オーストラリア「パース」の交通情報!市内の移動方法や注意点、観光のベストシーズンもご紹介

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オーストラリアの西部に位置する「パース」をご存じですか?シドニーやメルボルン等のオーストラリアを代表する都市と比べて、日本ではまだあまり知られていないパースですが、実は「世界で最も住みやすい都市」の一つに挙げられるほど、美しい自然と利便性の高い都市インフラが備わっており、移住先や留学先、そして観光に魅力的な場所です。

今回は、パース基本情報から市内の移動方法まで観光に役立つ情報をご紹介します!

パースの基本情報

まずは、パースという都市について基本的な情報を知っておきましょう!

通称「孤立した大都市」

パースは、オーストラリア大陸の西海岸、インド洋に面した西オーストラリア州の州都です。シドニーやメルボルンなどの東海岸の都市からは約3,000km以上離れており、シドニーからの直行便は片道約4時間!オーストラリア国内でも、最も「孤立した大都市」として知られています。

そのため、オーストラリアの他都市とは異なる、パースならではの雰囲気を持っています。

都市計画された美しい街

特に自然を生かした都市計画が名高く、パースのシンボルとも言えるスワン川(Swan River)が街の中心を流れており、川沿いには公園や高級住宅地、リゾートエリアが広がっています。また、車で少し移動すると美しいビーチや自然保護区、ワインの産地などが点在し、都市と自然が見事に調和した地域です。

国際的な雰囲気の多文化都市

パースは世界各国からの移民が多い多文化都市であり、イギリスやアジア、南アフリカ、インドなど世界中から人々が集まっています。この多様性にあふれる国際的な雰囲気は、観光客でも感じることができます。

特に、食文化はとてもバラエティーに富んでおり、たくさんの選択肢があります。パースのローカル住民は、フレンドリーで落ち着いた雰囲気を持つ人が多く、訪れる人を温かく迎えてくれるのも魅力の一つです。パースの人々の多くが自然やアウトドア愛好家で、ビーチやピクニック、サイクリングなどを楽しむのがオフの定番となっています。

パースの気候とベストシーズン

次にパースの気候について見ていきます。日本とは大きく異なる南半球の気候とベストシーズンを把握して、渡航するのにベストなタイミングをつかみましょう!

パースの気候

パースの気候は地中海性気候に分類され、年間を通じて穏やかで過ごしやすいのが特徴です。南半球なので、日本との季節は逆になり、日本が冬の時は、パースは夏真っ盛り。

12月〜2月にかけての夏シーズン、パースは暑く乾燥しており、気温が30度を超える日がほとんどです。オーストラリア国内でも有数の美しいパースのビーチを堪能するにはぴったりの季節ですが、日焼け止めや帽子、サングラスなどの紫外線対策は必須ですのでご注意ください。

また、日本が暑くなる6月から8月にかけて、パースは冬を迎えます。しかし、冬といっても気候は比較的温暖で日中の気温は15℃から20℃がほとんどです。その代わり朝晩は冷え込むので、寒暖差で体調を崩さないように気を付ける必要があります。

観光のベストシーズン

観光におすすめの季節は、春(9月〜11月)と秋(3月〜5月)です。春には色鮮やかなオーストラリアならではの花々が咲き乱れ、パース特有のカラフルな風景を楽しむことができます。また、秋は気候が穏やかで、屋外アクティビティやワイナリー巡りをするのに最適な時期です。

パースの交通情報

パースは見どころたくさんの都市です。そのため、移動する機会が多いかもしれません。

実は、パースは観光客にとって移動が非常に便利な都市です!車無しでも困らないくらいに、公共交通機関が整っており、レンタサイクル、レンタカーなど、さまざまな手段が利用可能です。

どんな移動手段があるのか、パースの交通情報についてご紹介します!

CATバス

パース市内で無料で利用できる「CATバス」は、観光には最も適しているといっても良いでしょう。ルートごとに色分けされており、主要な観光スポットやホテルを網羅しています。乗り降りが自由なので、気軽に利用することができます。

電車とバス

パースの公共交通機関「Transperth」は、効率的かつ便利なシステムを提供しています。電車やバスを利用すれば、フリーマントルやスワン・バレー、コテスロー・ビーチなど郊外の観光地にも簡単にアクセスできます。

自転車

パースは自転車道が整備されており、市内や川沿いの景色を楽しみながら移動することができます。レンタサイクルは市内各所で利用可能で、環境に優しく、健康的な移動手段として人気があります。

レンタカー

もし郊外の観光地を自由に回りたい場合や家族旅行の場合には、レンタカーが便利です。主要なレンタカー会社は空港や市内中心部にオフィスを構えており、オンラインで簡単に予約できます。

