オーストラリアにあるByron Bay(バイロンベイ)という場所の名前を聞いたことはあるでしょうか?大自然と海が魅力的な小さな街で、ヨガやサーフィンをするのに人気のスポットでもあります。
周辺のゴールドコーストやブリスベンなどの都市部とは対照的で、高層ビルや大型ショッピングモールなどはありません。のどかでゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめのバイロンベイ。観光スポットやグルメ情報をお届けします!
- Byron Bay(バイロンベイ)とは
- 日本からByron Bay(バイロンベイ)への行き方
- Byron Bay(バイロンベイ)のおすすめ観光スポット
- Byron Bay(バイロンベイ)で食べたいグルメ
- Byron Bay(バイロンベイ)観光のアドバイス
- オーストラリアのバイロンベイでヘルシーな時間を
Byron Bay(バイロンベイ)とは
オーストラリア最東端、ニューサウスウェールズ州にある海沿いの街、Byron Bay(バイロンベイ)。
亜熱帯気候のため、1年を通して穏やかに過ごせます。夏(12月〜2月)の平均気温は22〜24℃ほど、冬(6〜8月)の平均気温は15〜19℃です。最高気温は約27℃、最低でも12℃ほどと、暑すぎず寒すぎず丁度いい環境。
年中自然を楽しむことができ、現地に住む人達も仕事終わりや休日など、良くビーチでの時間を過ごします。ビーチでの過ごし方はサーフィン、ヨガ、ただ砂浜に座り海を眺める、楽器を楽しむ人など様々。
人生を自由に謳歌している人達が集まる、時間がゆっくり流れるような街がバイロンベイです。
Byron Bay(バイロンベイ)の特徴
元々はサーファーや芸術家・ミュージシャンなどのヒッピーが暮らす街でしたが、自然の豊かさから、健康意識が高い人やナチュラル至高の住民も増えました。
またオーガニックフードが主流のバイロンベイには、マクドナルドやケンタッキーなどのファストフード店が存在せず、健康的なメニューがメインの飲食店がほとんどです。
さらにシンプルで高品質を求める人が多いため、ハイセンスなカフェやファッション店がたくさんあるのも特徴。規則によって建物の高さは”3階建てまで”と決められていて、高層の建築物がバイロンベイ最大の魅力である美しい景色を遮ることはありません。
日本からByron Bay(バイロンベイ)への行き方
日本の空港から直行でByron Bay(バイロンベイ)に行く方法はありません。そのためゴールドコースト空港かブリスベン空港に行き、そこからバスもしくはレンタカーで行きましょう。以下、所要時間の比較です。
ゴールドコースト空港から車:約45分~1時間
ゴールドコースト空港からバス:約2時間
ブリスベン空港から車:約2時間
ブリスベン空港からバス:約3~4時間
もしもシドニーで観光してからバイロンベイに行くというプランであれば、シドニー国際空港からバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港に行き、そこからバスや車を使う方法もあります。バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港から車で30分ほど、バスだと1時間程です。
※バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港は国内線のみ
現地での交通手段
現地に着いてからの交通手段は自転車・車・タクシーになります。市街地でバスや電車は走っていません。
街をブラブラする分には小さい街なので徒歩でも大丈夫ですが、色んなビーチや観光スポットを巡りたいという方は上記いずれかの手段が必要でしょう。
自転車は現地でレンタルすることも可能で、アウトドア好きならより自然を満喫できるかもしれませんね。タクシーを使うならUberなどの配車アプリがおすすめです。
Byron Bay(バイロンベイ)のおすすめ観光スポット
Byron Bay(バイロンベイ)での時間を楽しむおすすめの観光スポットや過ごし方をご紹介します。
ライトハウス(灯台)
ライトハウス(Cape Byron Lighthouse)はほとんどの観光客が訪れる観光スポット。
岬の上に真っ白な灯台があり、美しい海に囲まれた高台からの絶景には感動すること間違いなしです。朝日や夕日の時間に行けば、さらに素晴らしい景色を見ることができます。
運が良ければクジラやイルカ、マンタなどを見ることができる時期もあるので、ぜひ調べてみてください。
また通な楽しみ方として、灯台の横にあるポストにハガキを投函すると灯台柄の印が押されるそうです。自分宛に送って旅の思い出にしても面白いですね。
ビーチでの時間を楽しむ
バイロンベイといえばビーチは欠かせない観光場所。遊泳だけでなくサーフィンやシュノーケリングなどマリンアクティビティをするのもおすすめです。代表的なビーチを3つご紹介します。
ショッピング街でもある中心地からすぐのビーチ。市街から徒歩で簡単に行くことができます。西側に位置しているので最高の夕日が見られることでも有名です。また夕方にはミュージシャンが集まり音楽を奏でることもあります。
アラクウォール国立公園内にあるビーチで、野生のカンガルーやワラビーが出現することもあります。約6.5kmも砂浜が続き、メインビーチと比べて人が少ないため静かな時間を過ごすことができるでしょう。ただし監視員がいないので、遊泳する際は十分に注意してください。また周りにはお店がほぼありません。
