ルーマニアの治安は悪い?危険なエリアや有効な安全対策を詳しく解説

ルーマニア、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

ルーマニアの旅行を検討しているけれど、「治安があまり良くないのでは?」と心配している方も多いのではないでしょうか。

ルーマニアは比較的安全な国であるため、過度に治安を心配する必要はありません。しかし、中には観光客が巻き込まれやすい犯罪や注意すべきポイントもあります。

この記事では、ルーマニアの治安情報から危険なエリア、トラブルを未然に防ぐための安全対策まで詳しく解説します。

ルーマニアの旅行を計画している方は、事前に治安情報を把握し、安全に観光を楽しみましょう。

ルーマニアの治安情報

ルーマニアは東ヨーロッパに位置する国で、治安に対する不安を感じている方も多いでしょう。

しかし、実際のルーマニアの治安は良好で、問題なく観光することが可能です。

ここでは、外務省による危険情報や世界平和度指数をもとに、ルーマニアの治安状況を見ていきましょう。

外務省によるルーマニアの危険情報

現在のところ、外務省の海外安全ホームページに危険情報が出されていないため、過度に治安を心配する必要はないといえるでしょう。

※治安状況は情勢によって変化するため、渡航前に最新情報を確認してください。

また、ルーマニア警察の発表では2024年の犯罪件数は前年から5%減少し、殺人や強盗といった凶悪犯罪も減少傾向にあるとされています。

しかし、旅行中に犯罪に巻き込まれる可能性はゼロではありません。

中には、観光客を狙ったスリや置き引きといった軽犯罪の被害も報告されているため注意してください。

観光の際は、特にルーマニアの中でも危険なエリアや巻き込まれやすい犯罪を事前に知っておくことが重要です。

2025年の世界平和度指数ランキングは38位

オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した2025年の「世界平和度指数(Global Peace Index)」では、ルーマニアは163か国中38位です。

12位の日本と比べると順位は下がりますが、5段階の評価では「高い平和度」となっており、世界的に見ても治安が良い国に分類されています。

同順位にベトナム、40位に台湾といった国がランクインしていますので、治安を判断する目安として参考にしてください。

ルーマニアで危険なエリア

ルーマニアの中でも特に危険なエリアは以下の2箇所です。

・ブカレスト北駅周辺
・フェレントリ地区

これらのエリアでは犯罪発生率が高く、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。危険な場所には近づかず、駅構内や周辺では常に警戒して行動しましょう。

