「セブ島の大学留学は、どんな魅力がある?」
「学費や生活費はどのくらい?」
英語を学びながら異文化を体験できるセブ島の大学留学は、リゾート地ならではの環境やリーズナブルな学費が魅力です。
本記事では、セブ島に大学留学するメリット・費用・生活環境について詳しく解説します。
また大学選びや準備のポイントも紹介するので、最後まで読めば、あなたにとってセブ島の大学留学が最適かわかるはずです。
ぜひ参考にしてください。
セブ島の大学留学の魅力とは?
セブ島の大学留学は、勉強と多彩なアクティビティで充実した学生生活を送れるのが魅力です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
リゾート地ならではの解放感がある
セブ島の大学留学は、勉強も観光も楽しめるのが魅力です。
セブ島はフィリピン中部に位置する南北に長い島で、透明度の高い海と豊かな自然に囲まれています。
リゾート地として有名で、週末にはアイランドホッピングやマリンスポーツなどのアクティビティを気軽に楽しめます。
また観光地や飲食店が多く、日本食レストランも豊富です。
フィリピンの食文化を楽しみつつ、慣れ親しんだ味も楽しめます。
セブ島は勉強と観光を両立できる環境が整っているため、授業が終わった後にリフレッシュしやすく、オンとオフを切り替えやすいのが特徴です。
学生生活を充実させたい方に、ぴったりの留学先でしょう。
留学費用が安い
セブ島への留学は、欧米や日本の大学に比べて費用を抑えられます。
セブ島の公立大学の費用は年間20,000円~150,000円ほど、私立大学でも100,000円~400,000円ほどです。
大学によって幅はありますが、全体的に見ても費用が安いのが特徴です。
さらに、家賃や食費などの生活費も日本より安いため、予算を抑えつつ留学生活を送ることができます。
留学にはビザ申請費や渡航費などの諸費用がかかりますが、低コストで海外の大学生活を経験したい方にとって、セブ島はおすすめの留学先です。
日本からのアクセスが便利
日本からセブ島までは直行便が運航されているため、海外旅行に不慣れな方でも負担なく移動できます。
乗り継ぎの必要がなくフライト時間も5時間ほどのため、到着後すぐに大学見学や留学生活の準備を始められるのが魅力です。
また短期留学を検討している方にとっては、渡航しやすい環境は大きなメリットです。
セブ島へのアクセスの良さは、海外留学の安心材料になるでしょう。
主要な大学とその特徴
セブ島で主要大学といわれるのは、次の3つです。
・University of San Carlos(サン・カルロス大学)
・University of Cebu(セブ大学)
・University of San Jose-Recoletos(サンホセ大学)
自分に合った大学を見つけるために、前もって大学の特徴をしっかりと把握しておきましょう。
University of San Carlos (サン・カルロス大学)
1595年に創立された長い歴史を持つサン・カルロス大学は、フィリピンのなかでも歴史ある大学の一つとして知られています。
保育園から大学までの一貫校であり、教育・ビジネス・看護・工学・建築などの多彩な学部を学べる総合大学です。
セブ島にある大学のなかでも学費が高めに設定されているため、富裕層の学生が多いといわれています。
しかし、充実した環境や専門性の高い指導が期待できることから、教育レベルの高さを重視する方におすすめです。
University of Cebu(セブ大学)
セブ大学 は1964年に弁護士グループによって設立された私立大学で、ビジネスや法律分野のほか、多岐にわたる学部があります。
観光・教育・工学・情報技術・看護・薬学・美術・建築など約30にも及ぶ専攻があり、保育園から大学までを運営しています。
多国籍の学生が集まっているため、国際的なネットワークを築きやすいでしょう。
授業料は80,000円~と安く、学費を抑えながら充実した学びを得たい方におすすめです。
