
今回特集していくのは「モルディブのダイビング」についてです!
世界屈指の海の綺麗さを誇るモルディブ。
毎年多くの観光客がダイビングを目当てに訪れます。
そこで今回のコラムでは、モルディブに初めて訪れる人でも安心して参加できる有名ダイビングスポットを紹介。
また、ダイビングにかかる費用やベストシーズンなども解説していきます。
今後モルディブを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください!
- モルディブの基本情報
- モルディブの有名なダイビングポイント
- モルディブのダイビングベストシーズン
- モルディブのダイビングにかかる費用目安
- レベル別ダイビングツアー例
- リゾート併設のダイビングセンター
- まとめ
モルディブの基本情報
まずは、モルディブという国に関してあまり馴染みのない方のためにモルディブという国についての基本情報をお伝えしたいと思います。
モルディブの正式名称は、モルディブ共和国です。
インド洋に浮かぶ島国で、南北に860キロ、東西には118キロにわたり広がっている環礁、そして1200もの島々が点在しているのが特徴です。
「モルディブ」とは現地の言葉で「島々の花輪」という意味持っています。
その名の通り、珊瑚によってできた島々が連なる景色は非常に美しいです。
国名:モルディブ共和国
公用語:ディベヒ語・英語
時差:+4時間
通貨:国民は「モルディブ・ルフィア」を使用するが、通常USドルが使用可能
電圧:220~240V / 50Hz
チップ:チップの習慣あり
ビザ:30日以内の観光目的の滞在であればビザの取得必要なし
飲酒:イスラム教徒の国なのでアルコールの飲酒は禁止
気候:12〜3月:乾季 4月〜11月:雨季 平均気温 28〜29度
モルディブでのダイビングには主に二種類あります。
大物ポイントを巡ることができるクルーズ船に宿泊しながら移動するダイブクルーズと、一つの島のリゾート施設に宿泊するタイプで、周辺の島を探索するリゾートステイの二つです。
ご自身の旅の目的に合わせてお好きな方を選択しましょう。
モルディブの有名なダイビングポイント

それではここで、モルディブでも有名なダイビングスポットをいくつか紹介していきたいと思います。
初めてモルディブでダイビングに挑戦する方でも、世界中から多くの挑戦者が集まるスポットなので安心してトライできますよ。
ジンベエザメに出会えるスポット
まずは、世界最大のサメであるジンベエザメに出会うことができるダイビングスポットから。
おすすめは「アリ環礁」という環礁にある複数のスポットです。
例えばマーミギリ・アウトと呼ばれるスポットはアリ環礁の最南端に位置していて、島の外洋に近いため餌であるプランクトンを求めてジンベエザメが頻繁にやってきます。
また、デイフシ・ベルというスポットでは年間を通してジンベエザメを見ることができることで有名です。
ランガリ・アウトサイドというスポットでは1月に頻繁にジンベエザメが訪れるスポットとして有名です。
マンタに出会えるスポット
続いてはマンタに遭遇する確率の高いダイビングスポットを紹介していきます!
マンタが出現する確率が高いのは北マーレと呼ばれる環礁です。
マンタ・ポイントという名のスポットはその名の通り、昔からマンタとの遭遇率が高いダイビングスポットとして有名です。
パラダイスアイランド&スパや、ソネバギリ・シックスセンシズなどのリゾート施設からもアクセスがいいです。
さらに、フラナ・ノースというスポットはシェラトン・モルディブフルムーン・リゾート&スパという施設から程近く、ここでは雨季にマンタとの遭遇確率が高いです。
外洋にも面しているため、イソマグロやロウニンアジの群れに遭遇することもできます!
モルディブのダイビングベストシーズン
このセクションでは、モルディブへダイビングを目当てに訪れる方のためにダイビングのベストシーズンについて解説していきます。
モルディブでは、12月〜4月ごろまではモンスーンの影響を受けます。
数週間の移行期を過ぎれば、南西モンスーンが落ち着くのでダイビングやシュノーケリングにとって最適な環境に落ち着きます。
また、モルディブの水温は年間を通して約30度前後で、暖かく安定しています。
ラッシュガードや袖の短いダイビングスーツを着る程度で十分な暖かさです。
実はモルディブでは、ジンベエザメやマンタ、海亀などの多くの海の生き物たちには年間を通して出会える確率が高いです。
ただし、訪れる時期や季節によってそれらが現れる場所が異なるため、専門知識のあるダイバーやガイドさんと一緒にダイビングを行うのがおすすめです。
モルディブのダイビングにかかる費用目安
このセクションでは、実際にモルディブでダイビングをする際にかかるおおよその費用について解説していきたいと思います。
モルディブでは、1日単位ではなく、1ダイブごとに料金がかかります。
料金の中に含まれるサービスはタンク、ガイド、ウェイトです。
ボート代金は1ダイブ乗車ごとに、ダイビング料金とは別に請求されることがほとんどです。
ですので、ボートに乗らないで周辺の海をダイビングするだけのハウスリーフと呼ばれるダイビングの際はボート代金はかかりません。
リゾート施設に宿泊する場合は、「◯日間潜り放題」のようなサービスを設けているところも(ボート代金は別途かかります)。
好きなタイミングで自由にたくさん、潜りたい方にはおすすめのプランです。
また、基本的にダイビング料金は現地精算です。
支払いタイミングは、最終のダイビングの後となっていることが多いようです。
チップは、最終日にまとめてお支払いしましょう。
ボートで連れて行ったキャプテンにお礼として渡す場合は、キャプテンにまとめて渡しましょう。
チップの目安としては一日1ドルほどでいいでしょう。
