文法って英語で?英語の文法を理解して英語力をあげよう!

文法、オンライン英会話、ネイティブキャプ

皆さんは英語の文法についてどれくらい理解できているでしょうか。学生時代に英語の授業で学ぶ英文法は基本的なことなので、英語の勉強の基礎となります。文法と聞くと難しく感じる方がいるかもしれませんが、慣れてしまえば読める英文が多くなるので、さらに英語学習が楽しくなるはずです。

そこで今回は「英語の文法」について例文とともに徹底解説します。専門用語もいくつか出てきますが、覚えるというよりも理解する意識を持って学んでいきましょう。

英語で文法は何て言う?

本題に入る前に、「文法」はどのように英語で表現するのでしょうか?

Grammar

「文法」は英語で“Grammar”といいます。これから文法を学んでいく上でよく使用される英単語には以下のようなものがあります。

Vocabulary:単語

Idiom:熟語

Subject:主語

Verb:動詞

Object:目的語

Complement:補語

英語の文法を把握しよう!

英語の文法を以下の3つに分けて解説していきます。

・基本文型

・時制

・be動詞と一般動詞

基本文型

英語を勉強するうえで基本となる文型に、第5文型と言われる「SVOC」があります。英語の文章は、「Subject:主語」「Verb:動詞」「Object:目的語」「Complement:補語」の要素から構成されています。以下の5文型が基本となります。

・第1文型:SV

・第2文型:SVC

・第3文型:SVO

・第4文型:SVOO

・第5文型:SVOC

第1文型:SV

第1文型は「She laughed.(彼女は笑いました)」のような文章です。「S(主語)が V(動詞)する」というシンプルな文型です。また、動詞の後に前置詞と名詞が来る場合もあります。例えば、以下の文章を見てみましょう。

I went to school.

私は学校へ行きました。

このように“I went.(私は行く。)”でも文章は成り立ちますが、補足情報として“どこへ”を追加することができます。

<第1文型:SV の特徴>

・主語+動詞で構成される

・動詞が“自動詞”である

・動詞の後に、前置詞と名詞がくる場合がある

I stayed home all the time.

私はずっと家にいました。

第2文型:SVC

第2文型は「She is a teacher.(彼女は先生です。)」のような文章です。「S(主語)は C(補語)という V(動詞)である」という文型です。つまり「S(主語)= C(補語)」となります。また、“look”を使った以下のような文章も第2文型です。

He looks happy.

彼は幸せそうです。

<第2文型:SVC の特徴>

・主語+動詞+補語で構成される

・be動詞の文章である可能性が高い

・「S(主語)= C(補語)」の関係が成り立つ

She looks very sad.

彼女はとても悲しそうです。

第3文型:SVO

第3文型は「He buys a car.(彼は車を買う。)」のような文章です。「S(主語)は O(目的語)を V(動詞)する」という文型です。この文型の場合、動詞は“他動詞”が入ります。他動詞とは、目的語を必要とする動詞です。第2文型と同様に、第3文型は動詞の後に名詞がきます。文型を見分けるコツは「S=Oが成り立たつか、成り立たないか」ということです。

<第3文型:SVO の特徴>

・主語+動詞+目的語で構成される

・S=Oが成り立たない

He studies French.

彼はフランス語を勉強します。

第4文型:SVOO

第4文型は「He gave me flowers.(彼は私に花を渡しました。)」のような文章です。「S(主語)が O1(目的語)に O2 (目的語)に V(動詞)する」という文型です。ポイントは目的語を2つとることです。つまり、第4文型では動詞の後に目的語が続くので、他動詞が使われます。第4文型に使われる動詞には以下のような単語があります。

<第4文型に使われる動詞>

Give:与える

Buy:買う

Send:送る

Teach:教える

Tell:伝える  など

<第4文型:SVOO の特徴>

・主語+動詞+目的語+目的語で構成される

・動詞は他動詞を使う

・2つの目的語において「O=O」は成り立たない

I teach him English.

