セブの教会巡り！フィリピンに来たら訪れたいオススメの教会 - ネイティブキャンプ英会話ブログ

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東南アジア屈指のリゾート地であるセブ島。日本から飛行機で5時間ほどと気軽に行けるため、旅行先や留学先として人気です。セブ市には、多くの教会があることを知っていますか？

そこでこの記事では、セブ島にある美しい教会を一挙紹介します！おすすめの寺院もまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

フィリピンはキリスト教カトリックの国？
セブ島でおすすめの教会3選
こちらも訪れたい！セブのおすすめ寺院 / 教会
まとめ

フィリピンはキリスト教カトリックの国？

フィリピンは、キリスト教カトリックの国です。アジアで最もカトリックの信者数が多い国の一つで、国民のおよそ80%がカトリック、10%がその他のキリスト教を信仰しています。また、アジアでは唯一、国教をキリスト教に定めている国でもあります。

この背景には、歴史的な要因が関わっています。フィリピンは300年以上の間、スペインの植民地でした。この期間中、スペインの宣教師がキリスト教を布教し、フィリピン社会に根付かせました。

現代のフィリピン社会においてもキリスト教の影響はとても強く、多くの人々が日曜日に礼拝に参加し、ショッピングモールでも毎日1日2〜3回、1分間の祈りのアナウンスが流れます。

特にセブ島は、フィリピンでキリスト教が最初に伝来した地の一つであることから、歴史的なカトリック教会や他のキリスト教の教会が多数点在しています。

次章では、セブ島にあるおすすめの教会を詳しく紹介していきますね。

セブ島でおすすめの教会3選

セブ島でおすすめの教会は、以下の3つです。

・シマラ教会
・サント・ニーニョ教会
・バージン・デラ・レグラ国立聖堂

それぞれ詳しく紹介します。

シマラ教会

シマラ教会（Simala Parish Church）は、セブ州にあるバロック様式のカトリック教会で、セブ市内から車で2時間ほどの距離に位置しています。

この教会は、中世ヨーロッパのお城を再現したような美しい外観が特徴。壮麗な装飾や彫刻、バロック様式の建築が見事に広がっています。また、シマラ教会は「奇跡が起こる教会」としても有名で、シマラ教会にいる聖母マリア様に祈りを捧げると奇跡や願いが叶うと言われています。

シマラ教会は入場無料ですが、ドレスコードがあります。袖のない服やショートパンツなどの服では入場できないため、注意しましょう。

サント・ニーニョ教会

サント・ニーニョ教会（Sto. Nino Church）は、マクタンセブ国際空港から車で約40分、アヤラモールからは約20分の距離に位置しています。正式名称は「バシリカ・ミノーレ・デル・サント・ニーニョ」（Basilica Minore del Santo Niño）です。

この教会は、1565年のスペインの植民地時代に建設されました。フィリピンで最も古いキリスト教の聖地として知られ、セブ地域だけでなくフィリピン全体で有名です。

連日、多くの信者や観光客で賑わっています。特に、毎年1月に開催される「シニュログ・フェスティバル」（Sinulog Festival）では、混雑が激しくなるため、観光の際は十分な注意が必要です。

サント・ニーニョ教会は入場無料ですが、ドレスコードがあります。袖のない服やショートパンツなどの服では入場できないため、注意しましょう。

バージン・デラ・レグラ国立聖堂

バージン・デラ・レグラ国立聖堂（Virgen dela Regla National Shrine）は、マクタン島ラプラプ地区に位置する教会です。

この教会は、バロック様式の美しい外観で、青と白を基調としています。聖堂内には聖母マリアの像が祀られており、多くの信者がその前で祈りを捧げます。

他の教会に比べると、バージン・デラ・レグラ国立聖堂は観光客が少ない傾向です。ただし、日曜のミサには多くの信者が訪れるため、混雑が予想されます。また、スリが発生することもあるため、訪れる際には注意が必要です。

入場は無料ですが、適切な服装で訪れましょう。

こちらも訪れたい！セブのおすすめ寺院 / 教会

セブには他にもおすすめの寺院や教会が多数あります。セブを訪れた際には、ぜひこちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。

タオイスト・テンプル

タオイスト・テンプル（Taoist Temple）は、セブ市にある中国風の道教寺です。道教とは、中国三大仏教（仏教・儒教・道教）の一つです。立地は、アヤラモールから車で約30分の距離に位置しています。

建物や庭園は中国の伝統的な建築様式に基づいており、中国の寺院の雰囲気を感じられることが特徴です。寺院内部には、仏像や聖典、中国の宗教文化に関する展示物があります。また、庭園には美しい景観や池があり、静かな雰囲気の中で散策することができます。見晴らしが大変良いこともポイント。天気の良い日にはセブ市内を一望できます。

入場料はかかりませんが、訪れる際には適切な服装や行動を心がけるようにしましょう。

マゼランクロス

マゼラン・クロスは、セブ市にある歴史的な記念碑です。アヤラモールから車で約20分、マクタンセブ国際空港から車で約50分の距離に位置しています。

マゼラン・クロスは、探検家であるマゼランが1521年にセブ島を訪れた際、記念として建てられました。八角形の礼拝堂の中央に十字架が据えられており、天井にはキリスト教の洗礼の場面が描かれています。

マゼラン・クロスは入場無料で自由に出入りができます。すぐ側にはサント・ニーニョ教会があるので、併せて観光しても良いでしょう。

レア寺院

レア寺院（Temple of Leah）は、セブ市内から車で約20分の山の中腹に位置しています。近年建設された新しい寺院で、今もなお建設中です。

この寺院は、セブで有名な実業家が愛する妻であるリア（Leah）のために建て始めました。彼女は53歳で亡くなり、その愛と永遠を記念するために建設が始まったのです。

寺院は古代ローマの建築様式を取り入れており、美しい建物や彫刻、庭園が特徴です。中には、リアの彫像や写真が展示されています。また、高台に位置しているため、セブ市の景色や周囲の山々を眺めることができるのも魅力の一つです。

セブ・シティ・フィリピンズ・テンプル

セブ・シティ・フィリピンズ・テンプル（Cebu City Philippines Temple）は、マクタンセブ国際空港から車で約30分の距離の小高い丘に位置しています。

この神殿は、フィリピンに2つある末日聖徒イエス・キリスト教会の一つ。末日聖徒イエス・キリストとは、世界中に1700万人以上の会員を持つ宗教組織です。

静かな雰囲気に包まれた神殿は、"平和と安らぎの場所"と称されています。神殿の最上部には「天使のモロニ像（エンジェルモロニ）」が飾られており、その特徴的な存在感が目を引きます。

神殿内や敷地内には、教会会員のみが入場できます。一般の観光客は外観のみを鑑賞することができます。

セブメトロポリタン大聖堂

セブ・メトロポリタン大聖堂（Cebu Metropolitan Cathedral）は、マクタンセブ国際空港から車で約30分の距離に位置しており、サントニーニョ教会から徒歩圏内にあります。

この大聖堂は、セブ市におけるカトリック信仰の中心地であり、信者や観光客の間でとても人気があります。外観は真っ白で、石造りの壁や尖塔が特徴です。内部には、美しい彫刻やステンドグラスがあり、豪華な装飾が施されています。また、セブ大司教（セブで最も敬意のある聖職者）が在籍していることでも有名。毎日多くの信者が礼拝に訪れ、毎週のように挙式が行われています。

セブメトロポリタン大聖堂は、セブ市内で最も印象的な建造物の一つであり、セブの象徴的な観光名所の一つとして知られています。