モルディブでのダイビング経験者の方の話によると、全ての機材を借りて1日2回ほどダイビングをした場合、その費用の内訳は、ダイビング料金 140ドル、ボート代30ドル、レンタル代20ドルで合計190ドル、日本円にすると約23,000円となったようです。
日本近隣のフィリピンやタイなどで行うダイビングの際にかかる料金よりは結構割高に設定されていますね。
レベル別ダイビングツアー例
このセクションでは、シュノーケリングやダイビング初心者、中級者、上級者のかたそれぞれにおすすめのダイビングツアーを紹介していきます。
自分の泳ぎレベルに合わせたツアーに申し込むことで初めてでも安心して参加できますよ。
初心者におすすめのツアー
初級者に値する方は、Cカードが取り立てでも潜ることのできるスポットをおすすめします。
ただし、C カードを取得するために必要であるスキルである潜降、中性浮力、マスククリアなどの技術は問題なくできることが前提にはなってきます。
初心者の方は、チェックダイブでレベル分けをしてもらえますので、流れがあり危険なスポットからは外してくれます。
初心者の方は、リゾート施設に付属のサービスである「セルフダイブ」がおすすめです。
陸地から近い、比較的浅めの潮の流れのないスポットでガイドなしでダイビングを楽しむ方法です。
中級者におすすめのツアー
中級者と呼べる方は、ある程度ダイビングの経験を重ねており、水深と残圧管理、中性浮力などの技術に問題がない方です。
また、潮の流れなどがあっても自分でコントロールできるダイバーのことを言います。
中級以上の方には、北マーレ環礁にあるナッシモティラというダイビングスポットがおすすめです。
ボートでスポットへ向かいます。
水深は20〜25メートルほどで、鮮やかなイエローやコーラルピンクの珊瑚礁魚たちの豪快な捕食シーンを見ることができます。
上級者におすすめのツアー
いざという時にはその泳ぎでリーダーシップを発揮し他人のケアやサポートまでできるダイバーのことを上級者と言います。
上級者のダイバーの方は多少の潮の流れも自分でコントロールして泳ぐことができるため、南マーレ環礁にあるナギリティラと呼ばれるダイビングスポットを訪れてみましょう。
水深は25〜30メートルほどあり、暖色系のソフトコーラル珊瑚礁や魚影の鮮やかさが見どころと言われています。
南マーレ環礁でトップクラスのダイビングスポットです。
リゾート併設のダイビングセンター
最後に、モルディブにあるリゾート施設併設のダイビングセンターを紹介しておきたいと思います。
特に、初めてモルディブを訪れてダイビングに挑戦する方にはリゾート施設に備わっているダイビングセンターを使用したダイビングをお勧めします。
というのも、モルディブでは現地の言葉であるディベヒ語と英語が公用語です。
英語を話すことができる方は問題なくガイドさんやキャプテンと意思疎通ができますが、言語に自信のない方は日本人インストラクターやガイドさんがいることの多いリゾート施設併設のダウビングスポットを利用することが好ましいです。
ココア・アイランド
ココア・アイランドはまさにココナッツの見た目をした、海の上に浮かぶボート型のホテルです。
この施設には日本人インストラクターが常在しているため、何か困ったことやトラブルが起きた時も安心です。
所在地は南マーレ環礁です。
一部屋に大人4名までが宿泊できる大きさです。
ギリ・ランカンフシ・モルディブ
こちらのリゾート施設にも日本人スタッフが常在しています。
所在地は北マーレ環礁。
全室が水上のコテージとなっており、ホテルに着いた途端裸足になります。
手入れのしっかり行き届いたサラサラの砂の上を歩いてホテルにチェックインしましょう。
世界中のセレブたちからも御用達の有名なリゾート施設です。
まとめ
このコラムではここまで、モルディブ共和国で行うダイビングについて詳しく解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
世界中から毎年多くのダイバーたちが訪れる世界屈指のダイビングスポット、モルディブ。
ただし、そんなモルディブの中でもダイビング初心者から中級者、そして上級者それぞれにあったおすすめのダイビングスポットが存在しています。
また、訪れる季節によってジンベエザメやマンタなどの巨大生物や魚たちを見ることができるスポットが異なるため、現地のガイドさんやインストラクターに最新情報を聞くのがおすすめです。
今後モルディブ旅行を考えている方はぜひ、このコラムで紹介した内容を参考に旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
◇経歴
大学時代に、外国語がどのように学ばれるのかについて興味を持ち、日本の大学院で第二言語習得論•応用言語学の研究に励む。
修了後はインターナショナルスクールの先生や、小学生オンライングループ英会話のバイリンガル講師、日本の文化を海外に広める音楽スクールで活躍中。
◇資格
IELTS Academic module 6.5
(speaking 6.5 reading 7.0 listening 6.5 writing 6.0)
◇留学経験
高校時代、春休み中にニューヨークにある姉妹校のタウンゼント•ハリス高校へ研修に参加。
その後大学時代にニュージーランドに一学期間の留学を経験。語学学校に通ったのち、主に応用言語学を中心に学ぶ。
◇海外渡航経験
つい数ヶ月前、高校ぶりに訪れたニューヨークの空港でみつけたストリートピアノ。
つい弾きたくなりニューヨーク出身の作曲家ジョージ•ガーシュインの「ラプソディーインブルー」を弾いたら、メキシコのカンクン行きの搭乗を待っていた皆さんから盛大な拍手を貰いました!とてもいい思い出です。
◇自己紹介
これまでの海外経験や、日本で出会った留学生たちとの交流から、英語をはじめとした外国語を使うことで、私たちの視野や価値観はどんどん広がっていくと確信しています!
英語が好き!と言う気持ちを大切に、英語を学び続けられる燈を見つけられるよう行動すると、英語学習が楽しくなります!