日本人に人気の旅行先であるハワイ。ハワイの料理と言えば、クリームたっぷりのパンケーキやボリューミーなお肉料理などをイメージする人が多いかもしれません。ハワイに限らず、外国に滞在すると、日本食が恋しくなるシーンは出てくるでしょう。
「食べ慣れたものが食べたい」「ボリュームのある食事で胃が疲れてきた・・・」そんな人は、ハワイで日本食を食べてしまいましょう!
この記事では、ハワイで日本食が食べられる場所について紹介します。日本でお馴染みのお店もハワイに出店しています。旅先で食事の不安をなくしたい方、ぜひ最後までお読みください。
ハワイの基本情報
ハワイは太平洋の中央に位置するアメリカ合衆国の州です。州都はホノルルで、ハワイの玄関口とされています。日本からの距離は約6,600㎞で、直行便で約7〜8時間程かかります。日本人に一番人気のオアフ島の他、ハワイの島の中で最大の面積を誇るハワイ島(ビッグアイランド)や、マウイ島、モロカイ島、カウアイ島、ラナイ島などがあります。
気候は温暖で、1年を通して夏服で過ごせますが、時間帯や場所によっては寒くなることもあります。特に、ショッピングモールなどの店内は、クーラーの設定温度が低めであることが多く、寒いと感じることも。ハワイだと暖かいと安心してしまいがちですが、羽織り物は用意しておくと安心でしょう。
90日以内の滞在ならビザは不要ですが、ESTAの登録は必要です。出発前までに完了させておきましょう。
ハワイの日本食をニーズ別にチェック!
ハワイは観光地としてさまざまな料理が楽しめます。中でも日本食は非常に人気です。日本のチェーン店や、和食をハワイアンテイストにアレンジして提供しているレストランも多くあります。ここでは、ニーズ別にハワイの日本食を紹介します。
【寿司】
寿司は世界中で人気の日本食です。ハワイにはたくさんの寿司店があり、観光客や地元の人で賑わっています。日本の寿司の定番であるにぎり寿司に加えて、海外風にアレンジされた巻き寿司を楽しめます。トロピカルな具材を使用したハワイアンロールなどの創作寿司は試してみる価値ありです。
ハワイの寿司店は「寿司居酒屋」として営業しているところも多く、天ぷらなどの一品料理や創作和食なども楽しめます。寿司以外にも何かつまみたい人におすすめです。日本のビールや日本酒を楽しめる寿司居酒屋や寿司レストランは、会食やディナーに使えるシックな内装のお店も多いので、出張の方にもおすすめです。
【焼肉】
ハワイでお肉と言えば、バーベキューを思い浮かべる人も多いでしょう。しっかりと味付けされたビーフやポークリブ、チキンや海鮮を豪快にバーベキューグリルで焼いていただきます。
しかし、滞在中に「日本風焼肉でロースやハラミ、カルビが食べたい!」と思う人はいるのではないでしょうか。安心してください、ハワイには日本風や韓国風の焼肉屋がたくさんあります。日本から和牛を直輸入している焼肉レストランもありますので、日本のとろけるようなお肉を味わいたい方はチェックしてみてください。
【ラーメン】
ハワイ滞在中、日本のラーメンを恋しく思う日が来るかもしれません。。ハワイには、日本のラーメンチェーン店の他にも、ハワイ在住日本人が経営しているラーメン店や、ローカルのラーメン店もあります。ハワイのラーメンは日本よりも高価なため、ランチでサクっと食べられる値段ではないですが、ハワイ風にアレンジされたラーメンやプラントベースのラーメンなど、日本とはひと味違ったラーメンを食べてみるのも面白い体験になるかもしれません。
飲み物の持ち込みOK!「BYOB」って知ってる?
