バンクーバーの気温と天候の特徴について知ろう!気温変化と旅行のポイント解説!

バンクーバー、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

バンクーバーに留学やワーキングホリデーなどでこれから滞在される方は、気温と天候が気になりませんか?

カナダというと寒いイメージがあるとは思いますが、どれぐらい寒いのか、逆に寒く無い時期はどれくらいあるのか。気候に合わせてどのような服を準備していけばいいのか、などなど、渡加前にある程度の特徴を知っておきたいですよね。

今回は、バンクーバーの気温の変化や気候の特徴、それぞれの季節に適した服装などについてまとめていきます。これからバンクーバーに向かう方は、参考にしてみてください。

季節ごとの気温変化

バンクーバーにも、日本同様に季節があります。ただし、バンクーバーの夏は短く、冬が長いという特徴があります。東京とバンクーバーの気候の特徴を、比較してみましょう。

東京とバンクーバーの天候の違い

まずは、東京とバンクーバーの気候の特徴についてです。

東京は夏に晴れ間が少なく雨の確率が高いです。特に夏はとても蒸すので、蒸し暑く過ごしづらい日々が続きます。冬になると晴れの日が多くなる一方で雨の日が少なくなります。

反対に、バンクーバーでは夏は晴れることが多く雨が少ないです。湿度があまり高くなく、蒸すことがほとんどないため、カラッとしていて不快指数は非常に低いです。

しかし、冬になると雨や雪、曇りがとても多いため、太陽に会える機会はあまりありません。降雪量にも注意が必要です。2月に雪の量が最も多くなる東京と違い、バンクーバーでは12月から1月にかけて降雪量のピークを迎えますが、その量は東京のピークの3から4倍にまでのぼります。

バンクーバーの夏は、東京の夏と比較して蒸し暑さがない分、比較的過ごしやすいです。ただし、日照時間が日本よりも長くなるので、日焼け対策などに気を配る必要があります。

反対に、冬は極端に日照時間が減ります。太陽にあたる時間が短いと、その分体調にも異常をきたす場合があるので、注意して過ごすように心がけてください。春と秋については東京とバンクーバーで気候に大きな差はありません。

東京とバンクーバーの気温の違い

東京とバンクーバーの平均気温の違いについてまとめます。年間を通じての気温の寒暖差は、バンクーバーと東京ではあまり大きな差はありません。けれども、全体的にバンクーバーの方が東京よりも寒いので、東京にいるよりも体感は常にやや寒い、と考えておくと良さそうです。

東京(最高) バンクーバー(最高) 東京(最低) バンクーバー(最低)
1月 9℃ 6℃ 3℃ 2℃
2月 10℃ 8℃ 3℃ 3℃
3月 13℃ 10℃ 6℃ 4℃
4月 18℃ 13℃ 11℃ 6℃
5月 22℃ 17℃ 16℃ 9℃
6月 25℃ 20℃ 20℃ 12℃
7月 29℃ 22℃ 23℃ 14℃
8月 30℃ 22℃ 24℃ 14℃
9月 26℃ 18℃ 21℃ 11℃
10月 21℃ 13℃ 15℃ 8℃
11月 16℃ 9℃ 10℃ 5℃
12月 12℃ 6℃ 5℃ 2℃

バンクーバーの気温と服装の準備

バンクーバーは東京と比較して気温が低いということが分かりました。では、どのような服装がバンクーバーには適しているのでしょうか。全体的には、東京で過ごす服装よりも常に寒さ対策をワンランク上げれば失敗はしづらいです。

ここでは改めて、季節ごとに準備しておいた方が良い服装について、説明していきます。

春のバンクーバーの服装

バンクーバーの春は、だいたい4月から6月の中旬にかけてやって来ます。

バンクーバーには桜の木が植わっている場所も少なくないので、4月には目でも春を楽しむことができますよ。4月のバンクーバーはだんだんと暖かくなってはくるものの、時おり雪が降ることもあります。そのため、冬用のコートの出番が残る時期となります。

5月になると、ようやく日本の春並みの気温になるので、長袖・長ズボンの上に一枚何か羽織るぐらいで調整すると良いでしょう。6月半ばまでは同じような服装で過ごせます。日本と比較して梅雨がないので、からっとした季節を楽しめます。

夏のバンクーバーの服装

バンクーバーの夏は、6月の中頃から9月中ごろにかけて訪れます。

バンクーバーを年間通してみて、夏は最も快適に過ごせる季節で、観光シーズンとしても人気が高いです。日照時間が長いので、22時ぐらいまで外が明るいので、観光を楽しんだり遊んだりするのに、もってこいのシーズンになっています。

この時期になると服装は日本の夏とあまり変わらない、半袖・半ズボンなどで過ごして問題ないです。

ただ、日本よりも日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めが欠かせません。湿度があまりなくカラッとしているため、日焼けが気になる場合は薄手の長袖で過ごしても不快指数はあまり高くないかもしれません。

太陽が出ていても、夜は冷え込むことが少なくないので、薄手の羽織ものも準備しておくと重宝できるでしょう。

秋のバンクーバーの服装

9月の後半から11月の上旬あたりまでが、バンクーバーでは秋になります。

秋になると気温が下がって雨や曇りが増えてきます。日本でも秋雨といって雨が多くなる季節なので、降水量が増える分には、大きな驚きはないかもしれません。

ただ、気を付けないといけないのは日照時間の急激な変化です。太陽の光をよく浴びた夏と異なり、晴れ間に遭遇する機会がぐっと減るので、身体だけでなく心の体調管理にも気を配りたい季節となります。

