世界最高峰のプロリーグである Major League Baseball(MLB)。 現在では、大谷翔平選手をはじめ、多くの日本人選手がMLBで活躍しており、選手を応援するためにMLB観戦に行きたいという方が増えてきています。
ロサンゼルスやニューヨークなど人気のMLBチームがある都市では、MLB観戦ツアーを提供している旅行会社もあります。
今回の記事では、MLB観戦の魅力や楽しみ方をわかりやすく紹介していきます。チケットの購入方法、球場への荷物の持ち込みルール、チームグッズの購入方法、ホテルから球場までのおすすめのアクセス方法など、初めての方が知っておきたいポイントを詳しく解説していきます。
MLB観戦を満喫したいという方は、ぜひご一読ください。
- 2026年最新!MLBチケットの購入方法と座席の選び方
- スタジアムの持ち込み制限と最新のルール
- 本場を体感!スタジアムグルメとイベント
- 移動手段と治安情報
- 各球場の最新情報をチェックしてMLB観戦を楽しもう
2026年最新!MLBチケットの購入方法と座席の選び方
「メジャーリーグの試合を観戦したいけど、観戦チケットはどのように購入したらいい?」
海外旅行や留学でアメリカを訪れた時に、せっかくだから本場MLBの試合を観戦したいと思っても、チケットの購入方法が分からないという方も多いのではないでしょうか。
MLBの観戦チケットは、主に公式サイトとリセールサイトから購入できます。購入方法の特徴と、賢くチケットを購入するための使い分け方法を解説します。
公式サイトとリセールサイトの特徴と賢い使い分け

Official Los Angeles Dodgers Website | MLB.com
MLBのチケット購入方法は、大きく分けると公式サイトとリセールサイトの2種類の方法があります。
公式サイトからのチケット購入は、各球団の公式サイト(MLB.com)から可能です。
球団公式サイトの左上部にある「TICKETS」セクションから、「Single Ticket Games」を選び、希望の試合、枚数、座席の種類を選びます。
支払いにはクレジットカードをはじめ、利用する球団や販売元によってはGoogle PayやPayPalなどのオンライン決済が使えます。
決済後に登録したe-mailやアカウントにデジタルチケットが紐づきます。
公式サイトを利用するメリットは、定価で正規のチケットが購入できることです。
球場マップを見ながら好みのエリアや座席を指定でき、予算に合わせた購入がしやすいでしょう。
デメリットとしては、人気カードの試合やプロモーション付きの試合は良い席が取りにくかったり、チケットが売り切れてしまったりすることです。
リセールサイトは公式で購入したチケットを転売できるサービスで、SNSなどを使った個人間での取引と異なり、詐欺の心配がなく、安全にチケットを譲渡・購入できるのが魅力です。
MLBでは、StubHub など一部の大手リセールサイトと公式に提携しています。
リセールでチケットを購入する場合は、StubHub や SeatGeek といった実績のある大手サイトを利用するのがおすすめです。
リセールサイトを利用するメリットは、公式で完売している人気の試合が購入できるチャンスがあることです。
また、公式サイトからではなかなか手に入らない、最前列のシートやVIPシートなどの良席が販売されていることがあります。
リセールサイトは需要と供給によってチケット価格が変動するため、人気の高いチケットは公式サイトで購入するよりも割高になる可能性があります。
一方で、売れ残ってしまったチケットは公式価格よりも割安で購入できるチャンスもあります。
特に試合当日の試合開始時間ギリギリになると、投げ売り価格になることも多く、公式サイトで購入するよりも良い席が格安で入手できる可能性があります。
正規の価格で確実に購入するなら公式サイト、完売している人気試合や良席を狙う場合、または格安の当日チケットを狙うならリセールサイトと、賢く使い分けましょう。
入場にはアプリが便利?MLB Ballparkの基本的な使い方
MLBのチケットはMLBの無料公式アプリ「Ballpark」からも購入できます。下記のリンクから公式アプリをダウンロードしましょう。
アプリを開いたら、メールアドレス、パスワード、氏名、誕生日を入力し、アカウントを作成します。
登録が済んだら、アプリ画面の「Tickets」から、目当てのチームを選択します。
希望の試合日程を選択し、緑色のチケットマークを選択、チケット購入するチケットの枚数と座席の種類を選びます。
支払いは、クレジットカードやApple Payなどのモバイル決済に対応しています。
チケットはアプリ内のデジタルチケットとして表示され、スクリーンショット画像は入場に使えない球場がほとんどです。
紙の印刷可否や代替入場方法は球場や販売元によって異なるため、事前に各球場の案内を確認しておきましょう。
試合当日にネット環境があるスマートフォンで、デジタルチケットを提示しましょう。