University of San Jose-Recoletos(サンホセ大学)
歴史と伝統を誇るサンホセ大学は、カトリック系の私立大学です。
セブ島内でも知名度が高く、教養・社会科学・工学・言語・理学・医療・保健・情報科学など幅広い学部を設けているのが特徴です。
一方、男子のひげや長髪禁止、女子のミニスカート禁止など校則に厳しいところもあります。
真剣に勉強したい方にはおすすめの大学です。
留学にかかる費用と生活費の目安
留学を検討するときに、大きな判断材料となるのが費用です。
ここでは、セブ島の大学費と生活費の2点を詳しく解説します。
セブ島の大学費
フィリピンの大学は基本的に4年制で、入学費と授業料が必要です。
費用は大学や学部によって異なりますが、以下が目安の費用です。
費用の内訳 | 金額 | |
入学費用 | 15,000円前後 | |
授業料 | 公立大学 | 年間20,000円~150,000円 |
私立大学 | 年間100,000円~400,000円 |
日本の大学は国立・公立では年間500,000円ほど、私立の場合は年間800,000円〜1,000,000円ほどかかります。
セブ島の大学費用は、日本と比べても圧倒的に安いのが特徴です。
セブ島での生活費
セブ島の生活費は、住む場所や食事のスタイルによって異なります。
家賃はアパート・コンドミニアムのどちらを選ぶかで大きく異なりますが、16,000円~40,000円ほどが一般的です。
水道光熱費は月4,000円~5,000円ほどです。
また食費は30,000円~50,000円ほどで、自炊すればさらに節約が可能です。
生活費をうまく管理すれば、日本での一人暮らしと比べても費用の負担は感じにくいでしょう。
その他費用
大学留学には学費や生活費のほかにも、追加費用が発生します。
留学に必要な費用をまとめました。
諸費用 | 内容 | 金額 |
渡航費 | 往復のフライト費用 | 約60,000円~ |
海外留学保険 | 半年~1年間の場合 | 約60,000円~270,000万円 |
ビザ延長費 | 30日以上の留学の場合は、ビザの延長手続きが必要 | 期間によって変わる |
外国人登録証 (ACR-I) |
59日以上フィリピンに滞在する外国人に取得が義務付けられている | 約9,800円 |
移民通関証明証 (ECC) |
半年以上フィリピンに滞在する人が、ビザ延長や犯罪歴の有無などを証明するために必要な出国許可証 | 約6,624円 |
海外留学保険は補償内容に応じて変動しますが、万一に備えて加入が必須です。
また、外国人登録証(ACR-I)もセブ島に60日以上の滞在する場合には取得が義務付けられています。
半年以上滞在する場合は移民通関証明証(ECC)も発行しなければ出国できないため注意が必要です。
費用と必要書類を事前に確認しておけば、スムーズに大学留学を始められるでしょう。
セブ島での学生生活:住環境と日常生活
ここでは、セブ島での学生生活を詳しく紹介します。
セブ島ならではの魅力に加え、注意点も解説するので参考にしてください。
物価が安い
フィリピンの物価は日本と比較すると1/3程度といわれています。
食費・日用品・観光の物価は以下が目安です。
・ミネラルウォーター:20ペソ(約46円)
・レストラン:50ペソ〜(約115円)
・高級レストラン:500ペソ〜(約1150円)
・シャンプー:150ペソ〜(約153円)
・マッサージ:300ペソ〜(約690円)
上記のように、日本と比べて格段に安い価格で生活できます。
特に食費や日用品は財布に優しく、節約しながらセブ島の生活を楽しめるでしょう。
おしゃれカフェが多い
セブ島はリゾート地としてだけでなく、おしゃれなカフェが多い地域としても人気です。
欧米スタイルの内装を取り入れた店舗や、自家焙煎のコーヒーを楽しめる本格派のカフェもあります。
現地の若者や留学生同士が気軽に情報交換をするコミュニティの場になっているため、友人や学習仲間を見つけるきっかけにもなるでしょう。
