アメリカ旅行必見!本場のドーナツチェーン7選!全米の定番から最新トレンドまで

チョコやピンクのアイシング、カラフルなトッピングが施された多様なドーナツが並ぶ

アメリカ旅行で本場のドーナツチェーンを巡ると、日本では味わえない感動が待っています。

「ミスド」しか知らなかった私が初めてアメリカでドーナツを食べたとき、サイズと甘さにノックアウトされました。

この記事では、全米で愛される老舗から話題の新興ブランドまで、厳選したドーナツチェーン7選を紹介します。レジでの注文に使える英語フレーズもまとめましたので、旅行前の予習にご活用ください。

アメリカが誇る究極のソウルフード!ドーナツ文化の魅力

アメリカのドーナツは、おやつの枠に収まりません。朝食、差し入れ、深夜食、お祝いの席。生活のあらゆる場面にドーナツが溶け込んでいます。

まずは全米にドーナツ文化が根付いた歴史と、日本との決定的な違いから見ていきましょう。

なぜこれほど愛されるのか?全米に根付くドーナツの歴史

ドーナツがアメリカの国民食になった背景には、戦争が深く関わっています。

19世紀にオランダ系移民が持ち込んだ揚げ菓子が原型とされますが、転機は第一次世界大戦でした。救世軍のボランティア女性たちが前線の兵士にドーナツを配り、帰還兵が故郷であの味を求めたのです。それから各地に専門店が次々と生まれました。

1950年代になると、車社会の爆発的な広がりが追い風になります。ドライブスルー付きのショップが街道沿いに並び、コーヒーとドーナツが通勤途中の朝食として完全に定着しました。

ここまで愛される理由を以下に整理しました。

・片手で食べられる手軽さがあり、忙しい朝の5分間に最適
・1個1〜3ドルという価格の安さで、毎日買っても財布に優しい
・フレーバーの多様性があり、グレーズド・チョコ・クリーム入りなど選びきれないほど
・1ダース買いの差し入れ文化で、職場に持っていくとヒーローになれる

私がニューヨーク滞在中に驚いたのは、月曜朝に必ず誰かがダンキンの箱を抱えてくる光景でした。ドーナツはアメリカ人にとって、コミュニケーションツールの1つでもあるのです。

驚きのサイズと甘さ!日本とは一線を画す本場のこだわり

アメリカのドーナツは、日本の1.3〜1.5倍のサイズが標準です。

初めて手に取ったとき、「これ本当に1個分?」と聞き返したくなります。そして一口かじると、砂糖衣の上にさらにチョコレートやメイプルシロップを重ねた甘さが口いっぱいに広がります。

日本のスイーツの繊細さとは、まるで別の食文化です。

項目 日本 アメリカ
直径 約7cm 約11cm(16cmもある)
甘さ 控えめで繊細 砂糖たっぷりの濃厚さ
価格(1個あたり) 150〜250円程度 1〜3ドル(約150〜450円)程度
主に食べるシーン おやつ・軽食 朝食・間食・差し入れ

日本との比較でもうひとつ伝えたいのが、ダズン買いの感覚です。ミスドで10個入りの箱を持ち帰る人はなかなかいませんが、アメリカでは当たり前。みんなで箱を囲み、好きな味を取り合う時間は格別です。

正直なところ、甘いものが苦手な人には2個目がつらいかもしれません。ただ、熱いブラックコーヒーと一緒なら、不思議と3個目に手が伸びます。

全米の日常を支える!絶対に外せない老舗チェーン4選

アメリカのドーナツチェーンには、東海岸と西海岸で明確な違いがあります。旅行先によって出会えるブランドが違うのも面白いところです。

ここでは、長年にわたって全米の朝を支えてきた老舗チェーンを、エリアの特徴とともに紹介します。

ダンキン|東海岸の圧倒的シェアを誇る国民的ショップ

アメリカでドーナツチェーンといえば、真っ先に名前が挙がるのがダンキンです。

全米に約9,500店舗以上を展開し、特にボストンやニューヨークでは3ブロックに1軒あるのではと思うほどたくさんあります。

1948年にマサチューセッツ州クインシーで「オープン・ケトル」として創業し、1950年に「ダンキンドーナツ」に改名。2019年にブランド名を「ダンキン」に短縮しました。コーヒーやサンドイッチの売上比率が高まり、もはやドーナツ屋の枠に収まらなくなっています。

私の個人的な推しはボストンクリームです。ずっしり重くて食べごたえがあり、朝食をこれ1個とコーヒーで済ませる現地の生活スタイルに妙に納得しました。

東海岸を旅行するなら、通勤ラッシュの時間帯にダンキンを訪れてみてください。地元の人たちが無言で列を作り、手際よく注文していく光景が見られます。

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クリスピー・クリーム|「ホット・ライト」が告げる至福の味

