ハネムーンにも人気のモルディブ旅行ガイド!ベストシーズンや費用目安、魅力をたっぷりご紹介

モルディブ、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

世界中から人気を集める楽園リゾート「モルディブ」

そのロマンティックで贅沢な雰囲気から、ハネムーンの場所として選ぶ人も多くいます。もちろんカップルだけでなく女子旅、子連れの家族にも人気があります。また、何といっても白い砂浜と透き通るエメラルドグリーンの海に囲まれて過ごすひとときが最大の魅力です。

今回は、モルディブ旅行の費用目安やベストシーズン、魅力ポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください!

モルディブの基本情報

モルディブの正式名称はモルディブ共和国、首都はマーレ、南アジア地域のインド洋に位置する美しい島国です。

東西約118km、南北約754kmという広大な海域に点在する19の環礁から構成され、約1,190もの島々が存在します。またそのうち人が生活しているのは約200島のみで、残りの大部分は手つかずの無人島です。

モルディブの歴史的背景

モルディブには約2000年という長い歴史があります。当初は南インドやスリランカから移り住んだ人々が仏教を信仰していました。

しかし1153年にイスラム教への改宗が行われ、その後長期間にわたってイスラム教のスルタンによる統治が続きます。

そして16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダの支配下に置かれ、1887年にはイギリスの保護領となり、スリランカのコロンボにあった総督府による間接的な統治を受けることに。

1965年7月26日に念願の独立を果たし、主権国家としての歩みを始めました。その後、共和制へ移行し、1985年にイギリス連邦へ正式加盟をしました。

リゾート産業への発展背景

当初のモルディブはカツオ漁をはじめとする漁業がメインの場所でしたが、1972年から本格的な海浜リゾートとしての開発がスタートしました。

開発が進むにつれて世界各国から極上のリゾート地として注目を集め、現在では「島々の花輪」という呼び名で親しまれ、年間約60万人もの観光客が訪れています。

言語・通貨・電圧

モルディブの公用語はディベヒ語ですが、市内やリゾート内では英語が通じます。

現地通貨はルフィヤですが、日本でルフィヤへの両替をしている場所はありません。しかし、リゾート内ではUSドルでの支払いが主流なので心配しなくても大丈夫です。

ただし、マーレ市内で買い物や飲食、ゲストハウスに滞在する場合はルフィヤで支払う必要があるので気をつけてくださいね。

日本でUSドルにしたお金をモルディブの空港でルフィヤに両替しましょう。ホテルでの両替は割高なので、空港がおすすめです。クレジットカードが有効な場合もありますが、念のため現金もあると安心でしょう。

電圧は220ボルト〜240ボルト/50ヘルツです。日本の電気製品を使用したい場合は、変圧器と差し込みプラグB3・BF・B・Cタイプを用意しましょう。

日本からモルディブまでの行き方

日本からモルディブまで行くには基本的にシンガポールやドバイ、コロンボで飛行機を乗り継ぎ、マーレ国際空港に向かいます。主要なルートは以下の3つです。

シンガポール乗り継ぎ 1.日本国内の5空港(羽田・成田・関空・名古屋・福岡)からシンガポールへ。飛行時間:約7時間30分
2.シンガポールからマーレ国際空港。飛行時間:約4時間30分
ドバイ乗り継ぎ 1.日本国内の3空港(羽田・成田・関空)からドバイへ。飛行時間:約12時間
2.ドバイからマーレ国際空港。飛行時間:約4時間
コロンボ乗り継ぎ 1.日本国内の1空港(成田)からコロンボへ。飛行時間:約9時間
2.コロンボからマーレ国際空港。飛行時間:約1時間

各ルート、マーレ国際空港に到着後はリゾートのある島まで水上飛行機やスピードボート、もしくは国内線で向かいます。移動時間は滞在する島によって変わり、約20〜60分です。

また、上記の3ルート以外にもマレーシア航空やカタール航空を利用してモルディブへ行く方法もあります。希望の航空会社・日程・予算などに合わせて選んでくださいね。

モルディブ旅行のベストシーズン

モルディブに旅行するなら乾季となる12月〜3月の期間がベストです。11月と4月は雨季と乾季の境目、5月〜10月にかけては雨季です。モルディブの雨季の特徴は、雨が継続的に続くわけではなく激しいスコールが短い時間で降ります。