「Bring Your Own Bottle」という言葉をご存知ですか?これはハワイやオーストラリアにある「アルコール持ち込みOK」の文化のことで、「BYO」や「BYOB」と呼ばれています。お店で飲み物を注文するよりも、自分でボトルを持ち込んだほうが食事代が抑えられ、お財布に優しいので、お酒好きに人気のシステムです。
ただし、お店によってはBYOBが禁止されていることもあるため、事前にお店に確認しておくと安心です。持ち込みOKであっても、「持ち込み料金」が発生することもあります。
BYOBで節約したお金を他のアクティビティに使うのも良いアイデアではないでしょうか?飲みすぎに注意しながら、楽しく「BYOB文化」を楽しみましょう。
ハワイにあるおなじみのジャパニーズチェーン店
ハワイは日本人観光客が多いこともあり、日本の外食チェーン店が多数展開しています。ここでは、ハワイにあるジャパニーズチェーン店を紹介します。
カレーハウス CoCo壱番屋
日本では「ココイチ」の愛称で親しまれているカレーチェーン店は、アラモアナセンター内にあります。ハワイ滞在中に「ジャパニーズカレーが食べたい!」と思ったらすぐにアクセスすることができます。物価の高いハワイの中でも、比較的安価で食べられる食事のひとつです。また、ハワイ限定メニューもあるそうなので、ぜひチェックしてみてください。アラモアナ店の他に、マッカレィ店、パールカイ店、カポレイビレッジ店があります。
丸亀製麺
日本で人気のうどんチェーン店「丸亀製麺」は、ハワイでも大人気です。連日行列を作るほどの人気を誇り、日本の「うどん」は現地の人々にも愛されています。こちらはワイキキに店を構えているので、ワイキキに滞在している人にはアクセスしやすいでしょう。
日本と違うのがお店の表記です。日本では丸亀=「MARUGAME」と書きますが、ハワイでは「MARUKAME」と表記されています。これは海外出店に伴い、「MARUGAME」の「GAME」の部分を「ゲーム」と誤読しないよう、「MARUKAME」としたそうです。偽物ではないので安心してくださいね!
ラーメン
ハワイにはたくさんのラーメンチェーン店が進出しています。「神座ラーメン」「らーめん山頭火」「天下一品」など、ハワイでも日本のラーメンの味を楽しめます。ハワイ限定のサイドメニューの提供もあります。他にもたくさんのラーメン店があるので、ハワイで日本のラーメンが恋しくなっても安心ですね。
ドン・キホーテ
外食チェーンとは少し異なりますが、ディスカウントストアとしてお馴染みのドン・キホーテ。この通称「ドンキ」はなんとハワイにも店舗があります。ハワイのドンキには日本の食材やお菓子がたくさんあり、出張や留学など、長期滞在する人が食材を調達する場として非常に便利です。カップ麺やお惣菜コーナーもあるので、滞在中の食費を抑えたい場合にぴったりの場所です。
レストランで役立つ英語表現
ここでは、ハワイのレストランで食事をする際、役立つ英語表現を紹介します。緊張せず食事ができるよう、出発前に網羅しておきましょう。
予約をする時
(こんにちは!お電話ありがとうございます。〇〇レストランです。どのようなご用件でしょうか?)
(〇月〇日、〇時に〇名で予約を入れたいのですが。空席はありますか?)
(はい、〇月〇日、〇時に〇名様で席が空いております。お名前を頂戴できますか?)
レストランに到着
(こんにちは。予約はしていますか?)
客:Yes, I have a reservation for two under the name [名前].
(はい!本日2名で予約した〇〇です)
客:Hi,I don’t have a reservation. Do you have a table available for two?
(こんにちは。予約はしていないのですが、2名の席は空いていますか?)
注文をする
(注文はお決まりですか?)
(はい、シーザーサラダと、メインはサーモンのグリルをお願いします)
(お飲み物はどうされますか?)
(お水をください)
食事中
(食事はどうですか?)
(全部最高です!ありがとう)
(デザートメニューを見せていただけますか?)
(おすすめのメニューはありますか?)
ハワイを含むアメリカでは、サーバーが食事中に何度も様子を聞きにテーブルへやって来ます。戸惑わずに返事ができるようにしておくと安心です。「Good!」のみの返事でも問題ありませんよ。
お会計
(お会計をお願いします)
(クレジットカードは使えますか?)
(ワリカンにできますか?)
まとめ
ハワイには、日本から進出している外食チェーン店や日本人シェフが経営するレストランがたくさんあり、さまざまな場所で美味しい日本料理を堪能できます。
ハワイの料理は、アメリカ本土に比べて、日本料理に似ているところが多くあります。例えば、マグロの刺身をタレに漬けてごはんにのせて食べる「ポキ丼」や、ハンバーグや目玉焼きがごはんの上にのっている「ロコモコ丼」など、日本人が親しみやすい料理が多い点が特徴です。そのため、アメリカ本土に行くよりも、食に関してはホームシックになりにくい場所だと言えるでしょう。しかし、現地に長く滞在していると、本物の日本食が恋しくなることもありますよね。
ハワイのジャパニーズレストランの料理は、現地の食材や食文化が加わり、独特の味付けになっていることもあります。それらを食べて食文化の違いを知るのも、旅行の魅力のひとつなのではないでしょうか。この記事を参考にしていただき、滞在中の食事の不安が少なくなると幸いです。

◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。