アメリカの主な空港は?有名な国際空港から、アメリカ国内移動に便利な空港まで!

アメリカ空港、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

みなさんは、アメリカに行ったことはありますか?
日本から遠く離れたアメリカに行くためには、陸でつながっているアメリカの隣国を経由しないかぎり、飛行機を使うことになりますよね。

そこで、今回の記事では、アメリカに数多くある空港のなかから、
日本からの直行便が就航している主な国際空港
や、国土の広いアメリカ国内を移動する際に便利な空港などについて、ていねいにわかりやすくご紹介していきたいと思います。

これからアメリカに旅行などで行こうと思っている方、留学や移住、駐在などでアメリカに長期滞在しており、国内を飛行機で移動する予定があるという方などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

アメリカにはいくつ空港がある?

国土のとても広いアメリカには、たくさんの空港があり、その数は約402にものぼると言われています。

アメリカは世界で最も空港数の多い国であり、「世界の繁忙400空港」のうち、約3分の2はアメリカにあると考えられています。

なお、航空業界から空港または飛行場として認識されている場所全体の数としては、約13,500にものぼります。
これらには、滑走路の舗装の有無は問わず、施設が閉鎖や廃棄されているもの、給油やメンテナンスが利用できない空港も含まれています。

飛行機は、国際線だけでなく、国内線での利用も多くされています。そのため、アメリカは「世界一の航空大国」とも呼ばれているんですよ……!

主な国際空港1:ジョン・F・ケネディ国際空港

ここからは、日本でも有名なアメリカの国際空港をいくつかご紹介していきたいと思います。まずは、ニューヨークにある「ジョン・F・ケネディ国際空港」です。

以下、空港の基本情報、市内へのアクセス方法、レストランやショッピングに便利な空港内施設などについて詳しくご紹介します。

空港の基本情報

ニューヨークの空の玄関口です。100近い航空会社が就航しています。
日本からは、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空が直行便を運行しています。

市内へのアクセス方法

空港からニューヨーク市内へは、タクシー、レンタカー、電車、バスなどで移動ができます。
また、シャトルバスもあり、各ターミナルにあるウェルカムセンター(案内所)では市内までの予約が可能です。

空港内施設

空港内には、各航空会社のラウンジのほか、カフェやレストランなどもあります。
たとえば、日本でも人気のハンバーガーショップである「SHAKE SHACK(シェイクシャック)」でフライト前の腹ごしらえをするのも良いでしょう。

主な国際空港2:ロサンゼルス国際空港

続いてご紹介するのがロサンゼルスにある「ロサンゼルス国際空港(空港コード:LAX)」です。

以下、空港の基本情報、市内へのアクセス方法、レストランやショッピングに便利な空港内施設などについて詳しくご紹介します。

空港の基本情報

ロサンゼルス国際空港は、ロンドンのヒースロー空港やドイツのフランクフルト空港、シンガポールのシンガポール・チャンギ空港などと並び、世界の主要なハブ空港として有名です。

70を超える航空会社が就航しています。日本からは日本航空(JAL)や全日空(ANA)、ZIPAIR、シンガポール航空などの直行便があります。
ロサンゼルスはもちろん、メキシコへ行く際の乗り継ぎにも便利な空港です。

市内へのアクセス方法

ロサンゼルス市内へは、メトロ(電車と路線バスを組み合わせたようなもの)、FlyAway(高速バス)、タクシー、配車アプリ、空港送迎などで行くことができます。
特にメトロは費用も抑えられるのでおすすめです。

空港内施設

空港はとても広く、ターミナルは全部で9つありますが、各ターミナル間にはシャトルバスが走っています。
日本からの直行便のほとんどが発着するトム・ブラッドレー国際線ターミナルには、スターバックスやバーガーキングといった有名なチェーン店もあります。

主な国際空港3:サンフランシスコ国際空港

次にご紹介するのが、サンフランシスコにある「サンフランシスコ国際空港(空港コード:SFO)」です。

以下、空港の基本情報、市内へのアクセス方法、レストランやショッピングに便利な空港内施設などについて詳しくご紹介します。

空港の基本情報

アメリカ国内83箇所以上、海外都市47箇所以上を結ぶ大きな空港です。アメリカ西海岸においては、先ほどのロサンゼルス国際空港に次ぐ大きさです。

日系2社(JAL、ANA)とユナイテッド航空、ZIPAIRが成田からの直行便を運行しています。フライト時間は約9時間半ほどです。

市内へのアクセス方法

サンフランシスコ市内へは、BARTと呼ばれる電車、SamTransと呼ばれるバス、タクシー、配車アプリ、空港送迎などが便利です。
BARTは高速鉄道であり、空港から市内まで乗り換えなしで行くことができます。

空港内施設

ターミナルは全部で4つ(国際線1つ、国内線3つ)あります。ターミナル間の移動は徒歩、または無料のエアトレインが便利です。

スターバックスなど、日本でもなじみのあるチェーン店のほか、お土産が買えるお店なども充実しています。
また、航空博物館やアートギャラリーといった観光施設もあり、時間をつぶす方法が充実しています。
ちなみに、北南米のベスト・エアポートに選ばれたこともあるんですよ!

