
近年、留学先として人気を集めているセブ島。
フィリピン留学といえば
「費用が安い」
「マンツーマンの授業が多い」
「英語力の向上が早い」
といったメリットがよく知られています。
特に半年という留学期間は、短期留学よりも深く現地に溶け込みながら英語を学び、海外生活を体験できるのが魅力です。
その一方で、
「長期留学はきついのでは?」
「結局意味ないかもしれない」と迷う人も少なくありません。
本記事では、3ヶ月や半年といった期間の違いや費用、具体的な留学プラン、そしておすすめ学校まで徹底解説します。
フィリピン留学を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
- 半年のフィリピン留学の効果は本当にあるのか?
- フィリピン留学の効果を最大化にする3つの秘訣
- 半年間のフィリピン留学を挫折せず乗り切るコツとは?
- 費用は?半年のフィリピン留学の総額シミュレーション
- 3ヶ月と半年、どっちがいい?フィリピン留学プランを徹底比較
- フィリピン留学で後悔しない!おすすめ語学学校3選
- まとめ
半年のフィリピン留学の効果は本当にあるのか?
半年間のフィリピン留学では、初心者がTOEIC800点を目指せるくらいになるとされており、効果はあると言えるでしょう。
TOEIC800点を目指すには、1,000〜1,500時間確保しなければならないとされています。 フィリピンの語学学校では、義務自習も含めると1日に8〜10時間ほど勉強するのが一般的です。
半年間で換算すると、フィリピンは約1,200時間学習することができる計算になります。
さらに、フィリピンの語学学校はマンツーマンや少人数制の授業が中心です。
クラスの人数が少ないぶん、発言や質問の機会が増え、自然と英語力の伸びも早くなります。
勉強時間が長く、アウトプットの機会も豊富なフィリピン留学は、短期間で英語力を高めたい人にとって非常に効率的な選択肢といえるでしょう。
フィリピンでの英語留学は授業スタイルが多様であり、初級者から上級者まで幅広く対応できる点が強みです。
マンツーマン以外にも少人数制のグループレッスンや発音矯正のクラスなどが充実しており、長期留学で複数のコースを組み合わせることで、段階的に英語力を強化できます。
英語に触れる時間が圧倒的に増える半年という長期スパンこそ、リスニング力やスピーキング力、読解力を総合的に引き上げるチャンスです。
留学生活では授業以外にも、現地の人や他の留学生との交流、生活必需品の買い物や外食、週末の旅行などで英語を使う機会が日常的に生じます。
半年もあれば、自然と英語で考え、英語で話すクセが身につくでしょう。
半年のフィリピン留学では、単なる英語のレベルアップだけでなく国際的な視野を広げる上でも長期留学ならではの学びがあります。
フィリピン留学の効果を最大化にする3つの秘訣
せっかくフィリピンへ半年間留学へ行くのですから、効果を最大限引き出したいものです。
ここでは、フィリピン留学を最も実りのあるものとするための3つの秘訣を紹介します。
ぜひ、実践して実用的な英語を効果的に身につけましょう。
1.積極的に話す姿勢がある
成果を出す人は、授業以外の時間も無駄にしません。
レッスンの合間の休憩や、滞在先の受付スタッフ・警備員とのちょっとした会話など、あらゆる場面で英語を話そうとします。
大切なのは、完璧に話すことよりも「英語で伝えることを恐れず、チャレンジする姿勢」。
内向的な性格だったとしても、留学中は殻を破って、自分から話しかけることが求められます。
2.休日も英語を使い続ける
レッスンのない土日や祝日は、リラックスしたくなるものですが、上達が早い人は休みの日も英語で会話を続けています。
レストランやカフェの店員、タクシー運転手、ジムやマッサージ店のスタッフとのやりとりも貴重な練習の場です。
遊びながらでも英語を使い続けることで、自然に「英語脳」が鍛えられ、話す力が定着していきます。
3.文法を理解しながら英語を組み立てる
フレーズを暗記するだけでは、実践で使える英語力にはつながりません。
成果を出している人は、英文法を理解し、状況に応じて自分の言葉で英文を作ろうとします。
授業中に分からない表現があっても、ただ丸暗記するのではなく、ノートに整理したり、関連する単語や文法を確認したりするなど、思考を伴う学習をしています。
この積み重ねが、実践で使える本物の英語力につながっていくのです。
半年間のフィリピン留学を挫折せず乗り切るコツとは?
