オーストラリアに安く行く方法を徹底解説!ツアーやLCCなどをうまく活用!

オーストラリア航空券、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

日本から人気の旅行先のひとつである
オーストラリア

せっかくならば、航空券の費用を抑えてオーストラリアに安く行きたいものです。

航空券にかかる費用を節約できれば、グレートバリアリーフのダイビング体験やオージービーフのディナーなどオーストラリアならではの体験もより楽しめるはず!

本記事では、航空券の費用を抑えてオーストラリアに安く行く方法を徹底解説!航空券を安く買う方法はもちろん、シーズンごとの航空券の費用相場、ツアーやLCCの活用、主要都市別にみた航空券の費用を抑えるコツなども紹介します。

オーストラリア旅行や留学を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

オーストラリアに安く行く方法

オーストラリアに安く行くには、渡航時期を意識することが大切です。以下では、オーストラリア行きの航空券を安く購入する方法を3つ紹介します。

ホリデーシーズンを避ける

ひとつ目は、ホリデーシーズンを避けて予約して渡航することです。

航空券の値段が高騰しやすい時期である、ホリデーシーズン。多くの人が旅行を計画するため、需要と比例して価格も跳ね上がる傾向にあります。

一方、ホリデーシーズンを外すと、航空券がぐっと安くなりがちです。ただし、以下のように日本とオーストラリア、他国(例えば、「中国の旧正月・春節など」)のホリデーシーズンは異なるため、それぞれの時期を知った上で予約することが大切です。

■ 日本・オーストラリア・その他の国の主なホリデーシーズン

  日本 オーストラリア その他の国
1月 ・年末年始 ・年末年始 ・年末年始
・旧正月(下旬~)
2月     ・旧正月(~下旬)
3月 ・春休み    
4月   ・イースターホリデー(上旬)
・スクールホリデー(中旬)
 
5月 ・ゴールデンウィーク(上旬)    
6月      
7月   ・スクールホリデー(初旬)  
8月 ・お盆休み(中旬)    
9月   ・スクールホリデー(下旬)  
10月      
11月      
12月 ・クリスマスホリデー(中下旬)
・年末年始
・クリスマスホリデー(中下旬)
・年末年始
・クリスマスホリデー(中下旬)
・年末年始

ピークシーズンを避ける

旅行のピークシーズンを避けて予約することも、航空券を安く購入するポイントです。

オーストラリアで大人気の自然を満喫するアクティビティは、夏がベストシーズンのため、夏季は航空券が高くなる傾向にあります。

ただし、オーストラリアは広大な国なので、都市や地域によってベストシーズンも異なります。目的地で体験したいアクティビティをはっきりさせた上で、ピークシーズンから少し外れた航空券を購入すると費用を抑えられます。

例えば、シドニーでは夏はビーチアクティビティが人気ですが、冬の6月〜8月にかけても日本と比較すると気温は下がらないため、街中散策の観光がメインであれば十分に楽しめます。

節約しつつ、目的地の魅力を堪能するために、訪問時期を工夫してみましょう。

■ 都市ごとのピークシーズン

都市名 ピークシーズン
シドニー 3~5月、9~11月
メルボルン 3~5月、9~11月
ゴールドコースト 10~12月
ケアンズ 9~11月

週末出発便を避ける

航空券の費用を抑えるためには、週末出発便を避けて予約することも重要です。

多くの方が休暇を取りやすい金曜日〜月曜日に発着する航空券は需要が高いため、値段が高くなりがちです。一方、週の真ん中の水曜日や木曜日は、比較的航空券が安いです。

例えば、シドニーがハイシーズンに入る3月初旬の1週間の東京発・シドニー行きの航空券の価格は、以下の通りです。

■ 1週間の航空券の値段推移

3/3(月) 3/4(火) 3/5 (水) 3/6 (木) 3/7(金) 3/8(土) 3/9(日)
3.7万円 3.6万円 3.57万円 3.56万円 3.68万円 3.62万円 3.61万円

※2025年1月19日スカイスキャナーで検索

仕事や学校の予定がつくようであれば、出発日を少しずらすだけでも数千円単位で節約できる可能性が高まります。SkyscannerやExpedia、agodaなどをはじめとした航空券販売サイトには、検索日前後の航空券の値段を調べる機能があるので活用してみてください。