主な国際空港4:シカゴ・オヘア国際空港

アメリカ第三の都市・イリノイ州シカゴ市にあるのが「シカゴ・オヘア国際空港(空港コード:ORD)」です。

以下、空港の基本情報、市内へのアクセス方法、レストランやショッピングに便利な空港内施設などについて詳しくご紹介します。

空港の基本情報

大規模な空港であり、アメリカの200近くの都市、世界60カ国以上との路線があります。旅客数も多く、2023年には7,300万人を超えています。
日本からは、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ユナイテッド航空が直行便を運行しています。国際線であるターミナル5に到着します。

市内へのアクセス方法

空港からシカゴ市内へは、CTAと呼ばれる電車、タクシー、配車アプリ、空港送迎が便利です。
CTAのブルーラインを使えば、シカゴ市内まで乗り換えなしで行くことができます。

空港内施設

免税店や飲食店のほかに、空港の目玉とも言えるのが空港内のいたるところで見られるパブリックアート
彫刻や絵画、壁画などが展示されていて、アートと音楽の街・シカゴの雰囲気を感じられます。

主な国際空港5:シアトル・タコマ国際空港

次にご紹介するのがシアトルにある「シアトル・タコマ国際空港(空港コード:SEA)」です。

以下、空港の基本情報、市内へのアクセス方法、レストランやショッピングに便利な空港内施設などについて詳しくご紹介します。

空港の基本情報

ワシントン州、シアトル市とタコマ市にまたがる空港です。日本からは、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、デルタ航空が直行便を運行しています。
シアトルはIT企業が多く集まるほか、シアトルマリナーズのホームグラウンド、チャイナタウン、シアトル航空博物館といった観光スポットもありますよ。

ハブ空港でもあり、アメリカの空港のなかでも特に混雑しやすいと言われています。チェックイン、保安検査などに時間がかかる場合もあります。

市内へのアクセス方法

市内までは、バスやタクシーのほかに、リンク・ライト・レールも便利です。ダウンタウンまで約30分で行くことができます。

空港内施設

免税店、ラウンジ、飲食店などのほかに、キッズプレイエリアや飛行機の展示などもあります。子ども連れでも楽しめるスポットが多くありますよ。

アメリカ国内移動に便利な空港

ここまで、アメリカの主要な国際空港をご紹介してきました。日本からの直行便があることもあり、みなさんが使う機会も多いかもしれません。

最後にここからは、アメリカの国内を移動する際に便利な空港をいくつかご紹介します。
アメリカは車社会でもありますが、車よりも速く移動できることから、飛行機の国内線利用もとても盛んです。

マイアミ国際空港

フロリダ州の都市、マイアミにある「マイアミ国際空港(空港コード・MIA)」空港です。国際線利用のほか、多くのアメリカ国内都市を結んでいます。
2025年1月現在、日本からマイアミ国際空港への直行便はないため、アトランタやシカゴ、ダラスなどで乗り継いで行くのが一般的です。

マイアミ市内から西に約8kmの位置にあり、アクセスしやすいのがポイントです。
また、空港内はとても広く、100近くのレストラン・カフェなどがあるので時間をつぶすにもうってつけです。

ハリー・リード国際空港

「ハリー・リード国際空港(空港コード:LAS)」はラスベガスにあります。2021年まではマッカラン国際空港という名称でした
こちらも2025年1月現在、日本からの直行便はないため、ロサンゼルスやサンフランシスコなどを経由するのが一般的です。
アメリカ各地の都市を結ぶ国内線が運行しています。

空港内にスロットマシンがあるなど、ラスベガスらしい雰囲気を感じられる空港です。

オーランド国際空港

オーランド国際空港(空港コード:MCO)は、フロリダ州にある空港です。フロリダ州では、先ほどご紹介したマイアミ国際空港に次いで大きい空港です。
ディズニーワールドに近い空港のため、日本からも利用する人が多いです。こちらも日本からの直行便はありません。

空港内には、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオなどテーマパークのお店もあり、待ち時間も楽しめます。

まとめ

今回の記事では、留学や旅行の渡航先としても常に人気が高いアメリカについて、日本からの直行便がある主要な国際空港や、アメリカ国内の移動に便利な空港についてご紹介していきました。

記事のなかでもご紹介したとおり、アメリカはとても広大な国土を持つ国のため、国内の移動にも飛行機が使われることがよくあります。
国際線だけでなく、国内線においても、スムーズな移動のためには、「どの空港を使うのか」がポイントとなります。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したアメリカの主要な国際空港について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。

アメリカ出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

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