オーストラリアの東のはじに、何もない田舎町にも関わらず、多くの人々を魅了する街があります。
それが、バイロンベイです。
車で1時間の場所にあるゴールドコーストとは対照的に、高層ビルなどはなく、広い空と広い海が視界の大部分を占める、そんな場所です。
今回の記事では、そんなバイロンベイに関する情報をまとめていきます。
アメリカやヨーロッパに比べたらかなり行きやすいので、この記事を読んで気になったら、ぜひ次の旅行先の選択肢に加えてください。
- オーストラリアのバイロンベイの基本情報
- バイロンベイに行ったら訪れたいおすすめのカフェ
- バイロンベイおすすめのホテル
- バイロンベイのコーヒーを都内でも楽しめる!
- バイロンベイに長期滞在するには?
- まとめ
オーストラリアのバイロンベイの基本情報
まずはバイロンベイの基本的な情報を見ていきましょう。旅行で訪れる際は、気候や治安はしっかりと把握しておきたいですね。
場所
バイロンベイは、オーストラリアの最南東、大観光地ゴールドコーストから南に車で1時間ほど走った場所にあります。日本からの直行便はなく、ゴールドコーストまで飛び、そこからバスか車で向かいます。日本からだと、合計で10〜15時間ほどあればいけるでしょう。
気候
バイロンベイは基本的に暖かいです。夏は28℃から40℃弱くらいで、日本の夏とあまり変わりません。冬でも大きく気温が落ちることはなく、日中は半袖でも過ごせるくらいです。
注意しておくべきなのが、オーストラリアは南半球に位置しているので、季節が日本とは逆ということです。オーストラリアの夏は11月から2月で、5月から冬が始まります。夏休みにバカンスのつもりで行って、上着の準備がないと少し肌寒いので気をつけましょう。
人口
バイロンベイの人口はおよそ1万人です。両国国技館がいっぱいになるくらいですね。周辺の街々を含んでも3万人ほどです。
治安
バイロンベイの治安は良いです。そもそもオーストラリアは世界基準では治安が良い国で、バイロンベイはその中でも特に平和な街です。ただ、あくまで「海外の中では」というだけなので、日本にいる時よりは手荷物や夜間の外出に気をつけるようにしましょう。
見どころ・魅力
・ヨガの聖地
バイロンベイはヨガの聖地と呼ばれています。街の至るところにヨガスタジオがあり、ヨガの勉強をしに留学する人もいるくらいです。
・オーガニック志向
バイロンベイはオーガニックの街としても知られています。地元の農家が自分の野菜を持ち寄る、ファーマーズマーケットが名物となっており、オーガニック野菜がお手軽に安価に手に入ります。カフェやレストランにも、ベジタリアンメニューやグルテンフリーのメニューが多く用意されています。
・空の広い街
バイロンベイに着くとまず「空が広い」という印象を受けるでしょう。単純に田舎だからというわけではなく、「3階建て以上の建物を建ててはいけない」という条例があり、意識的に空の広さを守っているのです。
バイロンベイに行ったら訪れたいおすすめのカフェ
バイロンベイの見どころの1つが、カフェ・レストランです。バイロンベイの人々は、シンプルで洗練されたものを好むため、飲食店もサッパリとしていてとてもオシャレなのです。バイロンベイを訪れた際は、ぜひカフェ巡りをしてみてください。
COMBI
COMBIはSNSでも人気のカフェです。SNS映え確実な店内もさることながら、メニューの充実さもその人気の理由です。アサイーボールやアボカド、シーフードを使った料理が多く、ヘルシー志向の方も安心です。
THE Belongil
THE Belongil(ザ・ベロンジル)は大人気カフェというより、中心地から少し離れた場所にあるローカルカフェです。パンケーキが美味しいお店で、「オーガニックはいいけど甘いものも食べたいな」という時にちょっと足を伸ばしてみてもいいでしょう。
BAY LEAF
BAY LEAFは、比較的にお客さんが多い人気店です。お料理も美味しいのですが、雑貨なども買えるので思い出作りにはピッタリですね。
GENERAL STORE
GENERAL STOREは、オーガニック志向の強いバイロンベイの中でも特に健康志向が強いカフェです。 中心地から少し離れている上に、14時には閉まってしまうので、前日から行く予定をしておくことをおすすめします。
BYRON FRESH
BYRON FRESHはここまで紹介したカフェとは打って変わって、朝から晩まで賑わうカフェです。 ローカルに位置する、地元民に愛されるカフェで、料理も当然美味しいのですが、BAY LEAFでは生演奏が最大の魅力です。 オシャレな店内でオーガニック料理を食べながら素敵な生演奏を聴けば、自己肯定感も爆上がりでしょう。
Sustainable Bakely
Sustainable Bakelyは、ベーカリーが併設されており、焼きたてパンが食べられるパン好きにはたまらないカフェです。 その他にはビーガンアイスクリームやメディカルホットチョコなど、健康志向のデザートもあるので、ダイエット中の方にもピッタリです。
バイロンベイおすすめのホテル
バイロンベイはリゾート地としても知られており、ホテルもハイクオリティなところが多いです。 バイロンベイでおすすめのホテルを4つピックアップしました。
The Byron at Byron resort and spa
The Byron at Byron resort and spaは、名前から想像がつく通りリゾートとスパのあるリゾートホテルです。 「ザ・南国リゾート」といった感じで、特別な旅行の時などに泊まるといいかもしれません。
Hibiscuc Motel Byron Bay
Hibiscuc Motel Byron Bayは、モーテルです。モーテルはサービスの量が少ないため、比較的に安価に泊まることができます。Hibiscuc Motel Byron Bayは安い上にキレイで、海の目の前に位置しています。サーフィンをしに行くなら、Hibiscuc Motel Byron Bayがピッタリでしょう。
Elements of Byron
Elements of Byronは少し贅沢なリゾート型のホテルです。中心地から適度に離れているので、人から離れてゆっくりしたい方におすすめです。
the Atlantic Byron Bay
中心地に近くてキレイなホテルがいい、という方でしたら、the Atlantic Byron Bayがおすすめです。真っ白な建物と開放的な雰囲気がよく、休暇にピッタリのホテルです。
バイロンベイのコーヒーを都内でも楽しめる!
