぜひ本記事を参考にして、円をフィリピンペソに両替してみてください。
◇経歴
大学では教育学部英語科を専攻し、3年生の時にアメリカのディズニーでの大学生インターンシップに参加。
コロナの影響で途中帰国となりましたが、その後ホテルのフロントに就職し、サービス業の経験を積みました。
卒業後は、カナダでコープ留学を経て、再度アメリカのディズニーで1年弱勤務。
その後、ディズニー社とフリーランス契約を結び、アジア各国でイベントの仕事を行う一方で、オンライン英語コーチング塾のコーチとしても活動しています。
◇資格
・TOEIC 950点
・英検 準1級
◇留学経験
・Walt Disney World インターナショナルカレッジプログラム
→(アメリカ フロリダ州)コロナにより1ヶ月で帰国
・SELC College 語学学校2ヶ月+コープ留学1年
→(カナダ ブリティッシュコロンビア州)
・米国三越 CRプログラム
→(アメリカ フロリダ州)
◇海外渡航経験
学生時代はバックパッカーに夢中になり、1人旅や友人とともに約20カ国を訪れました。カタール、ミャンマー、ラオス、カンボジアなどの珍しい国も旅しました。また、イタリアでは1人で自転車を使って縦断旅行をするなど、どれも素晴らしい経験となりました。アメリカでの留学では、ディズニーでエンターテイメント関連の仕事を経験し、2度目の留学ではレストランサーバーとして働きました。カナダのコープ留学時も、現地のステーキハウスでサーバーをしました。
◇自己紹介
中学時代にアメリカの映画に触れたことがきっかけで英語を学びたいと思い、大学では英語系の学科に進学しました。
時間の余裕がある大学生活の中で、何か心が踊る特別な経験をしたいと探し求め、バックパッカーとして野宿をしたり、自転車で旅をしたりするなど、数々の冒険を通して視野を広げました。
その経験から留学を決意し、憧れだったディズニーで働ける大学生インターンプログラムを見つけ、見事合格。夢にまで見たアメリカディズニーで働くことができましたが、コロナの影響で1ヶ月で帰国せざるを得なくなりました。
帰国後はTOEICや英検の資格を取得し、就職後もディズニーで働く夢を諦めきれず、カナダに留学してさらに英語を学びました。その後、形は違えど再びディズニーで働くことができ、現在はディズニー社とフリーランス契約を結び、アジア圏でのイベント業務を行いながら、英語コーチとしても活動しています。
英語を学んできたことで自分の見る世界が広がり、夢を掴むことができました。今後は、自分自身が学び続けるとともに、他の人が英語を通して人生を豊かにするお手伝いをしていきたいと考えています。