よって、モルディブ旅行の費用を最も抑えられるのは雨季です。特に5〜7月のゴールデンウィークやお盆休みなどの大型連休の前後は料金が下がる傾向にあります。この時期はホテル全体の値段が下がるので、高級ホテルも通常の2〜3割引きで宿泊できる可能性もあります。

ただし、雨季は降水量が多くいつ雨に当たるかわかりません。雨季にモルディブ旅行を計画する場合は日程に余裕を持ってプランを組むことをおすすめします。

モルディブ旅行の費用目安

モルディブ旅行の費用の目安を紹介します。3泊5日と4泊6日のパターンで予算例を見ていきましょう。

3泊5日モルディブ旅行の予算例

3泊5日モルディブ旅行の最安プランの合計予算は1人約17万円前後です。以下、内訳もご確認ください。
※渡航時期や選ぶホテル、航空会社、また食事が含まれているかどうかなどで値段は変動します。あくまでも目安として参考にしてください。

飛行機代(東京からの場合) 往復約60,000円~
ホテル宿泊代(2名1室の場合) 約90,000円~(1人45,000円)
食費 約40,000円~
交通費(空港からリゾート島まで) 約17,600円~
インターネット、Wi-Fi 約5,000円~
観光やツアー、アクティビティ代 約10,000円~
海外旅行保険 約2,500円~
※クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合は補償内容を確認してください。

4泊6日モルディブ旅行の予算例

4泊6日モルディブ旅行の最安プランの合計予算は1人約21万円前後です。以下、内訳もご確認ください。
※渡航時期や選ぶホテル、航空会社、また食事が含まれているかどうかなどで値段は変動します。あくまでも目安として参考にしてください。

飛行機代(東京からの場合) 往復約60,000円~
ホテル宿泊代(2名1室の場合) 約120,000円~(1人60,000円)
食費 約50,000円~
交通費(空港からリゾート島まで) 約17,600円~
インターネット、Wi-Fi 約6,000円~
観光やツアー、アクティビティ代 約15,000円~
海外旅行保険 約3,000円~
※クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合は補償内容を確認してください。

航空券による旅費変動

前項で飛行機代(東京からの場合)は往復60,000円とお伝えしましたが、オフシーズンかつLCCを利用した場合の値段例です。

ピークシーズンには往復18万円ほどになることもあります。また、LCCは預け荷物の料金が別途発生することも多いので事前に確認しておきましょう。

ホテル選びによる旅費変動

モルディブ旅行のホテルはスタンダードで1泊(2名1室)約20,000円から宿泊できます。ただし、モルディブ旅行と聞いてイメージするようなリゾート感を味わいたいのであれば、最低でも1泊30,000円ほどは考えたほうがよいかもしれません。また、ハネムーンなどの特別な旅行で少し贅沢感が欲しいとなれば、1泊5万円は見込んだほうがよいでしょう。

選ぶホテルによってロケーションやサービス、食事内容は異なるので、理想のプランに合わせて考えてみてください。

以下はホテルのランク別予算の目安です。あわせて参考にしてくださいね。

ホテルランク 料金(1泊/2名1室)
スタンダード 約20,000円~
スーペリア 約50,000円~
デラックス 約70,000円~
ラグジュアリー 約100,000円~

そのほか、3食と飲み物代が宿泊料金に含まれる「オールインクルーシブ」かどうかによって、食費などが変わってきます。なかには、アクティビティやスパなどの娯楽施設の利用も含まれていることもあります。

ただし、高級ホテルの場合はオールインクルーシブにするために追加の料金がかかり、逆に費用がかさんでしまうこともあるのでしっかりと詳細を確認しましょう。

空港からホテルまでの交通費

マーレ国際空港から宿泊先のホテルまでは、スピードボート・水上飛行機・国内線の3つの移動方法があります。宿泊予定のホテルの立地や距離により、交通手段と料金が変動します。

各移動手段の相場は以下の通りです。

スピードボート
往復/大人1名110USドル~
マーレ国際空港から比較的近い場所にあるリゾートへの移動に利用します。基本的に24時間運行しているため、長時間の待機なしでホテル到着が可能です。
※天候不良により運航中止になる可能性があり

