
エキゾチックなタイ料理に、心地よいエステやショッピング。
タイ旅行を存分に楽しむために欠かせないのが
タイの通貨「タイバーツ」の準備です。
この記事では、バンコクに在住経験のある著者の視点で、レートの目安や人気観光地ごとの両替金額の目安、おすすめの両替店と両替方法をわかりやすく解説します。
さらに、両替所ごとの特徴や両替時の注意点をまとめました。
この記事を読めば、安全かつトラブルなくタイバーツを手に入れるための基本が押さえられます。
タイ通貨「バーツ」のレートの目安
両替方法について知る前に、まずはバーツと日本円の為替レートの目安や旅の目的地ごとの両替金額の目安を押さえましょう。
レートの目安
為替レートはバーツ高・円安が進んでおり今後も上昇することが予想されています。
2025年12月現在、1バーツ=約5円です。
1年ほど前まで1バーツ=4.5円ほどであったので、タイ旅行を計画中の方は、やや余裕を持った予算設定をしておくのが安心です。
例えば、タイ・バンコクでは、ミネラルウォーター1本が7バーツ(35円)、王宮・寺院の入場料は200バーツ(1,000円)となっています。
人気観光地別の両替金額の目安
タイでは地域ごとに物価に開きがあり、またクレジットカードやデビットカードの使用可否も異なります。
このセクションでは、特に人気のバンコク、プーケット、チェンマイでそれぞれ3泊4日過ごした場合の両替金額の目安を紹介します。
※宿泊代や航空券は除く
■ バンコク
タイ国内で最も栄えるバンコクは物価がほかの地域と比べて高くなっています。
屋台メインの食事にすれば費用は押さえられますが、高級エステやショッピング、有名観光寺院や博物館を周るのには、東京と同じくらいの金額がかかると考えてよいです。
一方、カフェなど飲み物は東京より少し安い金額(1杯100バーツ=500円ほど)です。
交通費もタクシー初乗りが35バーツ(175円)、電車の最大運賃は45バーツ(225円)と東京よりも低いです。
都会であり、クレジットカードを使えるお店が多いことをふまえて両替金額は少なめでも大丈夫です。
▶3泊4日:10,000バーツ(5万円程度)が目安
■ プーケット
タイの中でも特に欧米系の外国人が集まる一大リゾート地であり、どのお店も観光地価格で、バンコクよりも高いことがほとんどです。
プーケットでのアクティビティが、マリンアクティビティやリゾートエステ、シーフードグルメなどであることを考えると、予算を高く見積もっておくのがおすすめです。
観光地であるものの、ビーチなどではクレジットカードを使えるお店が少ないので、現金を多めに用意しておきましょう。
▶3泊4日:8,000〜12,000バーツ(4万円から6万円程度)が目安
■ チェンマイ
人気観光地の中で最も物価が低いといわれているのがチェンマイです。
ショッピングやグルメなど、全体的にバンコクの3分の2程度の価格になってます。
公共交通が少なく、タクシーを多用すること、地方都市でクレジットカードが使えるお店が少ないことをふまえて両替金額を検討するのがおすすめです。
▶3泊4日:5,000〜10,000バーツ(2万5千円から5万円程度)が目安
日本円をタイバーツに両替する方法
日本円をタイバーツに両替する方法を国内でする場合、タイ現地でする場合の2通りを紹介します。
国内で日本円をバーツに両替する場合
出発前に両替をしておきたい方は、銀行または空港で両替手続きを行うことになりますが、一般的なのは空港での両替です。
銀行でも両替はできますが、現在三井住友銀行やみずほ銀行では両替サービスを終了しており、三菱UFJ銀行などの限られた銀行でのみ両替可能です。
空港は成田空港、羽田空港、中部国際空港など国際線のある空港では基本的にどこでも両替が可能です。
ただし、日本国内での両替はタイ国内で両替をするよりもレートが悪いことが多いので、少額を国内で両替しておいて、残りは現地でするのがおすすめです。
タイで日本円をバーツに両替する場合
タイ現地で両替をする場合は、到着した空港、ホテル、街中の両替所、ATMの選択肢があります。
スワンナプーム空港、ドンムアン空港ともに到着ロビーに24時間営業の両替所があります。
お店によって、両替金額の大きさごとに独自の手数料を設定しているなど、料金が異なる場合が多いです。
お店の前でレート表を見ていると客引きされますが、じっくり見比べてからお店を選ぶのがおすすめです。
また、多くのホテルでフロントで両替対応をしています。
ただし、レートが高めに設定されていることが多いこと、一部のホテルでは日本円を扱っていないこともあります。
ホテルで両替予定の方は、事前に確認しておくのが良いでしょう。
街中にも多く両替所があります。
路面店だけでなくショッピングモールの中にもあり、買い物中に現金が足りなくなってしまった時も便利です。
ただし、空港のように複数店舗のレートを見比べて両替することができないですが、とくにバンコクなどの繁華街は比較的レートが良いことが多いです。
ATMは、海外料可能なデビットカードやクレジットカードを持っていれば利用可能です。
クレジットカードの場合、キャッシングという形でタイバーツの現金を手に入れることができます。