服装としては、日本の秋から冬の最初のあたりに着る服を準備しておくとよいでしょう。薄手のセーターやジャケット、薄手のコートの出番になります。11月には氷点下の気温に遭遇することもあり、冬用のコートが必要になります。なので、日本で過ごすときよりも早めに冬支度を始めておくのが吉です。

冬のバンクーバーの服装

バンクーバーは冬が長いので、11月の中旬から4月の前半までを冬と考えると良いでしょう。約半年間も冬が続くので、冬を乗り切る支度をきっちりとしておきましょう。カナダの中では、バンクーバーは比較的気温が高めなのですが、氷点下になる日もあります。

また、雨の日もとても多くなります。雨が降る分、実際の気温よりも体感温度が低く感じることもあると思います。

この長くて寒い冬を乗り切るには、手袋や帽子、マフラーといった防寒できる小物に加えて、厚手のセーターに冬用のコートをしっかりと準備しておきましょう。湿度は日本ほど低くなりません。

そのため、日本の冬に人気の機能性インナーは、日本にいる時と同じ効果を発揮できない可能性があります。そのため、機能性インナーに頼りすぎない防寒が大切になるのではないかと思います。

雨が多く降るので、撥水加工されているダウンジャケットなどがあると一番心強いと思います。

また、雪にも対応できるような靴底に滑り止めが付いているレインブーツがあると、安心です。降雪量が日本よりも多いため、ショートブーツよりも心持ち長いブーツの方が、雪が中に入りづらいので快適に過ごせると思います。

ホームステイや学生寮利用の場合の注意

バンクーバーへの滞在がホームステイや学生寮の場合、持っていく服の量に注意が必要です。日本と比較して、バンクーバーでは洗濯の回数が少ない可能性が高いです。

ホームステイを利用する場合、滞在する過程によって洗濯の頻度が異なりますが、週に一度しか洗濯をしない、という家庭も少なくありません。

また、学生寮に滞在する場合でも、洗濯の回数が規則で定められていることもあり、自由に自分の好きなタイミングで洗濯できない可能性があります。

そのため、バンクーバーに行く際には下着や肌着類は、一週間分持っていくことをおすすめします。足りなくなった分は現地で調達することも可能ですが、下着や肌着は日本人の体型やサイズに合ったものがすぐには見つからない可能性もあります。

反対に、上着や羽織ものなどは現地でも比較的簡単に調達することができます。サイズで悩む可能性も、下着と比較すると低いです。

そのため、もしも荷物のスペースに余裕がなく、どちらかを選ばないといけない場合は、上着ではなく下着を多く持っていくことを強くお勧めします。

バンクーバーの天気予報と旅行計画

ここからは、その日の行動や服装を左右する、バンクーバーの天気予報の見方と、バンクーバーに短期間旅行で滞在する方のための情報を少しばかりお伝えします。

バンクーバーの天気予報の見方

ここまでバンクーバーの平均的な気候のお話をしてきました。けれども、その日の服装だったり持ち物、行動範囲だったりを決めるのに一番大切なのは、その日の天気予報をきちんと確認することです。

けれども、現地の天気予報で「今日の最高気温は68度」なんて報道を見てびっくりしてしまうかもしれません。

実は、気温の表記には種類があります。日本で使用されているのは「摂氏」という表記です。これは、氷が水に変わる温度を0度、水が沸騰する温度を100度とする温度の考え方です。

一方、カナダで使用されているのは「華氏」という温度表現です。華氏では、氷が水に変わる温度を32度、水が沸騰する温度を212度として、その間を180分割して表現する方法です。

慣れていないと、非常にややこしいですよね。華氏の温度を摂氏の温度に変換するには「(華氏の温度-32)÷1.8」をすることで求められます。

摂氏は英語で「Celsius」なので、頭文字をとって「℃」と表現します。華氏は英語で「Fahrenheit」なので「℉」という記号を使います。

現地の天気予報で気温を確認する際には、どちらの記号を用いられているかをきちんと確認してから気温を判断してくださいね。

バンクーバーの旅行計画

バンクーバーへの旅行を計画している方の中には、どの季節に行くのが一番よいか、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。年間の中で旅行に最もオススメな季節は、断然「夏」です。

特に日本の梅雨シーズンであれば、梅雨も避けられる上にバンクーバーのもっともよい季節を楽しめるという、一石二鳥です。

ただ、折角のカナダなので、冬の季節を楽しみたい、という方もいらっしゃいますよね。

特に、ウィンタースポーツを楽しみたい方は、冬のバンクーバーを楽しみにされていると思います。カナダの中でもバンクーバーは比較的、冬が過ごしやすいので、カナダ国内の他のへに行くよりはバンクーバーがおすすめです。

しかし、日照時間が少なく、雨も多いのでそのような気候で具合が悪くなりやすい人は、事前に注意して旅行計画を立てるようにしてください。

まとめ

今回は、バンクーバーの気候についてお伝えしてきました。やはりカナダというだけあって、バンクーバーは寒いなと感じた方が多かったでしょうか。確かに、東京と比較すると年間を通してバンクーバーは寒いと思います。

ただ、日本と同じように四季もありますし、年間を通じての気温差も日本とあまり変わりません。また、湿度については日本と真逆なので、季節によっては非常に快適に過ごせると思います。

これからバンクーバーで長い時間を過ごされる方は、この記事を参考に万全の状態でバンクーバーへと旅立つ準備を進めていただければと思います。

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