水上飛行機
往復/大人1名460USドル~
マーレ国際空港から近距離または中距離のリゾートへの移動に利用します。運航は日中のみのため、到着時刻次第では空港がある島のホテルで1泊する必要があります

国内線
大人1名往復300USドル~
マーレ国際空港から中距離または長距離にあるリゾートへの移動に利用します。早朝から深夜まで運航しているため、フライト時間の制約が少ない交通手段です。

パッケージツアーを予約する場合は、ホテルまでの移動料金が含まれているので予約をする必要はありません。ただし、個人旅行の場合は自分で予約をしなければいけないので、移動方法や料金を事前に確認しておきましょう。

モルディブ旅行の魅力

モルディブ旅行の魅力を、家族連れ向け・ハネムーン向け・アクティブ派向けに分けてお伝えします。

家族連れも楽しめる「ラグジュアリーなリゾート」

モルディブは子連れの家族にとっても理想的な旅行先です。

豪華なリゾートには大人が大満足のスパやバーがあったり、子どもが遊具などで遊べるキッズクラブがあったりと、ファミリー向けのヴィラを備えています。またリゾートによっては託児サービスがあり、気兼ねなく日頃の疲れを癒す時間をつくることも可能です。

そのほか、アクティビティ体験(シュノーケリングやイルカウォッチングなど)が含まれている宿泊施設もあり、親子での思い出作りに最適です。

食事も多様で、レストランがいくつも島内にあるリゾートやビュッフェやキッズメニューを用意している宿泊施設もあります。

加えて各リゾートは島ごとに独立しているため車が走っていないうえ、海外といっても島内には宿泊者とホテルスタッフしかいないため、子どもが安全に過ごせます

ハネムーンにもおすすめ「水上コテージ・ヴィラ」

モルディブ旅行の代名詞ともいえるのが「水上コテージ」です。

エメラルドグリーンの海の上に建てられたヴィラは、部屋のデッキから直接海に入れる贅沢な造りで、新婚旅行を一生忘れられないものにします。

また朝は水平線から昇る朝日を眺めながらの朝食、夜は満天の星空の下でディナーと、まるで楽園で過ごすロマンチックで極上なひとときが叶えられます。

宿泊先によっては各部屋にプールやジャグジーを備えたヴィラもあり、2人きりの完全なプライベート空間を満喫することも可能です。

さらに、ハネムーン特典としてキャンドルディナーやスパトリートメントが用意してもらえるプランがあるリゾートもあり、一生に一度の思い出をより特別なものにしてくれます。

アクティブ派向け「ダイビング」

透き通る海と豊かなサンゴ礁に囲まれたモルディブは、世界中のダイバー憧れの地でもあります。初心者から上級者まで楽しめるポイントが揃っており、カラフルな熱帯魚やウミガメ、マンタやジンベエザメに出会える場所もあります。

リゾートの多くにはダイビングセンターが併設されているので、ダイビングが初めての人でも安心して海の魅力を堪能することが可能です。基本的にはパッケージツアーを予約するか、現地に到着してから前日予約をする必要があります。

またナイトダイビングに挑戦できる場所もあり、少しスリルのある体験に挑戦したい旅行者にはおすすめですよ。

まとめ

モルディブは世界各地から年間約60万人もの観光客が訪れ、ハネムーンや女子旅、家族旅行と幅広い層から人気を集めています。

多くの島々から成り立つモルディブ共和国は1島1リゾートのため、滞在する島内には宿泊者とホテルスタッフしかいません。好みの島を選び、美しい海に囲まれながら完全プライベートな時間を過ごせるのが魅力です。

モルディブ旅行の予算は渡航時期や選ぶホテル、航空会社、プランによって大きく変動しますが、オフシーズンを狙いLCCを使えば3泊5日で1人17万円ほどから行けます。

天候に左右されたくない人や、水上ヴィラなど豪華なホテルに宿泊したい人は、少し奮発して贅沢な時間を過ごすのもよいでしょう。

モルディブ旅行で重視するポイントを踏まえて、理想の旅行プランを計画してくださいね。

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