「Such as」の意味とは?使い方を例文でご紹介

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現在、日常英会話レベルを目指して英語学習に取り組んでいる人やビジネス英語を学び始めた人は「such as」という表現に出くわすこともあるかもしれません。この「such as」という表現はフォーマル寄りの表現ですが、非常によく使われる表現で、日常会話の中でも出てくることがあります。

ですから、日常英会話レベルが最終目標の方でも、「such as」は意味を知っておくと、コミュニケーションで困ることが減るはずです。

この記事ではそんな「such as」という表現の意味や使い方をご紹介します。また、「such as」に似た表現もカジュアルなものも含め、いくつかご紹介するので、こちらを参考にすれば、英語表現の幅がまた一段と広がるはずですよ。

「Such as」の意味

まずは「such as」という言葉がどういう意味なのかを噛み砕いて解説します。「such as」という表現は「例えば〇〇などの××」という風に、何か(××の部分)について例を挙げる時に使える表現です。

I want to eat fruits such as oranges and apples.
オレンジやリンゴのような果物を食べたい

冒頭でも触れたとおり、「such as」はフォーマル寄りの表現ですから、厳密には、こういった文章で使われることはほとんどありません。これは、「such as」の意味をご紹介するためのシンプルな例として捉えてください。

Such asと同じはたらきをする表現は、他にもいくつかあります。特にカジュアルな会話の中ではsuch asよりも好んで使われる表現があり、実際に使っているという人もいるでしょう。

ですから、「such as」はフォーマル・ビジネスシーンや、メールや手紙などの文章で例をリストアップするときなどに限定して使うバリュエーションとして覚えておくことをおすすめします。

「Such as」の使い方

「Such as」は例を示すための表現だというのは上記のとおりです。ですが、such asで例として挙げられるのは、名詞に限ります。つまり、such asのあとには基本的には名詞(もしくは動名詞)がくるのです。

また、「such as」を使った文章を日本語に訳すと、「例えば〇〇のような××」のように具体例の方が先にくるのですが、英語でsuch asを使う場合は、具体例の方が後にくるというルールもお忘れなく。

There are many English-speaking countries such as the UK, the USA, Australia, New Zealand, and Singapore.
例えばイギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなど英語圏の国は多いです

こちらの例文では、英語圏の国の例として、イギリスなどの国を挙げています。「Such as」の使い方としては、オーソドックスな形ですね。これが基本形となりますから、まずはこの形を覚えましょう。

I have various hobbies, such as playing the piano, learning languages, and watching movies.
例えばピアノを弾いたり、語学を学んだり、映画を観たりなどといった、いろいろな趣味を持っています

こちらは動名詞を使った例文です。基本的には例文1の形と変わりなく、単に名詞ではなく動名詞を使っているだけなので、こちらも覚えやすいのではないでしょうか。動名詞を具体例として示したい場合もあるかもしれませんから、この形も覚えておくことをおすすめします。

I learned basic English adjectives today such as beautiful, cold, nice, and scary.
今日はbeautiful、cold、nice、scaryなどの基本的な英語の形容詞を学びました

前述のとおり、「such as」のあとには基本的には名詞が来るのですが、この例文のように形容詞自体の具体例を挙げるときには、such asのあとに形容詞がつきます。ただしこのsuch asのあとにくっついている形容詞は、形容詞の名前を挙げているため、文法的には名詞句となるのです。動詞のing形をこの形で使うと、動名詞となるのと同じことですね。

また、この例文のように、such asの前に具体例を挙げる対象とは異なる単語が来る場合もあります。しかし、あくまで語順ルールの影響でそうなっているだけで、上記の場合も「such as」がかかっている単語は「today」ではなく、「basic English adjectives」の方です。

He is good at sports such as tennis.
彼は例えばテニスなどのようなスポーツが得意です。

ここまでの例文では「such as」のあとに複数の具体例をくっつけていましたが、実はこの例文のように具体例は1つでも問題ありません。ただし、「such as」を使って具体例を表しているときには、そこにリストアップしていないものもあることに注意しましょう。

つまり、例文の場合だと、彼が得意なのはテニスだけではなくスポーツ全般、もしくはテニスに似た球技全般かもしれません。

このことは例文1を見返してみるとわかりやすいかもしれませんね。例文1では英語圏の国を具体例としていくつか挙げていますが、実際には他にも英語圏の国はあります。

「Such as」に似た表現

ここまでご紹介した「such as」は比較的覚えやすく、使いやすい表現なのではないでしょうか。ただし、「such as」はフォーマル寄りの表現のため、仲良しのお友達と話すときなどにはあまり実用的ではありません。

また、常に「such as」ばかりを使っていても、英語表現に幅が出ませんよね。そこでここからは、「such as」に似た表現の中でも、日常英会話の中で使いやすい表現をピックアップし、例文とともにご紹介します。

Like

「Such as」とほぼ同じ意味になる「like」は「~のような」という意味の単語です。こちらはとてもカジュアルな表現ですから、日常会話の中で使いやすいでしょう。また、シンプルな単語なので覚えやすいですよね。

I want to eat fruits like oranges and apples.
オレンジやりんごのようなフルーツが食べたい

この文章はカジュアルなフレーズですから、「such as」を使うよりも「like」を使った方がしっくりきます。「such as」と配置も同じなので、覚えやすいですよね。

For example

こちらの単語はおそらくみなさんご存知でしょう。「たとえば」という意味の表現ですが、こちらも「such as」に似た表現として使えます。

There are many English-speaking countries. For example the UK, the USA, Australia, New Zealand, and Singapore.
英語を話す国はたくさんあります。例えば、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどです。

この例文では、ピリオドで文章を区切っていますが、カンマで区切る方法でも問題ありません。また、「for example」は日常英会話の中でもよく出てくるので、この使い方も日常会話の中で使いやすいでしょう。

まとめ

今回ご紹介した表現は、メインでご紹介した「such as」も含め、日常英会話レベルで非常によく使われる表現です。

ですから、ネイティブキャンプを活用して、講師たちと一緒にたくさん練習するのがおすすめ。どの表現も使いこなせるようになれば、英語で表現したいことの幅が広がることでしょう。

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