オーストラリアで運転する際に気を付けたいポイント

オーストラリアで運転する機会がある場合、以下のポイントに気を付けましょう。

ラウンドアバウト

日本ではあまり一般的でないラウンドアバウト(環状交差点)が多く見られます。ラウンドアバウトでは、進入時に右側から来る車に優先権があります。

左側通行

オーストラリアは 左側通行です。これは日本と同じなので、運転に慣れている日本人には比較的馴染みやすいですね。

スピードリミット

速度制限は道路ごとに異なり、市街地では50km/h、郊外の高速道路では100~110km/hが一般的です。標識をよく確認しましょう。

野生動物

日本で運転する際も、野生動物に注意を払う必要がありますが、オーストラリアではどうでしょう?オーストラリアの郊外では、野生動物(カンガルーやエミューなど)が道路に飛び出してくることがあります。日本では見慣れない野生動物なので、遭遇した際は驚くかもしれません。

慌てず通り過ぎるのを待ったり、迂回するなど冷静な判断を心がけましょう。また、暗闇で視界が悪い夜間に運転する際は、特に注意しましょう。

駐車ルール

駐車場では時間制限や有料エリアがある場合が多いです。標識をよく確認し、違法駐車には注意してください。

運転免許

オーストラリアでは 国際運転免許証を持っていれば、運転が可能です。国際免許は日本国内で発行でき、有効期間は1年間です。

パースの観光おすすめスポット5選

交通手段も運転の注意点も把握したところで、最後にパースのおすすめ観光スポットを5か所ご紹介します!

1. キングス・パーク & ボタニックガーデン(Kings Park & Botanic Garden)

パース市内中心部に位置するキングス・パークは、世界最大級の都市公園として知られています。その大きさは、東京ディズニーランドの約5倍!そんな広大な公園内には芝生エリアや展望台、植物園があり、パース市街地とスワン川の素晴らしい景色を一望することができます。

特に春には、オーストラリア特有の花々が公園内を彩り、地元の人々だけでなく観光客にも人気の季節です。パースの地元の人々は、ウォーキングやランニングコースとしてキングスパークを訪れたり、ピクニックや屋外での誕生日パーティーにもよく使用されます。天気の良い日には、パークの高台から夕日を鑑賞するのもおすすめです。

2. ロットネスト島(Rottnest Island)

少し遠出して、オーストラリアならではの自然を感じに出かけるのであればロットネスト島がおすすめです。パースの地元の人々にも愛されるこの観光スポットは、フェリーで約30分〜1時間で簡単にアクセスできるだけではなく、なんとも愛らしい「クオッカ」という小型の有袋類の生息地として有名です。島内では自転車を借りて巡るのが定番の楽しみ方です。離島ならではの透き通るビーチや入り江、美しい自然景観に加え、シュノーケリングやカヤックなどのアクティビティも充実しています。一日では回りきれないほどの魅力が詰まった島です。

3. コテスロー・ビーチ(Cottesloe Beach)

コテスロー・ビーチは、地元の人々に愛されるビーチの一つです。青い海と白い砂浜が広がり、夏には多くの観光客や子供連れの家族で賑わいます。ここでは、のんびりと日光浴を楽しむだけでなく、サーフィンやスノーケリングなどのアクティビティも人気です。特に夕暮れ時の風景は圧巻で、ロマンチックな雰囲気を楽しみたい人におすすめです。

4. スワン・バレー(Swan Valley)

パース中心部から車で約25分ほどの場所にあるスワン・バレーは、西オーストラリアのワイン産地として知られています。ワイナリー巡りはもちろんのこと、地元のチョコレート工場やチーズ専門店、クラフトビールの醸造所を訪れることもできます。スワン川沿いの景色を楽しみながら、のんびりとした一日を過ごすのに最適なエリアです。

5. フリーマントル(Fremantle)

パースから南西に車で30分ほどの距離にある港町、フリーマントル。19世紀のコロニアル建築が多く残り、西オーストラリアの歴史を感じられるエリアです。見どころは、ユネスコ世界遺産に登録されている「フリーマントル刑務所」や、地元アーティストの作品が並ぶギャラリー、活気あふれるフリーマントルマーケットです。港町ならではの、地元産の新鮮なシーフードやクラフトビールを楽しむのが、この町ならではの楽しみ方です。

まとめ

美しい自然や、活気あふれるコミュニティーなど見どころ満載のパースについて、いかがでしたでしょうか?

この記事ではパースの魅力や観光スポット、便利な移動方法などをご紹介しました。パースは、自然の美しさと都市の利便性が調和した特別な場所です。ぜひ次の旅先に、ぜひパースを検討してみてはいかがでしょうか?壮大な自然と温かな人々が、きっと忘れられない体験をもたらしてくれるはずです。

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