Ballparkアプリの使い方は、以下の公式ビデオ(英語のみ)でも詳しく紹介されているので、参考にしてみてください。
Getting started on Ballpark app
球場ごとに異なる座席の種類と観戦スタイルの違い
MLBのチケットを購入する場合に注意したいのが、座席の種類です。
MLBの球場は基本的に1塁側がホームベンチで3塁側がビジターベンチになりますが、ドジャースタジアムやエンジェルス・スタジアムなど、3塁側がホームベンチになっている球場もあります。
座席は階数や位置によって細かくランク付けされています。
例えばドジャースタジアムでは、地階がダグアウトベースライン・レベル、1階がフィールド・レベル、2階がロッジ・レベル、3階がクラブ・レベル、4階がリザーブ・レベル、5階がトップデッキ・レベルとなっています。
また同じレベルでも、細かくエリア分けされており、基本的にはホームベースに近い方が良席とされています。
各球場で階数や座席エリアの呼び方はまちまちなので、チケットを購入する際は必ず座席表で位置を確認するようにしましょう。
スタジアムの持ち込み制限と最新のルール
MLBのスタジアムの入場時には、手荷物検査があります。
一般的にアメリカの球場は荷物の持ち込みには厳しく、規定より大きなバッグや飲食物の持ち込みに関する規定が設けられています。
事前に確認!バッグのサイズ制限とクリアバッグ規定の傾向
ドジャースタジアムとヤンキースタジアムのバッグ規定(bag policy)をご紹介します。
ドジャースタジアムでのバッグの持ち込み制限は、以下の通りです。
ヤンキースタジアムでのバッグの持ち込み制限は、以下の通りです。
球場によってバッグ規定は異なるため、スタジアムに行く前に必ず公式サイトで最新の規定をチェックしておきましょう。
飲食物の持ち込みは可能?
食べ物や飲み物の持ち込みにも規定があります。
飲み物や食べ物の持ち込み可否・条件は球場によって大きく異なります。
ノンアルコールの未開封ボトル水(一定量以下)や、サンドイッチやスナック程度の軽食なら持ち込み可としている球場もありますが、完全に禁止している球場もあります。
必ず観戦予定の球場の公式サイトで最新の持ち込み規定を確認しましょう。
一方、アルコール類、硬質のクーラーボックス、ガラスや缶の持ち込みは、大抵の球場で禁止されています。
飲食物の持ち込みの規定は、球場によって異なります。
入場時の手荷物検査で引っかかった場合は廃棄しなくてはならないため、事前に必ずチェックしておきましょう。
カメラや機材の制限事項|一眼レフや自撮り棒の取り扱い
カメラやビデオカメラの持ち込みは、個人使用の目的に限って持ち込みが許可されている球場がほとんどです。
ただし、多くの球場では個人利用のカメラやビデオカメラの持ち込みが認められていますが、レンズの長さに上限(例:6インチまで)を設けているところや、三脚・一脚の使用を禁止しているところが一般的です。
商用利用目的の撮影やフラッシュ撮影、ライブ配信などは禁止されることが多いため、試合中の撮影ルールも含めて、各球場の規定を事前に確認しましょう。
また、多くの球場では自撮り棒の持ち込みは禁止されています。
球場で記念撮影をしたい場合は、球場のスタッフや他の観客に声をかけて撮影をお願いしてみましょう。
大抵のアメリカ人は気さくに写真を撮ってくれるはずです。
誰とでも気軽に会話ができてフレンドリーなのが、アメリカ人の良いところでもあります。
同じチームを応援するアメリカ人のファンとの交流も楽しんでみてください。
本場を体感!スタジアムグルメとイベント
MLBの球場にはあちこちに売店があり、さまざまな飲食物が販売されています。
アメリカでの野球観戦ならではのグルメも楽しんでみましょう。
各地の人気メニュー!球場名物グルメを味わう楽しみ
MLBの球場でのグルメの定番と言えば、ホットドッグ、チーズバーガー、ポップコーンなどですが、各球場のご当地メニューも見逃せません。
代表的な球場名物メニューをご紹介します。
・ボストン・レッドソックス(フェンウェイ・パーク):フェンウェイ・フランク
・ニューヨーク・メッツ(シティ・フィールド):フィレミニョンサンドイッチ、ホットパストラミ・オン・ライ
・ニューヨーク・ヤンキース(ヤンキースタジアム)
・シアトル・マリナーズ(T-モバイル・パーク):フィッシュ&チップス
・ロサンゼルス・エンゼルス(エンゼルス・スタジアム):ヘルメットナチョス
・フィラデルフィア・フィリーズ(シチズンズ・バンク・パーク):チーズステーキサンドイッチ
試合中の定番行事「セブンス・イニング・ストレッチ」
MLB球場では、7回表終了後に、観客全員が起立して体をほぐす「セブンス・イニング・ストレッチ」という休憩時間があります。
「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」が場内放送で流れ、大人も子どもも大合唱するのが定番です。
歌詞も難しくないので、歌えるように練習しておけば楽しいでしょう!
