「子供に英語を話せるようになってほしい」と考える親は多いでしょう。
日本の学校の英語教育のみでは英語力を伸ばしにくいですが、フィリピン留学であれば短期間で英会話を学べます。
今回の記事では、子供がフィリピンのセブ島に留学する方法についてまとめました。
子供のフィリピン留学を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
セブ島留学のメリット
セブ島留学には、次のようなメリットがあります。
このような理由から、多くの日本人がフィリピンを語学留学先に選んでいるのです。
日本から4時間程度で移動できる
日本からフィリピンのセブ島には、成田空港から複数の直行便が出ています。
移動に必要な時間も4時間程度であり、半日もかからずに留学先まで移動できます。
移動に感じる負担を少なくできるだけでなく、子供が一人で移動する時の不安も減らせるでしょう。
また、フルキャリアとLCCの両方が就航しているため、予算に合わせて航空会社を選べます。
遊びと勉強の両方を楽しめる
セブ島は年間を通して暖かい気候であり、複数の美しいビーチが存在します。
さらに、語学学校には複数のアクティビティが用意されていることから、勉強のみでなくダイビングやアイランドホッピングなども楽しめるのです。
留学期間が短い場合でも、リフレッシュをしながら英語力を向上できるでしょう。
日系の語学学校が多い
セブ島は日本人に人気の留学先として知られており、日本人が経営する語学学校がいくつも存在します。
そのため、寮生活で日本人向けの食事を食べられる・困った時に日本語でサポートを受けられるなどの手厚いサービスが用意されているのです。
また、カウンセリングも日本語で受けられることから、安心して留学をスタートできるでしょう。
マンツーマンレッスンが多い
フィリピンの語学学校は、マンツーマンレッスンを売りにしているところが多いです。
マンツーマンレッスンであれば、自分にぴったりのペース・レベルの授業を受けられるため、英語力の向上スピードを早められるでしょう。
人前で英語を話すことに抵抗を感じる子供でも、しっかり集中して学べます。
他の国と比較して手頃な価格
土地代・人件費が低いため、フィリピン留学は欧米留学と比較して大幅にコストを抑えられます。
経済的な理由で留学を断念している方でも、フィリピンであれば希望を叶えられる可能性があるでしょう。
セブ島で子供が留学する方法:親子留学
セブ島に子供が留学するための代表的な手段が、親子留学です。
親子留学では文字通り、親と子供が一緒にフィリピンの語学学校を訪れて生活を共にしながら学びます。
多くのケースでは効率の良い学びのために、親子は別の授業を受けることになるでしょう。
親子留学では親と子供の両方が英語力を身につけられるだけでなく、親は子供の留学を目の前で見守れます。
セブ島では、多くの語学学校が親子留学プランを用意しています。
セブ島で子供が留学する方法:単独留学
親が子供と一緒に留学する親子留学と違い、単独留学では子供が一人でフィリピンに滞在します。
フィリピンの語学学校は、学校の敷地内に寮が完備されているケースが多く、単独留学の子供も管理された環境下で安全に生活できるでしょう。
しかし、単独留学向けプランを用意している語学学校は限られていることを知っておいてください。
また、フィリピンは15歳未満の子供が保護者の同伴なしで入国することを禁止しているため、以下の方法を選ぶ必要があります。
事前にWEG申請をする
フィリピンは人身売買を予防するために、15歳未満の外国人の単独入国を許可していません。
ただし、渡航前にフィリピン大使館(領事館)でWEG申請をすれば、15歳未満の外国人でもフィリピンに単独で入国する許可がおります。
WEG申請は、公証人役場で文書のアポスティーユ証明を受ける方法でも完了できます。
入国時のみ親が同伴する
入国時のみ親が一緒に渡航して、子供を送り届ける方法です。
子供を語学学校に送り届け、親も1週間程度留学を体験してみる・数日リゾートを楽しんで帰るなどの選択肢があります。
保護者同伴の渡航であれば、海外旅行に慣れていないお子様も不安を感じずに学習をスタートできるでしょう。
セブ島で子供が留学する方法:現地校に入学させる
語学学校ではなく子供をセブ島の現地校に入学させるという方法もあります。
セブ島には複数のプライベートスクールがあり、年間15万円程度という手頃な価格で英語環境に身を置くことができます。
現地校は語学学校ではありませんが、英語で授業を受けてコミュニケーションを取る中で、自然に英語力を向上できます。
日々多様な文化を体感しながら、グローバルな考え方も育てられるでしょう。
現地校に通うためには、子供は保護者と一緒にフィリピンに渡航し、コンドミニアムなどを借りて現地で生活をする必要があります。