シーズンごとのオーストラリア行き航空券の費用相場

以下では、東京〜オーストラリアの各都市の往復価格をシーズンごとに比べてみました。表を参考に旅行を計画してみましょう。

■ オーストラリア主要都市へのシーズン別航空券価格(直行便)

都市名 ハイシーズン※ ローシーズン※※ シーズン間の費用差
シドニー 20万円~30万円 10万円~13万円 10万円〜17万円
メルボルン 33万円~44万円 12万円程度 21万円〜32万円
パース 23万円程度 15万円程度 約8万円
ブリズベン 30万円程度 9万円~16万円程度 14万円〜21万円
ケアンズ 26万円程度 6万円程度 約20万円

※ハイシーズン:クリスマスと年末年始を挟む期間
※※ローシーズン:オーストラリアの冬にあたる、ホリデーシーズンにかぶらない月
※※※2025年1月19日ジェットスター公式サイト、Skyscannerにて検索

いずれの都市でも、ハイシーズンとローシーズンで10万円以上差があります。また、LCCのジェットスターが就航するブリズベンとケアンズでは、若干ほかの都市よりも値段が抑えめとなっています。

直行便と乗り継ぎ便はどちらがお得?

以下では、直行便と乗り継ぎ便ではどちらが航空券の費用をより抑えられるのかを比較してみました。LCCを利用する際の注意点も紹介しているので、あわせて参考にしてください。

乗り継ぎ便のほうがお得

結論から言うと、航空券の値段だけを比べると乗り継ぎ便のほうがお得です。

以下は、シドニーがハイシーズンに入る3月1日東京発・シドニー行きの航空券の値段比較です。

(表)直行便と乗り継ぎ便の最安値比較

  航空券代 所要時間
直行便 92,500円 9時間55分
乗り継ぎ便 37,017円 15時間15分

※2025年1月19日Skyscannerで検索

以上の通り、時間はかかりますが、オーストラリアまで圧倒的に費用を抑えて渡航できます。

乗り継ぎ便を利用する際の注意点

費用を抑えられる乗り継ぎ便ですが、以下のような注意点もあります。

・追加出費の可能性がある
・乗り継ぎ便が深夜に到着する場合がある

乗り継ぎ時間が長いと、乗り継ぎ空港で食事をとったり、一泊する必要があったりするなど、思いがけない追加出費が発生する場合もあります。乗り継ぎ便を利用する場合は、航空券の値段だけでなく、空港での待ち時間の長さや宿泊の必要性なども確認した上で予約しましょう。

価格を抑えた乗り継ぎ便は、深夜に到着することも多いです。24時間オープンの空港であっても、ほとんどのレストランやカフェ、コンビニなど開いていないケースがあるため、到着時刻には十分注意してください。

LCC(格安航空会社)を利用して費用を抑える方法

LCCを利用して、航空券の費用を抑える方法もあります。 LCC(格安航空会社)は低価格な航空券の提供を重視した航空会社で、フルサービスキャリアよりも安く航空券を購入できます。

以下では、フルサービスキャリアとの値段を比較しつつ、LCCの航空券を購入する方法やLCCの機内で快適なフライトを過ごすコツをお伝えします。

フルサービスキャリアとの値段の違い

フルサービスキャリアとLCCでは、どれほど航空券の値段に差があるのでしょうか?

以下では、 日本〜オーストラリアで唯一直行便のあるLCCのジェットスターとフルサービスキャリアの航空券の値段(ハイシーズン3月・東京〜シドニー間)を比較しました。

ちなみに、ジェットスターは東京(成田)からケアンズ、ブリズベンに、大阪(関西国際)からシドニーに就航しています。

■ ジェットスターとフルサービスキャリアの最安値航空券の比較

  航空券代 備考
フルサービスキャリア 84,506円 機内食、預入荷物30kg込み(シンガポール航空)
ジェットスター 59,500円 オプションで機内食と預入荷物20kgを追加すると、別途67,000円必要

※2025年1月19日ジェットスター公式サイト、Skyscannerで検索

LCC航空券を購入する方法

直行便にこだわらなければ、日本とオーストラリア間ではScootやPeachをはじめとしたLCCが多くの路線を就航しています。

よりお得な航空券を探すには、LCCの公式サイトだけではなく、さまざまな航空会社のチケットを一度に比較できるSkyscannerやExpedia、agodaなどを介して予約・購入するのがおすすめです。

