世界三大がっかり名所とは?期待外れと言われる理由と楽しみ方を解説

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世界には知名度が高くて観光名所とされているのに、実際行ってみると「がっかりした」という声の多い観光地がいくつか存在します。

世界三大がっかり名所とは?」

「なんでがっかりと言われているの?」
「がっかりでも訪れたい魅力はある?」

今回の記事では、このような疑問を抱える方のために、世界三大がっかり名所の概要と「がっかり」と言われる理由、がっかり名所を楽しむためのポイントを紹介していきます。

本記事を参考に世界三大がっかり名所について理解を深め、旅行をより楽しいものにしてくださいね。

「世界三大がっかり名所」とは?各名所の概要

「世界三大がっかり名所」とは以下3つの観光スポットのことを指します。

・マーライオン(シンガポール)
・人魚姫像(デンマーク・コペンハーゲン)
・小便小僧(ベルギー・ブリュッセル)

誰もが一度は名前を聞いたことがあるような知名度の高いスポットばかりなので、意外に思う方も多いかもしれません。ここからは、それぞれの名所の概要を紹介していきます。

マーライオン(シンガポール)の概要

1つ目のがっかり名所はシンガポールにあるマーライオン像です。

マーライオンは頭がライオン、体が人魚という架空の動物を模したモニュメントで、マレーシアの王族が11世紀に目撃したと言われる動物がモデルになっています。

シンガポール王国内には計6体のマーライオンが存在しています。

その中で最も有名なのがマリーナベイサンズの向かいマーライオン公園に立つマーライオンで、こちらのマーライオンが「がっかり名所」とされています。

マーライオン公園のマーライオンは、高さ8.6mと存在感抜群。シンガポール最高峰のラグジュアリーホテルであるマリーナベイサンズをバックに水を吹き出す姿は、インスタ映えスポットとしても人気を集めています。

人魚姫像(デンマーク・コペンハーゲン)の概要

2つ目のがっかり名所はデンマークの首都コペンハーゲンにある人魚姫像です。

この人魚姫像はアンデルセンの童話「人魚姫」をモチーフに作られたもので、岸から離れた海上の岩に寂しげに腰掛ける姿が特徴的です。

この像は、「人魚姫」のバレエに感動した資産家が彫刻家のエドヴァルド・エリクセンに依頼して作られたものです。

人魚姫の頭部はバレエの主役を演じたエレン・プリースが、首から下はエドヴァルドの妻であるエリーネ・エリクセンがモデルと言われています。

人魚像は作られてから100年以上の歴史を持ち、その間幾度となく損傷と修繕を繰り返してきました。現在でも世界中から年間100万人を超える観光客が訪れる、コペンハーゲン屈指の観光名所です。

小便小僧(ベルギー・ブリュッセル)の概要

3つ目のがっかり名所はベルギーの首都ブリュッセルにある「Manneken Pis(マネケン・ピス)」。日本語では「小便(しょんべん小僧)」と呼ばれています。

日本でも多く見られる小便小僧ですが、その起源とされているのがブリュッセルの小便小僧です。

由来は諸説ありますが、反政府軍がブリュッセルを爆破しようとしたときに爆弾の導火線に小便をかけて消し、街を救った少年がいたという逸話が有力視されています。

ブリュッセルの小便小僧は、その少年の愛称から「ジュリアン坊や」と名付けられ、世界中から650着以上の服が送られるほど愛されています。

人魚姫像と同様、過去には幾度となく破壊や盗難の被害に遭ったため、現在建てられている像はレプリカです。

最初に制作された1619年から400年以上経った今でも人々に愛され、イベント時にはカラフルな衣装が着せられたり、水の代わりにビールが放水されたりと時期により異なる様相を見せています。

「世界三大がっかり名所」が「がっかり」な理由

どれも世界中から多くの観光客が訪れる観光スポットなのに、実際に訪れた人に「がっかりした」と言われるのはどうしてなのでしょうか?各名所の「がっかり」の理由を解説していきます。

マーライオンが「がっかり」な理由

マーライオンが「がっかり」と言われる理由はその立地にあります。

今でこそマリーナベイサンズを望むインスタ映えスポットにあるマーライオンですが、以前は内陸側のエスプラネード橋の奥にありました。

マーライオンが現在の位置に移転するまでは、マーライオンの顔はエスプラネート橋に遮られて観光客は見えなかったのです。

現在は見晴らしの良い水際に移動し、新しくかけられた桟橋によりその放水姿を見られるマーライオンですが、建設当初の立地の悪さが「がっかり」という印象を与えたのだと考えられます。

マーライオンが「がっかり」と言われている理由には、他に以下のようなものが挙げられています。

・ポンプの故障により頻繁に放水が中止していた
・知名度とは裏腹に小さい

シンガポールの美しい高層ビル街を背景に、豪快に水を吹き出す姿が印象的ですが、ポンプの故障により放水姿を見られないことがたびたびありました。

また、マーライオンの高さは約8.6mと決して小さくはないものの、同じく世界的観光地であるアメリカの自由の女神(46.4m)やブラジルのキリスト像(30m)に比べると存在感は劣ります。

とはいえ、現在では最大の問題であった立地の悪さは改善され、向かいのマリーナベイサンズとマッチした世界的なインスタ映えスポットとして「がっかり」のイメージは解消されつつあります。

