ラオスの治安は悪い?旅行中に避けるべきエリアやよくある犯罪を詳しく解説

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ラオスへの旅行を予定しており、治安は問題ないのか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

ラオスのほとんどの地域では、安全対策を心がければ観光を楽しめます。しかし、一部エリアでは銃撃事件が発生した事例が複数あり、犯罪に巻き込まれる可能性もゼロではありません。

この記事では、ラオスの治安情報や避けるべきエリア、観光客が巻き込まれやすい犯罪などを解説します。

安全にラオスを観光するためにも、事前に治安情報を確認することは重要です。ぜひ最後までご覧ください。

ラオスの治安情報

まずは、ラオスの治安情報の概要を把握しましょう。

ここでは外務省の海外安全ホームページに記載されている情報をもとに、ラオスの治安状況を見ていきます。

外務省によるラオスの危険情報

外務省の海外安全ホームページによると、2025年12月19日時点ではラオスに以下の危険情報が出されています。

危険レベル 地域
レベル2:不要不急の渡航中止 サイソンブン県全域
シェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺
レベル1:十分注意 レベル2以外のすべての地域

ラオスのほとんどの地域では、危険レベルが「十分注意」となっており、安全対策を徹底すれば観光を楽しめます。

しかし、サイソンブン県全域・シェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺は「不要不急の渡航中止」が出されている危険なエリアです。

これらの地域では、反政府勢力と政府軍との間で衝突が起きていたり、過去には銃や爆発物を使用した襲撃事件が発生したりしています。

ラオスを訪れた際は、レベル2が出されている地域には立ち入らないよう注意してください。

拳銃を使用した犯罪が増加傾向にある

近年、ラオスでは銃器を用いた犯罪が相次いでいます。2022年6月には、ビエンチャンとバンビエンを結ぶ高速道路で車両2台が銃撃を受け、3名が死傷(重軽傷)する事件も起きており、治安の悪化が懸念されています。

発砲事件や拳銃による強盗事件で民間人が犠牲となっているケースもあるので、旅行の際は十分に注意が必要です。

都市部を中心にひったくり・強盗などが多発している

首都ビエンチャンをはじめとする都市部を中心に、ひったくり・強盗といった犯罪が多発しています。

例えば、道を歩いている人のバッグをひったくるほか、被害者ごと強引に引きずったり、暴力を振るいながら物を奪ったりといった犯行です。

特に単独で行動する女性が狙われやすいため、一人で行動しない、夜間は外出を避けるといった対策を徹底しましょう。

ラオスで治安が悪いエリア

ラオスの中でも特に治安が悪いエリアは以下の2か所です。

サイソンブン県全域 シェンクワン県のサイソンブン県との県境

どちらも不要不急の渡航は止めるよう警告されています。旅行の際は近づかないようにしましょう。

サイソンブン県全域

サイソンブン県はラオス北部に位置する山岳地帯です。県内には反政府勢力が存在するといわれており、銃撃事件に巻き込まれる可能性がある危険なエリアとなっています。

過去には反政府勢力と治安当局の衝突により、治安当局側に死傷者が出る事件が発生しました。

他にも道路を走行中の車両が銃撃され、現地在住のアジア人を含む民間人が死傷する事件が複数起きています。

現在も予期せぬ事態に備え、サイソンブン県内の一部地域では治安当局が検問や駐留警戒を行っているため、近づかないようにしてください。

シェンクワン県のサイソンブン県との県境

シェンクワン県はラオス北東部に位置する地域です。世界遺産のジャール平原をはじめ、観光を楽しめるスポットが複数ありますが、サイソンブン県との県境は危険なエリアとなっています。

この地域でも過去に反政府勢力と政府軍との間で衝突が起き、死傷者が出る事件が発生しました。銃撃戦のほかに、道路や畑に仕掛けられた爆弾によって政府軍の兵士や住民を含む人々が死傷しています。