リラックスしながら勉強に没頭できる環境が整っているのは、セブ島ならではの魅力といえます。
アクティビティも豊富
セブ島の魅力はやはり、美しい海でのアクティビティです。
シュノーケリングやダイビングはもちろん、アイランドホッピングで無人島を訪れるツアーも人気です。
日常の学習を頑張ったぶん、週末や長期休暇でレジャーへ出かければ一気にリフレッシュできます。
海だけでなく、少し離れれば山岳地帯のトレッキングや滝めぐりなど、自然を満喫する方法は多いです。
日本では得がたい体験がセブ島には多いため、学業と観光を両立しながら忘れられない経験ができるでしょう。
交通手段はタクシーがおすすめ
セブ島ではジプニーやバスなどの公共交通機関もありますが、初めて訪れる人はタクシーを利用するのがおすすめです。
タクシーの初乗りは40ペソ(約103円)ほどで、エアコン付きの車内で移動できるので快適に過ごせます。
ただし、ぼったくりの被害もゼロではないため、乗車時にはメーターをしっかり確認して被害にあわないよう注意しましょう。
旅行者や留学生向けの割高料金を提示されるケースもあるため、怪しいと感じたら別のタクシーを利用しましょう。
夜の行動には注意する
セブ島はフィリピンのほかの地域と比べて治安がよいといわれていますが、それでも夜間の一人歩きはリスクをともないます。
観光客が多く集まるエリアではスリ被害にあうこともあるため、早めの時間帯に移動を済ませましょう。
スマートフォンや財布などの貴重品は最小限の持ち歩きにとどめ、必要以上に大金を持ち歩かないよう注意が必要です。
安全に配慮すれば、セブ島の夜の雰囲気も楽しめるはずです。
留学前の準備と注意点
セブ島への大学留学を成功させるには、事前の準備が大切です。
必要な持ち物や手続きに加え、現地での生活をスムーズに始めるためのポイントを押さえましょう。
ここでは、具体的な準備を解説します。
留学前の準備
留学する大学を決める際は複数の大学を比較し、勉強したい学部・学費・校風に合った大学を選ぶことが大切です。
希望する大学が決まったら、以下の準備をしましょう。
・大学入学に必要な書類をそろえる
・受験
受験は書類審査だけでなく、英語試験や面接が求められる場合もあります。
事前に募集要項を確認し、必要な対策をおこないましょう。
また、自力で手続きを進めると時間や手間がかかるため、留学エージェントを利用するのも一つの方法です。
余裕のある計画を立て、スムーズな留学準備を進めましょう。
留学準備の注意点
留学準備の際には、注意すべきポイントがいくつかあります。
・航空券の手配
フィリピンに入国するときは30日以内に出国する航空券の提示が求められるため、往復の航空券を準備しましょう。
・パスポートの有効期限
フィリピンの入国には6か月以上の有効残存期間が必要とされているため、期限切れにならないよう注意しましょう。
・海外旅行保険への加入
現地の医療費は高額になる場合があるため、万一の事態に備えておくと安心です。
・英語学習
留学前に基礎的な英語力を身につけておくと、大学の授業や現地での生活をスムーズに進められます。
オンライン英会話を活用し、リスニング力や簡単な日常会話の習得を意識するとよいでしょう。
万全の状態でセブ島留学をスタートできるよう、計画的に準備を進めましょう。
まとめ
本記事では、セブ島の大学留学のメリット・費用・生活環境について紹介しました。
主なポイントをまとめます。
・セブ島の大学は学費が安く、日本の大学と比べて負担を減らせる
・観光と勉強の両立がしやすく、リフレッシュしながら学習を続けられる
・日本からの直行便があるためアクセスがよく、海外が初めての方でも安心
・セブ島での生活費は比較的安いため、生活次第では節約できる
セブ島の大学留学は、費用・学習環境の両面で多くの魅力があります。
セブ島は、手頃な費用で質の高い学びを得られる環境が整っているため、興味のある方は大学を選ぶところから始めましょう。
セブ島での経験を通じて新しい視野を広げ、充実した大学生活を送ってください。