イギリス留学はお金がかかる?!留学するメリット・デメリット、留学の種類や高校生留学する方法など徹底解説!

イギリス留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

本場で英語を学びたいという場合に、必ずといっていいほど候補に上がるイギリス。しかし、本当に自分にとって理想な国かどうか、留学に関する情報をもっと知りたいと思いませんか?

この記事ではイギリス留学を考えている人のため、メリット・デメリット、留学の3つのタイプ紹介、さらに高校生のイギリス留学について情報をお届けしましょう。

イギリス留学の基本情報

イギリスと言えばロンドン、王室、Big Ben、紅茶、アフタヌーンティ、ハリポタ、フットボール、ゴルフなどなど、国を代表するアイコンがいくつもあります。それらについてはいくらでも情報がありますので、本記事ではまず、イギリス留学について基本的な情報を紹介しましょう。

イギリスで学ぶときの選択肢は?

イギリスでの英語学習は小学生から入れるボーディングスクール(全寮制の学校)、高校、大学や大学院、語学学校など様々な受け入れ先があります。このため、学生だけでなく社会人もイギリスを選択することができます。

世界中から留学生が集まるイギリス

イギリス英語を求めて、日本だけでなく世界から留学生が集まる国がイギリスです。歴史ある英国の成熟した教育のシステムがある上、現地の比較的良好な治安もイギリスの人気を後押ししています。

ブリティッシュ・カウンシル

ブリティッシュ・カウンシルというイギリスの公的な機関があります。文化交流と教育機会を促進するための国際文化交流機関として様々な情報を提供しています。そのなかで、英国留学に関しても本国の公的機関としてサポートを行なっているのです。

ブリティッシュ・カウンシルには認定エージェント・カウンセラーというメンバーがおり、イギリスへ留学を希望する人々をサポートしています。

この機会に以下のリンクから、ぜひブリティッシュ・カウンシルをご覧ください。

ブリティッシュ・カウンシル(日本語):

https://www.britishcouncil.jp

British Council(英語):

https://www.britishcouncil.org

イギリス留学のメリット・デメリット

続けてみていくのは、イギリス留学のメリット・デメリットです。これらを知ることで、漠然と持っているイメージを確かなものにしていきましょう。

イギリス留学のメリット

歴史あるイギリスはその教育にかけても世界レベルを誇ります。ゆえに、質の高い指導と整った設備がある環境で学習することになります。

格式の高い国イギリスでの留学、もしかしたらカチカチに統制が取られた厳しい雰囲気のなかでのものになるのでは?と思う方がいるかもしれません。ところが、一旦現地に到着し生活を始めると思いがけず自由な雰囲気があることを感じるでしょう。

語学の授業も同様で、フレンドリーでリラックスした環境のなかで学習することになります。自由な発想で生徒が盛大限に実力を発揮できるような環境で本場のブリティッシュイングリッシュを学べることはイギリス留学の大きなメリットです。

また、大学や大学院でコースを取れば高く評価され、将来のキャリアオプションに大変優位となります。

このように、イギリス留学はスタート時点から将来のキャリアにまで、総合的にメリットがあると言えるのです。留学中に、お手軽にヨーロッパ旅行ができるのもおまけのメリットでしょう。

もちろん、イギリス国内で生活することで、英国文化そして多様性を肌で感じる貴重な経験をすることになります。英語を学ぶ者として、国際感覚を得るチャンスになります。

イギリス留学のデメリット

イギリス留学のデメリットは、やはりその費用の高さではないでしょうか?ロンドンで半年程度の留学をする際の目安は約380万円です。
アメリカやカナダと比較しても高くなります。ここのところの円安・ポンド高も日本からの留学生にとっては辛いところです。

例えば、日本食が恋しくなり、ロンドンでラーメン一杯いただくとすると10ポンドはくだりません(日本円で約1,900円)。

留学費用および滞在する間の生活費についてはしっかりと計画を立てる必要があります。

そしてもう一つデメリットと言えるのが、ビザの取得です。イギリスのビザ申請は他国と比べても厳格で競争率も高く、残念ながら、年々審査が厳しくなっています。求められる一定の英語力だけでなく資金証明などが必要になります。

このため、ビザが取得できるかどうか、申請のタイミング、どの程度の期間が必要かなど、最新の情報を得ることをおすすめします。渡英のための資金計画を立てても、ビザが降りなければ6ケ月以上の滞在は不可能になります。

イギリスが留学先ランキングで1位を獲得できないのはこの辺の理由と考えられます。しかし、イギリスで英語を学びたい!という人はやはりいます。事前の確かな準備によって、デメリットに対応すべきでしょう。

イギリス留学の種類

さて、ここではイギリス留学を以下3つの種類に分け、それぞれがどのような留学であるか紹介します。

短期留学

長期留学

ワーキングホリデー

短期留学

ひとつ目は「短期留学」です。短期留学は、1週間という短いものから1年に満たない期間(11ケ月間)での留学です。

2週間~4週間といった期間の短期留学パッケージプログラムでは、学生が休み期間だけでなく社会人も有給を利用してキャリアアップに活かすことができます。初めての留学であれば、短期から始めるのが良いでしょう。短期留学で充実した体験をすることで、次で紹介する長期留学またはワーキングホリデーへ進む可能性もあるでしょう。