ブカレスト北駅周辺

ブカレスト北駅は、1日あたり約200本の列車が発着するブカレスト最大の鉄道駅です。

多くの人々が利用する駅ですが、ホームレスの人々が多く住んでおり、軽犯罪が頻発する場所でもあります。

物乞いをしてくるだけでなく、スリや置き引きといった被害が多発しているため注意が必要です。

また、駅周辺の流しタクシーに乗車し、不当な料金を請求されるといった被害も報告されています。

日没後はさらに治安が悪くなる傾向にあるため、夜の一人歩きは避けるべきエリアです。

もし夜間に訪れる予定がある場合は、周りに細心の注意を払い、明るく人通りの多い場所を歩くようにしてください。

フェレントリ地区

ブカレストの南部に位置するフェレントリ地区は貧困層が多く、ルーマニアの中でも特に治安が悪い地域として知られています。

複数の集合住宅が立ち並び、その中でも「アリーア・リヴジロール・ビル」と呼ばれるアパート周辺は、麻薬の売買や売春が行われているという情報もあります。

他には暴力事件も報告されており、犯罪発生率が高いエリアであるといえるでしょう。

現地の人々でさえ近づかない危険な地域なので、観光で足を踏み入れることはおすすめしません。

ルーマニアで観光客が巻き込まれやすい犯罪

ルーマニアで観光客が巻き込まれやすい犯罪は以下の3つです。

・スリ・ひったくり
・偽警官による盗難
・タクシーのぼったくり

安全に旅行をするためにも事前に犯罪を把握しておくことが大切なので、しっかり確認しておきましょう。

スリ・ひったくり

日本人観光客が巻き込まれやすい犯罪は、スリやひったくりです。

特に多くの人が混み合う公共交通機関内や観光スポットでは、気づかないうちにバッグから貴重品が盗られるケースがよくあります。

また、ホテルやレストランで荷物から目をそらした隙に、置き引きに遭う被害も報告されています。

ルーマニアは治安が良好だとはいえ、スリやひったくりといった軽犯罪に遭う可能性はあるため、常に周囲に注意しながら観光しましょう。

偽警官による盗難

ブカレスト市内や地方の観光地では、偽警官による盗難被害が発生しています。

例えば、私服姿の偽警官が職務質問をしてきたり、身分証明書の提示を求めてきたりする手口です。

所持品検査の最中に隙を見て金品を盗むといった事例が報告されています。

基本的に本物の警官は、私服で職務質問や身分証明書の提示などを求めてくることはありません

理由もなく所持品検査を求められた場合は偽警官だと疑い、その場を立ち去りましょう。

万が一しつこく聞かれた場合は、「警察署もしくは日本大使館で話を聞きます」と伝えることも、被害を防ぐために有効です。

タクシーのぼったくり

ルーマニアの料金相場を知らない観光客は、タクシーのぼったくりに遭いやすい傾向にあります。

例えば、タクシーに乗車し、通常の2〜3倍の料金を請求されるといった被害がよくある例です。

また、空港や駅などの観光客が多いエリアでは、無許可のタクシー運転手が親切心を装い観光客を乗せ、不当な金額を請求するケースもあります。

ひどい場合には強盗や暴行といった被害に発展する可能性もあるため、タクシー運転手を名乗る人に声をかけられても乗車しないよう気をつけてください。

ルーマニアで移動する際は、旅行会社の送迎サービスや信頼できるタクシー会社、配車アプリなどを利用するのがおすすめです。

ルーマニアを旅行する際に有効な4つの安全対策

ルーマニアを旅行する際にトラブルに巻き込まれないよう、以下の安全対策を行いましょう。

・貴重品の管理を徹底する
・セキュリティの高いホテルに滞在する
・夜間の外出を控える
・緊急連絡先を把握しておく

貴重品の管理を徹底する

スマホや財布、旅券などの貴重品はスリに遭わないよう管理することが重要です。

特にズボンの後ろポケットやリュックのポケットに入れると盗られやすいので注意しましょう。

持ち歩く貴重品はできるだけ最小限にし、前掛けできるバッグに入れるのが有効です。

もしリュックを背負っている場合は、混雑している場所でひったくりに遭いやすいため、前に抱えて持つようにしてください。

また、レストランでは貴重品を机に置いたまま席を離れず、常に肌身離さず持っておきましょう。

セキュリティの高いホテルに滞在する

安心してルーマニアに滞在するには、セキュリティの高いホテルに滞在するのも有効です。

ホテルでも目を離している隙に荷物を盗られたり、従業員を装って部屋に侵入し、金品を盗られたりといった被害が発生しています。

ホテルを選ぶ際は、監視カメラやセキュリティアラームがついているところがおすすめです。

また、24時間のフロント体制や警備員の常駐体制も整っていれば、万が一トラブルに遭った際も助けを求められます。

また、設備の有無に併せてホテルの口コミも確認してみましょう。目立ったトラブルや犯罪が発生した事例がないかチェックすることも、信頼するための判断材料になります。

夜間の外出を控える

夜間は犯罪の被害に遭うリスクが高まるため、できるだけ外出を控えましょう。特に女性や一人旅の場合は注意が必要です。

過去には夜遅くにルーマニアに到着した女性観光客が、親切心を装った男性に声をかけられタクシーに同乗したところ、暴行・殺害されるといった事件が発生しています。

見知らぬ人に声をかけられても断り、信頼できるタクシーや配車アプリを利用してください。

また、夜間に出かける必要があるなら複数人で行動するべきですが、一人で観光している場合は人通りや街灯が少ない道を避けて歩きましょう。

なるべく明るい道を歩きながら時々後ろを振り返り、尾行されていないか確認することも重要です。

緊急連絡先を把握しておく

安全対策を徹底していても、トラブルに巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。

万が一に備えて、緊急連絡先を把握しておくことが重要です。

緊急連絡先 電話番号
警察・救急・消防(共通) 112
在ルーマニア日本国大使館 021-319-1890

パスポートの盗難に遭った場合や紛失してしまった場合は、在ルーマニア日本国大使館で再発行手続きのサポートが受けられます。

ただし、パスポートの再発行を行うには警察が発行する被害証明書が必要です。

最寄りの警察署に届け出て被害証明書をもらったうえで、在ルーマニア日本国大使館へ連絡しましょう。

ルーマニアを旅行する際は最新の治安情報を確認しよう

ルーマニアは外務省の海外安全ホームページに危険情報が出されておらず、比較的安全な国です。

しかし、空港や駅周辺、人が多い観光地では、観光客を狙ったスリやひったくりといった犯罪被害が発生しています。

特にブカレスト北駅やフェレントリ地区は治安が悪い場所として知られているので、十分に注意してください。

ルーマニアを旅行する際は、事前に外務省のホームページや在ルーマニア日本国大使館のサイトから最新の治安情報を確認しましょう。

また現地では、貴重品管理の徹底や夜間の外出を控えるといった防犯対策を行うことが重要です。

nativecamp.net

nativecamp.net