ただし、海外での引き出しやキャッシング手数料はカード会社によっても異なること、キャッシングの場合返済手数料も考慮して使用しましょう。
タイでおすすめの両替所5選

タイ国内には様々な両替所があります。
こちらのセクションでは、おすすめの両替所を5つ紹介します。
SuperRich1965
タイミルクティーのような明るいオレンジ色が目を引く有名な両替所です。
MRTやBTS(バンコク市内を走る電車)の駅やバンコク1の規模のショッピングモールセントラルワールドなど旅行者に人気の場所に店舗が多くあります。
大きな会社である安心感、そして利便性の高さが特徴です。
レートが良いことでも人気であり、電光掲示板で価格が明示されていることもポイントです。
THANIYA SPIRIT
バーやカラオケなどが立ち並ぶ、夜の繁華街としてタニヤ・BTSサラデーン駅のすぐそばに位置しています。
名前通り、お酒を扱っているお店ですが、高レートでの両替ができると評判の高い両替店でもあります。
日本人のお客さんが多いことも特徴です。
SIAM EXCHANGE
ショッピングモールが集まるサイアムエリアでの両替におすすめのお店です。
MBKセンターのあるBTSナショナルスタジアム駅が最寄りです。
創業50年以上のお店は安心感もあり、高レートであることから多くの観光客に人気の両替所です。
著者は試したことがないですが、1万円札だけでなく小額紙幣も受け付けてくれるとの口コミもあります。
日曜日が休業日なので来店日には気をつけましょう。
VASU Exchange
夜のお店が多く集まるBTS・ナナ駅すぐ目の前にある両替店です。
チェーン店ではないものの人気の高い両替店です。
派手な店構えではなく、一見すると入りづらさもありますが、接客の良さや、長年営業している信頼から選ばれている安心感のあるお店です。
ただし、大手のお店のようにお店の外にレートがわかる看板等がないことが注意点です。
OH! RICH
明るい緑色が目を引くこちらのお店も市内の各所に支店があるチェーン店でありどこにいても同じサービスを受けられるのが特徴です。
観光で人気のショッピングモール、サイアムパラゴンにも店舗があります。
日本人の利用者も多いため、公式ホームページでは日本語でレートの確認ができるなど、海外旅行が初めてでも安心して両替ができます。
※以前は名前がSuper richでしたが最近名前が変わりました。
Googleマップの場所に行くと看板が現店名に変わっています。
日本円をバーツに両替する際の2つの注意点
最後に、日本円をバーツに両替する際に注意したいポイントを2つお伝えします。
パスポートのコピーは対応してもらえないケースもある
一般的に、両替をする際はパスポートの提示が求められます。
多くの両替所でパスポートのコピーでも対応してもらえますが、犯罪を防ぐために原本の提示が求められる場合もあります。
海外旅行での街歩き時にはコピーを持ち歩く人も多いかと思いますが、両替を予定している日には、パスポートを持ち歩くようにしましょう。
偽札を出す両替所も存在する
残念なことではありますが、ごく稀に両替時に偽札を手渡す詐欺を行う両替所も存在します。
両替を行う際には、①他の場所と比べて優良すぎるレートには気をつけること、②なるべく大手のチェーン店や観光客で賑わうお店を選ぶこと、そして③レシートを必ず受け取り、受け取ったお札も1枚ずつ確認しましょう。
偽札は印刷にずれがあったり、他のお札と紙質が異なるなど、よく見れば違いがあります。
タイで効率的で安心できる両替を!
今回の記事ではタイ各地で旅行をする際の両替金額の目安、国内、現地到着後の両替の方法、おすすめの両替所、最後に両替の注意点をお伝えしました。
キャッシュレス化が進んでいるタイでも、日本人が使い馴れているApple Payや Google payは使えないことが多いです。
また、観光客に人気のナイトマーケットや市場でもトイレの利用に5バーツ硬貨が必要なこともあり、現金の準備が不可欠です。
満足にタイでの体験を楽しめるだけの現金を準備して、存分にタイでの観光を楽しみましょう。
①経歴
日本の公立中高を卒業後、理系の大学に進学。
現在は、タイの大学院に留学しています。
②資格
・TOEIC 805点
・IETLS Academic 6.0
③留学経験
・オーストラリア(2週間)→中学3年次にホームステイ
・タイ(1年)→修士課程に在学中
④海外渡航経験
長期でのんびりと滞在する旅行スタイルが好きで、シンガポール(1か月)、タイ(1年)、アメリカ(1か月)に滞在。
ほかにも、マレーシア、カナダ、オーストラリア、韓国、台湾、香港などを旅行しました。
⑤自己紹介
これまで長期の語学留学経験はなく、日本の公立中高に通いながら、ほぼ独学で英語を学んできました。英語を使うことで、世界中の最新の研究やデザインに触れる機会が増え、自分の視野が大きく広がったと感じています。特に東南アジアの都市が好きで、現在はタイの大学院で学んでいます。この経験を活かしながら、多くの方に英語を学ぶ楽しさや魅力を伝えていけたらと思っています。