なお、イギリスでは6ケ月未満の滞在ではビザ取得をせずに入国できます。しかし、ビザを取得しない場合、イギリスでは2025年1月8日から電子渡航認証(ETA/Electronic Travel Authorisation)の事前取得が必須となっていますのでご注意ください。

本ブログ「etaの申請方法ってどうするの?ESTA/ETAS/ETIASについても解説!」でも解説していますので、ぜひご一読ください。

https://nativecamp.net/blog/20241208_study_abroad_eta

長期留学

長期留学は1年以上の留学です。語学学校だけでなく、UK大学や大学院の学部で学ぶことも含まれます。ご存知のとおり、イギリスにはオックスフォード、ケンブリッジなど世界有数の大学があります。

筆者はイギリスで剣道道場を運営していますが、イギリスの大学で学ぶ日本人剣道家と出会うことがあります。各大学のコースで専門的に学ぶことはそれに見合った英語力が必要となります。

イギリスでは、年間でイースター、夏休み、クリスマスと数週間以上の長期休暇がありますので、集中した勉学、リラックスできる時間といったバランスの良い生活ができます。

ワーキングホリデー

イギリスではエントリークリアランスといったビザを取得しない限り、短期留学、長期留学の場合就業はできませんが、働きながら英語を学ぶという機会があります。それがワーキングホリデーです。

最長2年間まで滞在できるイギリスでのワーキングホリデーは申請時点で18歳~30歳未満であること、日常英会話レベル以上の英語力があること、Tier 5とされ、短期の就労を目的としたビザを取得する必要があることを押さえましょう。

なお、ワーキングホリデーではイギリスにおける就労時間、職種に制限はありません。日本の最低賃金が何年も伸び悩んでいる間、イギリスでは例えば21歳以上で時給11.44ポンド(約2,200円)が保証されています。

働いて収入を得ながら英語の勉強をしますが、もちろん就労先でも英語でのコミュニケーションが必要です。そういう意味では、英語を使う機会にさらに恵まれるのがワーキングホリデーと言えるでしょう。

高校生のイギリス留学

最後に、高校生がイギリスに留学というパターンについて紹介します。British Councilによれば、日本や欧州加盟国、その他数ヶ国は最長6ケ月間、旅行者としてビザなしで短期英語コースを受講できるとしています。後半、文部科学省による「トビタテ!留学JAPAN」も紹介しましょう。

夏休みがチャンス!高校生のイギリス留学

一年で一番長い休暇が夏休み。この休みを利用して日本の高校生がイギリスに英語留学します。文部科学省によれば、イギリスへ留学した高校生は約3,400人です(2019年)。そして、教育未来創造会議の第二次提言では、12万人を目標とするとしました。

高校生たちが夏休みを利用し、サマースクールや短期語学留学のプログラムに参加しているのです。費用は1週間あたり、330ポンド(約64,000円)と言われています。費用にはホストファミリーなどへの滞在費や空港~学校または滞在先間の送迎が含まれる場合があります。これらは各コースによって異なることがあり、最新の確かな情報を得る必要があります。滞在費を抑えたい場合は、ロンドンでない他の都市を選択するという方法があります。

トビタテ!留学JAPAN

筆者は2023年、2024年と続けて、英語を学びにきた高校生とご縁がありました。日本の高校で剣道部で活動しており、留学滞在中に我が道場で剣道をして国際交流をしたいということで連絡があり、彼らを受け入れをしました。1人は過去シンガポールへの留学経験を持ち、もう1人は初めての海外留学をイギリスに決めた男子です。

彼らが利用したのが「トビタテ!留学JAPAN」。トビタテ!留学JAPANとは、文部科学省による高校生・大学生を対象とした留学促進キャンペーンです。

トビタテでは、日本代表プログラムとして準備金と奨学金が用意されています。海外旅行保険といった保険、現地での交通費やお小遣いは自費負担です。応募者は増加、倍率は4倍となっています。様々な国別のガイドがウェブサイトに載っていますので、イギリス留学を考えている方はぜひ、以下をぜひご覧ください。

トビタテ!留学JAPAN(イギリス):

https://tobitate-mext.jasso.go.jp/countryguide/uk/

トビタテへの応募ですが、短期留学では英語能力や学校の成績など、長期留学では志望動機や面接、試験が行なわれる場合があります。

まとめ

イギリス留学は英語の本場でブリティッシュイングリッシュを学び、イギリスで生活を送るなかで様々な貴重な体験を得る素晴らしい機会となります。
メリットとデメリットを理解するとともに、ブリティッシュ・カウンシルやトビタテ!留学JAPANといった確かな情報をチェックすることをおすすめします。

筆者はイギリスに住んで19年、暮らしやすさ、人々のフレンドリーでリラックスしているところ、もちろん英語本場の国として、大好きな国イギリスで英語を学ぶことをおすすめします。

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