長期的にセブ島に滞在したいと考えている家族におすすめの選択肢ですが、セブ島のプライベートスクールでは、英語力が身についていない生徒の入学を許可しない学校がある事実も知っておいてください。
親子留学におすすめの学校
この章では、親子留学におすすめの語学学校を紹介します。
自分たちに適した学校を探してみてください。
CPI
リゾートホテルのような環境に滞在しながら英語を学べるCPIは、カフェ・プール・ジム・ダイニングなどの施設を備えたキャンパスが用意されています。
評判が良い食事はビュッフェ形式であり、野菜やフルーツを含む豊富なメニューを楽しめます。
親子留学向けに複数のコースが用意されており、しっかり学べるコース・気軽に学べるコースなどから自分たちに適したスタイルを選べます。
期間 | 費用の目安 |
1週間 | 582ドル〜 |
1ヶ月 | 1,550ドル〜 |
First English
First Englishは日本で学習塾を運営する会社の語学学校です。
日本人向けのサービスやサポートが用意されているため、安心して留学生活を送れるでしょう。
留学中の滞在は、コンドミニアムまたはシェアハウスから選択可能であり、親子留学にはキッチン完備のコンドミニアムがおすすめです。
また、ベビーシッターサービスも追加可能なことから、小さなお子様がいる保護者も留学を実現できるのです。
期間 | 費用の目安 |
1週間 | 122,000円〜 |
1ヶ月 | 241,000円〜 |
単独留学におすすめの学校
次に、単独留学に適したフィリピンの語学学校を紹介します。
単独留学の場合には、お子様が対象年齢であるかを事前にチェックしてください。
ELSA International Language School
セブ島の郊外にあるELSA International Language Schoolは、東京ドーム1個分もの広大な敷地を持つ学校であり、敷地内の海で夕陽を見ることもできます。
非常に開放的な雰囲気の中で、伸び伸びと過ごせる環境だと言えるでしょう。
ELSA International Language Schoolはジュニア専門の語学学校として豊富なノウハウを持ち、子供の英語力の向上をサポートします。
単独留学は10歳以上の子供を対象にしています。
期間 | 費用の目安 |
1週間 | 640ドル〜 |
1ヶ月 | 2,560ドル〜 |
SMEAG Global School
SMEAG Global Schoolは、フィリピンのルソン島に位置する学校で、クラーク国際空港から30分の立地です。
広大な敷地には保健室・売店・バスケットコート・ゴルフ練習場・プール・ボクシングジム・ジム・フットサルコートなどが用意されており、日々リフレッシュをしながら英語を学べるでしょう。
敷地内には現地校があることから、国際交流も楽しめます。
単独留学プランであるジュニア英語キャンプでは、24時間体制でスタッフが生徒を見守り、屋外活動・文化体験などの充実したアクティビティも経験できます。
期間 | 費用の目安 |
1週間 | 150,000円〜 |
1ヶ月 | 420,000円〜 |
おまけ:セブ島で子供が楽しめるアクティビティ
最後に、セブ島で楽しめるアクティビティを紹介します。
学校がお休みの日には、さまざまなことにチャレンジしてみてください。
ホテルのプールをデイユースする
多くの語学学校の寮やコンドミニアムにはプールが完備されていますが、リゾートホテルのプールはより大きくスライダーなどの設備も楽しめます。
デイユースで利用すれば、気軽にホテルの整った設備を利用できるのです。
セブ島のホテルデイユースは、比較的手頃な価格が設定されています。
また、プライベートビーチ付きのホテルを選べば、プールのみでなくビーチでリラックスもできるでしょう。
アイランドホッピングに行く
セブ島には多くのアイランドホッピングツアーがあり、船に乗ってセブ島から少し離れた島のビーチに連れて行ってもらえます。
透明度が高い海でのシュノーケリングや海水浴は、日本でなかなかできない体験だと言えるでしょう。
一般的なアイランドホッピングツアーには、ランチや軽食がついています。
ショッピングモールを散策する
セブ島には数え切れないほどの大型ショッピングモールが点在しています。
ショッピングモール内には子供が遊べるプレイグラウンドも完備されており、買い物と同時に子供のリフレッシュも行えるでしょう。
日本とは少し違った雰囲気のモール内で、現地の生活を垣間見ることができます。
小さなお子様がいて体を動かすアクティビティは難しいという方でも、ショッピングモールであれば安心して休日を過ごせます。
まとめ
セブ島に子供を留学させたいと考えている方には、親子留学・単独留学・現地の学校への留学という手段があります。
自分と子供に適した留学方法は何か考えてみてください。
フィリピンでは英語学習に集中できる環境が用意された語学学校に通えるため、短い期間の留学でも英語力を大幅に向上できるでしょう。