このように民間人も巻き込まれる危険性があるため、不要不急の渡航は止めましょう。特に山岳地帯は治安が不透明で非常に危険なエリアのため、立ち入りは避けてください。

ラオスで観光客が巻き込まれやすい犯罪

ラオスへ旅行に行く前に、観光客が巻き込まれやすい犯罪を把握しておくことが重要です。特徴を確認し、トラブルに遭わないよう気をつけてください。

殺人・傷害・暴行

ラオスで観光客が巻き込まれる可能性がある犯罪は、殺人や傷害、暴行などです。

ラオスは銃器が規制されていますが、密輸入によって陰で銃器が売買されていることが考えられます。

実際にビエンチャンの中心地では、過去に違法薬物や金銭関係のトラブルによって銃撃される事件が発生しました。

また、路上でひったくりに遭った際に暴行を受け、無理やり物を盗まれるといった被害も報告されています。

もし発砲音が聞こえたら確認しに行く行動は避け、物陰に隠れたり床に伏せたりして安全を確保してください。

また、犯人は拳銃やナイフで武装していることがよくあります。暴行を受けた際に抵抗し、拳銃で撃たれた事件も発生しているため、万が一被害を受けても抵抗してはいけません

強盗・侵入盗

ラオスでは、強盗や侵入盗もよくある犯罪です。特に外国人は現地の住民からすると金品を持っていると思われるため、強盗の標的にされやすい傾向があります。

高価な装飾品を身につけると、お金を持っていることを示す行動になるため控えましょう。

また、不審者がホテルやゲストハウスなどの内部に侵入して物を盗むほか、客室の掃除を行う従業員が犯行に及ぶこともあります。

従業員は簡単に客室に出入りできるため、たとえホテル内だったとしても決して安全とはいえません

警備員の常駐や24時間のフロントデスクなどのセキュリティ体制が整ったホテルを選ぶほか、客室内でも貴重品を放置しないといった対策が必要です。

薬物所持・使用

ラオスでは、薬物所持・使用といった犯罪にも巻き込まれやすいです。

ラオスは安価な違法薬物が大量に流通しており、国民だけでなく外国人旅行者も簡単に手に入ります。

しかし、違法薬物の所持・使用は重罪です。過去には日本人の逮捕者も出ています。

また、薬物の種類や所持量によって刑罰の重さが異なり、過去には外国人女性が麻薬の密輸を試みたところ、逮捕されて死刑判決を受けた事例もあります。

違法薬物には絶対に手を染めてはいけません。さらに、安易に人から荷物を預かることも危険です。荷物の中に薬物が入っている可能性があり、所持しているだけでも処罰の対象になります。

ラオス旅行をする際に注意すべき2つのポイント

ここからはラオスを旅行する際に注意すべきポイントをお伝えします。

早朝・夜間の外出は控える 長距離夜行バスの利用は避ける

身の安全を守るためですので、しっかりと確認しておきましょう。

早朝・夜間の外出は控える

ラオスを旅行する際は、早朝・夜間の外出をなるべく控えましょう。

早朝・夜間の時間帯は辺りが暗く、犯罪に遭うリスクが高くなります。特に単独での行動は、犯罪の標的にされるため非常に危険です。

外出する必要がある場合は複数人で行動し、できるだけ明かりの多い通りを歩くようにしてください。

また、一人で移動する際は信頼できるタクシー会社や配車アプリ、ホテルの送迎などを利用することをおすすめします。

長距離夜行バスの利用は避ける

長距離の夜行バスは、安全面や事故リスクを考慮して利用を避けることを推奨します。長距離バスは山岳地帯を通る路線が多く、道中に山賊に襲われる危険性があるためです。過去には実際に夜行バスを狙った銃撃事件が複数回発生しています。

また、長距離バスの整備不良・居眠り運転等による事故が起こりやすいのも理由の1つです。特に地方の未舗装の道路では、スリップや転落といった危険性も考えられます。

以上のことから夜間の長距離バスの利用は避け、日中の便を利用するか、他の移動手段を検討するといった対策を行いましょう。

ラオスで犯罪に巻き込まれたときの緊急連絡先

犯罪に巻き込まれないよう対策していても、被害に遭う確率はゼロではありません。万が一、犯罪に巻き込まれた場合は、以下の緊急連絡先に電話してください。

緊急連絡先 電話番号
在ラオス日本国大使館 021-414400~3
※閉館時緊急連絡先:020-9991-5710
警察機関 1191
消防機関 1190

トラブルに巻き込まれたら、まずはその場を離れて身の安全を確保しましょう。そして、警察へ連絡して事件の詳細を伝えます。

また、警察への通報に加えて大使館にも連絡すれば、必要に応じたサポートや日本への連絡支援を受けられます。

パスポートの紛失・盗難にあった際も、帰国するための渡航書やパスポートの再発行手続きについて相談できますので、ぜひ活用してください。

ラオスで観光する際は最新の治安情報を把握しよう

ラオスでは、以下のエリアで「不要不急の渡航中止」の警告が出されています。

サイソンブン県全域 シェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺

過去には反政府勢力と政府軍の衝突により、銃や爆発物を用いた襲撃事件が発生しています。治安が不安定な状態ですので、旅行の際は立ち入らないようにしてください。

また、上記以外のすべての地域でも「十分注意」が呼びかけられています。特に観光客はひったくりや強盗といった被害に巻き込まれやすいので注意が必要です。

旅行の際は最新の治安情報を確認しつつ、早朝・夜間の外出を控えたり、貴重品の管理を徹底したりと、安全対策を行ったうえで観光を楽しみましょう。

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