人魚姫像が「がっかり」な理由

人魚姫像が「がっかり」と言われる理由はその小ささにあります。

人魚姫像の高さは約125cmと、小学生ほどの大きさしかありません。

同じく「世界三大がっかり名所」としてその小ささを指摘されているマーライオンでさえも8mを超える大きさであることを考えると、人魚姫像の小ささは否めません。

その他の「がっかり」ポイントとしては、以下のような声が挙げられます。

・足があり人魚らしさがあまりない
・工場地帯がバックにあり景観が悪い
・コペンハーゲン市内から1時間ほどかかりアクセスが悪い

コペンハーゲンの人魚像は、二本足の足首の辺りまでが人間で、魚のひれになっているのは足先のみ。そのため、「想像していた人魚と違ってがっかりした」という声があがっています。アンデルセン童話の「人間の足を手に入れた」という設定に基づいているとはいえ、イメージしていた人魚像と異なりガッカリするかもしれません。

また人魚姫像のバックには工場地帯があり、工場からの排煙や煙突が写真に写り込むことで幻想的な雰囲気を感じられないことも問題でしょう。

時間をかけてわざわざ行ったのに、「想像以上に小さくて足もはえていて、さらに景観も悪い」と、がっかりする人が多いようです。

小便小僧が「がっかり」な理由

ブリュッセルの小便小僧が「がっかり」と言われる理由は、コペンハーゲンの人魚姫像と同じくその小ささにあります。

小便小僧は、コペンハーゲンの人魚姫像をさらに下回る高さ56cmで、知名度の割にはスケールが小さすぎると言えるでしょう。

他の「がっかり」ポイントとしては、以下のような声が挙がっています。

・本物ではなくレプリカ
・小便小僧自体が珍しくない
・道が狭く観光地感がない

ブリュッセルの小便小僧は何度も落書きや盗難の被害に遭っており、現在建てられているものは当時の姿を模したレプリカであることから落胆の声が挙がっています。

また、小便小僧像は他にも多く建てられており、日本でもよく見かけます。ブリュッセルの小便小僧が本家本元だとしても、世界的な観光地としての特別感は薄いと言えるでしょう。

小便小僧はブリュッセルの小道の一角にあるため、特別な存在感や観光地感を感じにくい点も「がっかり」される一因です。

その小ささや盗難の歴史から「がっかり名所」とされるブリュッセルの小便小僧ですが、設立から400年以上経った現在でも、世界中から服が送られるなど多くの人々に愛されています。

「がっかり名所」を楽しむには?見どころを紹介!

「がっかり名所」と呼ばれる背景には共通して、「知名度が大きすぎる故に期待値が上がりすぎてしまった」ことが挙げられます。しかし、「せっかく近くまで来たのだから、一度は見ておきたい」と思う人も多いでしょう。

そこで「がっかり名所」を訪れる皆さんがより楽しめるように、各名所の見どころを紹介していきます。

マーライオンの見どころ

マーライオンの見どころは、特徴的なシルエットと圧倒的な写真映えです。

ライオンの頭部と人魚の胴体を持つマーライオンは、シンガポールの象徴でもあり、見た人に強烈なインパクトを残します。

また、世界的に有名なラグジュアリー・ホテルであるマリーナベイサンズを望む立地は世界屈指の「映えスポット」であり、世界中から多くの観光客が訪れています。

マーライオンとマリーナベイサンズというシンガポールを代表する2つのランドマークを一望できる絶好のスポットなので、シンガポールを訪れる際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

人魚姫像の見どころ

人魚姫像の見どころは、像が醸し出す悲しげな雰囲気と潮の満ち引きです。

岩に腰かけ悲しげにうつむく人魚姫像は、人間になりきれなかった人魚の悲壮感を繊細に表しています。

足先だけが鱗で覆われている特徴的な造形も、人魚から人間になりきれなかった姿という背景を知っておくと違った見え方になるでしょう。

普段は海上にある人魚姫像ですが、潮が引いたときには間近で見学できる点も見どころの一つです。

小便小僧の見どころ

ブリュッセルの小便小僧は、400年を超える長い歴史とイベントごとに異なる様相が見所です。

小便小僧が建てられてから400年間、幾度となく落書きや盗難などの被害に遭いながらも、多くの人に愛されてきました。

度重なる苦難を乗り越えて街の人々に愛されてきた長い歴史を知ることで、小便小僧への愛着を持って観察できるでしょう。

また、イベント時には世界中から送られてきた衣装を身にまとったり、水の代わりにビールを放尿したりと、さまざまな様相で楽しませてくれる点も魅力の一つです。

まとめ

本記事では、「世界三大がっかり名所」の概要と「がっかり」と呼ばれる理由について解説しました。

マーライオンは建設当時の立地の悪さから、人魚姫像と小便小僧はスケールの小ささから「がっかり」と言われることが多くありました。

しかし、「がっかり名所」と呼ばれようと、それぞれに魅力的な見どころがあり、今なお世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットでもあります。

マーライオンは世界的な写真映えスポットとして、人魚姫像は物語の悲壮感を感じられる名所として、小便小僧は苦労と愛されてきた歴史を感じる名所として、一度は訪れる価値のあるスポットばかりです。

本記事で「世界三大がっかり名所」に興味を抱いた方は、いつか現地を訪れてみてくださいね。

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