限定グッズとチームウェアの購入方法
球場の売店で限定グッズやチームウェアを購入するのも、MLB観戦の楽しみの一つです。
試合当日に球場内でお買い物をするのも良いですが、お土産やお目当ての選手のチームユニフォームなどをいろいろと購入したい場合は、事前に購入しておくのがおすすめです。
例えば、ドジャースタジアムの最上階にある公式チームストア「トップ・オブ・ザ・パーク・ストア」は、試合のない日は午前10時から午後5時まで営業しており、ゆっくりお買い物を楽しめます。
店内からはロサンゼルスのダウンタウンとスタジアムのパノラマビューが楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。
・場所:ドジャースタジアム、最上階(エリシアンパーク入口)
・営業時間:原則として午前10時~午後5時(試合開催日やイベント開催日は営業時間が変更になる場合あり)
※最新の営業日・営業時間はドジャース公式サイトで確認してください。
「サヨナラ勝ち」など野球で用いられる英語の言い回しについては、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
移動手段と治安情報
MLB観戦で気になるのは、ホテルから球場までの移動手段と球場付近の治安でしょう。
各球場の立地条件や試合の時間帯などによって交通や治安の状況は異なりますが、一般的なアクセス方法の比較や治安についての注意事項を解説します。
配車アプリや公共交通機関|スタジアムへのアクセス比較
球場までのアクセスは、自家用車(レンタカー)、Uberなどの配車アプリ、公共交通機関の3種類が一般的です。
それぞれの注意点をご紹介します。
■ 自家用車(レンタカー)
アメリカの球場の多くに駐車場があります。
駐車料金は球場やエリアによって大きく異なりますが、MLB球場の多くでは1台あたり20〜数十ドル程度が目安です。
事前購入と当日購入で料金が変わることも多いので、観戦予定の球場の公式サイトで最新の駐車料金を確認しておきましょう。
試合の2~3時間前から駐車場にアクセスできます。人気の試合では駐車場が満車になってしまうこともあるため、早めに球場へ到着するようにしましょう。
また、試合終了後は、周囲が渋滞して駐車場から出るのに一苦労することも覚悟しておきましょう。
■ 配車アプリ
アメリカの配車アプリは、Uber(ウーバー)とLyft(リフト)が人気です。
配車サービスの利用は、基本的には「行き」限定がおすすめです。
試合終了後の「帰り」は配車専用の乗車エリアは大混雑する上に、スマホの電波が繋がりにくくなることもあります。
「帰り」も配車サービスを利用したい場合は、球場から少し離れた場所まで歩いて配車を依頼するのがおすすめです。
■ 公共交通機関
多くの球場では、公共交通機関の利用が推奨されています。
球場近くに地下鉄や鉄道の駅がない場合でも、試合当日に最寄りの駅やパーク&ライド駐車場から無料または有料のシャトルサービスを運行している球場もあります。
こうしたサービスの有無や運行時間も、各球場の公式サイトで事前に確認しておきましょう。
夜間の治安と防犯|試合終了後の帰り道で気をつけること
MLB球場の多くは都市の中心部からは少し離れた場所にあり、周辺の治安があまり良くないケースも少なくありません。
また、日中の治安は悪くない場所でも、日が暮れるとガラリと雰囲気が変わることもあります。
特にナイターの試合終了後、帰宅時間が午後8時を過ぎるような場合は、帰り道での安全に十分注意しましょう。
試合が終わった直後は球場周辺にも多くの人がいますが、1~2時間もすれば観客の多くが帰路につき人混みが少なくなってしまいます。
試合終了後はなるべく早く帰るようにしましょう。
こちらの記事では、アメリカの文化やイベントなどを紹介しています。MLB観戦以外もアメリカを満喫したいという方は、ぜひ参考にしてください。
各球場の最新情報をチェックしてMLB観戦を楽しもう
MLBの試合を観戦する前に知っておきたい、チケット入手方法、持ち込み荷物の規定、交通手段や治安などについて詳しく解説しました。
野球はアメリカの「ナショナル・パスタイム(国民的娯楽)」と称されるスポーツで、大人も子どもも楽しむ雰囲気や地域性あふれる球場グルメなど、MLB観戦は等身大のアメリカに触れられる絶好のチャンスです。
留学や旅行でアメリカを訪れた時には、ぜひ本場MLBの試合を観に行ってみましょう。
◇経歴
東京出身。アメリカの大学を卒業後に現地企業にて12年勤務。子育てを機に退職し、現在はフリーライターをしています。
◇英語に関する資格
英検準1級
TOEIC875点
◇留学経験
アメリカ高校交換留学、アメリカの4年制大学卒
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
アメリカに住んで20数年!アメリカ以外にもカナダ、イタリア、フランス、スペイン、モロッコ、メキシコなど旅行経験あり。
◇自己紹介
高校での交換留学を機に、アメリカの大学へ進学、そのままアメリカで就職し、いつの間にかアメリカ在住20数年。趣味はガーデニングと美術館巡り。