「半年も留学するなんてきつい」と心配する声も珍しくありません。
実際、英語力を伸ばそうと意気込んでスタートしても、途中でモチベーションが下がり、「やっぱり留学なんておすすめしない…」と感じてしまうケースがあります。
フィリピン留学の特長であるマンツーマン授業は、学習効率が高い一方、集中力を求められるため負担が大きいと感じる人もいるでしょう。
そこで挫折を回避し、充実した半年留学生活を送るためのポイントを紹介します。
1.明確な学習目標を設定する
半年という長期留学だからこそ、ゴールを具体的に決めておくことが重要です。
たとえば「TOEICで○○点アップを目指す」
「ビジネスメールを英語で問題なく書けるようになる」など、
短期目標と長期目標を合わせて設定すると、学習のモチベーションを保ちやすくなります。
2.留学生活のリズムを整える
海外での生活は刺激的で楽しい反面、夜更かしや遊び過ぎが続くと体調を崩し、授業に集中できなくなることがあります。
規則正しい生活を心がけ、適度な運動や十分な睡眠を確保しましょう。
フィリピンでは日本より暑い日が多いので、体調管理は留学効果を最大化するうえでも大切な要素です。
3.困ったときは留学エージェントや学校スタッフに相談する
半年もの長期留学では、環境の変化や人間関係など、トラブルが起きる可能性も少なくありません。
そんなときに一人で抱え込まず、現地サポートをしてくれる留学エージェントや語学学校のスタッフ、同じ留学先の仲間に相談することで問題解決の糸口を見つけやすくなります。
4.息抜きも大事
セブ島はビーチリゾートとしても人気が高く、休日にリラックスできる環境が整っています。
平日はしっかり勉強し、週末は海に出かけたり観光スポットを巡ったりしてリフレッシュすると良いでしょう。
特に半年という期間では、メリハリをつけることが学習継続のカギとなります。
費用は?半年のフィリピン留学の総額シミュレーション
次に、多くの方が気になる「セブ留学費用」について解説します。
半年留学の場合、費用はどうしても高額になりがちですが、フィリピン留学費用はアメリカやイギリスなどの英語圏と比べると、授業料や滞在費、現地費用などは比較的リーズナブルです。
ただし、半年間という長期留学では、学費だけでなく生活費や留学保険など、さまざまな出費をトータルで考える必要があります。
以下は、一般的なフィリピン留学のシミュレーション例です。
・語学学校の授業料(半年分):約40万~60万円
・滞在費(部屋代・食事込み、半年分):約30万~50万円
・航空券(往復):約5万~10万円
・ビザ関連費用(観光ビザ延長など):約5万~10万円
・海外留学保険(半年分):約5万~15万円
・生活費:1ヶ月あたり約5万~10万円(食事や交際費、交通費など)×6ヶ月=30万~60万円
合計すると、おおむね100万円~200万円程度は見込んでおくべきでしょう。
専門学校や大学に進む場合とは異なり、フィリピン留学費用そのものは安いと言われますが、半年という留学期間はやはりそれなりの出費になります。
また、為替レートや季節によって航空券の価格も変動しますし、選ぶ語学学校や部屋の種類、コースによって授業料も上下します。
留学エージェントやタビケン留学といったサポートサービスを利用する場合には、エージェント費用(サポート料)も加味しなければなりません。
特に初めてのセブ島留学で不安が大きい人は、サポートの充実度や留学相談のしやすさを重視すると良いでしょう。
ビザの延長手続きや生活上のトラブル対処、海外旅行保険や留学保険の手配など、サポートが充実しているエージェントに相談することで、安心感が得られます。
あらかじめしっかりと留学準備を行い、複数の語学学校やエージェントの見積もりを比較して、自分の予算に合う留学プランを見つけることが大切です。
3ヶ月と半年、どっちがいい?フィリピン留学プランを徹底比較
フィリピン留学にはさまざまなプランがあり、よく比較されるのが「3ヶ月の中期留学」と「半年の長期留学」です。
どちらがベストかは人それぞれの目的や予算次第ですが、主な特徴やメリット・デメリットを確認しておきましょう。
3ヶ月の場合
3ヶ月の留学は、「留学費用を抑えつつ、英語力を短期集中で上げたい」という人に向いています。