クリスピー・クリームの真髄を知りたければ、店頭の赤いネオンサインが灯る瞬間を狙うべきです。

「HOT NOW」と光るサインは、揚げたてドーナツが今まさに出来上がっているという合図。

1937年にノースカロライナ州ウィンストン・セーラムで創業したクリスピー・クリーム。日本にも店舗がありますが、本場の体験は根本的に違います。

何が違うかというと、まずガラス張りの製造ライン。生地が油に落ち、ゆっくり揚がり、グレーズをかける一連の流れを目の前で見られます。そして、受け取った瞬間のオリジナル・グレーズドは、指先で押すだけで崩れるほどやわらかく、口に入れると溶けていきます。

日本のクリスピー・クリームとの比較を楽しむのも、旅行ならではの醍醐味です。

ティム・ホートンズ|カナダ国民的チェーンの米国進出店

ティム・ホートンズは、カナダで「国民的ブランド」と呼ばれるコーヒー&ドーナツチェーンです。

1964年にアイスホッケー選手のティム・ホートンがオンタリオ州ハミルトンで創業しました。

カナダ人の日常に深く浸透しています。

アメリカでは主にニューヨーク州北部やミシガン州など、カナダ国境に近いエリアに展開中です。

おすすめ商品 商品詳細
ティムビッツ 一口サイズのドーナツボール。20個入りの箱を仲間とシェアするのが定番
ダブルダブル クリーム2つ、砂糖2つで注文するコーヒーの合言葉
ハニークルーラー 軽やかな食感にはちみつの甘さがふわっと広がる

ダンキンやクリスピー・クリームに比べると知名度は劣りますが、ナイアガラの滝やバッファローへの旅行を計画しているなら立ち寄るべきです。価格も手頃で、コーヒーの味が素朴でやさしい。

アメリカとカナダの食文化の違いを肌で感じられるお店でもあります。

ウィンチェルズ|西海岸で長年愛され続ける伝統の味

1948年にカリフォルニア州テンプルシティで生まれたウィンチェルズは、ロサンゼルスを中心に店舗を展開してきました。

「東海岸がダンキンなら、西海岸はウィンチェルズ」と語る地元民もいるほどです。

最盛期には全米に1,000店舗以上を構えていましたが、徐々に縮小しています。それでも、ロサンゼルスやラスベガス周辺では、今も変わらず地元の人々が朝のコーヒーを買いに通う場所です。

ウィンチェルズの特徴

・昔ながらのアメリカンドーナツを守り続ける味
・1個1ドル前後という圧倒的な安さ
・24時間営業の店舗が多く、深夜や早朝も利用可能
・観光ガイドには載らないが、ローカル感は随一

ロサンゼルス旅行でハリウッドやサンタモニカを巡った帰り道、ふらっと立ち寄ると、自分が街の住人に一瞬だけなれた気がしました。派手さは抑えめですが、時差ボケで眠れない深夜に温かいコーヒーとドーナツを出してくれるありがたさは、旅行者にしかわかりません。

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SNS映えも抜群!進化を続ける最新トレンドチェーン3選

老舗チェーンだけではなく、個性派ドーナツブランドの勢いは止まりません。見た目の破壊力、素材への執念、ジャンルの壁を超える発想力。

SNSのフォロワーに自慢したくなる最新トレンドチェーン3店舗を、実際の雰囲気とともにお伝えします。

ブードゥー・ドーナツ|唯一無二の奇抜な世界観で話題沸騰

2003年にオレゴン州ポートランドで誕生したブードゥー・ドーナツは、ピンク色の箱とぶっ飛んだメニューで全米のスイーツ好きの度肝を抜きました。

現在はポートランドに加え、デンバー、オースティン、ヒューストン、オーランドにも店舗を構えています。

おすすめ商品 商品詳細
ベーコンメープルバー メープルグレーズの上にカリカリベーコンがのっている背徳の一品
ループ フルーツループ(カラフルなシリアル)を山盛りにトッピングした一品
ダーティー・オールド・バスタード チョコ、オレオ、ピーナッツバターの暴力的な一品

店内はヴードゥー人形やアートで埋め尽くされ、足を踏み入れた瞬間に日常から切り離されます。ポートランドの1号店は深夜まで営業していて、週末には行列が通りの角まで伸びることも珍しくありません。