バイロンベイでのカフェ巡りについて触れましたが、実は日本国内でもバイロンベイのコーヒーを味わえるばしょがあるのです。
池尻大橋
池尻大橋駅から徒歩8分の場所にある「バイロンベイコーヒー」では、オーストラリアのコーヒー文化を取り入れたサービスを提供しています。
コーヒーファームから手がける完全オーガニックコーヒーを楽しむことができ、じわじわと人気を集めています。
横浜や港区、目黒などにも複数店舗を出しているため、都心部では気軽にバイロンベイスタイルのコーヒーを楽しむことができるようになっていくでしょう。
バイロンベイに長期滞在するには?
バイロンベイは、時間をかけてその魅力を知っていきたい場所です。 ちなみに日本人であれば、オーストラリアには割と長い期間滞在することができます。 バイロンベイに長期滞在するにはどうすればいいのでしょうか。
観光ビザは最長で3ヶ月
まず、もっとも簡単に滞在する方法は旅行ですよね。その場合は観光ビザを取得することになります。基本的には観光ビザの期限は3ヶ月ですが、一度日本に帰国さえすれば、また3ヶ月滞在できます。パスポートやビザの期限をうまくやりくりすれば、実質上の長期滞在が可能です。
ただ、あまりにも頻度の高い出入国は、入国審査で止められる原因にもなるので、適度なペースを保つようにしましょう。また、観光ビザではオーストラリア国内では一切働くことができないので、資金の確保が必要になります。
留学なら最長5年
勉強目的での滞在、つまり留学では最長で5年間オーストラリア国内に滞在し続けることができます。
ただし、認められているのは週に20時間以上の授業を受けるフルタイムの学生のみで、それ以下の授業時間のパートタイムや通信制の学校では、留学用のビザは許可されません。
また、留学ビザでは週20時間までの労働が認められています。ただし、英語が不自由な外国人ができる仕事は限られている上に、バイロンベイはそこそこ物価が高いため、それなりの資金を持って留学するべきでしょう。
ワーキングホリデーは最長1年
オーストラリアで人気のワーキングホリデーでは12ヶ月の滞在が認められています。ただやや厳しい条件があります。それは
・オーストラリアに12ヶ月以上滞在するつもりがないこと
・子供が同行しないこと
・以前にワーキングホリデーで滞在したことがないこと
などです。ワーキングホリデーは条件はいいかもしれませんがかなり限定的なので、事前にしっかりと調べておきましょう。
まとめ
海外旅行というと、やはり大都会や観光名所に行きたいところですが、今回紹介したバイロンベイのようなゆっくりと時間の流れる田舎町で、心を落ち着けるのもいいのではないでしょうか。
ちなみにこのような場所への旅行では、現地の人々と仲良くなるとより楽しむことができます。
ガイドブックには載っていない個人経営のレストランや、地元の人しか知らない絶景スポットなどは、有名な観光地にも勝る思い出になるものです。
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◇経歴
・アメリカ、オクラホマ州の四年制大学を卒業
・英語学習に関するブログを中心に、英語ライター・翻訳家として活動(現在)
◇資格
・TOEFL503点(大学入学時)
・Bachelor of Arts(文学士号)
◇留学経験
渡航先:アメリカ、オクラホマ州タレクア
留学期間:2012〜2017(5年)
学校名:Northeastern States University
◇海外渡航経験
・高校卒業後に、アメリカのオクラホマ州にあるNortheastern州立大学へ5年間の正規留学を経験
◇自己紹介
高校時代にアメリカの音楽文化に興味を持ち、アメリカへの大学留学を決意したことが、英語学習を本格的に始めることになったきっかけです。渡米後に3ヶ月の語学研修とTOEFL試験をクリアし、正規入学を果たしました。音楽学部にてJazz Studiesを専攻し、複数のバンドでギタリスト・ベーシストとして活動したことは一生の財産です。言葉はその人の価値観を定義付け、語学の習得は世界の見え方を変えます。自分が今も現在進行形で経験している、言語の魅力を発信するために、日々、英語・語学に関する情報発信をしています。