3ヶ月でも、初心者が英語の基礎を習得し、日常英会話にある程度対応できるレベルになることは十分可能です。
加えて、授業料や滞在費、生活費などが半年に比べて少なく済むため、
「まずはトライアル感覚で留学したい」
「長期留学の前に試してみたい」という場合にもおすすめです。
一方、3ヶ月で到達できる英語力の範囲には限界もあり、より高度なビジネス英語や専門的なスキルを身につけるには期間が足りない場合もあります。
帰国後に英語学習を継続してこそ、3ヶ月留学の効果をキープできるでしょう。
半年の場合
半年の留学は長期に分類され、現地での生活に慣れながら、英語力をしっかりと伸ばすのに適した期間です。
コースによっては初心者レベルからビジネスレベルまで、段階的に学習カリキュラムを変えることもできるため、英語学習のモチベーションが高い人にとっては理想的な選択肢と言えるでしょう。
もちろん、半年留学には金銭的負担や生活面でのストレスも考慮が必要です。
エージェントによっては「長期留学はおすすめしない」という意見を述べるところもありますが、それはあくまで個人の状況によります。
留学先での適切なサポートが受けられれば、総合的な英語力だけでなく、海外での生活スキルやコミュニケーション能力を磨く絶好の機会になるはずです。
フィリピン留学で後悔しない!おすすめ語学学校3選
ここでは、フィリピン留学におすすめな語学学校を3校厳選しました。ぜひ参考にしてください。
1.QQ English
セブ島で高い知名度を誇る語学学校。
すべての講師が正社員でTESOL資格を保持しており、質の高い授業が受けられます。
【おすすめポイント】
・マンツーマン授業が充実
・オンライン英語留学にも対応
・日本人スタッフ常駐でサポート体制が整っている
【こんな人におすすめ】
・初めての留学で不安がある
・個別指導でしっかり英語力を伸ばしたい
2.SMEAG
TOEICやIELTSなど、試験対策に強い韓国資本の大規模校。3つのキャンパスで多彩なカリキュラムを提供しています。
【おすすめポイント】
・試験対策コースが豊富
・寮完備で生活環境も安心
・長期滞在にも適した柔軟なプラン
【こんな人におすすめ】
・TOEICやIELTSスコアを伸ばしたい
・留学中に段階的にレベルアップしたい
3.CIA(Cebu International Academy)
セブ島でアクティビティと学習の両立を重視した学校。スピーキング力を強化したい方に特に人気があります。
【おすすめポイント】
・小グループ授業で発言機会が豊富
・独自の試験システムで進捗を確認できる
・施設がきれいで快適な生活環境
【こんな人におすすめ】
・スピーキング中心に英語力を高めたい
・英語での実践的なコミュニケーションを重視したい
まとめ
半年間のセブ島留学は、確かに費用や生活面での負担が大きく、途中で「きつい…」と感じる場面も少なくありません。
しかし、その分だけ長期留学ならではの英語力アップや現地での豊富な交流体験を得られるのも事実です。
3ヶ月か半年かといった留学期間の選択や、語学学校、ビザや航空券などの留学準備をしっかりと行い、留学エージェントやサポートを上手に活用すれば、充実した英語留学が実現できます。
フィリピン、特にセブでの留学プランを検討している方は、ぜひ自分の目的と目標を明確にしながらベストな留学先を探してみてください。
◇経歴
サラリーマン時代のヨーロッパ駐在時に約4年間とその前後数年間
◇資格
電気工学英文翻訳講座終了
◇留学経験
なし
◇海外渡航経験
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、中国にて
新規工場立ち上げ、及び海外安全規格取得など
◇自己紹介
国立高専卒業後、産業機器メーカー在職中にベルギー工場及びフランス工場立ち上げのため、約4年間のヨーロッパ滞在経験があります。
2007年に脱サラし、現在はブロガーやウェブライターとして生計を立てています。
海外顧客との打ち合わせが必要なため、趣味と実益を兼ねて断続的に
オンライン英会話を利用しています。
時間がある時は、リスニングスキル向上のために海外ドラマを
観るように心がけています。