私は彼に英語を教えます。

第5文型:SVOC

第5文型は「He makes me happy.(彼は私を幸せにしてくれます。)」のような文章です。「S(主語)は O(目的語)を C (補語)に V(動詞)する」という文型です。ポイントは、「O(目的語)= C (補語)」になることです。また、動詞は他動詞を使います。

<第5文型:SVOC の特徴>

・主語+動詞+目的語+補語で構成される

・動詞は他動詞を使う

・「O(目的語)= C (補語)」である

She found these apples sweet.

彼女はこのリンゴを甘いと感じました。

時制

基本的な時制は以下の3つです。

・現在形

・過去形

・未来形

現在形

動詞の現在形を使用して、現在の状態や習慣を表現します。

She plays the piano.

彼女はピアノを弾きます。

I read books every day at the library.

私は図書館で毎日本を読みます。

We go to school every day.

私たちは毎日学校に行きます。

過去形

動詞の過去形を使用して、過去の状態や習慣を表現します。

When he was in elementary school, we played soccer every day in the park.

彼が小学生のとき、毎日公園でサッカーをしました。

She took a ballet lesson every Wednesday.

彼女は毎週水曜日にバレエを習いました。

He learned how to study effectively in school.

彼は学校で効果的な勉強法を学びました。

未来形

“will”や“be going to”を使用して、未来の出来事について表現することができます。

She will not go to school tomorrow.

彼女は明日、学校に行かないでしょう。

We are going to camp next week.

私たちは来週キャンプに行きます。

They will be back in Japan by next Friday.

彼らは来週の金曜日までには日本へ帰るでしょう。

上記の3つの時制以外にも、以下のような時制があります。

進行形

現在進行形

I am listening to music now.

私は今音楽を聴いています。

We are having lunch at a restaurant.

私たちはレストランでランチをとっています。

過去進行形

His smartphone was ringing earlier.

さっきまで彼のスマートフォンが鳴っていました。

We studied a lot yesterday.

私たちは昨日たくさん勉強しました。

未来進行形

We will be going to the restaurant tomorrow night.

明日の夜、レストランに行く予定です。

He will be studying abroad next year.

彼は来年留学するでしょう。

完了形

現在完了形

He has played soccer for 10 years.

彼は10年間サッカーをしています。

We have lived in Hawaii for 3 years.

私たちは3年間ハワイに住んでいます。

過去完了形

She had lived in Tokyo for five years.

彼女は5年間東京に住んでいました。

The train to Osaka had already departed.

大阪行きの電車はすでに出発してしまいました。

未来完了形

He will have this homework done by tomorrow.

彼は明日までにこの宿題を終えているだろう。

I will have finished this report by next Monday.

私は来週の月曜日までにはこのレポートを仕上げるつもりです。

完了進行形

現在完了進行形

It has been snowing all night tonight.

今夜はずっと雪が降り続いています。

過去完了進行形

He had been watching TV all night until he fell asleep.

彼は寝るまでずっとテレビを見ていました。

未来完了進行形

She will have been reading all evening.

彼女は一晩中本を読んでいただろう。

be動詞と一般動詞

最後に、be動詞と一般動詞について学んでいきましょう。

be動詞

be動詞は以下の5つです。

is

am

are

was(is, amの過去形)

were(areの過去形)

be動詞の文は、前後がイコールになることが特徴です。

This is his camera.

これは彼のカメラです。

She was a teacher.

彼女は先生でした。

一般動詞

一般動詞はbe動詞以外の全ての動詞です。ポイントは、規則動詞と不規則動詞があることです。

<規則動詞>

動詞の後に「ed」または「d」をつけることで、過去形になる動詞です。like, play, watchなどがあります。

<不規則動詞>

動詞によって活用形が異なります。keep, makeなどがあります。

英語の文法を勉強するコツ

見て、読んで終わりではなく、実際に英会話レッスンや問題集で力試しすることで、さらに英語力がつきます。英語力がつくと文法学習はさらに楽しくなるので、インプットした分、同じくらいアウトプットもしてみてください!

まとめ

皆さん、今回もお疲れ様でした!今回は“英語の文法”をご紹介しました。専門的な表現も多く難しかったかもしれませんが、何度も読み返してしっかり頭に定着させましょう。

nativecamp.net

nativecamp.net