こちらも人が少なめのビーチ。ヌードOKと自由度が高く、リラックスする時間を重視している人が多いでしょう。また南端にはレックという人気サーフポイントもあります。
ヨガで心も体もリフレッシュ
ヘルシー志向のバイロンベイでは、体と心の健康に効果的なヨガが盛んです。世界中から生徒が学びに来る「バイロンヨガセンター」もあり、年齢性別関係なく愛されているアクティビティ。
ビーチでのヨガも格別の良さがあるでしょう。ぜひ聖地のヨガを体験してみてください。
ジョンソンストリートで散策
バイロンベイ市街地の中心部にあるジョンソンストリートには、洋服・雑貨・お土産・カフェ・レストランなどお洒落なお店がたくさん集まっています。
またアートで飾られた壁が多く、つい写真を撮りたくなる場所で溢れているので歩くだけでも楽しいですよ。
ファーマーズマーケット
食べるものにも気を遣う人が多いバイロンベイでは、自然食品で作られたスイーツやオーガニック野菜を販売する”ファーマーズマーケット”が盛んです。
毎週行われるような小規模のものもあるようですが、最大規模の「バイロンマーケット」は毎月第一日曜日に開催されています。
360を超えるお店が出店し、まるでお祭りのような賑やかさ。食品だけでなく、手作りのアクセサリーや衣料品も買うことができます。
ヒッピータウン ニンビン
バイロンベイから西側に車で約1時間ほどの山奥にあるニンビン。ヒッピー達が作り上げた小さな町です。ゆっくり回っても徒歩で1~2時間ほどで周りきれるでしょう。
ヒッピー特有のカラフルで独特なデザインの雑貨屋や洋服屋、自然食の飲食店などが楽しめます。一歩ニンビンに足を踏み入れると全く違う世界が広がり、ヒッピー文化に触れることができるので、ぜひ訪れてみてください。
Byron Bay(バイロンベイ)で食べたいグルメ
続いてはByron Bay(バイロンベイ)でおすすめのグルメをご紹介します。
オーガニックフード
バイロンベイの人達はオーガニックフードなど自然由来のものにこだわりがあるので、健康的なメニューがメインのカフェやレストランが多数あります。
ぜひインターネットやインスタグラムなどでオーガニックカフェやレストランを調べてみてください。写真映えするデザインのお店も多いですよ。
シーフードケバブ
バイロンベイのご当地グルメともされる「シーフードケバブ」。
一般的なケバブといえばお肉を使いますが、オーガニック文化のため、あっさりと楽しめるシーフードが人気なのです。新感覚のケバブを試してみてください。
バイロンベイコーヒー
バイロンベイの気候はコーヒー豆の栽培に適していて、絶品コーヒーの産地として有名です。加えてオーガニック栽培特有の風味やまろやかさが特徴。
コーヒー好きの人はぜひバイロンベイコーヒーを扱っているカフェで注文するか、お土産に買ってみてください。
また帰国後バイロンベイコーヒーが恋しくなった際は、BYRON BAY COFFEE COMPANYのオンラインショップで買うことができます。
https://too-easy-inc.myshopify.com/collections/byron-bay-coffee
さらに日本に実店舗を数店構えているので、近くに住んでいる方や旅行ついでに訪れてみてはいかがでしょうか。
【日本国内の実店舗情報】
BYRON BAY COFFEE COMPANY Japan
http://www.byronbaycoffeejapan.com/#shop
バイロンベイクッキー
バイロンベイクッキーは、グルテンフリーのクッキーでも有名で、世界中のヴィーガンやセレブリティからも愛されています。全てのクッキーは厳選された材料が使用され、現地の工場で丁寧に作られているそう。
オーストラリア内のデパートやギフトショップなどあらゆる場所でも買えたり、日本にいても正規輸入販売代理店であるザ・バイロンベイ・ストアで購入できます。
しかし、せっかくバイロンベイに行くなら、現地にあるByron Bay Cookies Gift Shopに行ってみてください。お土産にもおすすめですよ。
Byron Bay(バイロンベイ)観光のアドバイス
Byron Bay(バイロンベイ)に観光に行く際のアドバイスをいくつかお伝えします。
スリや置き引き
バイロンベイはのどかな小さな街なので治安はかなり良いとされていますが、人が混み合う有名観光地では注意をした方が良いでしょう。荷物から目を離さない、ポケットに貴重品を入れないなど基本的なことは警戒は大切です。
タクシー
バイロンベイ内のタクシー台数は少ないため、予約をするなど計画的に利用する必要があります。
配車アプリUberなどを使えば、手配も簡単でタクシーより値段を抑えられる場合があるのでチェックしてみてください。
物価が高い
バイロンベイはオーストラリア内でも物価が高いことで有名です。健康志向の富裕層の移住が増えたことが理由の1つと考えられるでしょう。
なるべく費用を抑えたいという方は、無料で楽しめるイベントやビーチでの時間をメインにするといいかもしれません。また食事はファーマーズマーケットの屋台や、テイクアウトの惣菜を活用すると節約できます。
オーストラリアのバイロンベイでヘルシーな時間を
バイロンベイは、自然がたっぷりでゆったりとした雰囲気が特徴的。シンプルで小さな街ですが、お洒落で洗練されたお店があり、周りを見渡せば緑やビーチなど絶景に囲まれています。
さらにはオーガニック食品が主流で健康的な考えが根付いている地域です。自然に触れ、のんびりとした時間をバイロンベイで過ごせば、極上のリラックス旅行になるでしょう。