LCCで快適なフライトを過ごすコツ

LCCでは、安さの分、機内食・ドリンク・ブランケット・エンターテイメントサービス・イヤホン・預入荷物などのサービスを、オプションとして追加購入しなくてはなりません。

以下では、LCCで快適なフライトを過ごすためのコツを紹介します。

■ 搭乗前に機内で食べられる軽食やドリンクを買っておく

LCCでは機内食やドリンクは、多くの場合追加購入扱いになるため、飛行機に乗る前に機内用の食べ物やドリンクなどを購入しておくと良いです。お腹が空いた時につまめるように、食べやすいものを用意しておきましょう。なお、機内は密室なので、臭いの強い食べ物は控えてくださいね。

■ 羽織りものを持参

機内は気温がかなり低めに設定されていることが多いものの、LCCではブランケットの配布はありません。体調を崩してせっかくの旅行を台無しにしないように、羽織りものやストールなどを忘れずに携帯しましょう。

■ 狭い機内でも快適に過ごす工夫

フルサービスキャリアの機体より座席間隔が狭く作られているLCCでは、じっと座っていると居心地が悪く感じることもあります。クッションやスリッパの配布サービスもないので、ネックピローや穿き口のゴムが緩めの靴下なども準備すると良いでしょう。

■ 動画や音楽はダウンロードしておく

エンターテイメントサービスやWi-Fi提供のない中での約10時間のフライトは、かなり長く感じます。スマートフォンやタブレットにお気に入りの音楽やドラマ、映画やアニメを事前にダウンロードしておけば、長いフライトも快適に過ごせます。

航空券とホテルをセットで予約するのもおすすめ!

オーストラリアへ費用を抑えて旅行するには、航空券だけではなく宿泊費を抑えるのも大切です。

航空券と宿泊費をセットで予約すると、それぞれを個別に予約するよりも費用が安く抑えられることがあります。例えば、agodaではホテルと航空券を一緒に予約すると、割引になるキャンペーンをしています。

agodaを使って2025年3月1日〜5日に大人2人でオーストラリアに渡航する場合を比較したところ、約10万円近くの差がありました。

航空券とホテルを個別に予約した場合 ホテル:190,106円
航空券:348,564円
合計:538,670円
航空券とホテルをセットで予約した場合 438,454円

※ホテル:YEHS Hotel Sydney Harbour Suites・航空券:カンタス航空 ※2025年1月19日agodaで検索

お得になる金額は購入タイミングによって変わりますが、ぜひセットでの予約も試してみてください。セット予約は手続きも一度で済むので、忙しい方にとって時間や手間の節約にもなりますよ!

オーストラリア主要都市別にみた航空券の費用を抑えるコツ

最後に、オーストラリアの各都市の観光のハイシーズンと価格の折り合いをつけつつ、航空券の費用を抑えるコツを都市別にみていきます。

主な都市 備考
シドニー
メルボルン
・観光・ビジネス需要が重なるため年末年始や現地の夏は費用は高くなりがち
・6月〜8月の冬は気温が下がって観光客も少なく、特に平日の渡航は狙い目
ブリスベン
ゴールドコースト
・オーストラリアのスクールホリデー以外の、2月末〜3月、10月〜11月前半は落ち着き気味
・海沿いにあるリゾート地は週末混み合いやすいので、木曜出発・火曜帰国などの平日渡航がおすすめ
・朝発と比べて夜発の方がリーズナブル
ケアンズ
グレートバリアーリーフ
・乾季および、海の透明度が高い時期は特に直行便が高くなりがち
パース
アデレード
・渡航時間が長くなりがちなため、経由便の選択肢が充実
・夏には熱波、冬は降水など季節によって気候差があるので、春や秋であれば快適に観光しやすい

都市ごとの特徴を把握した上で、旅行に適した時期を選びましょう。

まとめ

オーストラリアへの渡航費用を抑えるためには、航空券の選び方がとても重要です。

ホリデーシーズンやピークシーズンを避けて平日出発便を選ぶと、航空券を安く購入しやすくなります。

また、LCCや乗り継ぎ便を活用したり、ホテルとセット予約も検討すると、費用をぐっと抑えられます。都市によって観光に適したシーズンや航空券の費用が下がる時期も違うので、じっくり調べて検討しましょう。

本記事をきっかけに、思い出に残るお得なオーストラリア旅行・留学を実現できることを願っています!

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