味は見た目ほどめちゃくちゃではなく、甘じょっぱいバランスが絶妙。1個のインパクトが強いので、2〜3種類をシェアするのがおすすめです。

ブルースター・ドーナツ|「量より質」を追求した大人の高級路線

ブルースター・ドーナツは、アメリカのドーナツに高級グルメの概念を持ち込んだ先駆者です。

2012年にオレゴン州ポートランドで誕生。ブリオッシュ生地にこだわった高級路線で注目を集めました。

1個3ドル〜という価格はアメリカのドーナツとしては少し高めですが、ひと口食べれば値段に納得します。

外側はカリッと香ばしく、中はバターの風味が漂うしっとりとした生地。従来のふわもち系ドーナツとは一線を画す仕上がりです。

おすすめ商品 商品詳細
ブルーベリー・バーボン・バジル フルーツの酸味、バーボンのコク、ハーブの清涼感が一体に
クレームブリュレ 表面をキャラメリゼしたパリパリ食感が最大の魅力
マイヤーレモン&カスタード カリフォルニア産レモンの爽快な酸味がクリームとマッチ

サンフランシスコとロサンゼルスを中心に店舗を展開しています。ただし、本場の店舗は朝早い時間に売り切れるフレーバーもあるので、午前中の訪問が無難です。

「サンフランシスコのグルメ散歩」としてハシゴする旅行者もいます。

フェデラル・ドーナツ|チキンとの斬新な融合で注目を集める名店

「ドーナツ屋なのにフライドチキンが主役級」とよく噂されるフェデラル・ドーナツ。2011年にフィラデルフィアで開業したこのお店は、ジェームズ・ビアード賞ノミネート経験を持つシェフ、マイケル・ソロモノフが手がけています。

看板のコンセプトは「ドーナツとフライドチキン、どちらも本気」。奇をてらっているように見えて、実際に食べると唸ります。

フェデラル・ドーナツの特徴

・ドーナツは注文後に揚げる「メイド・トゥ・オーダー」方式で、常に揚げたて
・チキンにはイスラエル料理由来のスパイスブレンドを使用
・フィラデルフィア市内に複数店舗を展開
・昼時はチキン目当ての地元客で店の外まで行列が伸びる

揚げたてのシナモンシュガードーナツを頬張り、続けてザアタル(中東のハーブミックス)をまとったチキンにかぶりつく。コーヒーで口をリセットして、また甘いドーナツに戻る。この無限ループは止められません。

フィラデルフィアはニューヨークから日帰りでも十分に足を運べる距離なので、ニューヨーク旅行ではぜひ組み込んでみてください。

スマートに注文!レジで使える便利な英語フレーズ集

アメリカのドーナツショップは、カウンター注文が基本です。英語に自信がなくても、定番フレーズをいくつか押さえておけば、困ることはありません。

シーン 英語フレーズ 日本語訳
注文を始める Can I get a glazed donut, please? グレーズドを1つください
個数を伝える I'd like three donuts. ドーナツを3つお願いします
箱買いする Can I get a dozen, please? 1ダース(12個)ください
種類を指定する Two chocolate and one Boston cream, please. チョコ2つとボストンクリーム1つで
人気を聞く What's your most popular one? 一番人気はどれですか?
飲み物を追加 Can I add a medium coffee? Mサイズのコーヒーも追加で
持ち帰りの確認 For here or to go? → To go, please. 店内か持ち帰りか → 持ち帰りで
レジ前で慌てないための豆知識

1. ダズン(dozen)=12個、ハーフダズン(half dozen)=6個
2. スプリンクル(sprinkle)=カラフルなチョコスプレー
3. コーヒーサイズは店によって名称が違うが、S・M・Lで大体通じる

チップについて補足ですが、カウンター形式の店舗では基本的に不要です。ただ、レジ横にチップ瓶が置いてあれば、お釣りの小銭を入れるとスマートな振る舞いになります。

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アメリカ旅行はお気に入りのドーナツと共に楽しもう!

7つのチェーンを紹介してきましたが、どのお店もドーナツを通じてアメリカの空気を感じられるはずです。

東海岸を旅行するなら、ダンキンとフェデラル・ドーナツ。西海岸なら、ウィンチェルズとブルースター・ドーナツ。エリア別に2〜3店舗をピックアップしておくと、観光の合間に無理なく巡れます。

ガイドブックには載っていない小さなドーナツショップも、街を歩けば無数に見つかります。ただ、まずはこの7チェーンを基準にすると、アメリカのドーナツ文化の幅広さが一気に見えてくるはずです。

コーヒー片手にドーナツを頬張りながら、次はどのお店に行こうかと考える。そんな時間こそが、アメリカ旅行の醍醐味ではないでしょうか。

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